狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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春イベもまもなく終わりか…

みんなー!夏イベの準備はできたかー!
運営さん次のイベントはもう少しソフトなのをお願いします
(^q^)

*注意!
この提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開、独自設定あります!


㉑夏が来る、奴を追え

in母港

 

ベル「電報で聞いたよ。うまくいったんだって?」

 

提督「ああ、天龍達のおかげで無事に成功した」

 

瑞鶴「本当にあんな大きな生物がいるなんて初耳よ」

 

天龍「提督達はそれを相手するのが生業の人たちなんだよ。こっちでいう…自然保護員みたいな?」

 

ジン「ハンター兼冒険者だ。」

 

アーロ「いや、それはいいんだけどよー…」チラッ

 

提督「ん?」天龍におんぶ

ジン「…なんだ?」瑞鶴におんぶ

 

アーロ「船が壊れたからっておんぶされるとかワロスw」m9(^Д^)プギャー

 

ジン「…瑞鶴、アーロに全機爆装」

瑞鶴「了解!」艦載機発射!

 

アーロ「え、ちょ、おま」

 

 

 ドドーン‼

 

 

青葉「なるほどー、あれがここの鎮守府の提督達ですかー!取材の遣り甲斐がありますね!」

加古「毎日が騒がしい人たちだから退屈はしないよ」

 

霞「ほんと心配かけさせてくれる人たちなのよねぇ」

不知火「‥‥」ジーッ

 

霞「な、なによ。はっきり言いなさいな」

不知火「…なんだか性格が丸くなってますね、霞」

霞「う、うるさいわね!こうでもならなきゃやっていけないわよ!」テレテレ

 

響「…」

 

 

__翌日__

 

那珂「はーい☆艦隊のアイドル那珂ちゃんだよー!よろしくー!」キャピッ

 

提督「愛怒留?」

ベル「アイドル?」

ジン「…タイトル?」

 

那珂「違いますよー!アイドル!アイドルですってば!!」

 

提督「アイドルっていったらなぁ…」

 

提督&ジン&ベル「受付嬢‼」(*'ω'*)

 

大淀「ぶ、ぶれてないですね…」ニガワライ

 

提督「やっぱアイシャちゃんかなー」

ジン「…コノハだろ」

ベル「キャシーちゃん…」グスン( ノД`)

 

那珂「そうじゃなくて艦隊のアイドルです!」

 

提督「ああ!艦隊のアイドルね!」

 

ジン「大淀さんじゃないのか」

ベル「大淀さんかと思った」

 

大淀「受付嬢と間違えてませんか?」

 

川内「まあまあ、私の妹を弄るのはそこまでにして…神通がそろえば華の二水戦の完成だよ!」

 

 

in中庭の原っぱ

 

アーロ「そんでこいつが王族カナブン。」

 

初霜「すごい綺麗ですね!」キラキラ

雪風「アーロさん、これはなんですか?」

 

アーロ「おお!マレコガネってんだ。すっごいレアだぞー」

 

雪風「えへへ、やりました!」(`・∀・´)エッヘン!!

初霜「さすがは雪風ちゃんね!」

 

アーロ「マレコガネもすげえがやっぱ凄いのは…『ドスヘラクレス』だな!」

 

雪風&初霜「ドスヘラクレス?」

 

アーロ「普通のカブトムシよりも強くて…世界一強いと言われるカブトムシだ!」

 

初霜「私、見たくなりました!」キラキラ

雪風「初霜ちゃん!一緒にドスヘラクレスを捕まえましょう!」ギュッ

 

 

アーロ「…夏が来るな…」暖かい笑み

 

 

 

五十鈴「…なにやってんの?」

 

 

in甘味処『間宮』

 

ニコ「…そういうことがあったんだニャ?」

 

潮「…はい。それ以降、人と話すことや出撃することが怖くなったんです」

 

ニコ「…一つだけ方法はあるニャ」

 

潮「え、あるんですか?」

 

ニコ「話しかけなくてもいいニャ。僕たちの旦那さん。提督さん達をじっくり見ることだニャ」

 

潮「て、提督をですか!?」ビクッ

 

ニコ「そうだニャ。その前にボクの話を聞いてからニャ」

潮「は、はい…」

 

ニコ「ボクはかつてとても臆病なアイルーだったニャ」

潮「元臆病って言ってましたし、なにかあったんですか?」

 

ニコ「ボクは子供の頃、かつて巨大な商船を持つ商人だったチコ村のお婆様が船で航海中、『アカムトルム』という黒い巨大な怪物に襲われて島に漂着したのニャ。そしてお婆様の旦那様はみんなを守るために『アカムトルム』と戦って行方不明になったと、亡くなるまでチコ村を守ったお父さんから話を聞いて怖くなってしまい動物に触れたり人と話すことすらさえできない臆病者になったのニャ」

 

潮「‥‥」頷く

 

ニコ「ボクの心の中に『アカムトルム』という化け物の幻が潜み、ずっと僕を臆病者のままにしたニャ。…潮ちゃんもたぶん自分の心の中に怖い幻が潜んでいるニャ」

 

潮「私の心の中に…」

 

ニコ「そんな時、ボクは旦那さんこと提督さん達に出会ったニャ。最初は怖かったんだけど…こっそりと提督さん達を見ていたニャ」

潮「そ、それでどうだったんですか?」

 

ニコ「提督さん達の戦う姿は勇敢でボクに勇気を教え、勇気をくれたニャ」

 

潮「勇気…ですか?」

ニコ「そうだニャ。提督さん達のおかげでボクは勇気を出して自分の中にある幻を追い出すために『アカムトルム』を提督さん達と一緒に戦って倒したんだニャ。そして勇気を取り戻して臆病な自分とオサラバしたニャ」

 

潮「…私も、私も勇気を出すことができますか?」

ニコ「大丈夫ニャ。提督さん達はとっても優しくて勇敢な人達だニャ。きっと潮ちゃんに勇気をくれるニャ」

潮「…ニコさん、ありがとう。わ、私、頑張ってみます!」

 

 

 

阿武隈「…」|д゚)チラッ

 

 

__執務室

 

提督「…さて、次はオリョール海域なんだが…」

 

ジン「どうだ?これまで情報はあったか?」

 

アーロ「うーん難しいなぁ。というか他鎮守府からいつになったらオリョクル解禁なのか苦情がきまくってんだが」

ベル「オリョールへ出撃禁止しているのは俺達のせいだと思っている連中と、勝手に出撃させて潜水艦の子達を轟沈しかけた連中が主だけどね」

 

アーロ「後者は自業自得だろ。」プンプン

 

提督「もっと情報もいる。『ヤツ』がどこに潜んで、どこから襲っているのか…捜査を続けるしかない」

 

チャチャ「提督!オレチャマも一緒にいくッチャ!」

カヤンバ「一宿一飯の恩義ンバ!ワガハイ、提督達と久々に組めて滾るンバ!」

 

ジン「…チャチャ、カヤンバ。助かる」

 

チャチャ「なんたって『ヤツ』は提督の因縁の相手ッチャ!」

 

提督「『海竜』ラギアクルス…はやく見つけないとな!」

 

 

___ドア越し

 

瑞鶴「どう?聞こえた?」

天龍「うーん…そのラギなんちゃらってのは提督の因縁の相手らしいぜ?」

 

金剛「ヘーイ!提督の因縁がなんデスか?」ノシ

榛名「瑞鶴さん、天龍さん?何をしているんですか?」キョトン

 

天龍「わっ、しー!静かにしろって!」小声

 

大淀「…天龍さん、瑞鶴さん?盗み聞きは良くないですよ?」ゴゴゴゴ

 

瑞鶴「わ、私は何も聞いてないからね!」ε≡≡ヘ(;´Д`)ノ

天龍「お、俺もだかんな!」ε≡≡ヘ(;´Д`)ノ

 

大淀「まったく…提督、失礼します!」

 

金剛「ヘイ、テイトクー!チャチャ、カヤンバー!私たちと一緒にお茶しませんカー?」ノシ

 

チャチャ「オレチャマ、お腹すいてたッチャ。今日は何があるッチャ?」

 

榛名「今日はアップルパイを焼いてますよ?」ニッコリ

 

カヤンバ「ヤッタ!あと紅茶の淹れ方を教えてほしいンバ。」

 

金剛「OK!任せなサーイ!提督も一緒にいかがデス?」

 

提督「おお、ちょうど休憩するところだ。大淀さん、大本営から通達があるとか?」

 

大淀「はい、昨日のバシー島の件で元帥から特別任務報酬として『伊168、伊401』を配属させるとのことです」

 

提督「」(´゚д゚`)

ジン「…まじか」(´゚д゚`)

 

__昨日の夜、通信にて__

 

元帥「そうか、ライゼクスという竜が原因だったのだな」

 

提督「ええ、これでバシー島の方は大丈夫です。ですが…」

 

元帥「?どうかしたのかね?」

 

提督「オリョール海域の方は難航してますね。次の相手は海に潜んでいますから」

 

元帥「海に?深海棲艦かね?」

 

提督「いえ、おそらく犯人は海竜種という種で一番凶暴な『ラギアクルス』という竜です。奴はオリョール海域を縄張りにして彼方此方を泳いでますので見つけるまで時間がかかりますね」

 

元帥「…かつての『アイアンボトムサウンド』の『緊急任務G級作戦』と同じような海に潜む竜か」

 

提督「まあ『G級作戦』の『アレ』よりも大きさは小さくなりますが…」

元帥「…つまり、君たちハンターでも海中で見つけるのは苦戦中かな?」ニヤニヤ

 

提督「ちょ、おちょくらないで下さいよ。これでも海中でもちょちょいのちょいですよ」

 

元帥「ははは、冗談だ。…ではこちらも何か手助けをしよう」

 

提督「あ、ありがとうございます」フカブカ

 

______

 

提督「…元帥さん、はやいですよ…」遠い目




この物語の看板モンスターは『ラギアクルス』とあともう1,2匹と決めております
2-4が村クエルートみたいなものですかね

上位、ボスモンスは未だ遠いかな‥‥

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