狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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6月が近づいてきてますね…
今年の艦娘の梅雨グラは誰になるのかなぁ


⑮大本営へGo

__夕飯

 

提督「いやー…赤城さんよく食べてたね」

 

ベル「大食いのチャンピオンだよ。ドンドルマの大食い大会に連れて行きたいぐらいだ」

 

赤城「す、すみません。アイルーさん達が作る御飯がとても美味しくて、つい…」テレテレ

 

ヨモギ「‥‥燃え尽きたニャ」マッシロ

マシロ「こんなに動いたの…老山龍が攻めてきた時以来ニャ」マッシロ

サクラ「…も、もう動けないニャ…」マッシロニモエツキタゼ…

 

金剛「猫さんたち、真っ白に燃え尽きてマス…」

時雨「板前さん、猛奮闘したもんね…」

深雪「米櫃のお米がなくなったときの顔が…かわいそうだったな…」

 

アーロ「」チーン

阿武隈「あ、アーロさん!?大丈夫ですか!?」アワワ

 

天龍「で、なんでアーロさんは倒れてんだ?」

 

磯風「私が作った卵焼きを美味しそうに食べてくれたんだ」ニコニコ

龍驤「アーロさんは犠牲になったんや…卵焼きのな」

球磨「ご愁傷さまクマ…」

 

那智「提督、どうだ?一献飲まないか?」つお酒

足柄「どんどん飲むわよー!」ほろ酔い

 

提督「おお、これはいただこうか」

 

ジン「…明日に響くからやめとけ」

 

提督「あ、そうだった。…皆に言うの忘れてたぜ」テヘペロ

 

初霜「?明日になにかあるんですか?」

 

提督「申し訳ない。明日にベルと大本営へ行く用事ができたんだ」

ベル「大本営の重鎮クラスの提督さん達に重要な書類の提出と報告があるからね」

 

長門「どのくらいかかるんだ?」

 

ベル「んー…3日には戻れるかな?」

 

加古「結構遠くまであるんだねー」

 

提督「少し開けることになる。すまないな」

 

霞「…重要な報告なら仕方ないわね」

天龍「全然大丈夫だぜ。心配しないで行ってきなよ」

長波「まだジンさんとアーロさんがいるんだし心配いらないぜ!」

五十鈴「そのアーロさんは今倒れてるんだけどね…」

 

瑞鶴「…こんな感じだし、気にしないでいってらっしゃい」

 

提督「ああ。みんな、ありがとう」

 

曙「‥‥」

 

五月雨「あ、あの、提督!」

 

提督「ん?どうした?」

 

五月雨「わ、私も…秘書官として、い、一緒に行ってもいいですか?」

 

提督「ん~…」

 

ベル「いいんじゃないか?こういうのも悪くはないと思うし」

 

提督「…よし、五月雨。一緒に行くか?」

 

五月雨「は、はい!」キラキラ

 

__翌朝

 

提督「とはいったものの…」チラッ

 

金剛「てーとくぅ~…3日ほど会えなくなるのは寂しいデース…」ウルウル

 

提督「金剛が抱き着いて離れないんですけど…」

 

川内「ほら、金剛さん。提督は出発できないよ?」

龍田「3日待ったら提督と好きなだけハグできるからね」

高雄「金剛さん、少しの辛抱ですから…」

 

金剛「う~…私も行きたかったデース」シブシブ

 

ベル「忘れ物はないかい?」

五月雨「はい!ばっちりです!」

 

雷「司令官!いってらっしゃーい!」ノシ

雪風「お土産!期待してます!」ビシッ

皐月「がんばってお留守番してるからね!」ノシ

 

提督「おう!お土産も買ってくるからなー!」ノシ

ベル「それじゃあ行ってくるよー」

五月雨「私、頑張ってきまーす!!」ノシ

 

艦娘一同「いってらっしゃーい!!」ノシ

 

__提督室

 

ジン「…さて、留守の間は俺とアーロで指示をする」

 

霞「ひとまずは鎮守府近海の見回り、漁船の護衛、遠征を行えばいいわね」

明石「それと、提督から艦娘寮や運動場等の設備を整えてほしいと頼まれました」

 

ジン「…酒場を作りたい」

足柄「おk」b

那智「それはいいな!」

 

明石&霞「却下」

 

ジン&足柄&那智「(´・ω・`)ショボーン」

 

明石「…あれ?そういえばアーロさんは?」

足柄「そういえばスキップしながら工廠へ向かったのを見かけたわね…」

 

明石「しまった!阻止しなくては!!」ダダダダ

 

霞「…3日の間大丈夫かしら…」

 

 

 

___時は進み、大本営、会議室

 

ベル「__ということで、以上が西方海域、南方海域の諸島に棲息する大型生物の生態報告です」

 

元帥「うむ…ご苦労である。質問はないかね?」

 

女性提督「その『リオなんとか』や『チャナなんとか』といった生物は艦娘にも被害を及ぼすのかしら?」

 

提督「たいていは縄張りに入った時、生命に危険を及ぼすと判断した時ですね。ただ、彼女たちを『餌』とみなして捕食をする種や『視界に映った』だけで攻撃する種もいますね」

 

ショタ提督「ほ、捕食…!?」ビクビク

男提督A「じゃあよ、ハンターさんたちがそいつらを駆逐すればいいんじゃねえか?」

 

ベル「残念ながら我々ハンターは生物の殲滅を生業としていない。それに駆逐することも禁じられています」

提督「あくまで人間と自然の調和を図るのがハンターの仕事ですから。艦娘に被害が及ばないよう最善は尽くすつもりです」

 

壮年提督「自然との調和…か。」

男提督A「ハンターができなきゃ艦娘にやらせればいい!深海棲艦も棲鬼も水鬼も倒せるあいつらなら殲滅できるからな!」

 

提督「…お言葉ですが。それは無理でしょう」

 

男提督A「んだとぉ!?」

 

提督「彼らは人間にとって自然の恵みであるとともに脅威でもあるのです。…自然の脅威は人智を超える力を持っています。深海棲艦同様、甘くは見てはいけない。」

 

男提督B「聞くけど貴方は深海棲艦をどう思うのかい?」

 

提督「一ハンターとしての意見でありますが、深海棲艦も『自然』から生まれたもの、ただただそれが人間にとって脅威と感じてしまったものと考えております」

 

壮年提督「…彼奴らも自然と調和できる、というわけか?」

 

提督「ええ…私はそう感じています。」

 

元帥「そうか…では次の報告だ。製油所地帯沿岸に出現した『水竜』撃退成功の報告をしてくれたまえ」

 

___会議は進み…

 

提督「えー『水竜』は高水圧の水のブレスが危険ですが、特に巨躯な身体を活かして全体重をかけたタックルが…」

 

男提督A「な、なあ。絵での解説はわかりにくいんだが…」

女性提督「なんかこう…実物が見れたらいいわね」

 

ベル「そうですね…では剥製にした部位がありますのでこちらをご覧ください」

 

ゴトッ

 

提督「こちら『水竜のお頭』です。小サイズの個体ですが牙には相手を眠らせる…」

 

男性提督A「ちょ、でか!?グロ!?」(;゚Д゚)

ショタ提督「」気絶

女性提督「う、海にはこんなのがいるの!?」(川゚Д゚)

 

 

提督「…あ、やっぱだめですか?」

 

元帥「…うん、とりあえず報告はそこまででいいや」

 

男性提督B「ふむふむ、実に興味深い」ウムウム

壮年提督「…で、味は?」




次の梅雨のグラフィックは神風か春風かな?

祥鳳さんのグラフィックを見た途端一瞬新しい艦娘と勘違いしたのは内緒だよ☆
(`・ω-)-☆

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