狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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 気が付けば何時の間か、不知火改ニが実装されていました‥‥

 ようやく、ようやく戦艦級の眼光を持つこの子にも改ニが…(涙
 全国、全世界、全次元の不知火ファンの皆様、おめでとうございます


◇21 入院も楽じゃない

in鎮守府_治療室

 

アーロ「‥‥ひま。まじでヒマ」ゴロゴロ

 

黒丸「仕方ないニャ。数日程ベッドで寝てろってウィルに言われてるニャ」

アーロ「でもよぉ、もう秘薬飲んで元気になってんだからいいじゃねえか」

黒丸「艦娘の子達も大本営の人達も秘薬の存在を知らないニャ」

 

アーロ「だよなー‥‥というかこの事知ったら‥‥」

 

 

__アーロ想像中__

 

天龍「はぁ!?秘薬ぅ!?」ガチギレ

加賀「そんな物があるならさっさと言ってください」ゴゴゴ

 

鈴谷「マジ幻滅なんですけどぉ」ジロリ

長門「心配した私達が愚かだった…」

 

暁「アーロさんの嘘つきぃ‼」

大井「貴方にはとても失望しました」

 

孫娘提督「とりあえず憲兵呼んでおいたわ」

初月「‥‥っ」

 

 

赤城「それで、お味は?」

ガングート「貴様はシベリア送りだ」

 

____

 

 

アーロ「」ガクブル

黒丸「た、たぶんあの子達はそんな事言わないと思うニャ」

 

アーロ「だけどだけどこのままじっとしていられないっての!」ジタバタ

 

 

初月「アーロさん、体調の方はどうだい?」ガチャリ

 

アーロ「だ、大丈夫でごいますぜ‼」ピタッ

初月「大丈夫と言えどもしばらくは安静にしないと。ほら、リンゴ買ってきたよ」

アーロ「お、おお‥‥悪いな」

初月「時には体を休ませないと、アーロさんはすぐに無理しちゃうんだから」ニガワライ

 

アーロ「‥‥今日は言葉に甘えておこうか」

黒丸「それが一番だニャ」

初月「???」

 

龍田改二「黒丸ちゃんご苦労様~、アーロさんちゃんと安静にしてたかしら?」ノシ

黒丸「ばっちりだニャ!安静にしてたニャ」ウィンク

アーロ「おいおい、俺はそんなに無理しちゃいねえって」

龍田改二「そう言っておきながらボロボロに帰ってくるのはどこの誰かしらねー」ウフフー

アーロ「ぐぬぬ…ぐうの音も出ねえ」

 

龍田改二「それじゃ黒丸ちゃん、交代ね」

黒丸「任されたニャ」

アーロ「龍田さん今日は俺はゆっくりと‥‥ん?」

龍田改二「どうかしましたか?」ニッコリ

アーロ「‥‥」

龍田改二「‥‥」

 

アーロ「いつの間に見た目変わってるぅぅっ!?」

龍田改二「あやっと気づきました?」ウフフ

初月「龍田さん、改ニになったんですね」

 

グレイ「いやー、改ニになれるって聞いたからさっそく試したんだ」

 

アーロ「元凶てめえかーっ!?」

 

夕張「色んな素材も使いましたから攻撃力防御力、ステータスマシマシですよ‼」フンス

龍田「うふふふ、力がみなぎるって言うのやつかしら?」

 

アーロ「あかん、龍田さんが更に怖くなった気がする‥‥」ガクガクブルブル

 

 

天龍「おれ‥‥いつか、改ニになれるのかなぁ‥‥」マッシロ

 

アーロ「あっ‼先を越されてしまって天龍が真っ白に!?」

黒丸「だ、大丈夫ニャ‼いつか、いつか来るニャ‼」

 

グレイ「ところでアーロ、どれくらい安静にしなきゃいけないんだ?」

アーロ「えっ、あー‥‥も、もって2,3日ぐらいかなー」

 

グレイ「?でもさ、お前ひやくry」

 

黒丸「当て身っ‼」

グレイ「あふん」バタリ

 

天龍「ぐ、グレイさんがいきなり倒れた!?」

 

アーロ「グレイの奴、もうちょっと休まないといけないみたいだなー」棒読み

 

初月「アーロさん、グレイさんが秘薬って言ってたみたいだけど?」

アーロ「」ギクッ

黒丸「あ、あれニャ!オイラの作ったお薬の事ニャ。すっごい苦いけど効果覿面なのニャ!」

 

龍田「あらー、黒丸ちゃん凄いじゃないの」

天龍「だからアーロさんの体調が良さそうに見えるのか。やるじゃねえか」

初月「よかった‥‥」ホッ

 

アーロ(ごめん、メッチャごめん)(;´Д`)

 

___

 

アーロ「暇‥‥すっごくヒマ」

 

龍田「安静にしておかないとダメですよ~」

 

アーロ「えー」

龍田「勝手に出ようとしたら‥‥うふふふ」

アーロ「はい大人しくしていますっ‼」

 

暁「アーロさん、失礼するわね!」

電「失礼しますなのです」

雷「調子はどう?欲しいものがあったら取ってくるわよ?」

ヴェールヌイ「顔色は良さそうだね。これならすぐに元気になりそうだ」

 

アーロ「おおどうかしたのか?」

 

雷「お昼ご飯を持ってきたわよ!」エッヘン

電「みんなで頑張って作ったのです」

 

アーロ「それは嬉しいな!それでお昼ご飯はサンドイッチかな?カレーかな?」

 

暁「お粥を作ったわ!」ドヤァ

雷「すぐに元気になれるよう体にいい物を沢山入れておいたわよ!」エッヘン

 

アーロ「おおぅ‥‥人参や大根がそのまんま入っとる・・・・」

 

雷「隠し味にハチミツも入ってるわ」

アーロ「ファッ!?」

電「ウィルさんがアドバイスくれたのです」

アーロ(あのやろぉぉぉぉっ‼)

 

暁「はいアーロさん、あーん」

アーロ「えっ」

 

電「たくさん食べて早く元気になってほしいのです」

雷「一生懸命心を込めて作ったの。うんと食べてね!」

 

アーロ「‥‥たいらげたらぁぁぁぁぁっ‼」ガツガツガツ

 

暁「すごい食いっぷり!」ワクワク

龍田「お腹空いてたんですね~」ウフフ

 

アーロ(甘い‥‥お粥がめっちゃ甘い…‼)

 

電「アーロさん、感動してるのです」

雷「まだまだ沢山あるから召し上がれ!」

アーロ「」

 

ヴェールヌイ「‥‥アーロさん、ピロシキ置いとくね」

 

____

 

アーロ「も、もうハチミツは食べられぬぅ…」ウーン

 

摩耶「アーロさんなんで魘されてんだ?」

龍田「よっぽど疲れが溜まってたと思うわ」

大井「でもなんでハチミツなのよ」

 

ガングート「やれやれ、体の調子がどうか気にはしていたがこの様子では杞憂なようだな」

加賀「明日にでも元気に走り回ってそうですね」

 

大井「ほんと、心配したんですからね…」ニガワライ

 

アーロ「むにゃむにゃ‥‥大井さん、その服は流石にキツイっすよ‥‥」寝言

 

大井「入院期間をもう少し延長させてもいいですよね?」ゴゴゴゴ

摩耶「待って!?寝言だから‼寝言だから許してやって!?」

 

加賀「全く、どんな夢を見ているのかしら」ニガワライ

 

アーロ「スヤスヤ‥‥加賀さん、その弓の構えおかしいんじゃないですかね?プークスクス」寝言

 

加賀「‥‥曲射で爆撃ができるようになったんですが、試してみます?」ゴゴゴゴ

摩耶「アーロさん起きろ!早く起きて謝るんだ!」

 

____

 

アーロ「目が覚めたら爆撃されて大井さんに逆エビ固めされたんだが?」プスプス

 

山城「自業自得です」

アーロ「???」

満潮「加賀さんと大井さんにしばかれる‥‥やっぱり休養してもいつも通りね」ヤレヤレ

 

アーロ「ところで連合艦隊の方は順調に探索できてるかな?」

時雨「電報によれば順調に進んでいるみたいだよ」

利根「導蟲を使っての調査で早々に包囲網が出来上がっているようだぞ?」

 

アーロ「それならいいんだが‥‥」

 

山城「何か気になる事でもあるの?」

アーロ「対象のモンスターが移動すると導蟲が急に方向転換する時がある。気をつけて追わねえと道を間違っちまうからなー‥‥」

 

山城&利根「えっ」

アーロ「えっ?」

満潮「それを早く言いなさいよ!?」ボディーブロー

アーロ「ゴメンヌっ!?」

 

山城「み、満潮、アーロさんまだ入院中だからっ」アセアセ

満潮「あ、ご、ごめんなさい」アセアセ

アーロ「お、おうふ…い、いいパンチじゃねえか。気にするな」フルフル

 

時雨「ま、まあ急に方向が変わったっていう知らせがないから大丈夫だと思うよ?」

アーロ「そうか‥‥」

利根「やはりまだ何か気になるか?」

 

アーロ「‥‥そいつの目的だ」

満潮「目的?」

アーロ「移動、縄張り、捕食、餌の確保、繁殖‥‥どの生物にも行動には目的がある。超弩級深海棲艦と思われていたオストガロア変異種は捕食の為に現れて襲撃してきた。でも今回の超弩級深海棲艦の行動がよくわからん」

 

時雨「確かに深海棲艦でも鎮守府を襲撃してくる者もいるけど‥‥建物を根こそぎ消失させるなんて聞いたことがないよ」

山城「アーロさん、今回も他の生物の仕業と考えてるの?」

アーロ「俺はクロードみたいに頭は回らねえ。けどなんというか‥‥勘?そんな気がするんだ」

 

満潮「もっと自信を持ちなさいよ。司令官やアーロさん達、狩人さんの勘も頼りになるんだから」

アーロ「嬉しいなぁ。こうしちゃいられねえ、早く元気になって遅れた分を取り戻さねえと」

利根「だから今日一日ゆっくり休んで英気を十分に養うといいぞ」

 

島風「アーロさーん‼お見舞いにきたよー!」ダイブ

雪風「おやつ持ってきました‼」ダイブ

長波「アーロさん、トランプして遊ぼうぜーっ!」ダイブ

時津風「あそぼあそぼー‼」ダイブ

 

アーロ「おぼふぅっ!?」

 

天津風「こらーっ!飛び掛ったらダメでしょー‼」

 

山城「‥‥これじゃまた先送りされそうね」

 

____

 

アーロ「目が覚めたらもう日が落ちていたでゴザル」

 

初月「アーロさん、大丈夫かい?」

アーロ「あーうん‥‥島風たちが飛び込んできたその先があんま覚えてないんだが」

初月「そ、その事は気にしなくて大丈夫だよ?」

 

アーロ「しっかしまぁ寝たきりってのはやっぱ性に合わねぇなー、書類整理でもしときゃよかったぜ」

初月「大丈夫、僕が全部済ましておいたよ」

アーロ「なんと。大変じゃなかったか?」

初月「グレイさんが代理を務めているし、加賀さんや大井さん達が手伝ってくれたから無理はしてないさ」

 

アーロ「そうかー‥‥しかし初月が俺の分まで頑張ってくれたんだ、何かご褒美やらねえとな」

初月「えっご、ご褒美?」

アーロ「なでなでしてやろう」(^ω^)

初月「ぼ、僕は犬じゃないってば!?」

 

アーロ「そうかダメか‥‥」(´・ω・`)

初月「う…こ、今回だけだからな!」

アーロ「よーしおいでおいでー」^^

初月「もう…仕方ないな」ヤレヤレ

 

アーロ「おーよーしよしよしよし」ナデナデナデナデ

初月「んっ‥‥く、くすぐったいな…」

アーロ「よしよしよしよしよし」ナデナデナデナデ

初月「ひゃっ!?ほ、頬を撫でるな!あ、顎も撫でるな!」アセアセ

 

アーロ「おおすまん、ワンコっぽいからつい」テヘペロ

初月「調子に乗るとすぐこれなんだから」プンプン

アーロ「まったく可愛いやつめ」ワシャワシャ

初月「わー!わしゃわしゃするのもダメだ!」

 

アーロ「うっし元気出た」(`・ω・´)シャキーン

初月「まだダメだよ。安静にしてないと」

アーロ「‥‥大丈夫だ。無茶な事はやらないさ」ポンポン

 

初月「アーロさん‥‥」

アーロ「狩人故に無理はするけど、もう二度とお前を泣かせるような真似はしない」

初月「‥‥うん、約束だよ?」

アーロ「おう。約束だ。ま、まあ時に無茶やらかすかもしんねえけど‥‥」

初月「ふふっ、アーロさんらしいや‥‥ねえアーロさん」

 

アーロ「お?どした?」

 

初月「‥‥今日はもっと甘えてもいいかな?」

 

 

 

比叡「アーロさん失礼します!」

磯風「失礼するぞ!」

 

初月「ひゃわあっ!?ひ、比叡さんにい、磯風、どうしたんだい?」アセアセ

比叡「入院しているアーロさんの為に晩御飯を用意しましたよ!」ドヤァ

初月「えっ」

 

磯風「腕によりをかけて作ったんだ。是非食べてくれ」

アーロ「そいつは有難い。丁度腹が減ってたところなんだぜ」

初月「あ、アーロさん‥‥」アセアセ

アーロ「それで今夜の献立はなんだ?」

 

比叡「気合い!入れて!作った自信作です‼どうぞ!」

 

\オゴポコォ‥‥/

 

アーロ「( Д)゚゚」

初月「」

比叡&磯風「( ・´ー・`)」

 

アーロ「ナニコレ‥‥黒く蠢いてるんだけどナニコレ」

 

比叡「やだなもー、カレーに決まってるじゃないですか!」エヘヘ

磯風「しかも野菜カレーだ」

 

アーロ「え、これ野菜カレー?あ、ちょっと待ってなんかデジャヴっぽいぞこれ」

 

比叡「さあさあこれを食べて元気になってください!」

磯風「おかわり自由だ」

 

アーロ「‥‥初月」

初月「な、なんだいアーロさん」

 

アーロ「黒丸にいにしえの秘薬持ってくるように伝えてくれ」遠い眼差し

 

 

―—アーロはカレーを完食したが休養期間が2,3日延長した




 海外艦も徐々に増えてきていますね‥‥ナデナデしたい子や励ましてあげたい子とか…
 こっちでもエンタープライズやドイッチュラントとか他の海外艦が実装される日が来るかな

 そして話は変わりますが‥‥今回の食材イベント、どこぞの某熱血テニスプレーヤーの声が聞こえてくるような‥‥

\お米食べろ!/

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