ウィル「この小松菜みたいで美味しそうなのが薬草な」つ薬草
ホッポ「ウンウン」頷く
ウィル「で、この青いのがアオキノコな」つアオキノコ
ホッポ「ウンウン」
ウィル「で、ホッポが持ってきたのは毒草と毒キノコな」
ホッポ「ナンダッテ!?」
ウィル「てかその辺に生えてたのを持ってきたろ」
ホッポ「ダッテレ級ガ遠クニ行クノヲ嫌ガッテタモン」
レ級「黒イノ怖イ、デカイノ怖イ…」ガクブル
ウィル「まあいっか。ワル雨と集めた奴で十分だ」
ワル雨「集メタ空き瓶ハドウスルンデス?」
ウィル「この石臼に薬草とアオキノコを入れて潰して…できたエキスを瓶に入れたら回復薬の完成!!」
ホッポ「苦イ」オエー
ウィル「さっそく飲むなよ!」(;゚Д゚)
レ級「コンナニ沢山作ッテ何ニ使ウンダ?」
ウィル「もちろん怪我をした時に使うんだ。俺もお前たちもな」
ホッポ「苦イノヤダ!」ぷんぷん
ウィル「だよなー。苦くない回復薬グレートってのが作れるんだが…」
ワル雨「ドウカシマシタカ?」
ウィル「ハチミツがいるんだよなー」
レ級「ハチミツ?」クビカシゲ
ワル雨「何カ重要ナ物ラシイノ」
ホッポ「レップート同じクライスゴイ!」
ウィル「うし、こうなったらハチミツを探しにいくか!」
ホッポ「レップートハチミツ探ス!」ふんすふんす
ワル雨「ハチミツハドコニアルンデスか?」
ウィル「今度は島の中央、原生林の中へ進む!」
ホッポ「オオッ!冒険ダー!」キラキラ
レ級「ワ、私ハ残ルゾ!アンナ化け物ニ出クワスノハ懲リ懲リダ!」
ホッポ「ワカッテナイ。冒険ニスリルハ付キ物ダ!」フンス
ウィル「おっ、いい心がけだ。冒険者はスリルとロマンにあふれている!」フンス
ウィル&ホッポ「いくぞー!!」ダダダダ
ワル雨「マ、待ッテクダサーイ!!」アタフタ
レ級「チョ、ワル雨モ行クノカヨ!?」
シーン‥‥
レ級「ヒ、一人ニシナイデー!!」ダダダダ
ナレーター: こうしてウィル探検隊は『れっぷー』と『ハチミツ』を求めて原生林の奥地へと進んでいったのであった!
ある時は
ババコンガ「(# `皿´)つ三三三(糞)」
レ級「クサッ!?アイツ糞ヲ投ゲテキヤガッタゾ!?」
ホッポ「爆雷ヨリ怖イ!!」
またある時は
ドスゲネポス「( `皿´)」ガブリ
ウィル「アババババ」麻痺
ワル雨「ウィルさん!?」
ホッポ「蹴ッタラ大丈夫ッテ言ッテタ!」ゲシゲシ
レ級「コノッ起キロー!!」ゲシゲシ
ウィル「ちょ、お前ら、蹴りすぎっ!!」
ドスゲネポス「ススス… (;-Д-)))」ドンビキ
またまたある時は
グラビモス亜種「(# `皿´)三三三〇」グラビームッ!
ウィル「逃げろー!!またきやがったぞ!!」ワル雨を抱えてダッシュ
ホッポ「逃ゲロー!」
レ級「ッテ、ワル雨!ナニ顔ヲ赤ラメテンダヨ!!」
ワル雨「ソ、ソンナコトナイデス!////」テレテレ
そうして山頂へ
ウィル「ってか、ハチミツがねえ!!」_| ̄|○ ガーン
ワル雨「ウィ、ウィルさん!元気をダシテクダサイ!」アワワ
レ級「ハアハア…深海棲艦ナノニ、ナンデコンナニ走ラナクチャイケナインダ…」クタクタ
ワル雨「ソレニ、レップーモアリマセンデシタネ…」
レ級「アレ?ホッポ、何シテンダ?」
in山の頂上
ホッポ「…」
ホッポside 『それ』は空高く飛び立ち、遥か遠くへと飛んでいった。それは光り輝く銀色の生き物だった。私たち深海棲艦でさえ見たことがない不思議な生き物。山の頂上から見る景色は遥か先まで見える海に行ったこともない島々。なんだかきれいだ
ウィルが言ってた通り、世界は不思議で…たのしい。
ホッポ「?何カ落チテイル」
飛び立ったところに何か白く光るものが落ちてる。どれどれ…汚れが全くない銀色の鱗の様なものだ
ホッポ「コレハ…モシカシテ!」ハッ
ウィル「おーいホッポ!そんなところにいたのか!」ノシ
ワル雨「?嬉シソウニシテイルケド何カアッタノ?」
ホッポ「ウィル!レップーのカケラ見ツケタ!」キラキラ
レ級「マジで!?」
ホッポ「嘘ジャナイ!ホラ!」
ウィル「これが…れっぷーっ!」
ワル雨「綺麗ナ銀色…」
レ級「本当ニアッタンダ…」
ホッポ「ウィル、私決メタ!」
ウィル「うん?どした?」
ホッポ「私、コノレップーヲ探ス冒険ガシタイ!」キラキラ
ウィル「…まじで?」( ゚Д゚)
___夜中の鎮守府跡地
ホッポ「ムニャムニャ…レップー…」熟睡
ワル雨「スヤスヤ…お兄さん…」熟睡
ウィル「ぐっすり寝てんなー…」
レ級「…」ジーッ
ウィル「レ級、まだ起きてたのか?」
レ級「イヤ…気ニナッテ眠レナクテサ」
ウィル「…ホッポのことでか?」
レ級「ウン、アンタハドウスルンダイ?言ッテタケドモホッポニハお姉ちゃんガイル」
ウィル「…」
レ級「コノママ連レテ行ケバ戻ッテキタ姉さん達ニホッポを攫ッタトミナサレテ殺サレル。流石ノ私デモ擁護シキレナイゾ?」
ウィル「そこなんだよなぁ…というか心配してくれてんだ」
レ級「ウ、ウルサイ!お前ガイナキャあの化け物達を追イ払エナイ!」テレテレ
ウィル「まあ、一応だが考えはついてる。問題はもうひとつあるんだ…」
レ級「ソレハ何ダ?」
ウィル「この島にはハチミツがなっかったんだよなー」ガックリ
レ級「…モウ寝ルッ!!」
__翌朝__
ホッポ「…むにゃ?イイ匂イ!!」ガバッ
ワル雨「…んん…美味シソウナ臭イ…」
レ級「…コノ臭イハ…焼肉ダ!!」キラキラ
ウィル「おはよう!魚ばかりじゃ飽きるから今日はこんがり肉だぜ!」ジョウズニヤケマシター!
レ級「ヤッター!!」
ワル雨「お兄…ウィルさんガ焼イタンデスネ!」
ホッポ「焼肉!焼肉!」ワクワク
ウィル「さあ、みんなの分は焼いてるからなー。存分に味わえよー」
空母ヲ級「ヲッ!」キラキラ
ウィル&レ級&ワル雨「……」
ヲ級「…ヲ?」
ウィル「増えたぁ!?しかも頭になんかついとる!?」(;゚Д゚)
__ウィル冒険日記__●月□日__
まず言えることとしてはこの島にはハチミツがない!どういうことだ!ありえんぞ!ハチミツがない島なんてサイテーよ!…とまあ言えることは言えたしとりあえずおいておこう。
ホッポが冒険したいと言い出してきた。嬉しい話なのだが、その反面どうしようか悩んでいる。ホッポにはお姉さんがいるし、ホッポは彼女の帰りを待っているのではないか。この子の好奇心に答えるべきか…一応考えがある。聞いてくれるだろうか…
そういえば、ホッポが見つけた『れっぷう』のカケラ。何かの鱗のようで…うーん、どっかで見たことがあるんだよなー…
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Qなんで深海棲艦は焼肉と聞くと喜ぶんです?
Aみんな焼肉はすきじゃろ?(コナミ感)