狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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 モンスターハンターワールドの新しいPVが出ましたね!
 泥沼のヴォルガノスだったり、石投げる鶏がいたり、イグアナみたいなのがいたり…新たなモンスターの登場
 一番の楽しみなのは別種同士のモンスターとの戦闘ですね
 これまではハンターvsモンスタ―&モンスターだったのが、ハンターvsモンスターvsモンスターという三つ巴になっているかもしれない所です…そうなればいいなぁ(遠い目)

注意!

このライダー(艦娘)は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式&SS形式となっております!

独自展開があります!


▲ハンターとライダーの街、ギルデカラン

inギルデカラン_門前

 

ナビルー「ふー、ようやく着いたぜー」

弥生「海に近い所にあるんだね…」

コタロウ「(*'ω' *)」ワクワク

ナビルー「さあ弥生、ここの門をくぐれば目的地であるギルデカランだ!」

弥生「うん…!」

 

 

――門をくぐればそこは大きな街だった。石造りの建物、多くの人々で賑わう街通り、果物や野菜、海産物、様々な品を売る露店、タンジアの様な港の街の雰囲気を醸し出し賑やかさに私は目を輝かせた。見たことのない世界…司令官は初めて艦娘に出会った時はこのように胸を高鳴らせていたのかもしれない――

                                   by弥生の日記

 

 

弥生「‥‥‼」キラキラ

ナビルー「どうだ?凄く驚いただろ?」ニヤニヤ

弥生「ナビルー、この街ってタンジアみたいに港町なの?」

ナビルー「確かにギルデカランはタンジアと同じように、陸路や空路、海路を活かした交易をして発展してる街だけど、それ以前にハンター達が集う場所として有名なんだ」

 

弥生「司令官達が行こうとしているドンドルマと同じなんだね…」

ナビルー「うむ!だがドンドルマと違って、ギルデカランはライダー達の集う街としても有名なんだぜ!なんたってライダー専用のギルドの本部があるんだ」

弥生「なるほど…」

ナビルー「まあ最初は大変だったんだ。ここもライダーの存在を知らなくてさ、俺と一緒に冒険したライダーと訪れた時は白い目で見られて信頼してもらえなくてな…その俺と一緒に冒険したライダーの活躍のおかげで今はライダーも受け入れられるようになったんだ」

 

弥生「ナビルーの活躍もあったんだ…ナビルーって意外と凄いね」

ナビルー「もっと褒めてくれてもいいんだぜ!」ドヤァ

コタロウ「┐(´д`)┌」ヤレヤレ

 

弥生「それで、何処に行けばいいの?ギルド本部とか?」

ナビルー「ふふふ、その前に行くところがある…ここのドーナツは美味しいんだ!道草食って行こうぜ!」

コタロウ「"(-""-)"」ムスーッ

ナビルー「そ、そんな顔するなよコタロウ。長旅をしてきたんだ、甘いものを食べて気分転換しような」

弥生「ナビルー、ドーナツを食べたいだけなんじゃ‥‥まあいっか」

 

inドーナッツ屋

 

ナビルー「うんまぁぁぁぁいっ‼」ヘブン状態ッ!

弥生「確かに、美味しい…!」キラキラ

ナビルー「言ったろ?ここのドーナツは格別うまいんだぜ!」

コタロウ「(-ω-)」フーン

 

弥生「‥‥それでナビルー、次はギルド本部へ行くの?」

ナビルー「うむ、ここのギルド本部でもバルファルクの調査をしているし、ナビルーはその報告と次の任務を受けに行くつもりだ」

弥生「それじゃあそろそろギルドに行かなきゃね」

ナビルー「ま、待ってくれ。もう少しドーナツを食べて‥‥」

 

弥生「ほら、行くよ」グイッ

ナビルー「ニャフッ!?も、もっと食べたいのにーっ!」ジタバタ

コタロウ「┐(´д`)┌」ヤレヤレ

 

 

inギルデカラン_ギルド本部前

 

弥生「この変わった建物がギルデガランのギルド本部…?」

ナビルー「ドーナツもっと食べたかったなー…」ショボーン

弥生「‥‥またドーナツ買ってあげるから」ポンポン

ナビルー「‼そうだぜ、ここがハンター兼ライダーのギルド本部さ!」

弥生「現金だね‥‥」

 

???「あっ‼ナビルー!やっほー‼」ノシ

 

弥生「?女性の人が手を振ってこっちに来てるよ?」

ナビルー「あれは…リリア!やっほー‼」ノシ

リリア「聞いたよナビルー!今はライダー協会のライダー育成の教官の助手をしてるって。すごいじゃない!」

ナビルー「えっへん、今じゃ各地で引っ張りだこだからなー!」

 

リリア「あれ?その子は?」

ナビルー「この子は弥生。俺の新しい相棒だぜ!」

弥生「初めまして、弥生です」ペコリ

リリア「私はリリア。このギルデガランの生物調査部隊の副隊長を務めてるの。よろしくね!」

 

コタロウ「(* 'ω')」クルル

リリア「このリオレウス…」

弥生「この子はコタロウっていいます」

リリア「‥‥とっても元気いっぱいな子で可愛いわね」ナデナデ

コタロウ「( ( `ω´))」

 

リリア「それでナビルー達はこれからギルドに行くの?」

ナビルー「うむ!バルファルクの捜査の最中だからな。リリアもバルファルクの調査をするのか?」

リリア「それもあるんだけど…今は別件の調査をしてるの」

ナビルー「別件?」

リリア「ええ、モンスターの獰猛化について研究をしているの」

 

弥生「獰猛化…?」

ナビルー「モンスターが何らかの要因で興奮状態になって凶暴化している状態のことなんだ。獰猛化しているモンスターは口や部位から赤黒い霧を纏っているように見えるだけじゃなく、力の限り大暴れするんだ」

リリア「その獰猛化はどうして発生するのかが誰にもわからないし、狂竜症のように別のモンスターによる原因でもないからその原因も分からないのよ‥‥でも分かっている事と言えば…」

 

ナビルー「?」

リリア「黒の凶気から数年後に目撃されるようになったっていう事」

ナビルー「‥‥」

弥生「???」

リリア「まだまだ追求する余地があるから調査をしているんだ。勿論、バルファルクの調査とナビルーの協力もするわよ」

ナビルー「そいつは助かるぜ!でもリュートの所に帰ってこいよ?あいつ、無理してないか心配してるぜ?」

リリア「あ、あはは…肝に銘じておきます」

弥生「???」ポカーン

 

リリア「ほら、弥生ちゃんがポカンとしてるわよ。ちゃんとナビしてあげないと」

ナビルー「おっと、そうだった。さあ行こうか、弥生!」

リリア「さあレッツゴー!」

 

__

 

inギルデカラン_ギルド本部

 

???「おお、ナビルーではないか!長旅、ご苦労であったな」

 

弥生「‥‥この人、小人?」

ナビルー「しーっ!この人はマッホさんと言って竜人族でギルデガランのギルド本部のギルドマスターなんだぞ!」

マッホ「ほっほっほ、ギルデガランのギルド本部へようこそ、ライダーのお嬢さん」

 

弥生「えと、弥生、です」ペコリ

マッホ「うむ、礼儀正しくてよろしい」ニッコリ

ナビルー「今は俺の新しい頼れる相棒だぜ!」エッヘン

コタロウ「( ・´ω・`)」ドヤァ

弥生「う、うん」

 

マッホ「さてと、ナビルー。バルファルクの捜査の一件はどうなっておる?」

ナビルー「えーと…今のところ各地の飛行船や船の被害が相次いでいるみたいだ。ハンターやライダーさん達で追跡をしているけど神出鬼没でてんやわんやだ」

リリア「それにバルファルクが今まで出没した場所は砂漠、雪山、氷海、平原…開けた場所みたいです」

 

マッホ「うむ、次にリリアよ、ドンドルマから捜査の連絡が来たと言っていたな?」

リリア「はい。ドンドルマからバルファルクの捜査の効率を上げるため…えーと…でん、たん?の製造を行うみたいです」

 

弥生「電探…司令官だ…!」

ナビルー「弥生、その…でん、たん?ってのがわかるのか?」

弥生「うん。もとは索敵に使うのだけど…これならバルファルクを見つけることができるかも」

リリア「その電探の製造の為に各地で必要な素材を集めるみたいですよ?ここに必要な素材のリストも添付されてました」

 

マッホ「どれどれ…その、でんたんとやらを作るのに沢山の素材が必要のようじゃな…」

弥生「明石さん、苦労してそう‥‥」

マッホ「む?この素材はクバ砂漠で採れる物のようじゃな‥‥うーむ」

弥生「?どうかしたんですか?」

 

マッホ「実はクバ砂漠の輸送経路でモンスターが襲撃して被害にあっている。アルブラクス村から救援の依頼が来ているんじゃ」

ナビルー「バルファルクの仕業なのか?」

マッホ「いや…輸送中、突然砂がうねり出した途端に輸送物資が消えたり、輸送船が襲われたりしている事からバルファルクとは別のモンスターの仕業と思う」

 

ナビルー「調べる必要があるな…よし!その一件、ナビルー達に任せてくれないか!」

マッホ「ナビルーが?ふむ、弥生はどうじゃ?」

弥生「…私もやります。ライダーとして、やらせてください」

コタロウ「(( `ω´)」フンス

 

マッホ「‥‥わかった。このクエスト、二人に頼むとしよう」

ナビルー「よし!一緒にこなしていこうぜ‼」

弥生「うん…‼」

 

マッホ「そうじゃ、ついでとしてバルファルクの調査として、ハンターと共に向かってもらおう」

弥生「ハンターさんとですか?」

マッホ「うむ。きっとお前さんの力になってくれるはずじゃ。もうそろそろ来る頃じゃろ‥‥」

 

 

???「いやー悪い悪い!すっかり遅刻しちまったぜ…!」

弥生「あの人がハンターさん?」

ナビルー「あっ‼」

???「おっ?ナビルーじゃないか!久しぶりだなぁ‼」

 

ナビルー「リヴェルトのおっさん‼」

リヴェルト「リヴェルトだ!ったく、相変わらずだな。ん?そこのちっこいのは?」

弥生「ちっこいのじゃないです。弥生です」

 

ナビルー「弥生は俺の新しい相棒で、ライダーなんだぜ!」

コタロウ「(( `Д´))」翼を広げる

リヴェルト「リオレウスか…また何かと縁がありそうな組み合わせだな」

ナビルー「後それと、弥生はクロードの教え子だから」

 

リヴェルト「げっ!?く、クロードの野郎のところの!?」

リリア「クロードさんの!?」

弥生「?司令官の事、ご存知なのですか?」

 

リヴェルト「あの好奇心オバケとは腐れ縁でな‥‥今でも忘れねえ、あいつがアオアシラと相撲を取っていた場面は覚えてるぜ…」

リリア「初めてキングチャチャブーと踊り明かしたことで調査隊顔負けの人ですよ!」

弥生「…司令官ってたまにとんでもない事をやらかしているんですね…」

リリア「それに…黒の凶気の対策をリヴェルトさんと一緒に考えたり、ライダーの事を受け入れてくれた人です…」

 

弥生「‥‥」

リヴェルト「後、遠い国でオストガロア変異種とかいう古龍を討伐したって聞いてるぜ。あいつの所の教え子って言うなら多少は心強いな」ポンポン

弥生「多少…」ムスーッ

コタロウ「( `皿´)」ムキーッ

 

リヴェルト「ははは、冗談だぜ冗談!よろしく頼むぜ」

弥生「よ、よろしくお願いします」ペコリー

ナビルー「よーし、次はクバ砂漠へ行こうとしようか‼」

弥生「次は砂漠なんだね‥‥」

 

ナビルー「その前に、ドーナツを買いに…」

リヴェルト「そんじゃま準備が出来次第、早速クバ砂漠行きの船に向かおう」

リリア「それじゃあ弥生ちゃん、一緒に買い物に行きましょ!」

弥生「はい…!」

ナビルー「ど、ドーナツーっ!」

コタロウ「┐(´д`)┌」ヤレヤレ




 睦月改二、如月改ニ、皐月改ニ、そして文月改ニ…どんどんと睦月型にも改ニが出て来てましね…ヨイゾ
 このまま弥生にも改ニが出てきてくれたらいいなぁー(チラッ

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