狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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長らくお待たせいたしました。(焼き土下座

 今回の夏イベ…鬼畜すぎるような気が…まあ、夏イベだし仕方ないね!(混乱

 そしてみんな大好き水着グラ‼今回は少し控えめな‥‥ってローちゃん!?めっちゃイイネ‼さあ、このまま中破したらスッ【このコメントは憲兵に処せられました】

*注意‼

この提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい‼

台本形式、SS形式です‼

独自展開があります‼



〇8 タルの錬金術師

in沿岸部

 

ウィル「うーむ‥‥」

ホッポ「ウィル、釣りしながらすっごい考えてる!」

レ級「何か悩み事があるのか?」

 

駆逐水鬼「もしかしたら私達がアーロさんの鎮守府の資材を大量に消費しちゃったことを気にしているのかも」

駆逐棲姫「物凄い量を使っちゃいましたからね‥‥」

レ級「ウィル、あまり自分一人で抱えなくていいんだぞ?」

ウィル「うん?」

防空棲姫「よかったら相談に乗るわよ?」

 

ウィル「‥‥そうだよな、皆がいるんだ。相談したほうがいいよな」

ホッポ「何でも聞いて‼」フンス

 

ウィル「実は‥‥」

レ級&防空棲姫「‥‥」ゴクリ

 

ウィル「今夜の献立は魚がいいかお肉がいいか考えててさー」アハハー

レ級&防空棲姫「」ズコーッ

駆逐棲姫「あ、アーロさんの事で気にかけていなかったんですか!?」

ウィル「アーロ?どして?」

駆逐水鬼「私達が資材を消費した事を気にしていなかったのか?」

ウィル「ああ、あれね。ハチミツを送っといたからもう全然気にしてないぜ‼」ドヤぁ

 

レ級「‥‥」チラッ

防空棲姫「‥‥」コクリ

 

ウィル「あれ?二人とも?な、なんか顔が怖いよ?」

レ級&防空棲姫「どっせーい‼」ドロップキック

ウィル「オゴポコォッ!?」))゚3゚)・∵.

 

ドボーン

 

駆逐棲姫「ウィ、ウィルさーん!?」

レ級「全く反省してないし」

防空棲姫「というかいつハチミツ送ったのよ…」

 

ホッポ「???」ドヤァ

駆逐水鬼「ああ、ホッポが送ったんだね」

 

___

 

in浜辺

 

ウィル「ふぅ…なんで怒られたんだろうか…」

ホッポ「ウィル、素潜り漁お疲れ様!」

ウィル「うん、素潜りしてたわけじゃないからね?」

ホッポ「でもウニ大漁‼」フンス

 

ウィル「他にも貝も獲ってるし…そうだな、今日はタンジア鍋でも作るか」

ホッポ「わーい!」

ウィル「大きな鍋があったな。それを用意して調理に取り掛かろう」

 

港湾棲姫「‥‥困った」ウーム

戦艦棲姫「あらあら…」

 

ホッポ「?おねーちゃん、どうかしたの?」

港湾棲姫「ホッポ、実は…」

戦艦棲姫「お鍋が壊れちゃって…」

ホッポ「!?」クワッ

 

戦艦水鬼「軽巡棲鬼と南方棲鬼が鍛錬に使うとかで鍋が木端微塵になってしまってな」

 

軽巡棲鬼「だ、だって鍋って防具にもなるって聞いたことがあるのにー…」正座中

南方棲鬼「ふ、不覚…」正座中

 

戦艦水鬼「馬鹿者。鍋に全弾掃射すれば木端微塵にもなるわよ」

 

鍋だったもの<オデノカラダハボドボドダ‼

 

港湾棲姫「これじゃあ鍋は直せない…」

ホッポ「そんな…タンジア鍋楽しみだったのに…」ショボーン

 

ウィル「‥‥いや、直るかもしれんぞ」

ホッポ「えっ!?直るの!?」

戦艦水鬼「そんな馬鹿な。こんなにも木端微塵になっているんだぞ?作るしかない」

ウィル「鉄鉱石とかがあれば作れるが…もっと簡単な方法がある」

 

戦艦棲姫「何か方法があるのかしら?」

ウィル「ああ。こんな時こそ、これが役に立つ」ヨッコラセ

 

港湾棲姫「これは‥‥タル?」

戦艦水鬼「まさかこのタルで鍋の代わりにするつもりか?」

ウィル「ノンノン、こいつはタルはタルでもただのタルじゃない。これはマカ錬金タルだ」

 

ホッポ「レンキン…?」ハテナ

戦艦水鬼「たしかこの前に拾ったタルだったな。それは一体何なのだ?」

ウィル「俺の故郷、シナト村に伝わるマカ錬金屋という代々伝わる錬金術に長けた一族が営む店があるんだ。マカの錬金術は金属の修復、道具の増加ができてな。その技術の一つがこのマカ錬金タルなんだ」

 

戦艦棲姫「道具の増加‥‥ウィルの故郷はなんでもありな気がしてきたわね…」

ホッポ「それでそれで!どうやるの?」ワクワク

 

ウィル「やり方は簡単。まずは鍋だったものをマカ錬金タルの中へ入れる」

戦艦水鬼「後は媒体となるものとか何か入れるのかしら?」

ウィル「いや?あとは蓋をするだけだ」

港湾棲姫「それで鍋が治るの!?」

 

ウィル「いやいや。マカ錬金タルを使うには、レンキンスタイルというのがあってだな。マカ錬金タルで錬金するためには動作が必要だ‥‥」スッ

 

軽巡棲鬼「も、もしかして、両手をこうパンッてしてバッてするんですね!」

南方棲鬼「それ、違う所の錬金術…」

 

ウィル「樽をもって…いくぞ?」

 

戦艦水鬼「‥‥」ゴクリ

ホッポ「‥‥‼」ワクワク

 

ウィル「うおおおおおっ‼出て来い出て来い、そりゃぁ‼出て来い出て来い、そりゃぁ‼」ブンブン

 

戦艦水鬼&港湾棲姫「」

ホッポ「‼」キラキラ

 

 

グラグラグラ…

 

軽巡棲鬼「‼タルがブルブルしてる…!」

南方棲鬼「ま、まさか…」

 

ウィル「うりゃーっ‼でてこーい‼」オープン

 

 

鍋<ナベ、復活‼ナベ、復活‼

 

ホッポ「な、直ったー‼」

戦艦水鬼「なんで!?」

 

港湾棲姫「前のよりも真新しい…!」

ウィル「どうだ?すげえだろ」フンス

 

戦艦水鬼「いやいやいや!?おかしいでしょ!?どうして直ってるの!?理屈がおかしいわよ!?」

ウィル「これが‥‥レンキンスタイル‼」ドヤァ

南方棲鬼「意味が分からないわ…」

 

戦艦棲姫「でも、あの掛け声っているのかしら…?」

ウィル「これはとある伝説のハンターがやっていたという掛け声だ。なんか錬金術の成功率があがる気がするらしい」

戦艦水鬼「気がするだけかーい!」

 

港湾棲姫「これで鍋料理ができる…」

ホッポ「ウィル、ありがとー‼」

 

戦艦水鬼「‥‥ツッコミはダメかしら‥‥?」

戦艦棲姫「仕方ないわよ。私達の知らない技術をウィルさん達は知っているのだから」

___

 

ホッポ「マカ錬金タルすごい‼」フンス

ウィル「おう。ただ物を修理するだけじゃなくて、タルから作り出すこともできるんだ」

ホッポ「ほんと!?」キラキラ

ウィル「例えば‥‥」

 

 

重巡棲姫「あうー…お腹すいたー」ショボボーン

 

ウィル「うん?どうかしたのか?」

重巡棲姫「ウィルー、こんがり肉、無くしちゃったー!」ウワーン

駆逐水鬼「余所見をして食べながら歩いてたら木にぶつかって川へ落としてしまったんだ」

レ級「だからちゃんと前見て歩けって言ってただろ?」ヤレヤレ

ウィル「おーよしよし、それでお腹空いているのか」ナデナデ

重巡棲姫「ウィル‼お腹すいた!」

 

ウィル「よし、こんな時こそマカ錬金タルだ」

ホッポ「何か作るの?」

重巡棲姫「お肉がほしい‼」

レ級「?そんなタルで作れるのか?」

 

ウィル「まあ見ててな‥‥でてこい、でてこい、そりゃぁ‼」ブンブン

レ級「」

ホッポ&重巡棲姫「…!」ワクワク

 

ウィル「でてこい、でてこい、そりゃぁ‼レンキンフードっ‼」つレンキンフード

レ級「いや、なにこれ?食パン?」

ウィル「レンキンフード」ドヤァ

レ級「いや、なんでタルから食パンが出てくるだってば」

ウィル「‼‥‥レンキンフゥードォー‼」

レ級「いやだから何処かの青い猫型ロボット風に言ってごまかしてもダメだって」

 

重巡棲姫「すっきり塩味‼」ムシャムシャ

ホッポ「うまいっ‼」ムシャムシャ

レ級「いつの間に食べてるし!?いきなりタルから出てきた物を食べて大丈夫か!?」

 

ウィル「大丈夫。ガッツポーズしなくなるから」

レ級「意味が分からないって!?」

 

__

 

深海海月姫「ふわぁ~…最近疲れ気味かしら…?」

 

ホッポ「ウィル‼」

ウィル「そんな時は…でてこい、そりゃぁ‼レンキン活力剤‼」ペケポン‼

 

レ級「いや明らかに飲んだらヤバそうな色してるんだけど!?」

 

 

戦艦棲姫「あら、演習用の弾薬が足りないわね」

 

ホッポ「ウィル、お願い!」

ウィル「任せておけ!こういう時は‥‥でてこい、でてこい、そりゃぁ‼レンキン狩技弾‼」テレレッテレー

 

レ級「私達に使い道あるのそれ!?」

 

_夕刻

 

ウィル「このように、マカ錬金タルには様々な使い道があるんだぜ」

ホッポ「マカ錬金タルって便利だね!」

 

レ級「うん、ツッコミ所が多すぎるんだけど…」

 

双子棲姫(白)「クロちゃん、やっぱりやめた方がいいよ‥‥」アセアセ

双子棲息(黒)「いいや!これなら絶対に成功する!」カーンッ

 

\BOMB‼/

 

ホッポ「わっ!?爆発!?」

ウィル「だ、大丈夫か!?」

 

双子棲姫(白)「ケホッケホッ…ご、ごめんなさい、大丈夫です」

双子棲姫(黒)「ううー…調合を間違えたのかなぁ…」

 

ウィル「ケガはなくてよかった…でも何をしてたんだ?」

双子棲姫(黒)「あ、あんたには関係ないもんね!」

双子棲姫(白)「じ、実は…打ち上げ花火が見たくて、花火を作ろうとして失敗しちゃいました」

双子棲姫(黒)「し、シロちゃん!?」アセアセ

ウィル「花火?」

 

ホッポ「花火…確かに見た事無い‼」クワッ

レ級「まああたし達深海棲艦だし、巷で噂の夏祭りとか無縁だしね…」

双子棲姫(白)「花火とかも綺麗って聞きますし、見てみたいなと思ってて‥‥ウィ、ウィルさんに相談してみようって言ったんだけど…」

双子棲姫(黒)「ウィルに頼んなくてもできるもん‼」プンスコ

 

ウィル「まあ自分の力でやろうっていうのは偉いぞ。でも、怪我をしちゃ元も子もない」ナデナデ

双子棲姫(黒)「な、撫でるな!」アワワ

ウィル「うーむ、花火かー…」

 

ホッポ「花火…」キラキラ

双子棲姫(白)「ウィルさん…」期待の眼差し

ウィル「‥‥」

 

レ級「ま、まさか、そのタルで打ち上げ花火は作れる…ってなけないよなー…」

ウィル「‥‥」

レ級「さ、さすがにそれは無理だよな?」

ウィル「‥‥できるけど?」

 

レ級「え!?嘘でしょ!?できるの!?」

 

ウィル「よし…ちょっと離れとけよ?」スッ

 

ホッポ「ウィル‼頑張れ‼」

双子棲姫(白)「ウィルさん、お願いします…!」

 

ウィル「うおおおおおっ‼でてこい、でてこい‼そりゃぁ‼でてこい、でてこい‼そりゃぁ‼」ブンブン

 

双子棲姫(黒)「なんでタルを振ってるの?」

レ級「…気にしたら負け」

 

ウィル「でてこい、そりゃぁ‼でてこい、そりゃぁぁぁぁっ‼レンキンバズーカ打ち上げ花火バージョンだ‼」

 

ヒュー・・・ドドーン!

 

ホッポ「でたーっ‼」キラキラ

双子棲姫(白)「きれい‥‥‼」キラキラ

双子棲姫(黒)「」

 

ウィル「うおおおおおっ‼まだまだ打ち上げるぜーっ‼」

 

ヒューン・・・ドドーン!

 

ホッポ「タマヤーッ!」

双子棲姫(黒)「な、なかなかやるじゃないの…」フンッ

 

レ級「…もう何でもありなんだね‥‥」遠い目

 

 

___翌日

 

ホッポ「‥‥」ジーッ

 

マカ錬金タル<ソンナニミツメルナシ

 

ホッポ「…よいしょっ」

 

コロコロ

 

ホッポ「中身は何もない‥‥でてこいでてこいそりゃー、でてこいでてこいそりゃー」ブンブンブン

 

シーン…

 

ホッポ「??‥‥でてこいでてこいそりゃー、でてこいでてこいそりゃー」ブンブンブンブン

 

シーン

 

ホッポ「???」

 

ウィル「随分と気に入ってるな」ナデナデ

ホッポ「ウィル、タルから何にも出てこない‼」クワッ

 

ウィル「出ないのか?うーん、あれだ。気合いが足りなかったのかもな」

ホッポ「気合い?」

ウィル「こうやって…でてこいでてこい、そりゃぁ‼でてこいでてこい、そりゃ‼」

 

ホッポ「おおーっ」ウンウン

ウィル「とまあこんな感じだが、振り過ぎも良くない」

ホッポ「なんで?」

ウィル「タルの中がパンパンになって爆発しちゃうんだ」

ホッポ「爆発するんだ‼」

 

ウィル「まあ、このくらいなら大丈夫だけどな」蓋を開ける

ホッポ「‥‥さっき、たくさん振り過ぎちゃったけど?」

ウィル「ヱ?」

 

\BOMB‼/

 

 

*マカ錬金タルはハンターの指示のもと、気を付けて使いましょうbyギルド本部




 
 今回の夏イベの新艦娘、海外艦が段々と増えてきましたね。
 アークロイヤルとかまさにくっころっぽくて可愛いです(オイ
 そしてルイージ、松輪…運営さん、狙ってませんかねぇ?(ニンマリ

 綾波型も出て来てどんどんと駆逐艦が揃ってきましたね。

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