in提督室
霞「だから、この書き方はだめだって言ってるでしょ!」プンスカ
提督「お、おう…」
雷「大丈夫よ司令官。私が書き直してあげるわ!」ニコニコ
提督「お、おう…」
霞「提督!早くしないと書類がたまったままよ!」プンスカ
雷「司令官、慌てなくていいのよ。私がいるじゃない!」ニコニコ
提督「あ、あのー…」
霞「ちょっと!甘やかしたらダメよ!」ジロリ
雷「そっちこそ厳しくしすぎじゃないの?」ジロリ
提督「な、仲良くしような、な?…」アセアセ
五月雨「失礼しまーす!提督、お茶を持ってきましたー!」ニコニコ
提督「おお、サンキュー」
五月雨「それじゃあこちらに…きゃあっ!」ズルっ
提督「あっちぃぃぃっ!?」頭にお茶がかかる
五月雨「あ、あわわわ!?ご、ごめんなさーい!!」アワワ
黒丸「‥‥羨ましいようで羨ましくないような…」
加古「所謂『飴と鞭とお湯』ってやつだね」頷き
__in街中(北方面)___
瑞鶴「鎮守府にずっといたので街中を散策するのは初めてです」
ジン「…ちなみに街並みのイメージはスペインのフリヒリアナみたいな感じだ」
瑞鶴「?ジンさん、誰に話してるんです?」クビカシゲ
ジン「…ここからの景色は好きだ」フリヒリアナで検索してみよう!
瑞鶴「…綺麗ですね。はやく翔鶴姉ぇにも見せてあげたいなぁ…」
ジン「…そうだな。はやく会えるといいな」ナデナデ
カフェの女将「おぉっ!ジンさんじゃないの!今日も飲みに来たのかい?」ノシ
ジン「…マスター、おひさー」ノ
女将「この間はありがとうね!ジンさんがドスマッカォの群れを追い払ってくれたおかげで無事に帰れたよ!」
ジン「…マスターのお茶は格別からな。こんなのは朝飯前だ」
瑞鶴「ジンさん、ここの喫茶店にはよく来るんですか?」
女将「おんやぁ?ジンさんやるねぇ。こんな可愛い彼女とデートかい?」ニヤニヤ
瑞鶴「え!?あ、あのっ、私は…」アセアセ
ジン「…Yes!」("´∀`)bグッ!
瑞鶴「即答!?」Σ(゚д゚lll)
女将「あっはっは!それじゃあ今日はサービスしちゃおうかなー!!」
瑞鶴「あ、あの、ジンさん!?」アセアセ
ジン「…心配するな、ポケットマネーは大丈夫!」bグッ!
瑞鶴「そういう問題じゃなーい!!」
__in提督室__
提督「ふー。書類整理、終わったぁー」ヘナヘナ
五月雨「提督、お疲れ様です!」つおにぎり
提督「おお、ありがとう…うまいっ!こいつはオカカだな」もぐもぐ
五月雨「えへへへ…まだ沢山ありますから」ニコニコ
霞&雷(どうやって兜をつけたまま食べてるんだろう…)
磯風「提督、失礼する」
提督「ん?磯風、どうかしたか?」
磯風「私も提督におにぎりを作ってきたぞ。」にっこり
霞&雷「!!」ビクッ
提督「おお、磯風も作ってきたのか!これは嬉しいな!」
霞「あ!!あんなところにでっかい鳥が!!」窓の方を指さす
提督「む!でっかい鳥だと!?」窓を覗く
磯風「どこだ?」窓を覗く
五月雨「どこですか!?」窓を覗く
アーロ「うーん、あの後食堂でなにがあったか思い出せんな…」スタスタ
雷「アーロさん!丁度よかったわ!」ささっ(磯風のと取り換えて渡す)
霞「おにぎりあまったの!あげるわ!」ささっ(磯風のと取り換えて渡す)
アーロ「おお、これはありがたいぜ!!」ニッコリ
磯風「…でかい鳥はいなかったぞ?」
霞「ご、ごめんなさい。気のせいだったわね」
提督「さてさて、それじゃあいただきます!…うまいっ!」ほんわか
磯風「ほんとか!?うん、頑張った甲斐があった」うなずく
霞&雷「よしっ!」ハイタッチ
五月雨「うーん、でっかい鳥…あ!カモメですね!」
黒丸「王手ニャ」将棋中
加古「わっ!?黒丸つよっ!?」将棋中
__廊下では‥‥
アーロ「」チーン
雪風「た、大変です!アーロさんが倒れてます!」(;゚Д゚)
初霜「あ、アーロさん!大丈夫ですか!?」(;゚Д゚)
in街中(港町方面)
川内「おおっ!!船や魚がいっぱい!!」キラキラ
高雄「鮮魚市はかなりの賑わいですね」キラキラ
龍驤「ほぉ~っ!出店も美味しそうやな!」キラキラ
ベル「美味しい魚に逞しい漁師たち。故郷のタンジアを思い出すよ。」
長門「ベルさんの故郷か、是非とも行ってみたいな…ん?あそこの広場の真ん中に置かれている樽はなんだ?」
ベル「これは腕相撲用の樽だよ。漁師たちはこの樽の上で腕相撲をして力自慢をしているんだ」
漁師A「おお!ベルさんじゃねえか!いいカジキマグロが獲れたんだ!いるかい?」
龍驤「でかっ!?」
ベル「大将、気前いいねぇ」ニコニコ
漁師A「でも、腕相撲に勝てたらただで上げるぜ?」ムキムキッ
長門「力自慢か‥ベルさん、私にやらせてくれ」はりきり
ベル「おっ、それじゃあやってみるかい?」
漁師A「ほほう?お嬢ちゃんが相手かい?そんな華奢な腕じゃあ折れちまうぜ?」ムキムキッ
長門「レディー…ゴーっ!!」グイッ
漁師A「あばっ!?」負け
川内「やったー!さすがは長門さん!」わいわい
漁師B「何やられてんだい!こんどは俺が相手だ」ムキムキッ
長門「そおいっ!!」グイッ
漁師B「へぶっ!?」負け
\よーし俺が…わぎゃっ/\なんの…あひっ/\つ、つええっ/
ベル「…さすがは戦艦だね」
高雄「なんたってビッグセブンですから…」
龍驤「…これ漁師さんたち大丈夫なん?」
漁師G「な、なんて強さなんだ…!!」片腕負傷
長門「(`・∀・´)」ドヤ!!
こうして港町の腕相撲チャンプなった長門であった
_夕刻_
in母港
天龍「遠征終わったぜー!!」ノシ
提督「おう、みんなお疲れー!」ノシ
長波「天龍さん、かなりはりきってたなー」
皐月「こーんなにいっぱい集めたよ!」にっこり
阿武隈「も、もう肩が疲れたよーっ!」ぐだーっ
ジン「…ご苦労さん。これ、お土産」つケーキ
五十鈴「え!?いいの?やったー!」
時雨「あれ?瑞鶴さん顔が赤いけどどうかしたの?」クビカシゲ
瑞鶴「な、なんでもないわ!」アセアセ
加古「ジンさーん、あたし達のはないのー?」黒丸をだっこ
黒丸「オイラ達も欲しいニャー」
長門「ふふふ、安心するがいい!魚なら沢山あるぞ!」ドヤ!!
アーロ「一体何をしたらそんなに海産物を持ち帰れたんだ」
龍驤「港町に新しいチャンピオンが生まれたんや…」
ヨモギ「皆さんお疲れさまにゃ!ごはんの用意はできてますニャ!」
サクラ「長門の姉御さんはその魚達を厨房に運んでほしいニャ」
提督「遠征組もご苦労様。ゆっくりお風呂につかってから食べにおいで」
マシロ「今日はカレーですニャ!」
雪風「初霜ちゃんとお手伝いしたのです!」
初霜「雪風ちゃんと頑張りました!」
長波「おお!こいつは楽しみだぜ!」
ベル「それじゃいただこうかね」
天龍「…ところで提督、指示通りに鋼材以外をたんまりと集めてきたんがよかったのか?」
提督「ああ、鋼材の方は俺達が何とかすっから。ありがとう」
天龍「?」
__艦娘全員が寝静まった時刻__
inどっかの島の火山
提督「…みんな、丸太…じゃなかった。ピッケルは持ったか?」つピッケル
アーロ「ばっちりだぜ!」つピッケル
ベル「開発で作ったのがたんまりあるからね。不足はない!」つピッケル
提督「よし、それじゃあ『第一回、ドキドキ炭鉱夫大作戦』を開始するぞ!」
ジン「…沢山鉱石、鋼材を採取して、みんなを驚かせるぞ」
ミケ「僕たちも頑張るニャ―!!」
黒丸「クーラーの補充も忘れずに!」
ズシイイインッ!!
ジン「…来たぞ、主任だ」
ウラガンキン「(# `皿´)」またテメーらか!
提督「きやがったな現場監督!さあ、みんな行くぞっ!!」
ハンター達「うおおおおおおおっ!!」
こうして、鎮守府のハンター達は現場監督兼主任兼ウラガンキンと戦いつつ鋼材をめちゃくちゃ採取した
次の日
明石「…鋼材だけずば抜けてあるんですけど、なにかしましたか?」ゴゴゴゴ
提督「…」視線を逸らす
ジン「…」視線を逸らす
ベル「…」視線を逸らす
アーロ「zzz」寝てる
主任には大変お世話になりました…。゚( ゚;ω;゚)゚。
神おま…でぬのだ…( ノД`)シクシク…