狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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 ▲は弥生、ナビルー、コタロウのルートとなります…
 少しばかりオリジナルな内容となりますのでご注意ください

*注意!

 このライダー(艦娘)は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい‼

 台本形式となっております!

 独自展開があります!


▲新緑なるカクセの森、荒ぶる鬼蛙

_クロード達と別れて2日後

 

ナビルー「さあ弥生、こっからはカクセの森をぬけていくぞ!」

弥生「?コタロウで飛んでいかないの?」

コタロウ「(´・ω・)」

 

ナビルー「確かに飛んでいった方が早いが、その先にはタルジュ雪原やエットー洞窟のある雪山とかあるいかないと間近で見れないものが沢山あるんだぜ?」

弥生「成程…飛んでる最中にバルファルクの襲撃もあるかもしれないだけじゃないんだね」

ナビルー「…そ、そうさ!見ておくべきものが山ほどあるぞー!」

弥生(今バルファルクのこと忘れてた…)ジトー

コタロウ「( ´ω`)…」

 

ナビルー「お、お前ら!べ、別にバルファルクのこととか忘れてたわけじゃないからな!」アセアセ

弥生「ナビルー、森の通り道とかわかるの?かなり広大な森のようだけど…」

ナビルー「心配ご無用だぜ!カクセの森は広大な森地帯だけど、かつて冒険した場所でもあるからお茶の子さいさいさ!」

 

弥生「ナビルーは司令官みたいに何でも知ってるんだね」

ナビルー「あははー、照れるなー。そうだ、このカクセの森の先はタルジュ雪原だ。森の中にあるトウガラシを採取してホットドリンクを調合しておかなきゃな!さあ俺についてこーい!」

弥生「うん。コタロウ、歩いていくよ」ナデナデ

コタロウ「))( ・ω・)」

 

 

inカクセの森_西エリア

 

弥生「すごい…鎮守府のある街にあった渓流よりも木々が沢山…」キョロキョロ

ナビルー「ボルデの丘付近じゃ一本道で分かりやすいんだけど、別のルートから行くと結構険しい。でもその分、薬草やキノコが沢山採取できるんだ」

弥生「静かな所だね」

 

ナビルー「だけどドスランポスだったりアオアシラだったり、奥深くじゃテツカブラがいるから気を付けるんだぞ。ところで、弥生はどんな武器を持っているんだ?」

弥生「武器?」クビカシゲ

ナビルー「ライダーにもハンター同様、オトモンと一緒に戦うために武器を持つんだ。片手剣や大剣、ハンマーや狩猟笛が主なんだ」

 

弥生「…10㎝連装高角砲とか?」ジャキンッ

ナビルー「どっから出したんだ!?」

弥生「艦娘はこれが普通なの」

ナビルー「うーむ…ふ、不思議だぜ。見た感じライトボウガンみたいだな」

 

弥生「鎮守府を建つ前にアーロさんが防具の他にもくれた。ライダー用にアーロさんと明石さんが改造してくれたとか」

ナビルー「ボウガンにない独特なデザイン…」

 

コタロウ「))( ・ω・)」茂みの方へ歩く

弥生「コタロウ、どうかしたの?」

 

コタロウ「 ( `Д´)」ガウッ‼

 

メラルーA(太)「に゛ゃーっ!?」ビクッ

メラルーB(細)「み、見つかったニャっ‼」

メラルーC(普通)「よりにもよってリオレウスだニャー‼」

 

弥生「あれはメラルー…?」

ナビルー「ややっ‼俺達から道具とかを盗もうとしてやがったな!コタロウ、もういっちょ吠えて追い払ってやれ!」

コタロウ「( `ω´)」フンス

弥生「‥‥」トコトコ

ナビルー「や、弥生?」

 

弥生「…これでどう?」つ【マタタビ】

 

メラルーA「にゃっ!?こ、これをオイラ達にくれるのかニャ!?」

メラルーB「なんという女神‼普段のハンターはそのままオイラ達に武器を振って追い払ってくるのニャだが、まごう事無き女神だニャ‼」

 

ナビルー「いいのか、弥生。マタタビなんかあげちゃって」

弥生「メラルーにマタタビを上げたらその土地の事とか教えてくれるって司令官が言ってた」

 

メラルーC「兄さん、この御方ならきっとオイラ達のお願いを聞いてくれるニャ‼」

ナビルー「お願い事?メラルーがぁ?」ジトー

 

ラオー「そ、そんな目で見るんじゃないニャ‼オイラ達はただのメラルーとは一味違う、カクセの森のメラルー村で名だたる4兄弟!長男のラオー!」ドヤッ

トッキ「次男、トッキ!」ドヤ

ケンタロー「そして四男、ケンタロー!」ドヤァ

 

ナビルー「おい、三男はどうした」

 

トッキ「それは話せば長くなるニャ」

ラオー「カクセの森のメラルー村は盗んry…ゲフンゲフン、拾ったアイテムとかかき集めてできた小さな村だったニャ。そんなある日、平和な村に大きなテツカブラが縄張りを取らんと襲って来たのニャ」

ケンタロー「三男のジャッギ兄さんは村の皆を守るためにそのテツカブラと戦って大怪我をしたのニャ。無論、オイラ達も兄弟に伝わるメラルー拳法で応戦してんだけど‥‥全く歯が立たないニャ」

ラオー「そこで、手に負えないからハンターさんに頼もうと思ったのだが…オイラ達はメラルー。ハンター達はメラルーの話を中々信じてくれないニャ」

 

弥生「そうなの?」

ナビルー「メラルーはアイルー族の中でも悪戯好きだから仕方ないんだ」

ラオー「本当だニャ!どうかテツカブラを追い払ってオイラ達の村を助けてほしいニャ‼」

 

弥生「…ナビルー、やるよ。案内して」

 

トッキ「ほ、本当かニャ!?」

弥生「困っている人を助けるのが艦娘の務めだし、司令官ならメラルー達のお願いも絶対に聞いてあげるもの」

ナビルー「やれやれ…前のライダーさんやクロードさんにそっくりだぜ。仕方ない、弥生とコタロウとこのナビルーがそのテツカブラを追い払ってやるぜ‼」

 

コタロウ「( `ω´)」フンス

 

___

 

inカクセの森_メラルー村

 

弥生「ひどい…凄く荒らされてる」

ナビルー「この規模だとけっこうな大きさのテツカブラだな」

 

ケンタロー「みんなー!救世主を連れてきたニャー!」

 

\ニャッハー‼/ ドドドドッ

 

ナビルー「か、かなりの数がいるな…」

トッキ「松葉杖をついているお面を付けたメラルーが三男のジャッギだニャ」

 

ジャッギ「兄者!ハンターさんを連れてきたのかニャ‼」

ラオー「いかにも‼この御方が我らの女神、弥生様だニャ」

弥生「えっ」

コタロウ「Σ(`ω´;)」

 

ジャギ「こ、こんなちんまい女の子がかニャ!?本当にあの蛙を追い払えるのニャ?」

ナビルー「やいやい!知らないからそんな事が言えるんだぜ!弥生はすっごいライダーなんだぞ‼」

弥生「‥‥」テレテレ

 

ケンタロー「ジャッギ兄さん、甘くは見ていけない。彼女はメラルーに優しくマタタビをくれる程慈悲深いんだ」

トッキ「こんな私にも無償にマタタビをくださったんだ。これほど素敵なことは無い」

ジャッギ「ただマタタビにつられただけじゃニャいか」

 

ナビルー「話は本当だったみたいだし、ここは俺達に任せておけって」

ジャッギ「できるのかニャ?うーむ…奴は生半可で追い払える相手じゃないニャ‥‥」

 

ズンッ‼ズンッ‼

 

ナビルー「うおっ!?凄い足音だ‼」

ジャッギ「ぬっ‼戻って来やがったニャ!野郎共は安全な所に隠れるニャ!」

 

メラルー達「ヒーッ‼」アセアセ

コタロウ「( `ヘ´)」グルルル…

弥生「コタロウ、いつでも行けるよ…!」

ナビルー「弥生、テツカブラなら行動をよく見れば難なく追い払える相手だ。油断せずにしっかり分析していk…」

 

 

 

 

 

 

 

テツカブラ亜種「(`皿´#)」グオオオオオッ‼

 

ナビルー「亜種の方じゃないか!?」

トッキ「ん?間違ったかニャ?」

ナビルー「話じゃ原種っぽかったぞ‼」

 

 

テツカブラ亜種「〇三(`皿´#)」岩石飛ばし

コタロウ「( `Д´)三〇」火球ブレス

 

ボムッ‼

 

ナビルー「っと!弥生、コタロウ!テツカブラ亜種は原種よりも凶暴なだけじゃなく爆発性のある岩を掘り当てて投げつけてくるぞ!爆発の範囲は広いから注意だ‼」

弥生「わかった…コタロウ、いくよ‼」つ10㎝連装高角砲

 

コタロウ「三( `Д´)」強襲キック

テツカブラ亜種「(`皿´#)((」タックル

 

弥生「砲雷撃戦、いきます‼」ドドーン!

テツカブラ亜種「Σ(`皿´#)」hit、威嚇

ナビルー「両生種は脚力も強い。いきなり飛び掛ってくるから油断はするな!」

 

コタロウ「三( `Д´)」突進

テツカブラ亜種「□(`皿´)((」大きな岩を掘り出す

コタロウ「Σ(;`Д´(」岩にぶつかる

 

弥生「コタロウ、離れて‼」

コタロウ「(;`Д´)((」慌てて後ろへバックジャンプ

 

\BOMB‼/

 

コタロウ「(;`Д´)」怯み

弥生「っ‼岩が爆発した…‼」

テツカブラ亜種「(`皿´#)三」飛び掛り攻撃

 

弥生「させない…っ‼」ドドーン!

 

テツカブラ亜種「Σ(`皿´;)」怯み」

 

 

ラオー「ニャーッ‼オイラ達も援護するニャーっ‼」ダダダダダッ

トッキ「ユクゾッ」ナギッ

 

テツカブラ亜種「〇))(`皿´#)」岩を咥えて噛み砕く

 

\BOMB‼/

 

ラオー「わが生涯に一片の悔いなしーっ!」○)゚3゚)・∵.

トッキ「ウワラバァァッ!?」○)゚3゚)・∵.

ケンタロー「兄さーん!?」(;´Д`)

 

テツカブラ亜種「⊂(`皿´#)」引っ掻き攻撃

弥生「っ!」回避

コタロウ「( `Д´)⊃」尻尾攻撃

 

テツカブラ亜種「〇))(`皿´#)」岩を咥えて噛み砕く

 

\BOMB‼/

 

コタロウ「((;`皿´))」弥生を庇う

弥生「くぅっ…!コタロウ、大丈夫!?」

 

ナビルー「なにか俺も援護しなくちゃ…‼えーと、何かないか…」キョロキョロ

ケンタロー「あったとしてもいまはガラクタばかりだニャ…」

ナビルー「‼そうだ、それだ‼」

 

弥生「コタロウ、けがはない?」つ回復薬

コタロウ「( `Д´)」クルル…

 

テツカブラ亜種「(`皿´#)」威嚇

 

ヒューン… 〇三

 

テツカブラ亜種「Σ( `皿´)」コツン

弥生「あれは‥‥」

 

ナビルー「今だー‼今まで盗んだアイテムをどんどん投げつけてやれーっ‼」

メラルー達「うおおおおっ‼」ポイポイポーイ

ナビルー「おっ、これは…弥生、コタロウ!目を瞑るんだ‼」つ三三〇

 

カッ‼

 

テツカブラ亜種「((×皿× ))」眩暈

 

弥生「今のは、閃光玉…コタロウ、チャンスだよ!」

コタロウ「三( `Д´)」強襲キック

 

ナビルー「弥生、ガラクタの中にあったこれを使うといい!」

弥生「これは…弾丸?」

ナビルー「徹甲榴弾だ。相手の頭に狙って何発か撃てばスタンを取れるぜ!」

 

弥生「うん…やってみる!」装填

コタロウ「( `Д´)⊃」尻尾攻撃

 

テツカブラ亜種「(×皿´;)」怯み

弥生「まずは一発!」ドドーン!

テツカブラ亜種「Σ(`皿´#)」hit!

 

ナビルー「立て続けに狙っていけーっ‼」

弥生「まだまだ!」ドドーン!

テツカブラ亜種「(`皿´#)三」hit!、ボディプレス

 

ナビルー「ちょ、やばーい‼」

弥生「コタロウ!」

コタロウ「三( `へ´)」弥生とナビルーを乗せて飛ぶ

 

ナビルー「おおっ!助かったー」

弥生「これで…どう!」ドドーン!

 

テツカブラ亜種「((×皿×;))」スタン

ナビルー「ナイス!これでスタンしたぜ!」

 

弥生「コタロウ、いくよ…!」

コタロウ「三( `Д´)」急降下からの足蹴

 

テツカブラ亜種「┌┛));´Д`)・∵.」critical!牙部位破壊

 

ズウウウンッ!

 

コタロウ「((( `へ´))」着地

 

テツカブラ亜種「)))(;´Д`)」撃退

 

ケンタロー「やったニャ‼テツカブラ亜種が逃げていくニャ‼」

ジャッギ「あの子…タダ者じゃなかったのニャ‥」

 

ナビルー「やったな、弥生、コタロウ!」

弥生「うん…コタロウ、ありがとね」ナデナデ

コタロウ「(*´ω`)」

 

__

 

ナビルー「テツカブラ亜種も撃退できたし、これでメラルー村は大丈夫だな!」

弥生「アーロさんみたいに高速修復材を振り撒けば直ってたんだけど…」

 

ラオー「そこら辺は大丈夫だニャ。またアイテムを盗ry…ゲフンゲフン、また造り直せば元通りになるニャ」

ジャッギ「一から造るのもメラルーの得意なところだニャ」

 

ナビルー「これに懲りたら、真面目にやるんだぞ?」

トッキ「このままタルジュ雪原に向かうのならこれを持っていくといいニャ」

弥生「これは…赤い煙玉?」

 

ケンタロー「ホットミストというアイテムだニャ。盗んry…ゲフンゲフン、拾ったアイテムで、これを使えばオトモンが寒さで動きが鈍くなることは無くなるニャ」

弥生「ありがと…大事に使うね」ニッコリ

 

ナビルー「さあ弥生、コタロウ!タルジュ雪原への道は近い、この調子で行こう!」コタロウに乗る

弥生「うん。皆、またね」ノシ

コタロウ「( ´∀`)」

 

 

メラルー達「さよならニャー‼」ノシ

 

 

 

ラオー「いやー、本当に女神みたいな子だったニャー」

トッキ「あのスマイルで持病が治ったニャ」

ケンタロー「兄さん…村の再建をする前にあの子の活躍を後世に伝えておきたいニャ」

 

ジャッギ「‥‥像でも作るかニャ」

 

 

___カクセの森の奥深くにあるメラルーの村に、リオレウスに乗った少女の像があることを見つけたハンターが『ここは何か神聖な場所か』と勘違いして、不思議スポットとなったのはだいぶ後の話であった___




 地底洞窟や樹海でどこからともなく爆弾岩を掘り出して爆発させるテツカブラ亜種…4Gのテツカブラ原種、亜種の防具はG1やG2では本当にお世話になりました…

 テツカブラの装備は序盤では本当に大助かりです…たぶん

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