狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

16 / 203
そろそろ艦娘をナデナデするシステムを導入…え?もうできてる?(迫真)

*注意!

ここの提督は一式装備です。「一式装備はキライ」「その装備でこれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております

独自設定もありますのでご注意ください!


⑫遠征、ひとときのお休み 前編

in工廠

 

明石「…さて、何か言うことはありませんか?」ゴゴゴゴ

 

提督「いえ、何もございません」正座

ジン「…反省しております」正座

ベル「ちょっとした慢心です」正座

アーロ「なにとぞお許しください」正座

 

川内「あれ?提督たちなんで正座しているの?」

 

五十鈴「…あれを見なさいよ」呆れ

 

天龍「うわっ!?なんだよこのピッケルの山は!?」

 

明石「言いましたよね?開発は艦娘がやるって」ゴゴゴゴ

 

提督「いやあ…そろそろできるかなーって思ってさ…」正座

ジン「…好奇心?」正座

ベル「いやいや、挑戦する意気込みかな?」正座

アーロ「数やりゃできるかなってさー」正座

 

明石「だからといって資材が底をつきかけるまでやらないでください!!」プンスカ

 

五月雨「あわわわ、資材が…」

 

龍驤「これじゃあ出撃できんなぁ…」

 

磯風「‥‥」ジーッ

 

高雄「磯風ちゃん?」

 

磯風「…これは使えるな」

 

瑞鶴「いや、これは使えないからね!?」

 

霞「はあ…なんでバカばっかりなのよ…」呆れ

 

大淀「大本営からの支給は来週になりますし…しかたありません、遠征で溜めるしかありませんね」

 

提督「遠征?」

 

五月雨「はい!艦隊におつかいを出して、資材を運んだりするんです!」

霞「文字通り、遠くまでいくから時間は掛かるけれどその分資材を得ることはできるわ」

 

at母港

 

提督「えーと、編成は天龍、五十鈴、阿武隈、皐月、時雨、長波の6名で遠征を行ってくれ」

 

天龍「うっし、たんまり取ってくるぜ!期待しとけよー!」つドラム缶

 

長波「久々のドラム缶だー!」キラキラ

 

ヨモギ「みんなちゃんとお弁当もってるかニャ?」

 

皐月「うん!猫ちゃんのお弁当もちゃんと持ってるよ!」

 

提督「絆創膏持った?おやつも持った?水筒も忘れてない?」そわそわ

 

五十鈴「あんたはママか!?」

 

時雨「大丈夫。心配しないでね」

 

阿武隈「に、任務はしっかりこなしますから!頑張ります!」

 

提督「そうか…よし、それじゃあ気を付けていってらっしゃい!」

 

艦隊「いってきまーす!!」ノシ

 

提督「おう!…嗚呼、心配だぁ」アワワワ

 

五月雨「て、提督、大丈夫ですよ!」アワワワ

 

 

アーロ「やっべえ、離れてみるとすげえうけるww」

 

 

in提督室

 

霞「…それじゃあちゃんと説明してよね」

 

提督「そうだな…霞たちが見たあの魚は『ガノトトス』っていう生物だ」

 

ジン「…この世界の自然の中には人よりも遥かに凌駕する生物がいる。」

 

ベル「生活や命を脅かす自然の災害であると同時に人が繁栄してくには必要不可欠な自然の恵みなんだ」

 

提督「特にこの地域、この地方はそういった大型の生物が沢山いる。もちろん、その生物が他の地域へと足を延ばすんだけどね。だから先のガノトトスのような場合もある。」

 

アーロ「下手したらそこの住民や艦娘に被害が及ぶかもしれない。そのようなことが起きないように大本営の依頼でギルドから配属されたのが俺達ハンターさ」

 

提督「ハンターといえどその生物たちを駆逐してはいけない。それらの脅威を払いつつ、人間と生物との共生、自然の調和を図るのが使命なんだ。まだ足を踏み入れていない海域や島での生態調査をしつつ、この地域、この街、そして君たち艦娘を守るのが俺達の仕事さ。まあ、提督としての自覚も必要なんだけどね…」

 

霞「‥‥わかったわ。提督達のことも知ることができたし、よかった。ちゃんと他の子達には秘密にするから」

 

提督「そっか。霞、ありがとう」

 

霞「でも!私たちの提督なんだからそこは自覚してよね!大怪我したら承知しないんだから!」

 

提督「おうとも、気を付けるさ」ナデナデ

 

霞「だ、だから撫でないでってば!////」

 

アーロ「う、羨ましい‥‥!!」

 

~*~

 

in中庭牧場

 

長門「…」ジーッ

 

ミケ「な、長門さん…どうかしたのかニャ?」

 

長門「…誰も見てないな…」チラッチラッ

 

ミケ「あ、あのー、そろそろ畑仕事をしにゃきゃいけないですけどニャ…」

 

長門「かわいいいいいっ!!」ミケを抱きしめる

 

ミケ「にゃぎゃっ!?」ギューッ

 

長門「な、なんてかわいいんだ!!おおっあそこにもアイルーがっ!!」

 

ブルー「初登場ニャのにーっ!?」ギューッ

 

川内「あ、長門さーん!!」ノシ

 

長門「Σ(・□・;)」アイルーを素早く離す

 

川内「探しましたよー!」

 

長門「…なんだ?」キリッ

 

川内「提督が今日は出撃しないからせっかくだしみんなで街へ出かけてらっしゃいって!行きますか?」

 

長門「うむ…悪くはないな。そうするとしよう…とことで川内」

川内「?どうかしましたか?」

 

長門「…さっきのは見てないな?」

川内「なにをですか?」クビカシゲ

長門「いや‥いい…」スタスタ

 

ミケ「なんというパワーニャ…」

ブルー「これが…ビックセブンにゃ…」

 

~*~

 

in食堂

 

アーロ「へー、雪風ちゃんと初霜ちゃんはヨモギたちのお手伝いか!」

 

雪風「はい!今はヨモギさんとお野菜を切ってます!」

初霜「今日の晩御飯はカレーですよ!」

 

アーロ「ほほう、感心感心。てかかわいいなー」にっこり

 

ヨモギ「この子たちは才能あるニャ」

マシロ「新たに板前ブラザーズに就任するかニャ?」

サクラ「板前ブラザーズ改め板前レンジャーニャ!」

 

初霜「お味噌汁も作ってみたんですけどどうですか?」

 

アーロ「どれどれ…うまい!初霜ちゃん、いいお嫁さんになれるぜ!」

 

雪風「初霜ちゃん、すごいです!お嫁さんになれるって!」キラキラ

初霜「ま、まだ早すぎますよ」テレテレ

 

磯風「アーロさん、よかったら私の作ったのも味見してくれないか?」

 

アーロ「‥‥えっと、この黒いのは?」

 

磯風「これは卵焼きだ」ドヤァ

 

アーロ「ほほう、所謂海軍料理っていうやつかな?どれどれ…」パクリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【力尽きました】

 

アーロ「」ガクリ

 

雪風&初霜「あ、アーロさぁぁぁぁん!?」(;゚Д゚)‼

 

初霜side ガクリと倒れたアーロさん、この後どこからともなく荷車を引いたアイルーちゃん達が現れてアーロさんを運んでいきました。

 

磯風「‥‥ふむ、塩を入れすぎたか…」

 

マシロ「うん、違うと思うニャ」

 




今回も前編、後編に分けました。もしかしたら中編もでるかもよ!

嗚呼…イベントが終わりに近づいていく…早く掘るんだ!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。