狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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5月に春のイベントが始まる…それまでにバケツや艦娘の強化をして行かなきゃ…

???「春ノ戦…ハジメテミルカ?」

やめて‼

*注意!

この提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい‼

台本形式となっており‼

独自展開があります‼


△4 紺碧の港、タンジア

しninイサナ号

 

ジン「(∩´∀`)∩」ワクワク

 

霞「ジンさん、物凄くワクワクしてるわね…」

ベル「そりゃあタンジアの名物、タンジアビールが飲めるからね」

瑞鶴「だから酒の飲みすぎはだめだってば…」

 

木曾「次の行先は海があるから楽しみだな!」

明石「一応、艤装の手入れとかもしておきますね」

不知火「司令、タンジアとはどのような所ですか?」

 

提督「そうだなー、貿易のメッカとも呼ばれるほど貿易商には最高の場所だ。そのため物資の量は周辺随一だし、訪れる商人や船員、ハンターも多い。船乗り達の憩いの場所でもあり、『船乗りのオアシス』とも呼ばれているんだ」

団長「地海岸沿いと岩崖に沿って縦長に街が広がっている。丁度クロード達の鎮守府の港町と少し似ているぞ」

 

ジン「港の商店にはバルバレ同様、各地から仕入れた品が売られている。紅茶も…たしかあったな」

金剛「Oh‼そういう事ならば買っておかなければ‼」フンス

提督「それと…ベルの故郷でもあるな」

 

鹿島「ベルさんの故郷なんですか?」

ジン「ああ。元々こいつは、大商人のボンボンの息子だったんだぜ?」

鹿島「ええっ!?初耳です‼」

ベル「今は世界各地へ貿易の旅をしているからねー…なかなか会えなんだ」

明石「初めて知りました…でも何でハンターになったんですか?」

ベル「っ‼」ビクッ

 

ジン「ああ、それは…」

ベル「ちょ、やめっ…」ジンの口を塞ぐ

 

団長「ハッハッハ!実はベルが子供の頃に出会ったベリオX一式を装備していた女性ハンターに一目惚れしてハンターを目指したそうだ」

瑞鶴&金剛&霞「」

ベル「だ、団長ぉぉぉっ!?」

 

提督「俺達が初めて出会った頃の最初のベルは本当に女たらしだったもんなー」ウンウン

ジン「それが今ではこんなに真面目に…ルルカのおかげか」ウンウン

 

鹿島「‥‥」プンスカ

ベル「か、鹿島!?」

 

不知火「ベルさんの意外な一面ですね…他には何かありませんか?」ワクワク

ジン「色々あるぞ。例えばユクモで酒に酔ったベルが…」

ベル「ちょ、やめてー‼」

 

 

弥生「イサナ号は賑やかだね、コタロウ」ライド中

コタロウ「三(*´ω`)」

 

___

 

ベル「」チーン

 

鹿島「べ、ベルさんが更に真っ白に!?し、しっかりしてください」ユサユサ

霞「ありったけ昔の事を話されたのが恥ずかしかったようね…」

 

団長「さあ見えてきたぞ、あれが港の街、タンジアだ!」

 

金剛&木曾「海だーっ‼」ワーイ

 

-ベルナから南南東へ。薄く雪が積った連なる山岳地帯を抜け、更に草原や新緑の山々をも抜けるとコバルトブルーの海が見えてくる。その海を拠点に貿易に栄えた港の街がタンジアである。世界各地から仕入れた品を積んだ貿易船が多く停泊し多くの商人たちが集まってくる。商人だけではなく船旅をしている船員や冒険をするハンターも多くにぎわい、酒場では毎日賑やかに騒ぐ。ビールや海産物、名物のタンジア鍋、貿易で仕入れた品を売る商店街、各地の港へと繋ぐ船場と彼女達にとって目が光るものが多い。

                                       by提督の手記-

 

in港エリア

 

木曾「やっほー‼海が見えるぜ‼」ウキウキ

瑞鶴「本当に縦長に沿って町ができてるわね」

提督「今はとても賑やかなで大きく栄えている港の街だけど、最初の頃は小さかったんだ」

霞「最初の頃は?」

 

提督「俺達がハンターになるずーっと昔さ。この海ではナバルデウスが襲来してきたり、海を焼くほどの力を持つ古龍グランミラオスが暴れまわっていたんだ。その古龍を伝説の9人のハンターが討伐し、その9人の中の一人がタンジアで生命の大粉塵の製造会社を立てたのが始まりだったんだ。貿易も大成功し、今では街も広がり、こうして発展していっている」

明石「企業も建てたりとか…もうハンターって何でもありなんですね…」

 

金剛「ここも人で賑わってるデース!」

ベル「丁度タンジア海鮮市と貿易品の大売り出しもやってるし、それを買い求めて来た商人やハンター、船乗り達が集まってるみたいだね」

不知火「面白そうですね。さっそく買いに行ってみましょう」

金剛「きっとここにも美味しい紅茶があるかもしれないネー‼」

 

ドドドドドッ…

 

団長「うん?なんだ?」

提督「物凄い勢いで誰かがこっちに来てるぞ?」

ジン「あれってもしかして…」

 

 

ルルカ「ベルゥゥゥゥゥゥッ‼」ダイレクトアタック

ベル「ひでぶっ!?」

 

鹿島「べ、ベルさぁぁぁんっ!?」

瑞鶴「ベルさん吹っ飛んだーっ‼」

霞「ル、ルルカさん‼」

 

ルルカ「久しぶりねベル!まさかアンタがここに来るなんて‼」ユサユサ

ベル「」チーン

 

ジン「オイコラ。俺達も来てるぞ」

ルルカ「あっ、ジン。おひさ」ノシ

ジン「かるっ!?」

提督「ルルカじゃないか。久しぶりだな」

ルルカ「あ、クロードじゃないの!相変わらず元気ねー。それに団長に霞ちゃん達まで来てたのね!」

 

瑞鶴「ルルカさん、お久しぶりです!」

木曾「提督達と一緒についてきました‼」ノシ

団長「ルルカ、お前もタンジアに来ていたのだな!」ノシ

 

ルルカ「まあねー。ドンドルマに立ち寄る前にちょっと用事が…って、クロード達もバルファルクの事を調べに来たの?」

提督「ああ。バルファルクが最初に襲撃してきた所だし、聞き込みとタンジアにいるアグルに会いに来たんだ」

ルルカ「なるほどね。あたしも用事ついでにアグルの所に行くところなの。一緒に行かない?クロードのお仕事にも協力するわよ」

 

ベル「えー…」

提督「いいぞ!ルルカも来るなら心強い!」

ベル「さすがクロード…お人好しナンダカラ…」遠い目

鹿島「ベルさん、片言になってます!」アセアセ

 

弥生「ルルカさん、用事って…?」

ルルカ「えーと…ライダーとオトモンに詳しいちょっと変わったアイルーと一緒にギルデガランに行くはずだったんだけど、途中ではぐれちゃって…」テヘペロ

弥生「ちょっと変わったアイルー…?」クビカシゲ

 

ルルカ「そうそう。ちょっと特徴的な顔をした‥‥って、弥生ちゃん!?後ろにいるリオレウスってあなたのオトモン!?」

弥生「はい。コタロウっていいます」ナデナデ

ルルカ「かっこいいじゃないのー。弥生ちゃんもやるじゃーん」

コタロウ「(*`ω´)」フンス

 

提督「ルルカ、ついでに霞達を観光案内もしてくれないか?」

ルルカ「いいわよー!やっぱり最初はシー・タンジニャの名物料理、タンジア鍋でも食べに行く?それから剣ニャン丸の貿易店とか…って、霞ちゃん?その指につけてるのって…指輪?」

霞「えっ?あ、は、はい…」テレテレ

 

ルルカ「しかも左手の薬指…ま、まさか…!?」

霞「えと…し、司令官と…」顔真っ赤

ルルカ「( ゚д゚)」

提督「あ、言うの忘れてた。ルルカ、実はケッコンしますた」テヘペロ

ルルカ「(゚д゚ )」ギギギ・・・

提督「だ、大丈夫だ。所謂、幼な妻だから!」

 

ルルカ「‥‥」チラッ

ジン「( ・´ー・`)b」瑞鶴を抱き寄せる

瑞鶴「あ、あははは…」ニガワライ

 

ルルカ「チクショォォォォォォッ‼」猛ダッシュ

 

明石「ルルカさーん!?」

金剛「しかも物凄い速さで走ってマース」

不知火「あっ、通りすがりのハンターを弾き飛ばした」

 

__

 

ルルカ「ここが港エリア、貿易品の商店街よ…」ショボーン

 

瑞鶴「る、ルルカさん、元気を出してください」

ルルカ「もうカラ元気になってやるわ‼今夜はシータンジニャで飲みまくってやる‼もちろんアーロの奢りで‼」

霞「アーロさんここにいないんですけど!?」

 

不知火「ぬ…なにやら美味しそうな香が…」ウズウズ

金剛「Oh‼紅茶の…紅茶の香りがしマース!」

ジン「あまり遠くまで行くんじゃないぞー」スタスタ

 

瑞鶴「とかいいつつジンさんもどこ行こうとしてるんですかーっ!?」ダッ

弥生「司令官、私達も行っていいですか?」ワクワク

提督「ああ、行っといで!ベル、頼んだ」

ベル「いいのかい?」

 

提督「せっかく来たんだ。ベルも鹿島と一緒にゆっくり楽しんで行ってこい」

弥生「ありがとうございます。コタロウ、行くよ」

コタロウ「))( `ω´)」ズンズン

ベル「それじゃ、鹿島行こうか。シー・タンジニャの料理はとびっきりうまいからねー」

鹿島「はい!提督さん、それじゃあ行ってきます‼」ウフフ

 

ルルカ「あー、まぶしいわー。手まで握っちゃって、アマイワー」

ジン「いいな…先にタンジニャに行けて…」

霞「ジンさんは飲むつもりでしょ」

 

 

 

他のハンター達「‥‥」ジーッ

 

木曾「な、なんかまた他からの視線を感じる…」

ルルカ「そりゃあ、木曾ちゃんのセーラーにマント、一種の珍しい一式装備かと思われてるのよ」

提督「ここでは艦娘達の服が一式装備に見えてるみたいだな。木曾のはカッコイイし」

木曾「そ、そうかなぁ…」テレテレ

 

団長「竜人商人がこっそり『これ作ったら売れるかもしれん』とか言ってたな…」

明石「後でやめた方がいいって言っておいた方がいいですよ…」

 

 

\オオーイ!/

 

 

ルルカ「おっ、あの元気が良すぎる声とアグナZ一式で走ってくるあの姿は…」

提督「あれは…アグル!元気そうだな!」ノシ

 

アグル「クロードさーん‼久しぶりです‼」

 

霞「アグルさん!お久しぶりです!」

ジン「アグル、相変わらずだな」

アグル「ジンさん、瑞鶴ちゃん!おめでと…じゃなかった」

瑞鶴「も、もう!アグルさん!」

 

アグル「先日母ちゃんから手紙が来まして、クロードさんがタンジアに寄って来るって聞いたのでずっとスタンバってましたよー」

ルルカ「いやー。ほんっとこういう事には真面目なんだから」

アグル「ルルカさんもよりいっそうお美しくなったんじゃないっすかー」ニヤニヤ

ルルカ「やだもー、おべっか上手っ‼」ストレート

アグル「照れ隠しっ!?」(;´Д`((

 

瑞鶴「相変わらずねー…」

霞「アーロさんといい、この兄弟は…」呆れ

 

アグル「そ、それはさておき…クロードさん、さっそくバルファルクの件についてお教えいたします。ギルドの方へ行きましょう」

提督「ああ、よろしく頼むぜ」

アグル「というかルルカさん、ハクム村から来たアイルーはどうしたんですか?一緒に来る予定だったのだけども…」

ルルカ「♪~(´ε`;)」

 

アグル「あっ!誤魔化した!」

ルルカ「だってー、ちょっと目を離したすきにどっか行っちゃったんだもーん‼やっぱアユリアちゃんがよかったわー!」

 

 

___

 

鹿島「食べ物の屋台や装飾品や食品…色んなものが売られてますね!」ウキウキ

ベル「相変わらず賑わってるなー…」

鹿島「‥‥」ウキウキ

ベル「鹿島、やけに上機嫌だな」

鹿島「うふふ、こうして久しぶりにベルさんと一緒にいるのは久しぶりですから。ベルさんを独り占めです」

 

ベル「…な、何か欲しいものがあるかい?」テレテレ

 

金剛「でしたら私はこの紅茶葉をry」

不知火「金剛さん、ここは空気を読みましょう…」ガッ

金剛「ファッ!?戦艦級の眼光っ!?」

 

 

ベル「そうだ。シー・タンジニャには貿易で仕入れたコーヒーっぽい飲み物もあるんだ。売ってる店もあるし、そこへ行ってみよう!」

鹿島「はい♪」

 

 

弥生「美味しそうな料理の屋台もいっぱい…あれ?あれはドーナツ?すごい、ドーナツも売ってるんだ」

コタロウ「))( ´ω`)」ノンビリ

弥生「そうだ。アグルさんにも会うんだから皆の分も買おうっと…」

 

-弥生、購入中-

 

弥生「1個おまけしてくれた。タンジアのドーナツってどんな味がするのかな?」ワクワク

コタロウ「Σ(`ω´ )」

弥生「?コタロウ、どうかしたの?」

 

???「‥‥」ジーッ

 

弥生「…アイルー?でも顔が大きいく丸いし、ヒゲが太くて4本だし…」

???「‥‥」涎ダバー

弥生「わっ!?も、もしかしてお腹空いてるの…?」つドーナツ

 

???「おおっ!?く、くれるのか…‼お腹が空いてたんだけどもドーナツが買えなくて困ってたんだ‼ありがてえーっ‼」ガツガツ

弥生「…貴方って変わったアイルーね」

???「ふふん、オレはそこら辺のアイルーとは一味違うからな!それにしても…リオレウスをオトモンにしてるとはオレの経験上、タダ者じゃない気がするぜ!」フンス

 

コタロウ「((`ω´ ))」フンス

弥生「そうなの?」

???「ああ!前に一緒に旅をしていたライダーさんもリオレウスに乗ってたからな!今じゃハクム村で一番のライダーさんになって世界各地を冒険中だし…まったく、鼻が高いぜー。だから君もいいライダーさんになれると思うぞ!」

弥生「えと…私は弥生。貴方は?」

 

 

ナビルー「オレはナビルー!世界中を旅したアイルーで、今では新米ライダーさんをサポートするアイルーでもあるんだぜ!」




 モンハンストーリーズのナビルーの方がいいキャラをしていると思いますね(コナミ感)

 なお、新米ライダー教育係はアプリ版オトモンドロップから。ナビルーが色々と教えてくれますので…

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