狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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 やっとこさ光作戦を開始…ってもう少しで春のイベントが始まっちゃう!?
 
*注意!

この提督達(代理)は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい‼

台本形式となっております‼

独自展開があります‼


◇4 光作戦開始‼ 

in執務室

 

アーロ「ついに来た…いよいよ光作戦が開始される」ドヤァ

グレイ「えーとこれが所謂イベント海域っていうやつ?」

 

大淀「そうですね。各時期に行われる全鎮守府が出撃する大規模作戦です」

初月「先の海戦を加えてこれで2回目の出撃になるね」

グレイ「ほほー…それって結構大変なのか?」

 

天龍「ああ!大規模ってことだから深海棲艦も強敵だし、その海域の攻略も難関だ。資材も結構消費するし、練度も上げなきゃならないんだぜ」

グレイ「なるほど。どうりでみんな張り切っているわけか」

 

アーロ「それに俺達ハンターは補給地点や泊地の安全の確保、襲撃してくるモンスターの撃退もやらなきゃなんねえ」

加賀「今回も大忙しになりそうですね」

アーロ「まあな。例の溶岩島の方も何やら怪しい雲行きだし…」ヤレヤレ

ザラ「?何かあったのですか?」

 

グレイ「観測所から溶岩島のマグマの活動が急激に活発になったと同時に、その周りの島々でも噴火活動が突如起き始めたと報告が来たんだ」

アーロ「そんで、その周りの近海にいた船や敵艦隊の偵察に来ていた艦隊が『衝撃波みたいなもの』の被害に遭ったとも。溶岩島だけじゃない、他の島々や船にも影響が出始めた」

ザラ「しょ、衝撃波?そういう事ってあるんですか?」

 

アーロ&グレイ「あるわなぁ‥‥」遠い目

天龍「つくづく提督達の故郷ってなんでもあるんだなって思うぜ…」

加賀「もう最近は慣れました」

アーロ「ともかく、俺とグレイは指揮を行いつつ溶岩島への調査にも取り掛かる。攻略に向けて、皆準備をしてくれ」

 

天龍「っしゃあ‼出撃や支援、バケツ補充の遠征、なんでもかかってきやがれ!」

初月「それじゃアーロさん、最初の海域の編成を組んでいこう」

アーロ「よーし、まずは手始めに戦艦6隻で圧倒的パワーをry」

 

加賀「第一作戦は戦艦の出撃はできませんよ」

アーロ「ファッ!?」

天龍「てゆうかどんだけ戦艦推しなんだよ!?」

初月「さ、最初は輸送作戦だからね。そこまで派手にしなくてもいいんだよ」ニガワライ

アーロ「そんなー」(´・ω・`)

加賀「というか真面目にやってください」スパーン

アーロ「ゴメンヌ!?」))゚3゚)・∵.

 

グレイ「よし、俺は改修とやらを手伝ってくぜ」ノシ

 

in工廠

 

夕張「ふふふ、ついに来たわね!大きな海戦に備えて大規模強化していくわよ‼」フンス

ザラ「ず、随分と張り切ってますね…」

夕張「大きな戦いとかはよくジンさんとアーロさんがやらかし…ゲフンゲフン、近代化改修をよくやってたからね。私としても腕がなるわ!」

ザラ「今ちょっとまずい事言いかけましたよね!?」

 

グレイ「それじゃ取り掛かるとするか。最初の人、どーぞ」

龍驤「トップバッターでもう不安だらけなんやけど…」

グレイ「それで…近代化改修って何するんだっけ?」

ザラ「艦隊の装備や資材や素材を使って艦娘達の艤装の性能を上げたり、改二へと改良させていくんです」

龍驤「改二になるには練度がある一定以上に達する場合と設計図が必要な場合もあるんや。ま、まあ例外もあるんやけど…」

 

グレイ「ふむ…『素材』、ねえ…」

龍驤「あかん、これ絶対アカンやつや」

夕張「グレイさん、私のおススメの改修があるんですが…」ヒソヒソ

グレイ「おっ、それいいな!それじゃあそれを頼むぜ」

龍驤「ほ、ホンマに大丈夫なんか!?」

夕張「そうと決まれば…アイルー総動員よ‼カモーン!」ピーッ!

 

アイルー達「ニャーッ‼」ドドドドドッ

龍驤「どこからともなくアイルーの軍団が!?ちょ、うちを連れてどこ行くねん!?ちょ、やめ…あーれーっ‼」

 

ザラ「」ポカーン

グレイ「じゃ、次」

ザラ「いやダメじゃないですかこれ!?」

 

夕張「グレイさん、大規模作戦に備えて建造もしておきませんか?」

グレイ「ふむ…やってみる価値はあるな」

ザラ「お、大型建造はダメですよ!イベント海戦はかなりの資材を消費するんですからね!」

グレイ「分かってるさ。夕張、何かおススメはあるか?」

 

夕張「そうと決まれば私に任せてください!」フンス

ザラ「あ…なんかまずい気がする…」

グレイ「それじゃあ空母のレシピで…」

妖精さん達<合点承知の助!

 

9:00:00

 

ザラ「」

グレイ「あ、なんかすごい時間になったな」

ザラ「どうやったら普通の建造で9時間もかかるんですか!?」

グレイ「夕張、何入れたんだ?」

 

夕張「コスモライト鉱石に、獄炎石に、エルトライト鉱石を200ずつです!」ドヤァ

グレイ「わお。すげえな」

ザラ「大井さーん‼私じゃ止められませーん‼」

大井「夕張‼またやらかしたの!?」ガタッ

 

夕張「だ、大丈夫ですよ。ささ、グレイさん、高速建造材を使って完成させましょう!」

大井「もう…グレイさん、少し夕張には厳しく言ってくださいよ」

グレイ「まま、こっちの素材を入れたらどうなるか気になるからさ。ちょいっと試してみようぜ」

大井「嫌な予感しかないのだけど…」

 

 

工廠オープン!

 

 

 

葛城「雲龍型航空母艦の三番艦、葛城よ!正規空母として一番の働きを…ってあれ…?」

 

大井&ザラ「」

夕張「( ・´ー・`)」

グレイ「…うん?これってすごいの?」

ザラ「え゛えええっ!?なんで建造できるんですか!?」

大井「はい夕張アウトー」ガッ

夕張「ちょ、まっ」

 

葛城「あ、あのー…あなた、提督なのよね?鎧を纏った提督って初めてなんだけど…」

グレイ「まあ提督代理ってやつだ。えーと航空母艦だっけ?ようこそ、我らの鎮守府へ」握手

葛城「ふふん、任せておきなさい!ある意味一番だからね!」

 

___

 

in執務室

 

葛城「って、いきなり大規模作戦なの!?」

 

アーロ「みんな準備ができてきたようだな…」

葛城(てかこの人も鎧だし、この鎮守府はどうなってるのよ…)

 

グレイ「そっちは進んだ?」

アーロ「編成超ムズイ」プスプス

加賀「今作戦は輸送作戦、前哨戦、連合艦隊による攻略とかなり複雑の様ですからね。この戦いの要は輸送作戦にあります」

 

初月「最初は光作戦準備。潜水艦6隻、もしくは対潜を兼ねた水上艦隊の編成がいいと思うよ」

大淀「後は基地航空隊や支援艦隊を組んで支援を送ってみましょう」

 

アーロ「おし…第一作戦の編成は、初月を旗艦に利根、五十鈴、夕張、ヴェールヌイ、暁の6名で行こう」

ザラ&グレイ「あっ…」

 

利根「久々の出撃と聞いて駆けつけて来たぞ‼」ドヤッ

五十鈴「久々の出番ね!張り切っちゃうわよ‼」

暁「ふふん、れでぃにお任せよ!」

 

初月「あれ…?夕張さんは?」

グレイ「‥‥」♪~(´ε`;)

ヴェールヌイ「???」クビカシゲ

 

アーロ「さあ皆‼久々の出撃だ‼張り切っていこうぜ‼」

 

艦娘達「おおーっ‼」

 

葛城「あ…夕張さんってさっき…」

ザラ「うん…」遠い目

 

___

 

in本土近海

 

暁「さあいつでもかかって来なさいな!」ドヤァ

利根「今の吾輩達は超ハイテンションなのじゃ!」ドヤァ

 

ヴェールヌイ「深海棲艦の強襲があるかもしれない。油断は禁物だよ」

初月「そうだね…あたりを警戒して行こう」

 

五十鈴「…で、夕張。なんであんたはドラム缶にinしてるのよ」呆れ

夕張「お、大井さんに文句を言ってくださいよ!まさか私が出撃するなんて思ってなかったんですからー‼」inドラム缶

 

ヴェールヌイ「まるで箱ガンダムみたいだね」

暁「夕張さん、かっこいいわ‼」キラキラ

夕張「も、もーっ‼」ヒーン

 

利根「むっ!向こうから敵艦隊の艦載機が見えてきたぞ!」

五十鈴「最初は空襲ね…‼みんな回避に専念して‼」

 

初月「よし…!ここは僕の出番だ!長10㎝砲、砲撃開始‼」対空カットイン

 

長10㎝砲くん<キューッ‼ ババババッ

 

敵艦載機A<キウイ!? 撃墜

敵艦載機B<ナッパ!? 撃墜

敵艦載機C<ラディッツ!? 撃墜

 

五十鈴「初月、いい感じよ‼」

利根「後は残りの敵艦載機の空襲を回避するだけじゃ!」

 

敵艦載機D<トマトッ‼ ババババッ

敵艦載機E<ヤーコンッ! ババババッ

 

暁「おっとっと…もう‼危ないじゃないの‼」プンスカ

夕張「ど、ドラム缶じゃなかったら被弾してた…」ドラム缶ガード

五十鈴「おおいっ!?それ輸送物資‼」スパーン

 

ヴェールヌイ「空襲は回避できたね」

アーロ『よし、このまま進撃してくれ!あと潜水艦には気を付けるんだぞ』

初月「ああ、任せてくれ。このまま行こう」

 

暁「さあ次行くわよ‼」フンス

利根「今の吾輩達を止める事は出来んぞ‼」フンス

 

五十鈴「あ、コラ!そう進んで行くと…」

 

ヴェールヌイ「‼気を付けて!」

 

利根「ひゃあっ!?ぎょ、魚雷が来ておったのか…危なかったー…」回避

暁「こ、これも予想のはんちゅーよ‼」アセアセ

五十鈴「もう、しばらく出撃が無かったからなまってるんじゃないの?」

 

ヴェールヌイ「敵の潜水艦を探すよ」つソナー

夕張「さーて、何処に潜んでいるかしら?」

 

 

潜水カ級A「敵の潜水艦を発見!」

潜水カ級B「ダメダ‼」

潜水カ級C「ダメダ‼」

潜水カ級A「ダメカー…」魚雷発射

 

ヴェールヌイ「無駄だよ。見つけた…‼」つ爆雷

潜水カ級B「キャベツ!?」critical!撃沈

五十鈴「さあ、やっちゃうわよ‼」つ三【爆雷】

潜水カ級A「レタスッ!?」critical!撃沈

 

夕張「よーしこれで…あっ、これドラム缶だった。こっちね!」つ三【爆雷】

潜水カ級C「ベジタブルッ!?」critical!撃沈

利根「よーし、大勝利なのじゃ!」

暁「どう‼すごいでしょ‼」

五十鈴「あんた達ずっとはしゃいでいるだけじゃないの…」

 

_進撃中_

 

暁「ふふん、順調ね!」

ヴェールヌイ「敵艦隊の遭遇も少ないね…」

五十鈴「そうね…先のイカの怪物との戦いからしばらく経って、深海棲艦による本土近海への襲撃は見られなくなったし」

初月「このまま静かな海になればいいね…」

 

利根「そうなるといいのう…む、瑞雲が敵艦隊を見つけたようじゃ!」

夕張「やっぱり油断は禁物の様ね…‼」

利根「敵は軽巡1隻、駆逐艦2隻、それから…むむっ‼潜水棲姫じゃと!?」

 

五十鈴「さっそく姫級のおでましってわけね…皆、気を付けて‼」

 

 

潜水棲姫「ウフフフ‼キタノネェ…‼エモノタチガ‼」魚雷発射

 

利根「ふぎゃっ!?ぬぅ…や、やるではないか…」中破

暁「よーし。暁の出番ね、見てなさい‼」つ三【爆雷】

 

潜水棲姫「キャアアッ!?ヤメテヨー‼」critical!小破壊

夕張「おらーっ‼爆雷祭りだーっ‼」つ三【爆雷】【爆雷】【爆雷】

 

潜水棲姫「ヒ、ヒドーイ‼覚エテイナサイヨー‼」critical! 撃退

軽巡へ級「アッガイッ‼」ドーン!

 

五十鈴「っと、こんなものへでもないわ‼」ドドーン‼

駆逐イ級A「ケンプファァァッ!?」critical!撃沈

初月「砲雷撃戦、いくぞっ!」ドドーン!

駆逐イ級B「ビグロッ!?」critical!撃沈

 

ヴェールヌイ「いくよっ」ドーン!

軽巡へ級「ザクレロッ」hit!

利根「わ、吾輩だってやれるんだぞー‼」ドドーン!

軽巡へ級「エルメスッ!?」critical!撃沈

 

初月「よし!敵艦隊撃退!このまま突き抜けていくよ‼」

ヴェールヌイ「Да‼」

利根「いけいけどんどーん‼」

暁「れでぃの進撃ね!任せておきなさい!」

 

夕張「ちょ、まっ待ってー‼私だけドラム缶を背負ってるんだけどー!?」

五十鈴「もう、ほら行くわよ!」

 

 

inゴール地点

 

利根「到着したぞ!被害は少なくすんだようじゃな」

暁「えっへん!やればできるんだから!」フンス

 

夕張「ふー…やっとドラム缶を背負わずにすむわー」コタコリ

ヴェールヌイ「これなら早く攻略できそうだね」

 

五十鈴「あら?あそこに見えるのは…おーい!」ノシ

 

 

 

伊19「うん?イクに御用なのね?もしかして鎮守府の艦隊なのね!」

五十鈴「ええ。もしよければ、私達の鎮守府に来ない?」

イク「うーん…そこの鎮守府の提督は素敵な人?」

 

利根「勿論じゃ!吾輩達の提督(代理)は超絶イケメンじゃぞ!」ドヤァ

五十鈴「えっ」

暁「しかも紳士の中の紳士なのよ!」ドヤァ

五十鈴「えっ!?」

 

イク「うふふ…面白そうなのね!イク、一緒に鎮守府に行くの!」ワーイ

 

五十鈴「イケメン?‥‥紳士?」

夕張「提督ならまだしもアーロさんとグレイさんは…うーん…」

初月「だ、大丈夫だよ!そ、そうだ、アーロさん、一回目の出撃は成功したよ!」

 

黒丸『ご苦労様ニャ。ひとまず鎮守府に戻ったらゆっくり休むニャ』

 

イク「ニャ…?そこの鎮守府の提督って猫なの?」クビカシゲ

ヴェールヌイ「あれ?アーロさんとグレイさんは?」

黒丸『二人なら先ほど第二海域への補給地点で緊急事態が起きたようだからそこへ急遽向かったニャ』

 

初月「そこで何かあったの?」

黒丸『補給地点に強固な装甲を持ったバカでかい虫のような怪物が襲撃してきたと電報が来たのニャ』

五十鈴「む、虫!?」

 

初月「アーロさん、早速頑張ってるね…よし、僕達も頑張ってこの海域を攻略しよう!」

利根「そうじゃな!早く作戦を遂行してアーロさん達の所へ駆けつけるぞ!」

 

 

__

 

in小笠原諸島海域、第二補給地点

 

アーロ「あらま…思った以上に荒らされてるな」

グレイ「急いで駆けつけて来たが…被害は大きいか?」

 

孫娘提督『二人とも、攻略中に呼んで悪いわね…』

アーロ「大丈夫ですよ。黒丸や加賀さんが任せてくれって言ってましたから、心配はご無用!」

グレイ「ちゃっちゃと片づけて皆が安心して来れるようにしておかなきゃな」

 

孫娘提督『うふふ、頼もしいわね。でも、気を付けて』通信終了

 

アーロ「さーて…いっちょ5分針で片づけてやりますかな‼」フンス

 

ズズゥゥゥンッ‼

 

グレイ「さあ来るぞ…‼返り討ちにしてやるぜ‼」

 

 

 

ゲネルセルタス亜種「(#〇皿〇)」ブオォォォンッ‼

 

 

グレイ「‥‥なあ、前言撤回していい?でかすぎね?」

アーロ「うん、ごめん。これ金冠レベル」





 光作戦、最初の相手はゲネルセルタス亜種です…ゲネルは割と好きなので早めに登場させたくスタンバってました…やっとこさ登場。

この物語の光作戦はすこし原作とは違う所もございます。ええ、全ては溶岩島のせいです(視線を逸らす)

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