狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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 XXは未プレイ…早くかってプレイしなきゃ…‼(使命感)

 故障した3DS「せやな」
 作者「うわあああああああああああ」

*注意!

この提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい‼

台本形式となっております‼

独自展開があります!


△3 ベルナでゆっくり、次なる街へ

前回のあらすじ…ベルナへ里帰りをした提督。妹にサプライズで結婚報告したら分厚い本でぶたれた。

 

 

セリナ「兄さん、あれほど言いましたよね?せめて手紙とかで知らせてくれって」ゴゴゴ

 

提督「」チーン

霞「あわわわ…し、司令官!?」

 

セリナ「砂漠で遭難した時といい、セルレギオスの討伐で大怪我した時といい、起きてから知らせるんじゃなくて事前に知らせてって言ってるじゃないの‼」

提督「あ、あははは…い、いわゆるドッキリをさせようと思って…」テヘヘ

セリナ「もう一回ぶたれたいですか?」

 

団長「まあまあ、そう怒らないでくれ。クロードも結構忙しくて知らせることができなかったんだ」

セリナ「もう…あちらのギルドから聞いてます。オストガロア変異種の討伐をなさっていたと。兄さん達はホント無茶苦茶をするんだから」

ジン「怒られてやんの―」m9(^Д^)プギャー

 

木曾「お、驚いたな…まさか提督に妹がいたなんて」

金剛「しかも提督と同じぐらいアグレッシブデース…」

 

提督「ま、今日は何年ぶりかの里帰りだからさ、大目に見てくれよ」

セリナ「まったく…お帰りなさい、兄さん。父さんと母さんにもちゃんと言うのよ?」

提督「おー」ノシ

 

明石「ほんと兄と妹って感じですね…」

ベル「うちの提督がやんちゃだから、セリナちゃんはしっかり者なんだよね」

 

提督「ささ、皆コッチだ。我が家へご案内するぞー」

 

セリナ「ほんと反省の色を見せてない…」ヤレヤレ

瑞鶴「た、大変そうね…」

 

 

in龍歴院

 

鹿島「すごい…‼これ全部石造りなんですか…‼」

不知火「人の出入りがすごく多いですね…」

提督「龍歴院の屋上では飛行船が停泊しているからな。ユクモにタンジア、それにドンドルマからこの龍歴院やベルナの街にくる人で溢れている」

ジン「本土でいうと港のようなもんだ」

金剛「所謂ターミナルというわけデスね!」

 

弥生「飛行船饅頭…ペナントも売ってある」

カティ「研究機関で訪れる人の他に観光で訪れる人もいますからね。その方たち向けにお土産も売られているんですよ」

提督「この飛行船受付場から右の通路を渡ると…ここが龍歴院の研究機関本部だ」

霞「あちこちに本棚やら幾つもの部屋が…こっちもこっちで人であふれてるわね」

提督「むむ?今日はやたらとドタバタしているな…」

 

ドタドタドタ…

 

木曾「あれ?なんかヒゲダンスしてそうな小っちゃいオジサンがこっちに向かって走ってきてるぞ?」

瑞鶴「しかも物凄い勢いでこっちに来てるわね…」

 

???「クロォォォドォォォッ‼」ダイレクトアタック

提督「ふべしっ!?」.∵・(´ε゚((c三

 

霞&弥生「し、しれいかーん!?」Σ(;´Д`)

瑞鶴「提督、よく吹っ飛ばされるわね…」

???「このっ、バカ息子が‼ギルド本部から聞いたぞ‼見たこともないオストガロア変異種とやらを討伐したと…あれほど無茶をするなと言っておろうが‼」プンスカ

 

提督「あ、あはは…心配かけてごめんよ、父さん」

クロードの父親「団長殿や、ほかの友達に迷惑かけていないよな!…む、その子達は?」

提督「父さん、彼女達が此間手紙で書いてた『艦娘』達だ」

クロードの父親「おお…バカ息子がいつも迷惑をかけてすまない」

 

明石「迷惑どころか、いつも提督達に驚かされてます」ニガワライ

金剛「ちょび髭の似合うダンディなパパさんデスね」

 

クロードの父親「ふむふむ…」ジーッ

木曾「あ、あの…な、何か?」アセアセ

クロードの父親「中々のカッコカワイイお嬢さんだな…昔結婚する前に現役ハンターだった母さんに似ておる…」ジーッ

木曾「あ、あの…」アセアセ

 

ドドドドドッ

 

鹿島「あ、今度は女性の方がものすごい勢い走って来てますね…」

不知火「背も高くスタイルもいい人ですね…」

 

???「真昼間から何ナンパしてるのあんたはああああっ‼」ダイレクトアタック

クロードの父親「ひでぶっ!?」.∵・(´ε゚((c

提督「おやじいいいっ!?」Σ(;´Д`)

 

クロードの父親「ご、ごめんよ母ちゃん…つい」テヘヘ

クロードの母親「ついじゃないでしょ‼こんな忙しい時に何をしてんのよあんたは‼」プンスカ

クロードの父親「す、すいません…」(´・ω・`)

提督「か、母さん…た、ただいま」

 

クロードの母親「あ…クロード‼おかえりなさい!」ギュツ

提督「あ、あはは、久々に帰ってきたよ」

クロードの母親「すこし背が伸びたかしら?あっちではちゃんとご飯食べてる?他の子達に迷惑をかけてない?あとそれから…」

提督「か、母さん。大丈夫だからさ」アセアセ

 

クロードの母親「あ、あの子達があなたが手紙で書いてた『艦娘』なのね。どうもクロードの母です」ペコリ

 

瑞鶴「ど、どうも…提督達はほんと色んな意味で凄いです」アセアセ

霞「司令官の家族ってほんとに賑やかね…」

 

クロードの母親「あら?あなたその指輪…クロードと同じ指輪ね」

霞「え、えっと…」テレテレ

提督「か、母さん、父さん。実は…彼女とケッコンしますた」アセアセ

 

クロードの両親「」

 

ジン「そりゃ、驚くわな…」ニヤニヤ

ベル「しかも手紙で知らせてないからもっと厄介だよねー」ニヤニヤ

団長「うん、一応お前達もある意味人のこと言えないのでは?」

 

クロードの父親「まじでかぁぁぁっ‼」ハイキック

提督「あぶねっ!?」ガード

クロードの父親「お前マジでか!?あの子どう見てもお前と年齢幅すごく開いてるぞおい‼」ギャーギャー

提督「見た目はね‼でも大丈夫、幼な妻だからダイジョーブ!」ギャーギャー

クロードの父親「おさなっ…誰だ‼うちの息子に変な事を吹き込んだのは‼」ギャーギャー

 

明石(アーロさんェ…)

不知火(アーロさん、つみましたね)

 

クロードの母親「…」ワナワナ

霞「あっ…」

 

クロードの母親「おめでとおおおおっ‼」ダイレクトアタック

クロードの父親「ぬわーっ!?」.∵・(´ε゚((c

提督「ぱぱすっ!?」))゚3゚)・∵.

 

霞「司令官の家族、賑やかすぎ‥‥」

 

 

__

 

クロードの母親「ホントはもっと盛大に祝いたかったけども今は色々忙しくてごめんなさいね」

提督「いいんだ、ありがとう母さん」

 

ニャンコック「今日はお祝いとしてミーの大判振る舞いですニャー」

金剛「ワーオ‼チーズアラカルトにチーズフォンデュに、ピザに、チーズ尽くしデース‼」

ジン「ワインも飲み放題か…‼」ヒャッハー

瑞鶴「ジンさん、飲み過ぎないようにね」

 

セリナ「ほんと兄さんがケッコンしたと聞いて、驚く事ばかりだわ」ヤレヤレ

クロードの父親「ねえ、艦娘ってみんなかわいいの?」

クロードの母親「あなた?」ニッコリ

クロードの父親「嘘ですごめんなさい」

 

セリナ「久々に家族そろっての御飯だし、兄さんもゆっくり休んでね」

提督「ああ、久々の里帰りだし少しゆっくりするよ」

 

霞「…」

クロードの母親「ほら、あなたも遠慮しなくていいのよ」

霞「え、えっ?」

クロードの父親「突然の事で少々驚きを隠せないのが、あのやんちゃ息子の傍でずっといてくれてありがとう。あいつが遠い国へ行くと聞いた時は心配したんだが…お前さんのようなしっかりした子が奥さんなら大丈夫そうだな」

 

霞「…私も最初は少しおかしな人だなと思ってました。でも、司令官は誰よりも私達艦娘を大事にしてくれて、戦うこと以外に大事な事を教えてくれました。私はそんな司令官が大好きです」

 

 

提督「」ニヘラァ

霞「ちょ、司令官!?こっちを見ながら変な笑顔をしないでよ‼」

提督「まったく、可愛い奴め!」ナデナデ

霞「やーめーなーさーい‼」プンスカ

 

明石「甘いわー…チーズが甘くなるわー」

金剛「辛口のワインも欲しくなりマース」

 

クロードの父親「これなら心配なさそうだな…」

 

団長「ところで、龍歴院では何か大忙しだったんだが何かあったのか?」

クロードの父親「うむ…ある古龍の解析で大忙しでな」

セリナ「最近目撃されるようになった、『天彗龍』バルファルクの被害が各地で激しいの」

 

ジン「伝承でしか詳しいことが伝わっていない古龍か…」

クロードの父親「奴は地上に降りて暴れるほかに各地を渡る飛行船にも襲い掛かってきておってな、ベルナの飛行船が中々飛び立つことができなくて大変になっておる」

クロードの母親「バルファルクの動向について、龍識船や各地の古龍観測所と連絡を取り合って探っているのだけども…相手は彗星のような速さで空を駆ける古龍。クシャルダオラやシャガルマガラと違って見つけるのが困難なのよねぇ」

 

セリナ「今はハンターやライダー達にバルファルクの調査の依頼を出しているのだけどそれでも手強いの」

提督「クシャやテオとは違う手強さがあるようだな…よし、バルファルクの調査、俺も受けよう」

 

金剛「Oh!?提督もやるのデスか!?」

ジン「元々はバルファルクの調査が目的でこっちに戻ってきたんだからな」

木曾「つい目的を忘れるところだった」

 

クロードの母親「頼もしいけど、油断は禁物よ。熟練のハンターだって追い返されるほど、バルファルクは凶暴と言われているわ…でも、今日はそれを忘れて寛いでね」

 

_数十分後_

 

ジン「…おかわり」

瑞鶴「だからジンさん、飲みすぎだってば!?何杯目よ!?」

 

鹿島「ベルさぁぁん‼もしバルファルクとの戦いで大怪我をしたら、私、私…‼」泣き上戸

ベル「しまった。鹿島は酔うと泣き上戸になるんだった…」

 

セリナ「兄さん?だからあれほど早く知らせろと言ったじゃないですか…」クドクド

霞「うふふ、しれーかん♪」酔ってる

提督「…不知火、助けて」

不知火「すみません、不知火では無理の様です…」

 

クロードの母親「あらあら、すこしお酒が強すぎたのかしら?」ウフフ

クロードの父親「うん、飲み過ぎはいかん」

 

____

 

霞「頭痛がするわ…」ズキズキ

鹿島「き、昨日は飲みすぎました‥‥」ズキズキ

 

ベル&提督(もう二人にお酒を飲ませるのはやめよう…)

 

セリナ「古龍観測所から連絡が来たわよ。今のところバルファルクの飛来は見られないから今の時間帯なら安全に飛行船の飛行ができるわ」

 

クロードの母親「未だにバルファルクの目撃がないユクモ、多くの輸送船が停泊しているタンジア、ライダーとハンターが集う街ギルデガラン、そしてバルファルク対でギルドと連携をとっているドンドルマ行きがあるわ」

ジン「これまた色々と分かれたな」

提督「そうだな…皆は何処に行ってみたい?」

 

弥生「ライダーのいるギルデガランに行ってみたいです…」

瑞鶴「私はユクモに。温泉とかどんなのかみてみたいわ」

木曾「俺はタンジアに行きたいな。海もあるし、どんな海なのか知りたいな」

不知火「私はドンドルマを希望します…かしゅみはどうですか?」

 

霞「うがーっ‼」ダッ

不知火「おそいっ」ダッ

 

団長「ふむ…まずはタンジアへ行ってみるか?最初にバルファルクの被害が出た地域だ」

提督「アグルもあそこで頑張ってみるみたいだし、会いに行ってみようか」

ジン「調査も兼ねて行くか。あそこにはタンジアビールもあるしな」ウンウン

 

瑞鶴「もう、ジンさん飲みすぎ」

木曾「やったー‼どんな海なのか楽しみだな」

弥生「アグルさん、元気にしてるかな…」

 

クロードの父親「行くのか…クロード、気を付けて行って来い」

クロードの母親「また霞ちゃんと一緒に遊びに戻って来てね。母さんや父さんは貴方が元気で、幸せに頑張ってるの応援しているから」

 

提督「ああ…父さん、母さん、セリナ。また来るから」

セリナ「今度はちゃんと手紙で知らせてよね」ニッコリ

クロードの母親「もしかしたら今度はおめでたで帰ってくるかしらね」ウフフ

 

提督&セリナ&クロードの父親「ぶっ!?」

霞「???」クビカシゲ

 

 

 

団長「よし…いつでもイサナ号発進できるぞー!」

 

ニャンコック「クロードさん、また来てくださいニャ。礼儀正しくチーズフォンデュを食べてくれるハンターはクロードさん達だけですからニャ。いつでも歓迎するニャよ」

カティ「クロードさん‼また帰ってくるのを楽しみに待ってますから!お気を付けくださいねー‼」ノシ

 

提督「ああ、カティ、ニャンコック。また来るからな。それじゃあみんな行ってきまーす‼」ノシ

団長「さあイサナ号発進!次の目的地はタンジアだ!」





XXはメインモンスやラスボスモンスのBGMが結構壮大ですね。

サントラが出たら即買いしたい(コナミ感

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