狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

152 / 203
MHXXのPV第三弾を見ました…

まさかの最後のシーンで…いろんなもの纏った大型古龍らしき姿が。
あれを見た時、イコールドラゴンウェポンを思い出した人は多いはず…

*注意!

この提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい‼

台本形式となっております‼

独自展開があります‼


△2 ようこそベルナ村へ

in踊る砂鮫亭

 

提督「なー、霞。いい加減機嫌直してくれよー」

霞「昨日の自分を思い切り殴りたい…」遠い目

提督「な?昨日の事は忘れて早く支度しような?」

 

ベル「ものすっごい落ち込んでるね…」

鹿島「昨日の事を思い出して自分を責めてますね…」

団長「ふむ、ついうっかりお酒を飲ませてしまったのだが…別の意味で飲ませない方がいいみたいだな」

不知火「ほら、こう落ち込んでいては移動できませんよ、かしゅみ」

霞「うおらあああっ‼」ストレート

不知火「おっと、やっと元気になりましたね。ほら、行きますよ、かしゅみ」ダッ

霞「二度と言わせないようにしてやらああああっ‼」ダッ

 

提督「うん、元気になって何よりだ」ニコニコ

金剛「テイトクー、マイペースすぎるネ…」

 

ソフィア「荷物はこれでよしっと…明石さん、木曾さん、ありがとうございます」

明石「乗せてもらってるんですから、お手伝いしないと」

木曾「力仕事とか、色々と任せてくれよ」

 

弥生「コタロウ、お手入れできたよ…」ナデナデ

コタロウ「(`ω´ *)」クルル…

竜人商人「ほほー…しっかり手懐けておるのぅ」

 

ジン「後はこれとこれとこれを…」コソコソ

瑞鶴「ジンさん、お酒積みすぎ。飲み過ぎは良くないから没収‼」

ジン「そんなー」(´・ω・`)

ベル「どうせベルナに行ってもワイン飲むつもりなんでしょ」

 

提督「アロエさん、ありがとうございました。また寄りますからね!」

アロエ「いつでもおいで‼アーロやアグルによろしく伝えといてちょうだいね!」

ジン「あの二人には伝えておく」

アロエ「それから、艦娘の皆もまた遊びに来てね!いつでもどーんと歓迎するから‼」

父ちゃん「今後も踊る砂鮫亭をよろしくー!」

息子&娘達「またねー‼」ノシ

ハンター達「酒代あざーっす‼」(*゚∀゚)ノシ

 

金剛「マーム‼また遊びにくるヨー‼」ノシ

霞「に、賑やかね…」

 

団長「さあ出発だ‼イサナ号、発進!」

 

提督「懐かしかったな、バルバレ…」

ジン「相も変わらず、あそこは賑やかだ」

ベル「アーロのお母さん達も元気で何よりだったよ」

 

金剛「あそこで珍しいものも買えたネー。ロックラックの茶葉とか」

不知火「龍の爪?というのも売ってましたね…少し高かったですけど」

霞「あんた達いつの間に買ってたの!?」

 

木曾「提督、次に行くベルナって提督の故郷なんだよな?」

明石「どんなのがあるんですか?」

提督「ベルナは…山岳や草原に囲まれた自然豊かな村でな。あそこには…」

ジン「チーズがうまい。早く食べたい」

ベル「ムーファがカワイイ、モフモフしたい」

提督「ってな感じで冬はかなり寒くなるが春は暖かくて、夏と秋は涼しく、気候は温暖でのんびりとした所だ」

瑞鶴「う、うんジンさんとベルさんのは願望だよね…」

 

提督「久々の里帰りだなー」ワクワク

 

瑞鶴「ね、ねえ…少し気になる事があるんだけど…」ヒソヒソ

木曾「ん?どうした?」

瑞鶴「提督の実家にも行くんでしょ?両親とかいるのかしら…」ヒソヒソ

明石「そういえば…確かに聞いたことないですね」

鹿島「お尋ねになってみてはどうですか?」

瑞鶴「き、聞いてもいいのかなぁ…」

明石「確かに聞けるタイミングがないわねぇ…」

 

提督「ん?どったの?」

瑞鶴「いやいや‼な、なんでもないわよー」

明石「ど、どんなチーズがあるのかなーって」アハハ

 

団長「この時期のベルナ村は少し肌寒いからな。温かくしておくんだぞー!」

 

 

 

 

 

アロエ「いやー…楽しかったわねー」

父ちゃん「クロード君達があんなに立派になって、驚いたよ」

アロエ「それにあんな可愛い子達も連れてきちゃって…」ウフフ

父ちゃん「ささ、店の支度をしないとね」

息子&娘達「はーい!」

 

アロエ「ほら、あんた達もただ酒飲んだんだから、少しは手伝いな‼」

ハンター達「うへあ…」

アロエ「そういえば…」

父ちゃん「ん?」

アロエ「クロード君に可愛い子達がいたけども…アーロにもちゃんと可愛い子がいるのかしら…」

父ちゃん「あいつは空気を読めないからなー」

 

■■■

 

アーロ「ブヘックシャトリア!?」クシャミ

初月「ひゃっ!?あ、アーロさん凄いクシャミだね…」

 

アーロ「むぅ、母ちゃんが俺の噂をしているかもしれねえな…よし、初月。これから間宮さんの所で一緒にパフェでも食いに行こう!」

初月「ええっ!?い、今から!?」アセアセ

アーロ「なんか一緒に食いに行きたくなった!善は急げだぜ‼」

加賀「そんな事よりさっさと書類を書き終えてください」スパーン

アーロ「ひでぶっ!?」

 

■■■

 

__

 

弥生「砂漠とは違う景色ですね…向こうに見えるのは山岳地帯?」

 

金剛「あれはまるでアルプス山脈みたいデース!」

木曾「ドイツ艦やイタリア艦の艦娘が見たらスイスと似てるって言いそう」

ベル「本で読んだことがあるけど、気候風土もそのスイスっていう国と似てるかもね」

 

不知火「確かに少し肌寒いですね…」

ジン「ほれ、まだ雪解けの最中の時期だからな。温かったり寒かったりする」つマフラー

瑞鶴「というかジンさん達の鎧は断熱だったり、防寒だったり…どうなってんの?」

 

提督「さあ見えてきたぞー。俺の故郷、ベルナ村だ」

 

 

-砂漠から離れて西へ。砂漠の地帯とは変わり草原や山岳が連なる地帯へ。標高が高い山程白い白銀の雪が積もった雪山となり、薄く雪が積もった高原が見えてくる。その山岳を抜けた先、山々に囲まれた高原の中にある村がベルナ村である。厳しくも雄大な大自然に囲まれたこの村の人達は牧畜や酪農、ベルナで採掘される鉱石、オブシディアン等々自然の恵みを生かして生活をしている。砂漠とは打って変わった自然の景色に彼女たちはどう見てくれているか、少し気になる。

 

                                   by提督の手記 -

 

 

金剛「ワーオ‼まるであれデス‼アルプスのハイジの景色デース‼」

木曾「ホント見るものすべてがすげえな…‼」

 

霞「ここが司令官の故郷…!」

瑞鶴「昔の提督がやんちゃだってのも何となく分かる気がするわ…」

弥生「素敵な所だね…」

 

提督「いやー、この空気…懐かしい‼」

ジン「ここも相変わらずだな…」

 

???「クロードさ~ん‼」ノシ

不知火「おや?誰かこっちに来てますよ?」

明石「あれは猫耳をした子供…?」

 

提督「おおっ‼カティじゃないか!」ノシ

カティ「クロードさん!お久しぶりです~」トテトテ

ベル「カティ、そう急いでるとこけるよー」

カティ「あ‼ベルさん、ジンさんもお久しぶ…ひゃうっ!?」ポテッ

 

提督「ほらほら、大丈夫か?」ナデナデ

カティ「えへへ…クロードさん、元気そうで何よりです‼」ギュッ

提督「ちょっとした里帰りだけども…みんな元気そうだね」

 

霞「‥‥」ジトー

 

提督「お、そうだった。この子はネコ嬢のカティ。竜人族の少女だ」

カティ「彼女たちがクロードさんが言ってた艦娘さんですね?よろしくお願いします!」

金剛「Oh‼とってもCuteデース‼それって猫耳なんですカ?」

霞「‥‥」ジトー

木曾「…霞?」アセアセ

 

カティ「クロードさん、よろしかったら私がベルナ村の案内のお手伝いをしましょうか?」

提督「本当か?助かるぜー」テレテレ

霞「…おほん」セキバライ

提督「ぜ、ぜひよろしくお願いしますな‼」シャキーン

 

ジン「…霞、カティはああ見えて俺達よりもかなり年上だからな?」

ベル「たしか…300歳ぐらい」

霞「ウソ!?」

 

inベルナ村

 

明石「へー…木製や石造りのお家が主なんですね!」

カティ「はい、龍歴院が採掘する化石『ベルダーストーン』や加工したオブシディアンを使ってます。化石石やオブシディアンはお土産として売られてますよ?」

 

ムーファ「フェー」( WωW)

木曾「あ、あのモフモフしたアルパカみたいなのは?」

カティ「あれはムーファといって、牧羊として飼育しているんですよ。ベルナではムーファの群れを放牧して酪農や体毛を刈り取って衣類の材料にしたり、荷物の運搬や伝書と幅広く使われているんです」

 

ムーファ「フェー」(WωW )((

木曾「わっ、こっちに来た」

提督「ムーファは幼体の頃に優しく飼育していれば人懐こくなるんだ。顔のわしゃわしゃするとすごく懐くぞ」

弥生「こうですか…?」ワシャワシャ

 

ムーファ「フェー♪」(WωW *)

弥生「すごい、モフモフしてます…!」モフモフ

木曾「なんかすごくいいな!」モフモフ

弥生「かわいい…‼」ギュッ

ムーファ「フェー♡」((WωW))

 

コタロウ「( ´・ω・`)…」

団長「大丈夫、お前もちゃんと弥生に愛されているぞ」ナデナデ

 

 

金剛「うーん…チーズのいい匂いがしマース。チーズフォンデュですネ?」

瑞鶴「ベルナ村はチーズが美味しいって言ってたからね。早く食べてみたいなー」

 

 

???「んー♪今日もいいチーズが出来たニャ」ルンルン

 

金剛&瑞鶴「」( ゚д゚)

 

???「おやおや?これはこれは素敵なお嬢様方だニャ。どうですかニャ?今日の日替わりランチは…」

金剛&瑞鶴「」((;゚д゚))

 

提督「お?どした?」

ジン「凄いもの見た様な顔をしているが…」

 

瑞鶴「提督‼ジンさん‼なんかでかいアイルーがいるんだけど!?」

金剛「というかクマですよネ!?」

提督「おお、ニャンコックじゃないかー。おひさー」ノシ

ニャンコック「おおっ!これはクロードさんにジンさんじゃニャいですか!お久しぶりですニャ‼」

 

ジン「ニャンコックは板前ブラザーズの師匠であるアイルーなんだ…たぶん」

金剛「ヨモギやサクラ、マシロの料理の師匠を…確かにその威厳が感じられマース」

瑞鶴「…って、さらっと多分って言ったよね!?」

提督「また晩御飯の時に寄るからねー」ノシ

ジン「後でチーズとお酒を…」

ニャンコック「任せるニャ。それからクロードさんの向こうでの活躍とか聞かせてほしいニャ」

 

村人A「おお、クロードさんじゃないの‼」

提督「やっほー、みんな元気そうでなにより」

 

店のおばちゃん「あら!クロードちゃんじゃないの‼こんなに背が高くなっちゃって‼」

提督「おばちゃんもすこし背が伸びた?」

 

村長「やあ、団長からの手紙を見たよ。向こうでも元気にやっているようだな」

提督「村長‼お久しぶりです!」

霞「司令官、村の人達の人気者ね…」

ジン「それもそうだ。向こうに大きな建物が見えるな?」

霞「あの大きな建物ね」

ジン「あれが各地に生息するモンスターの生態調査などを行う機関、龍歴院の本部だ」

不知火「すごく壮大な雰囲気が出てますね…」

 

ジン「そんで、その龍歴院の院長がクロードの父親だ」

霞「ええええっ!?」

カティ「子供の頃のクロードさんはよく本を読むのがお好きだったんですよ?物語や生物図鑑の内容をよく私に語ってくれてたのを覚えてます。それが今は冒険好きで逞しくなっちゃって…」ウフフ

提督「よせやい、昔の事を話されると恥ずかしいぜー」

 

弥生「だから司令官は生物に詳しいんですね」

不知火「司令官の子供頃とか想像が付きませんね…」

霞「司令官の意外な一面を知れたわ…」

明石「ほんとどうしてこうなった、って感じなんでしょうね…」

 

ベル「あとそれから…ほら、あそこが龍歴院の集会場の受付なんだけど…」

鹿島「本が沢山積まれている小さな建物ですか?」

ベル「あそこにいる黒髪の女性がいるでしょ?」

金剛「Yes、少し高雄に似てますネー」

ベル「彼女はハンターのクエストを管理する受付嬢って呼ばれているんだ。その子は…」

 

提督「おーい、セリナー!たっだいまー‼」ノシ

セリナ「え‥‥に、兄さん…!?」

 

ジン「あの受付嬢、提督の妹だ」

艦娘達「え゛えええええっ!?」

 

セリナ「兄さん‼か、帰って来るなら来るって早く言ってくださいよ‼」

提督「いやー、悪い悪い。親父とお前をビックリさせたくてさー」テヘペロ

団長「はっはっは、知らせておこうかと思ったんだが、クロードに止められてなー」テヘペロ

ジン「元気にしているようだな」

 

セリナ「だ、団長さんに…ジンさんとベルさん!?お久しぶりです‼も、もう…お父さんに怒られても知りませんよ?」

提督「まあまあ、いつものことだし。そうだ、紹介しよう。霞、彼女が妹のセリナだ」

セリナ「鎮守府での兄さんの事は団長さんの手紙で読みました。兄がお世話になっております」ペコリ

 

霞「は、初めまして…え、えっと、霞です」アセアセ

セリナ「あれ…指輪?兄さん、これは?」

提督「アーロが言うには‥‥幼妻‼」ドヤッ

霞「」ズコー

瑞鶴「主犯はアーロさんだったのね‥‥」

 

セリナ「…うん。兄さん、もう一回言って」

提督「ん?幼妻だけど…あ、そうかケッコンしますた」

セリナ「…ジーニャ。一番分厚い本を」

ジーニャ「は、はいですニャ…その、それで何を(ry」つ本

 

セリナ「だから早く言ってくれっていってるじゃないのおぉぉぉっ‼」本の角でチョップ

提督「ゴメンヌ!?」(#)'3`;;)・;'.、

 

明石「提督、自由奔放な性格ですから妹さんも大変なんですね…」

カティ「うふふ、懐かしい光景ですね」

霞「いや日常茶飯事だったの!?」




MHXXでネルスキュラの復活はすごく嬉しかったです。地底洞窟や原生林にネルスキュラの巣があるのに出なかったことに違和感がありましたからね。

で、モノブロスとギギネブラはまだですか?

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。