狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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 鬼怒改二‼鬼怒ちゃんもすっかりカッコ可愛くなって…
 軽巡の子達も改ニが増えてきましたね‼
 ところで、天龍改二はまだですか?(血涙)

*注意

この提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております‼

独自展開があります‼」


91 冬支度、中部海域へ

in執務室

 

提督「これは…なんだ?」

 

川内「これはこたつだよー」

利根「いよいよ寒くなったからのぅ。これとストーブがあれば冬を乗り越えれるのじゃ!」フンス

提督(寒そうな格好しているからってツッコんだらダメだよね…)

愛宕「提督はこたつは初めてですか?」

 

提督「ああ、大抵ストーブだけだからなー…布団がかかったちゃぶ台だけで温かくなるのか?」

利根「ふっふっふ、コンセントをつなげてスイッチをつければ温かくなるのじゃ!」ドヤッ

川内「ほら、提督も入ってみてよ。すぐにわかるよ」

 

~数分後~

 

霞「司令官、電報が届いてるわよ」ガチャリ

 

川内「あ、霞ちゃんお疲れー」ニコニコ

利根「ほれ、霞もこたつに入ったらどうじゃ?」

愛宕「ポカポカしてて温かいわよー」

霞「ちょ、あんた達なにこたつでだらけているのよ!?」

利根「そう硬くならずに。ほれ、みかんもあるぞ?」ミカンモグモグ

 

霞「まったく…司令官に注意されても知らないわよ?」

提督「いやー、これは温かいな!」コタツでぬくぬく

霞「」ズコー

提督「ほら、霞も温まりなよ」

霞「あ、あんたねぇ…」呆れ

提督&川内&利根「ほれほれ」ニコニコ

愛宕「丁度4人で埋まってるけどどこに入るのかしらねー」ウフフー

 

霞「あう…じゃ、じゃあ…司令官(ry」

大淀「失礼します。提督、大本営からお手紙です」

霞「」ズコー

提督「うん?どれどれ?元帥殿から‥‥ふむふむ…」

川内「提督、どうかしたの?」

提督「‥‥すまん、ちょっと出掛けなければならない。夕方か夜には帰って来る」ダッ

 

霞「‥‥」ショボーン

利根&川内「…」ジトー

大淀「え?えっ?」アセアセ

愛宕「まあ、仕方ないわよねー…」

 

in母港

 

弥生「艦隊、遠征から帰りました」

アーロ「おお、ご苦労さん!」ナデナデ

雪風「アーロさん!雪風も頑張りました‼」

アーロ「お前達もよく頑張ったな」ナデナデ

 

長波「いやー、実は道中で深海棲艦に出会ったけども…」

初霜「深海棲艦はコタロウちゃんを見て一目散に逃げ出したんです」

電「コタロウちゃんのおかげで戦闘にならなくてよかったのです」ホッ

弥生「コタロウ、ありがとうね」ナデナデ

コタロウ「(`ω´*)」クルル

 

アーロ「弥生も、うまく乗りこなしているじゃないか」ウンウン

島風「コタロー、はっやーい‼」

長波「あたしも乗ってみたいなー」

電「コタロウちゃんに乗ってる弥生ちゃん、かっこいいのです」

弥生「えへへ…」テレテレ

 

北上「アーロさん、あたしもかっこいいオトモン欲しいな~」ニヤニヤ

アーロ「え、ちょ、飼育記録とか資料が増えるのだけど…」

大井「オラァ‼北上さんがライダーになりたいっていってんのよ‼ならせろやぁ‼」

アーロ「そ、そんな理不尽なー!?」ヒェェッ

 

in艦娘寮近くの空き倉庫

 

鈴谷「ほーら、ムラサキー。こっちにおいでー」

ムラサキ「♡~(V)(o¥o)(V)(((」

曙「ベルさん、アルちゃんも連れて来たわよ」

アルセルタス「(`ω´ )((」

衣笠「わお‼ここは温かいね‼」

ベル「ダイミョウザザミ亜種もアルセルタスも寒さに弱いからね。冬場はこう温かい場所で過ごせば大丈夫だ」

衣笠「大きな生物のお世話も大変ねー」

鈴谷「でも温室にしてるからここは温かいし、寒い時はここにいれば楽だわー」

ベル「出撃や遠征とかさぼるんじゃないぞー」アハハ

 

ムラサキ「♪(V)(o¥o)(V)♪」

曙「はやく朧が来ないかなー…ムラサキ見たら絶対喜びそうだし」

 

鈴谷「ところでベルさん…鹿島と最近どうなの?」ニヤニヤ

衣笠「お熱い仲なんでしょー」ニヤニヤ

ベル「え、ちょ、なんだよー」テレテレ

鈴谷「青葉から聞いたんだけどー、マフラー貰ったんでしょー?」ニヤニヤ

衣笠「ヒューヒュー!」

ベル「アオバェ…お、おお。手編みのマフラーを貰ったんだ…」

鈴谷「それでそれで?ベルさんは何をプレゼントするのかしら?」ニヤニヤ

ベル「う…ネックレスか…それとも指輪かな…?」

 

鈴谷&衣笠「指輪!?」

ベル「やっぱそれがいいかなー」アハハ

鈴谷「あーもー‼ベルさん意外とやるじゃーん‼」

衣笠「よっ‼色男ー‼」

 

曙「‥‥ムラサキ、ベルさんにハイドロポンプ」

ムラサキ「(V)(*o¥o)三三三」泡ブレス

ベル「ひでぶっ!?」三三)゚3゚)・∵.

鈴谷&衣笠「ベルさーん!?」

 

in中庭

 

ジン「…不知火、何か考え事か?」

不知火「…ぬい?あ、いえ。別に…」アセアセ

響「ジンさん、不知火は弥生がライダーになれて羨ましいんだよ」

不知火「ひ、響‼」アセアセ

ジン「そうか…不知火もライダーになりたいのか?」

不知火「えっと…」

 

響「不知火はジンさん達にみたいなハンターになりたいんじゃないのかな?」

不知火「ぬいっ!?」

ジン「…ハンターか」ウーム

不知火「そ、そのっ、司令官達の様を見ていると…つい…」アセアセ

ジン「…ライダーもそうだがハンターになるのは実に厳しい。探索や冒険だけじゃなくて…危険なことも沢山ある。下手したら命を落とすことだってある」

不知火「そ、そうですよね…申し訳ありません。私なんかじゃ」

ジン「…もし、不知火がなりたいのなら…かなりの時間が掛かるが俺達が手伝ってやるぞ」

不知火「え…いいのですか…!?」

 

ジン「目標や夢を持つことは艦娘だって誰だっていいことなんだ。遠慮するな」

不知火「…あ、ありがとうございます!」

響「ジンさん、私は司令官達や『我らの団』の皆と冒険したいな」

 

ジン「ああ…それもやってみたいな…」

 

 

天龍「…お、俺もハンターになってみたいなぁー…」

阿武隈「あんたはやめときなさいって…」

 

 

in演習場

 

アーロ「‥‥」ジーッ

初月「う…」ジリッ

 

龍驤「初月、どうしたんや?」

足柄「急に身構えているけど…」

アーロ「‥‥」ジーッ

初月「その…最近僕を見るや否いや撫でてくるんだ…」

 

アーロ「‥‥」ジリッ

龍驤「なんだー、撫でてもらえるならいいやないかー」アハハ

初月「わ、悪くはないのは確かなんだけど…その、まるでワンコみたいで(ry」

アーロ「お手」

初月「はい…あっ」ハッ

龍驤「…ワンコやな」

初月「あ、アーロさん、撫でる前にこれをするのはやめ(ry」

アーロ「おかわり」

初月「あうぅ…」スッ

アーロ「おーよしよしよしよし」ナデナデナデ

初月「わ、わふぅ…」テレテレ

 

龍驤「アーロさん、初月を気に入っているようやなー」ニヤニヤ

アーロ「いやー、ワンコみたいで可愛らしいから、つい撫でちゃうんだよなー」

足柄「アーロさん、私は私は?私もワンコみたいでしょ?」キラキラ

 

アーロ「狼」キリッ

足柄「せいやぁぁぁっ‼」コブラツイスト

アーロ「あ゛あ゛あ゛あ゛っ!?」

 

龍驤「完全に狼やな…」

初月「」アワワ

 

in商店街の喫茶店

 

提督「…元帥殿、まさか来てくださるのなら直接そちらへ伺っていましたのに…」

元帥「あははは、一度君の鎮守府やその街に行ってみたかったんだよ」

提督「お手紙を拝見いたしました。その重要なお話しとは…」

 

元帥「南方海域は実にご苦労だった。クロード君、次は中部海域へと進出するようだね…」

提督「ええ、いよいよ次なる海域へと進撃するつもりです」

元帥「…その件で君に知らせるべきことがあるんだ…」

提督「頼みですか?」クビカシゲ

 

元帥「今作戦、中部海域に全艦隊を出撃させる大規模作戦、所謂イベント海域を行う」

提督「大規模作戦…唐突ですね…」

元帥「うむ…唐突なのでまだ全鎮守府に伝えていない。まだ分からないことがあるのでな…」

提督「分からないこと…?」

 

元帥「君は中枢棲姫を聞いたことがあるかね?」

提督「え、ええ…話だけですが、深海棲艦が現れた場所、深海中枢海域『中枢地区』にいたと言われる深海棲艦。そして全海域に深海棲艦が出現した原因でもある…ですがその中枢棲姫は遥か昔に撃破されたと聞いてます」

 

元帥「その通り、中枢棲姫は遥か昔、先代の提督達の力によって撃破されたのだが…その中枢棲姫がいたと言われる深海棲艦の始まりの場所、『中枢地区』で奇妙なことが起きているらしいのだ…」

提督「奇妙なこと…?」

 

元帥「一部鎮守府の艦隊に深海棲艦の動向を調査すべく遠征を行っていたのだが…深海中枢海域で遠方からだが…ある物を目撃したんだ」

提督「それは…」

元帥「今までに見たことのない超弩級の大きさを誇る深海棲艦だ」

提督「超弩級!?そ、その大きさは…!?」

元帥「詳しい姿を見ることもできず、どれくらいの大きさかは図ることはできなかったが、ありとあらゆる砲台や艤装を付け、姫や鬼級でもなく、どの艦クラスにも属さない成りをしていたという」

 

提督「そ、そんな深海棲艦がいるのですか…!?」

元帥「深海棲艦には色々な者がいるが私も初めて見る…もしかしたらあれが深海棲艦のブレーンかもしれん…だから我々はあれを倒すべく、大規模作戦を実施することにした。それで、君たちにも是非参加してほしいのだ」

 

提督「…わ、わかりました…お力になれるよう、尽力します」

元帥「ありがとう。もしその戦いで少しでも海に平穏が取り戻すことができれば…クロード君、君には本当に感謝するよ」

 

__

 

in執務室

 

提督「…ふぅ、つい長く話していたらすっかり夜になってしまったよ…おや?」

 

霞「Zzz」スヤスヤ

 

提督「おやおや、こたつに入ってすっかり寝ちゃっているな。霞、風邪ひくぞー」

 

霞「…ムニャムニャ…しれーかん‥‥うふふ…」寝言

提督「…」

霞「Zzz」( ˘ω˘)スヤァ

 

提督「‥‥」そっと毛布を掛けてあげる

霞「( ˘ω˘)スヤァ」

提督「…いつもありがとうな、霞」ナデナデ

 

 

 

 

青葉「ふっふっふー…いい一枚が撮れましたよー」ニヤニヤ

アーロ「青葉さん、焼き増しお願いします」

金剛「Nice、青葉。私にもお願いしまーす!」

青葉「ええもちろん。おひとり一枚500円で…」

 

 

龍田「うふふふ、のぞき見してる悪い子は閉まっちゃわないとねー」ウフフー

アーロ&青葉&金剛「ひぃっ!?」




 こちらの鎮守府では季節ごとに行われるイベント海域に出ていなかったので、ここでは中部海域+プチイベント海域ということで、原作のE7まである大規模なイベントではなく、少しオマケのようなものですが、イベント海域に参加という事にしております。

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