もしかしたらすでにプレイしている方はこの子はこんな子じゃない‼と思われますが…本当にごめんなさい…
*注意‼
この提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!
台本形式となっております!
独自展開があります!
in本土、汽車駅前
弥生「……」ウトウト
霞「弥生、眠たそうね」
アーロ「仕方ねえさ。移動中も緊張して眠れなかったんだってよ」
提督「いよいよ資格試験の日だしな」
北上「興味本位でついてきたけど、あたしも緊張してきたー」
皐月「弥生、この日まで猛勉強してきたんだもんね!」
弥生「…が、頑張りま、ま、ます…‼」プルプル
霞「や、弥生!?落ち着くのよ‼」
アーロ「緊張する時はセルレギオスの鱗の数を数えればいいぞ」
霞「知るか!?」
弥生「1、2、3、4‥‥」
霞「か、数えなくていいのよ!?」
提督「えーと…本土のギルド本部行きのバスは…10番だから、あっちだ‼」
北上「提督、10番乗り場はこっちだよー‼」
霞「そろそろバス乗り場も覚えなさいよ…」呆れ
_
inギルド本部試験会場
提督「うわー、思った以上に試験を受ける人達が多いなー」
弥生「…」ソワソワ
皐月「弥生、大丈夫?」
弥生「う、うん…」ソワソワ
アーロ「すっごいなー…ほとんどハンター達だし、一般枠(?)からは弥生だけっぽいぞ?」
弥生「」ワナワナ
霞「余計緊張させてどうするのよ!?」
???「はっはっは‼緊張感を持つのも大事だぞ‼」
霞「この賑やかで力強い声…」
提督「も、もしかして…」
団長「はっはっは‼元気そうだな!」ニコニコ
提督&アーロ「団長ぉぉぉぉっ‼」
霞「だ、団長さん‼」
皐月「団長さんだー‼」
団長「おお‼お前達も元気でなによりだ。それに新しい子達も連れて来たんだな」ニコニコ
北上&弥生「???」クビカシゲ
__皐月説明中__
北上「へー!提督達の話で出てくる団長さんってこの人だったんだね!」
弥生「は、初めまして…」
団長「はっはっは‼可愛らしくていい子達じゃなにか」ナデナデ
提督「そういえば、団長はどうしてここに?」
団長「実はな…ギルド本部からこのライダー3級の試験官をやってくれと頼まれてな」
皐月「団長さんすっごーい‼」キラキラ
団長「弥生ちゃんと言ったね。君もこの試験を受けるのだな?」
弥生「は、はい!」
団長「クロード達から聞いたこと、彼らと共に見たこと、それは君にとって素敵で貴重な体験だ。それを活かしていけば上手くいく」
弥生「わ、私にできる、かな…」
団長「はっはっは‼お前ならできるできる‼そうだな…もし合格できたら是非とも『我らの団』のライダーになってもらいたいな!」ハッハッハ!
弥生「‼」
アーロ「だ、団長!まだ早いって」
団長「アーロ、お前の母も言ってただろう?『可愛い子には旅をさせよ』って」ニヤニヤ
受付嬢「はーい!本日、『ライダー3級』の試験を受けに来た方はこちらに並んでくださーい‼」ノシ
団長「むっ、そろそろ受付が始まるな」
提督「だ、団長!ちょっといいですか?」
団長「うん?どうしたんだ?」
提督「実は…」ヒソヒソヒソヒソ
霞「?」
団長「なるほど!はっはっは‼それなら任せておけ!」ポンポン
提督「は、恥かしながら…お願いします」
団長「では、弥生ちゃん‼『我らの団』は応援しているからな!」ノシ
北上「本当に賑やかな人だねー」ノシ
霞「司令官、何話してたの?」
提督「ちょっとした頼み事だよ…」
弥生「アーロさん…私、頑張る」フンス
アーロ「お、その意気だ!団長も言ってた通り、お前ならできるできる!」ナデナデ
皐月「なんたって司令官達がいるもん!僕たちも応援してるからね!」
霞「弥生ならできるわ。頑張りなさい」
弥生「司令官、アーロンさん、皆。行ってきます」ビシッ
提督「弥生‼ガンバレー‼」
アーロ「俺達がついてる‼全力を出し切ってこい‼」
北上「頑張ってねー‼」ノシ
弥生「はい!」ノシ
提督「だ、大丈夫かなー…」アタフタ
アーロ「や、や、弥生の事だ。あ、あ、あ、あいつならできるぜ」ガクガク
霞「なんで司令官達が緊張してんのよ」
__
inライダー3級試験場
弥生「ここね…し、失礼します」ガチャッ
ハンター達「…」一斉に入って来た弥生を見る
弥生「」ソットジ
弥生「ど、どうしよう…み、皆、鎧を着てたり、逞しかったりしてる人達だ…」ガクブル
???「あら?どうかしたの?」
弥生「(白い服の綺麗な人だ…‼)え、えっと…その‥」アタフタ
???「もしかして、ライダー3級の試験を受けるの?」
弥生「は、はい!」何度も頷く
???「…もしかして、試験場で体格のでかい人達ばかりで驚いたでしょ?」ニコニコ
弥生「うう…そ、そうでなんです…」
???「確かに皆体格もでかくて力も強そう…技術も知識も大事だけど、一番大事のは思いやる心と信じる心なの」
弥生「…」
???「その気持ちを持って人とモンスターとの絆を作っていくのがライダーとして大事な事。だから、緊張しないで大丈夫よ」
弥生「あ、ありがとうございます」ペコペコ
???「うふふ、貴女からその心が伝わってくるわ。きっといい先生から教えてもらったのね」
弥生「え、えっと、貴女は…?」
アユリア「私はアユリア。今日はこの試験の試験官として来たの」ニコニコ
弥生「わ、私は弥生です…えと、よ、宜しくお願い致します」
アユリア「それじゃあ弥生ちゃん。頑張りましょ!」
弥生「は、はいっ!」
アーロ「ぶへっくしょん‼」
皐月「すっごいクシャミだねー」
アーロ「ズズ…誰かに褒められたような気がする…」ドヤァ
霞「気のせいか司令官の事ね」
北上「うん気のせいか、提督の事だね」
提督「(・ω・?」
アーロ「解せぬ…」
教官「これよりライダー3級の試験を行う!腕を磨き、知識を積んできたことをここで発揮するのだ‼ライダーとしてオトモンの生態、習性、その他諸々事を知らなければならない‼まずは筆記試験から行うぞ‼」
アユリア「今からマークシートをお配りしますので問題の答えをこちらに記入してください。時間は120分、焦らず頑張ってくださいね」
弥生「…」チラッ
団長「…」弥生ちゃん頑張れ!とジェスチャーしてる
弥生「…」グッ!
教官「うむ、全部渡ったようだな。これより筆記試験を始めるんだ‼…あっ、名前の記入を忘れるでないぞー‼」
カリカリカリ…
弥生(皆、すごい書いてる…私も頑張らなくちゃ!)
__おまけ__
問25.獣竜種の生態の中で不適当なものを答えよ
①ウラガンキンは幼体時は草食性のため、消化効率は悪く体に溜まった可燃ガスを排出しなければならない。
②イビルジョーは死亡後、強酸性の唾液と胃液により体内の腐敗が進み悪臭を漂わせる。
③ボルボロスは昆虫を主食とし、特にランゴスタを食べる。
④ブラキディオスは粘菌と共生しており、唾液には活性化させ爆発させる成分がある。
問102.イャンクックの飼育管理について、不適当なものを答えよ
①イャンクックは温暖の地に生息するため、冬場、寒い場所では鱗が痛みやすいので気を付ける事。
②イャンクックの耳は発達しており、至近距離での大きな音に驚かないので雷雨時は屋外に放してもよい。
③イャンクックの好物はクンチュウだが、与えすぎると太るので与えすぎてはならない。
④イャンクックの雌は繁殖期になると腹部に羽毛が生え、卵を包んで温めるので繁殖時の手入れは控えめにする。
___
教官「終了であーる‼受験者はペンを置くのだ‼」
ハンターA「うひー‼すっげえむずいんですけどー‼」
ハンターF「ま、まだだ…次の実技で汚名挽回するぜ‼」
アユリア「それでは次に実技試験を行いますので受験者の皆さまは訓練場へ移動してくださーい」
弥生「…ふぅ…な、なんとかできた…」
団長「よーし‼弥生ちゃん、頑張ってるな!その調子だぞ‼」ハッハッハ
弥生「団長、ありがとうございます…実技も頑張ります」
___
提督「そろそろ、実技の時間だな…」
アーロ「俺達も見学しに行こうか」
北上「え、私達も見れるの‼」
皐月「だったら弥生を応援しに行こうよ‼」
霞「余計緊張しないかしら…」
ドタドタ
提督「うん?なんか騒がしいな…?」
ギルドの人A「な、なあ‼今日ハンターが捕獲した『ライゼクス』が来るはずなんだが見なかったか!?」
ギルドの人B「いや?見なかったぞ?」
ギルドの人C「まてよ…確か今朝、資格試験用に運ばれていたのがいたな…珍しく部位破壊されてない奴で‥」
ギルドの人A「そ、そいつだよ‼本土で目撃された『獰猛化個体』のライゼクスなんだ‼」
ギルドの人B&C「うえぇぇぇっ!?」
アーロ「…提督、これやばない?」
提督「…ちょっと急ぐぞ‼」ダッ
アユリアちゃんはカワイイ(キリッ)
この物語のアユリアちゃんは少し成長しております(性格も身体も)
イメージ的にはストーリーズの後に提督やアーロに出会った感じです(たぶん)
次回、ストーリーズに出れなかったライゼクスの逆襲
ちなみに問25.の答えは③。アリみたいな昆虫のオルタロスが主食だそうです。
問102 の答えは②。大きな音にびっくりしてその後激おこ。