狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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 アマツやシャガルマガラを倒した時に空が晴れる演出が「ヤッター‼」と声が出ると同時に物凄い達成感を感じます

*注意‼

この提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております‼

独自展開があります‼


86 生者を照らす朝日

艦載機<どうかご武運を!  ブーン

 

ジン「…瑞鶴…」

 

アーロ「ジン‼行くぜ‼」

ジン「…ああ!」

 

アマツ「(▼皿▼ #)三」突進

 

アグル「当たらせはしない‼」つ三【閃光玉】

アマツ「(▼皿▼ ;)」眩暈

提督「おりゃぁっ‼」ジャンプ溜め斬り

ベル「これでどうだ!」回転斬り

アマツ「Σ(▼皿▼ ;)))」尻尾切断

 

アーロ「よっしゃ‼こいつもおまけだ‼」高出力属性解放斬り

アグル「これもくらえ!」龍撃砲

アマツ「(▼皿▼ ;)」怯み

提督「いいぞ、その調子だ‼」

アマツ「(▼皿▼ #)三(# ▼皿▼)」回転攻撃

 

提督「ぐぅっ!?」受け身

アーロ「フベシっ!?」.∵・(´ε゚((

アマツ「(# ▼皿▼)三三三」高圧水流ブレス

アグル「このっ、ガード、おぉぉっ!?」ガードするも押し飛ばされる

 

ジン「おおおおっ‼」ダッシュして抜刀斬り

アマツ「三三三(▼皿▼ #)」高圧水流ブレス

アーロ「ぬううっ!?」ジンを庇ってガードするも吹っ飛ばされる

ジン「アーロっ‼」

アーロ「俺に構わず走れ!」

 

アマツ「三三(▼皿▼ #)三三」四方向竜巻飛ばし

ジン「ぬっ‼」ジャスト回避

ベル「こっちだっ!」鬼人化乱舞

アマツ「〇三(▼皿▼ #)」水玉弾ブレス

提督「よっと‼これをくらいやがれ!」超溜め斬り

 

アマツ「(▼皿▼ ;)」怯み

ベル「もっと、もっと押し込んでやる!」斬り込み

提督「どっせい‼」ジャンプ溜め斬り

アマツ「三三三(▼皿▼ #)」高圧水流ブレス

提督「ジン、いくぞっ‼」打ち上げ

ジン「提督、ベルっ…‼」打ち上げられて飛ぶ

 

ベル「ジン、いけっ‼…ぶっ!?」三))`ω゚)・∵.

提督「これで決めろぉぉぉっ‼」

 

アマツ「(▼皿▼ #)」ジンに狙いを定める

ジン「…っ‼」

アマツ「三三(▼皿▼ #)」高圧水流ブレス

ジン「…そこだっ‼」絶対回避【臨】

アマツ「Σ(▼皿▼ ;)」

 

提督&ベル&アーロ「いっけぇぇぇぇっ‼」

ジン「これで…終わりだっ‼」大回転気刃斬り

 

 ズバンッ‼

 

 

アマツ「クオオオオォォォォ…ッ‼」

 

 

ズウゥゥゥゥンッ…‼

 

ジン「‥‥」動かないアマツを見た後、納刀する

 

アグル「あ、嵐が…止んでいく…」

ベル「雨も風も止んだ…これって」

提督「ああ…アマツマガツチの討伐が、完了したんだよ…」

 

ジン「‥‥」空を見上げる

 

アーロ「おおっ‼空がどんどん晴れていくぜ…‼」

提督「朝日が照らしてる…戦いが終わったんだ。そして…」チラッ

 

 

ジン「…」虹がかかった空をずっと見上げている

 

ベル「ジン…」

アーロ「…良かったな、これでもう悔やまなくていいんだ」

提督「しばらくそっとしておこう。アグル、無線を通してギルド本部と大本営に連絡してくれ。アーロとベルは補給拠点の皆に伝えてくれ」

アグル「任してくださいよ」

アーロ「おっし、急ぐぜベル‼みんなずっと待ってんだからよ‼」

ベル「ちょ、待ってー‼」

 

 

ジン「‥‥クロード…」空を見上げる

提督「ジン、よく頑張ったな‥」

ジン「…ありがとう。お前たちのおかげだ…」

提督「ははは、気にすんなって、仲間なんだから当たり前のことさ。それに…もっと感謝すべき相手がいるだろ?」

 

ジン「…ああ、その通りだな」

提督「さぁ、ギルド本部が着くるまで待とう。それが終わったら…帰ろう」ポンポン

ジン「‥‥」青く澄み切った空を見上げる

 

ジン「…みんな、終わったよ…」

 

 

___

 

inサーモン海域補給拠点

 

提督「…皆、終わったよ…‼」

 

木曾「提督!」

大井「提督!ジンさん達も…良かった…良かった!」

天龍「良かったぜ…提督達全員無事で…」

 

アーロ「もう大丈夫だ。これでもう安全だぜ」

比叡「無事で、ほんとよかったです‥‼」

 

加賀「…ジンさん、無事でよかったです」

ジン「…ああ…」ソワソワ

加賀「あの子なら、すぐに来ますよ」ニッコリ

ジン「…ああ」

 

ドタドタドタドタ…

 

瑞鶴「ジンさん…‼」ダッ

ジン「瑞鶴…っ‼」

 

ギュッ

 

瑞鶴「ジンさん…ジンさん…っ‼」ギュッ

ジン「…ただいま」瑞鶴を抱きしめる

 

 

ベル「…なんか瑞鶴の雰囲気変わってる?」

加賀「ええ、あの子は改ニどころかその上の『改二甲』になり、空母から装甲空母へと変わりました」

アーロ「なにそれ…一体どうやったらそうかなり変化するの…」

大井「どこかの誰かが資材とは違う材料で作るからじゃないですか?」ジトー

アーロ「(;◜◡^)」

大井(ごまかした…)

天龍(図星だ…)

 

加賀「それよりも提督、提督も会わなければならない人がいるのでは?」

提督「そうだね。よし、全艦隊!鎮守府へ帰投せよ!」

艦娘一同「はいっ!」

 

アグル「…感動しすぎてお涙頂戴しちゃったよ…」ホロリ

黒丸「奇遇だニャ。実はおいらもニャ…」ホロリ

ミケ「さ、船に乗るニャー」

 

___

 

in母港

 

霞「‥‥」

 

明石「霞ちゃん、昨日からずっとあそこで待っているようですね…」

長門「仕方ない、帰って来る人の帰りを待っているのだからな」

電「司令官さん達、ご無事でしょうか…?」ハワワ

 

龍驤「心配しなくても大丈夫や。提督達なら絶対に大丈夫や…」

鈴谷「龍驤も心配しすぎてそわそわしてるじゃん?」

加古「とかいう鈴谷も心配しすぎて寝てなかったよなー」

 

榛名「あれは…!」

金剛「ホエールの形をした船…間違いないネ!第二イサナ号デース‼」

霞「…‼」バッ

 

時津風「雪風、雪風!双眼鏡で見て‼」

朝潮「司令官達はご無事ですか!?」

雪風「待ってくだいよー…むむむ…見えました‼司令官達です‼皆ご無事です‼」

磯風「船のそばに比叡さん達もいる‼」

球磨「木曾も大井も無事クマ…‼」

 

赤城「加賀さん、瑞鶴…‼」ホッ

ビスマルク「手を振ってるのが見えるわ…アドミラール、良かった…」

鹿島「ベルさん…‼良かったです‥‼」ポロポロ

霞「…っ」アタフタ

明石「霞ちゃん、これを‼」つ艤装

霞「明石さん、ありがと‼」ダッ

 

 

提督「おーい‼みんな―‼もどってきたよー‼」ノシ

アーロ「お?ものすごい勢いでこっちに来てるのって、霞じゃね?」

ベル「なんかすごく速いよ!?」

 

霞「指令かぁぁぁぁんっ‼」バッ

提督「おおっ!?霞、ただいま!」霞を抱きとめる

霞「司令官っ…‼おかえりなさい…‼」

提督「ああ…ただいま。無事に帰って来たよ」ナデナデ

 

 

アーロ「いやー、ニヤニヤするなー」

あぐにゃん「三(*´ω`)」

アグル「オオ‼あぐにゃん!おおっよしよし!無事に戻って来たぞー」ナデナデ

 

ベル「提督、大本営から『南方海域の災害、未然に防ぐことができ実に感謝。此度は傷と疲れを癒せよ』って通信が来たよ」

提督「うん…今日は、ゆっくり休もう」

 

__夜中_

 

in食堂

 

足柄「ヒャッハー!飲むわよー‼」

大淀「ちょ、足柄さん飲みすぎです‼」

龍驤「まあまあええんちゃう?南方海域突破、提督達の無事の帰還の祝いだしさ」

高雄「ヴぁ、ヴァカメと言ってやりますぅ~…」酔ってる

愛宕「あらあら‥‥」

 

提督「今回は皆、本当にご苦労様」

霞「何言ってるの。司令官達がいっちばん頑張ったんだから…少しは遠慮せず胸を張りなさい」

アグル「そうですよ。大本営もギルド本部もクロードさん達に感謝してるんですから」

提督「みんなの無事がなによりさ…」

 

鹿島「ベルさんが‥ベルさんが本当に無事でよがっだでずぅぅ‼」大泣き

ベル「う、うん…というか鹿島?お酒飲みすぎじゃ?」

鹿島「う、うれし泣きですからいいんですー‼」大泣き

ベル「あ、あははは…鹿島は酔うと泣き上戸になるのね…」

 

朝潮「ほんと、アーロさんは無茶しすぎなんですから‼」右腕固め

磯風「これをこうして…こうだなっ!」海老ぞり固め

曙「ほんっと、心配かけて…クソアーロさんが‼」左腕固め

アーロ「いだだだだっ!?誰だ‼誰がこいつらに酒を飲ませた!」

五月雨「あははー‼すごいですー‼アーロさんが5人に分身してますー‼」

初霜「あ、あれ?雪風ちゃんが飛んでますー」フラフラ

雪風「ふえぇ…フラフラですー…」フラフラ

 

北上「うわー…駆逐艦達の子、ジュースと間違えてお酒を飲んじゃったみたいだね」

響「ハラショー」グビグビ

潮「響ちゃん!?それウィスキーだよ!?」

長門「…実にいいな…」←主犯

天龍「…手段はどうあれ…長門さん、ナイス‼」

龍田「とりあえず、空気対策は取れたわね…」

 

飛龍「あれ?そういえばジンさんは何処かしら?」

大鳳「瑞鶴さんもいらっしゃいませんよ?」

赤城「ジンさんと瑞鶴は…」

加賀「気にしなくていいのよ。あの子の為にもここは任せておきましょ」

 

__

 

ジン「‥‥」

 

瑞鶴「ジンさん、やっぱりそこで飲んでたんだね」

ジン「む、瑞鶴か…」

瑞鶴「あ、ジンさんのお酒…もう少ししか残ってない。一人で飲んでたの?」

ジン「…物思いに耽るとつい一人酒をするのが悪い癖だ…だが」

瑞鶴「だが?」クビカシゲ

 

ジン「‥‥丁度、二人分は残ってるぞ」スッ(もう一つの小さな酒器を渡す)

瑞鶴「…!…うん、私でよければ…」

 

ジン「‥‥」ぐい飲み

瑞鶴「…うん、美味しい」ニッコリ

ジン「…そうか、ありがとうな」

瑞鶴「…ジンさんの造ったお酒、空になっちゃったね」

 

ジン「…また新しく造るさ」傍に置いてあった花束を海の方へ投げる

瑞鶴「‥‥ジンさん、あのね。謝らなくちゃいけないことがあるの」

ジン「うん?」

瑞鶴「ジンさんの昔の事、聞いちゃったの…」

ジン「そうか…謝ることはない。やっと…やっと、皆が報われたんだ」

瑞鶴「ジンさんが好きだった子も…?」

 

ジン「…瑞鶴、初めてあった時、最初は驚いた。生まれ変わりじゃないかと思ってしまうくらいさ…」

瑞鶴「…」

ジン「…でも、目の前にいるのは瑞鶴という少女であの子はもういない。重ねてはいけないと思っているのにずっと過去のトラウマを振り切ることができずにいた」

瑞鶴「…」

 

ジン「だが、それはもうお終いだ…提督達のおかげで…そして瑞鶴、お前のおかげで振り切ることができた」

瑞鶴「……」

ジン「瑞鶴」

瑞鶴「なあにジンさん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジン「‥‥好きだ」

 

瑞鶴「…」プルプル

ジン「い、嫌だったか…?」Σ(;´Д`)

 

瑞鶴「…その言葉…ずっと、ずっと待ってたんだからぁ!」涙流してジンに抱き着く

ジン「…遅くなってすまなったな…」瑞鶴を抱きしめて撫でる

瑞鶴「うん!…うん…‼」何度も頷く

 

___

 

提督「‥‥」窓から母港を覗く

霞「司令官、何ニヤニヤしてるの?」

提督「うん?ああ…二人とも良かったなーってさ」

霞「???」




 南方海域のラスボス、『嵐龍』アマツマガツチを討伐し南方海域を突破!

 しばらく戦闘は無しでほのぼの回へ…?

 そして…中部海域、『最終章』へ…かも

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