*注意‼
この提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!
台本形式になっております‼
独自展開があります‼
in執務室
提督「あいたたた…まだ痛いなぁ」
霞「もうすぐこの海域を突破すれば南方海域を攻略なのよ。もうひと頑張りしなさい」
ベル「たしか次はサーモン海域だったよね?」
大淀「はい。こちらの海域では鼠輸送作戦、または敵の撃破を行います」
提督「鼠輸送?ネズミを運ぶのか!」ハハッ
ビスマルク「違うわよ。ドラム缶などの輸送物資を運ぶのよ」
大淀「この海域では空母かつ雷巡がそれぞれ1隻以上、ドラム缶の3つ以上装備しなければなりません」
ベル「ドラム缶を3つ以上か…それぞれ1個ずつ持つ必要があるな…」
北上「あ、ドラム缶だけど、夕張っちなら4つ持てるよー」
提督「本当か!?夕張はすごいなー…」フムフム
鹿島「編成でしたら高速戦艦を1隻、空母を2隻、雷巡を2隻、そして夕張さんを入れるのがいいですよ?」
ベル「よし!夕張を呼んできて‼」
大淀「あれ?そういえばジンさんがいませんね?」
霞「いつもなら工廠か執務室にいるのに…」
ベル「そういえばこの頃のジンは何か考え事をしてるみたいだね」
提督「ふむ…なにかあったのかな?」
in母港
ジン「‥‥」海の先を眺める
瑞鶴「ジンさん、どうかしたの?」
ジン「…む?瑞鶴か…」
瑞鶴「最近なんだか元気がないようだけど、悩み事があるの?」
ジン「…なに、昔を思い出してるだけだ…」
瑞鶴「昔?そう言えばジンさんの故郷の話を少しだけ聞いたけど…もっと知りたいな」
ジン「‥‥そうか。渓流にある集落のことしか話していなかったな。あそこには13の頃まで過ごしていた」
瑞鶴「…それからドンドルマへ引っ越したんですね」
ジン「そうだな…その集落では酒造りが盛んでな、俺の実家も酒屋だった。ハンターになっていなかったら酒屋の跡継ぎになってたかもな」
瑞鶴「ジンさんが酒屋の主人…なんだかイメージできないわね」
ジン「…実は昔、好きな子がいたんだ」
瑞鶴「え!?ジンさん、好きな子がいたんですか!?」
ジン「ああ。好きな子にプロポーズをしようと自分で酒を造ってプレゼントしようとしたんだ…」
瑞鶴「そ、それでどうだったんです…?」ドキドキ
ジン「‥‥」首を横に振る
瑞鶴「えー!?勿体無いなー…ジンさんほどいい人はいそうにないのに」
ジン「‥‥そうだな。勿体無い…」
瑞鶴「え、えっと…その好きな子ってどんな感じの子ですか?」
ジン「それは…ずry」
加賀「瑞鶴、そこにいましたか」
瑞鶴「げっ!?か、加賀さん!?」ビクッ
加賀「提督がお呼びです。恐らく出撃メンバーの編成だと思います。さっさと行きますよ」グイッ
瑞鶴「わわわっ!?ちゃ、ちゃんとついてきますってー‼」アタフタ
ジン「‥‥」ため息
in執務室
提督「いよいよ南方海域の最後の海域、サーモン海域への出撃だ。比叡を旗艦に大井、木曾、加賀、瑞鶴、夕張の6名で出撃する」
比叡「よーしキター‼気合い!入れて‼行きます‼」フンス
大井「ふふふ、開幕魚雷の餌食にしてやるわ…!」
加賀「気を抜かず、行きましょう」
夕張「…もしかして私、ドラム缶?」
鹿島「すみません…」アセアセ
夕張「そんな気がしてたのよねー…」
木曾「夕張さん、そこは気合いで行こうぜ!」
瑞鶴「もしもの時はフレーム回避のこつを教えてあげるわよ!」
夕張「それ、フォローになってないよね!?」
霞「南方海域最後の攻略よ。司令官達のために勝ちに行くわよ」
比叡「そうですね!よーし‼ウォーミングアップしてきまーす!」ダッ
ベル「ちょ、どこ行くのー!?」(;´Д`)
提督「ま、まあ、準備をしてから出撃しようか…」ニガワライ
in工廠
比叡「と、いうわけで私をパワーアップしてください!」
アーロ「え、ええー…俺かよー」
比叡「金剛お姉さまや榛名に聞きましたよ‼ジンさんかアーロさんに頼めばすっごいパワーアップできるって!」
アーロ「その後明石さんに怒られるの俺らだからな?」
比叡「そ、そこをなんとか‼」
アーロ「むむむ…だけどよぉ」チラッ
朝潮「(`・ω・´)」フンス
アーロ「かわいい見張り番がいるからなー…」
比叡「お願いします‼お礼にカレーを作ってあげますから‼」
アーロ「カレーだと…!?ふふふ、仕方ねえなぁ!カレー好きの俺に任せておけ!」
比叡「やったー‼」
朝潮「???」
アーロ「…ほいっ」つプリン
朝潮「えっ、い、いいのですか!?」
アーロ「もちの論だぜ」
朝潮「あ、ありがとうございます!」キラキラ
アーロ「よっしゃぁ!今のうちに近代化改修だぁ!」
比叡「それじゃあ、高火力な感じでお願いします!」
アーロ「ヒャッハー‼任せろー‼」
江風「…明石さん、止めなくていいの?」
明石「いいのよ…自業自得だから」
レーベ「/)`;ω;´)」ケイレイ
天龍「…無茶しやがって」
高雄「アーロさん…とりあえずバカめ、と言っておきます…」
アーロ「ん…?比叡、カレー…うっ、頭が…何か、俺は何か大事なことを忘れているような…」
___
inサーモン海域
大井「‥‥」
加賀「‥‥」
比叡改ニ「さぁ皆さん‼気合い入れて突破していきますよー‼」フンス
木曾「なあ、少しの間に何が起きてたんだ…?」
瑞鶴「朝まで改だったのに出撃になると改ニになってた…」
大井&加賀(またアーロさんか)
比叡「ちょっとした近代化改修ですよ‼お礼にカレーをご馳走してあげました!」フンス
大井「アーロさん…乙」
加賀「仕方のない犠牲ですね…」
瑞鶴「え?何の話!?」
提督『情報によるとこの海域にも姫級、鬼級の深海棲艦がいると聞く。皆、気をつけてくれ』
大井「大丈夫よ。姫や鬼級が現れても魚雷でぶっ放してやるわよ」
加賀「ご心配には及びません。必ず勝ちます」
提督『頼もしいなぁ。あ、ところで…食堂でアーロが倒れてたんだけど何か心当たりない?』
大井&加賀「心当たりはないですね」キッパリ
提督『そっかー』(´・ω・`)
木曾「な、なぁ…それってもしかして…」
瑞鶴「そっとしてあげましょ」
夕張「ちょっと待ってー‼置いてかないでよー‼」ドラム缶×4
大井「4つも装備を持てるんだから、頑張りなさい」
木曾「ちゃ、ちゃんとフォローはしてやるからさ!」
夕張「ひ、ひえー‼」
加賀「提督が体を張って補給拠点を奪還してくれたんです…私達も提督のために気合い入れていきましょう」
大井「そうね…!今度は私達がしっかりしなきゃ!」
比叡「その意気ですよ‼さあどんどん参りましょう!」
夕張「だから置いてかないでってばー‼」ヒーヒー
__
装甲空母鬼A「ピケット部隊ガヤラレタミタイネ…デモココデ艦娘共ヲ大破サセテヤルワ」
装甲空母鬼B「フフフ、来タワネ。飛ンデ火ニイル夏ノ虫ヨ?」
加賀「見えましたね。装甲空母鬼が2隻ですか」
大井「あらぁ?飛んで火にいる夏の虫ってこのことよねぇ」つ魚雷
瑞鶴「当たらないようにしていけば行けるわ」
木曾「相手にとって不足はない」
夕張「ふぉ、フォローお願いしますよ!?」
装甲空母鬼A「」
装甲空母鬼B「ちょ、ナンカこいつら怖スギィ!?」
加賀「先制をかけますよ」艦載機発艦!
瑞鶴「よーく狙って…いけっ‼」艦載機発艦!
装甲空母鬼A「オ、押サレルナ!コチラモヤルゾ‼」艦載機発射!
装甲空母鬼B「ソ、ソウダナ‼コッチノ方ガ有利ダ!」艦載機発射!
空母ヲ級「イラッシャーイ!」艦載機発射!
艦載機<ネライウツゼー! ババババ
駆逐ロ級A「ローソン!?」critical!撃沈
駆逐ロ級B「サークルケーサンクス‼」critical!撃沈
装甲空母鬼B「ギャッ!?痛スギ!?」中破
大井「魚雷をくらいなさいな‼」魚雷発射!
木曾「これでもくらえ!」魚雷発射!
軽巡ホ級「ポプラァ!?」critical!撃沈
装甲空母鬼B「ヒエエエッ!?」critical!大破
比叡「撃ちます‼当たれぇっ‼」ドドーン!
空母ヲ級「セイコーマートッ!?」critical!撃沈‼
装甲空母鬼A「チョ、強スギジャナイノ‼コレデモクラエ!」ドドーン!
加賀「この程度、軽いですね」フレーム回避
装甲空母鬼A「」
加賀「お返しです」艦載機発艦!
装甲空母鬼A「そ、ソンナノアリー!?」critical!中破
装甲空母鬼B「マ、マサカ…南方海域デ噂サレテイル『スタイリッシュ空母』!?」
装甲空母鬼A「深海棲息艦ノ砲撃をスタイリッシュに避ケルコトデ恐レラレテイル空母艦隊!?」
装甲空母鬼B「南方棲戦姫ヲ退けた悪魔の空母ジャナイノ!?マ、マズイワヨ!?」
瑞鶴「加賀さん、ひどく言われてますね」ニヤニヤ
加賀「何言ってるの。あなたのことよ」
夕張「空母の皆さんの事を言ってると思います…」
大井「…ジンさんにジャスト回避を教えてもらおうかしら」
木曾「姉さん、やめといたほうがいいよ…」
装甲空母鬼A「イ、今はマズイワネ…一時撤退よ‼覚えてなさい‼」撤退
装甲空母鬼B「次ハナイト思イナサイ!」撤退
夕張「あ、撤退した」
加賀「追跡する必要はないわ。このまま進撃します」
__
瑞鶴「‥‥」
加賀「瑞鶴、何か考え事ですか?」
瑞鶴「あ、いや…ジンさんの故郷の話を思い出して‥」
木曾「ジンさんの故郷?」
夕張「確か…ユクモだとかなんとか言ってましたよね」
大井「何か気になることでもあるの?」
瑞鶴「ジンさんは故郷の話をしてくれたんだけど…ベルさんに聞いた話だと、ジンさんの故郷は崩壊してるって聞いたんです」
夕張「崩壊!?」
瑞鶴「一体何があったのか…ベルさんは教えてくれなかったし、ジンさんに聞くわけにはいかないし…」
加賀「そう…気になるのは仕方ないわ。でも、今は戦闘に集中しなさい」
瑞鶴「は、はい!」
加賀「…あとで私も聞いてみるから」
瑞鶴「あ、ありがとうございます。…っと、敵艦隊が見えてきたわね!輸送艦1隻、戦艦2隻、空母1隻、軽空母2隻!」
加賀「旗艦の輸送ワ級を倒せば勝利よ…行きなさい」艦載機発艦!
瑞鶴「よし艦載機の皆、行くわよー‼」艦載機発艦!
空母ヲ級「ヨシノヤ‼」艦載機発射!
軽母ヌ級A「ナカウ‼」艦載機発射!
軽母ヌ級B「マツヤ‼」艦載機発射!
艦載機<俺が、俺達が艦載機だ‼ ババババッ 敵艦載機<ヒャッハー!ギュウドンダゼー!
大井「木曾、球磨姉さん&北上さん考案フォーメーション夕張‼」ガッ
夕張「え?大井さん?」
木曾「夕張さん…ごめん!」ガッ
夕張「えっ?なんで両サイド持ってんの?」
大井「さあ駆けるわよー‼」ドドドッ
木曾「敵艦載機の爆撃を避けるまでの辛抱だから‼」ドドドッ
夕張「ちょ、きゃあああああっ!?」((;´Д`))
戦艦タ級B「クッ…アイツラ、デキル!?」critical!中破
軽母ヌ級B「ドムドムバーガーッ!?」critical!撃沈
大井「今度は魚雷の番よ‼」魚雷発射!
木曾「夕張さん…ほんとごめん!」魚雷発射!
夕張「ちょ、私を持ったまま魚雷を撃たないでよー!?」
戦艦タ級B「グアアアッ!?が、合体攻撃ダト…!?」critical!撃沈
軽母ヌ級A「バーガーキングッ!?」critical!撃沈
比叡「いい感じですね!今度は私が行きますよー‼」ドドーン!
空母ヲ級「ラッキーピエロッ!?」critical!撃沈
戦艦タ級A「クッ…コノッ‼」ドドーン!
木曾「姉さん、夕張さん!危ないっ‼」庇って大破
夕張「き、木曾さん!?だ、大丈夫ですか!?」
木曾「え、えへへ…なんのこれしき!」
大井「ゴラァ‼うちの妹になにしとんじゃぁぁっ‼」ドドーン!
戦艦タ級A「ブッ!?コ、コレガ雷巡ノ火力!?」critical!中破
瑞鶴「このまま追撃するわよ‼」艦載機発艦!
艦載機<すげぇよミカは! ババババッ
戦艦タ級A「グアッ!?クソ…第一戦ハ負ケカ…」critical!撃沈
加賀「いい感じですね。これで決めます」艦載機発艦!
艦載機<キリステゴメーン! ババババッ
輸送ワ級「グワー!」爆発四散! 撃沈!
瑞鶴「やったー‼敵艦隊撃破ね!」
加賀「最初は勝ちましたね。この調子で行きましょう」
比叡「これなら順調に行けますね!」
提督『みんな、ご苦労様!よく頑張ったな!』
ベル『木曾、大丈夫?』
木曾「あ、ああ。心配はいらないぜ」
大井「まったく、無茶するんだから…」ナデナデ
木曾「えへへへ…すまない」
提督『よし、それじゃあ鎮守府まで帰投してくれ』
瑞鶴「提督、この調子なら私達だけでいけるわよ?」
加賀「こら、すぐに慢心しないの」
大井「加賀さん、この海域に補給拠点があるんでしょ?そこで一時態勢を整えて決めませんか?」
加賀「…木曾の修理も必要ですしね…提督、補給拠点があるのでそこに向かいます」
提督『そうか…じゃあ補給拠点で休んでから戻ってきてくれ』
比叡「了解です!」ビシッ
夕張「さ、木曾さん、いきましょうか」木曾をおんぶする
木曾「夕張さん、ごめんな?」
瑞鶴「‥‥?」
加賀「どうかしたの?」
瑞鶴「‥‥やけに風が強いですね…」
加賀「ええ…どこか遠くで嵐が起きているかもしれませんね」
____
装甲空母鬼B「イタタタ…」
装甲空母鬼A「オノレ艦娘共メ…次は容赦シナイワヨ…」
装甲空母姫「ア‼ヤット見ツケタ!」
装甲空母鬼A「装甲空母姫姉さん!」
装甲空母鬼B「丁度ヨカッタワ‼今度ハ姉サンモ加エテ3人デ…」
装甲空母姫「何言ッテンノヨ‼ソレヨリモ今ハコノ海域ヲ離レルワヨ‼」アタフタ
装甲空母鬼A「な、ナンデ?」
装甲空母鬼B「3人デカカレバ『スタイリッシュ空母』ニ勝テルカモシレナイノニ…」
装甲空母姫「ソレドコロジャナイワヨ‼今…ナンカ『ヤバイ奴』ガ嵐ヲ巻キ起コシテ近ヅイテ来テルノ!」
装甲空母鬼A「ヤ、ヤバイ奴?」
装甲空母鬼B「アレ…?ナンカ、暗雲ガ近ヅイテキテル…?」
装甲空母姫「ゲッ!?もうこんな所まで!?早ク潜ッテ逃ゲルワヨ‼」
___
in母港
ジン「‥‥」
アグル「ぜぇっぜぇっ…‼じ、ジンさん‼大変だ!」
ジン「アグル…?どうした?かなり焦っているようだが‥‥」
アグル「クロードさんに…クロードさんに今すぐ作戦を中止させ艦娘たちをサーモン海域から撤退させてください!」
ジン「…どういうことだ?」
アグル「‥‥ぎ、ギルド本部から緊急事態が出ました…」
ジン「緊急事態…!?」
アグル「せ、接近してるんですよ…!」
ジン「だから何がだ‼」
アグル「…さ、サーモン海域に‥‥『嵐龍』アマツマガツチが‼」
ジン「!?」
いよいよ…古龍種、『嵐龍』アマツマガツチの登場です…
初見のダイソン…戸惑っているうちにくらって竜巻に巻き込まれて即死。初見殺しすぎますよ…
もしフロンティアで出るなら…大型探査船での戦いを見てみたい