狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

105 / 203
 いやったー‼ストーリーズ発売!予約しなかったけど、近くのお店で購入だー‼
    ↓
  売り切れ
    ↓
  (^q^)アーウ☆←いまここ

*注意‼

この提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「その装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります‼


●島探索 壱日目

ウィル「と、言うわけでこの島を探索するぞ‼」

 

ホッポ「オー‼」

ウィル「あとハチミツを探索するぞー‼」

ホッポ「オー‼」

レ級「マダ探スノカヨ…」

 

港湾棲姫「ホッポ、忘レ物ハナイ?」

ホッポ「大丈夫!水筒モお菓子モ持ッタ!」

港湾棲姫「困ッタ時ガアッタラ?」

ホッポ「即時にウィルにシガミ付ク!」フンス

ウィル「まじか」

 

戦艦棲姫「貴女達は行カナクテイイノ」グイッ

軽巡棲鬼「チョ、ナンデヨ!?」

空母水鬼「私モツイテ行キターイ!」

防空棲姫「ウィルの邪魔ニナルデショ」

 

戦艦水鬼「フン、奴のやり方をミルダケダ」

 

__森林地帯__

 

ウィル「ま、まあついて来てもいいって言ったけども…」チラッ

ホッポ「???」クビカシゲ

 

重巡棲姫「???」クビカシゲ

駆逐水鬼「ドコカラデモカカッテ来イ!」フンス

 

ウィル「沢山ついて来てもよかったんよ…?」

駆逐棲姫「ぼ、防空棲姫ちゃんが結構厳シカッタヨウデスネ…」ニガワライ

駆逐水鬼「コウイウ場合、重巡棲姫サンヲ連レッテタ方ガイイゾ?」

ウィル「そうなの?」

 

重巡棲姫「肉、クレタ。お前はイイ奴。好キ」

ウィル「そうなの!?てか単純すぎぃ!?」

重巡棲姫「ダカラ、モット肉クレ」グイグイ

ウィル「しかも今!?」

ホッポ「お昼ハモウ少シ進ンデカラ!」

重巡棲姫「う゛ー」(`0言0́#)

 

駆逐棲姫「トコロデ、ドウシタラ保護区ニ登録サレルヨウニナルンデスカ?」

ウィル「この島ならではな生態的特徴があったり、希少生物がいたり、資源が豊富だったりだな。その為にも島を踏破しなければならないんだ」

 

駆逐水鬼「島ノ外周ヲ見テミタガ、結構大キイ島ダッタ。歩イテ地図ヲ完成スルノハ大変ダロウナ」

ホッポ「ソノタメノ冒険ダヨ!ホッポ頑張ル!」フンス

駆逐棲姫「ウィルさん、その持ッテイル物ハ何デスカ?」

ウィル「マタタビだ。島を踏破するにはアイルーっていう猫の協力も必要だからだ」

駆逐水鬼「アイルー?」

 

ホッポ「ウィルの話で聞イタコトガアル!二足歩行で歩くシャベル猫ダネ?」

ウィル「その通り。どの地域にもアイルー族がいてな。地理や生態を熟知している。アイルー達から情報を聞けばその辺の地理やどこにどんな生物がいるかがわかって地図や資料作りで重要なんだ」

 

駆逐棲姫「ウィルさんは何デモ知ッテルンデスネ!」ニコニコ

ウィル「あはは、ありがとうな。でも俺よりもクロードって奴がもっとすげえんだ」

駆逐水鬼「ウィルの昔ノ仲間カ?」

ウィル「あいつはよくモンスターを観察していてな、クルペッコは踊りと鳴き声でコミュニケーションを取ることを知って一緒に踊ってジャングルを駆け、火山で迷った時はラングロトラでロデオしながら山を降りたりしてた」

 

ホッポ「何それ超コワイ!?」

駆逐水鬼「モシ敵トシテ出クワシタラ…戦イタクナイナ…」

ウィル「優しい奴だから大丈夫さ…むむっ!?」

駆逐棲姫「?ドウカシマシタカ?」

ホッポ「モシカシテ希少生物!?」

 

ウィル「あれは‥‥‼」

 

 

アオアシラA「〔´(エ)`〕」クマー

アオアシラB「( ̄(エ) ̄)v 」クマー

 

ホッポ「青イ熊ダ!」キラキラ

駆逐棲姫「熊ッテ黒カ茶色カト思ッタンデスケド、青イノモイルンデスネ…」

重巡棲姫「…?」

駆逐水鬼「デモ、ウィルが興奮シテ観察シテルゾ。ヨッポド貴重ナンダロウナ」

 

ウィル「…やったぞ!ついに、ついに…ハチミツにありつけるぞぉぉぉっ‼」ヒャッハー

ホッポ「ハチミツ!ヤッタネ、ウィル‼」

 

重巡棲姫「ハチミツ?」

駆逐棲姫「ホッポちゃんの『レップー』と同ジクライ貴重ナ物ダソウデスヨ?」

駆逐水鬼「デモ何故アノ熊ガハチミツと関係アルンダ?」

 

ウィル「アオアシラという熊の大好物はハチミツなんだ。食事をするときは必ずハチミツのある場所に向かい、ハチミツを食べる!よし、こっそり後をつけるぞー‼」

ホッポ「オーッ‼」

駆逐棲姫「島ノ探索ハーっ!?」

 

ウィル「ハチミツ、ハチミツー‼」

ホッポ「ハッチミツ‼ハッチミツ‼」ウキウキ

 

駆逐棲姫「もうノリノリですね…」

駆逐水鬼「ヨッポドハチミツが好キナンダナ」

重巡棲姫「‥‥」(´ぅω・`)ネムネム

 

ホッポ「ウィル、熊さんが木ノ辺リニ止マッタヨ‼」

ウィル「も、もしや…‼」

 

アオアシラA「(* ̄(エ) ̄*)」クマー

アオアシラB「(* ̄(エ) ̄*)⊃」クマー

 

ウィル「ハ、ハ、ハチミツを食べてる‼」

ホッポ「あのオレンジ色のベトベトしてそうな液体ガ…ハチミツ!」

重巡棲姫「…オイシソウ…」ウットリ

ウィル「や、やった!ハチミツだ‼ハチミツだー‼」感動

 

駆逐棲姫「ウィルさんが感動シテル…‼」

駆逐水鬼「良カッタナ」

 

グラグラ…

 

駆逐棲姫「ヒャアッ!?岩ガ揺レテル!?」

駆逐水鬼「な、ナンダ!?」

 

バサルモス「\(`皿´)/」地面から飛び出す

 

駆逐棲姫「い、岩が大キナ生物ニ!?」

ウィル「げっ!?こんな時にバサルモス!?」

 

アオアシラA&B「Σ(゚(エ)゚;) 」クマッ!?

バサルモス「(#`皿´)」威嚇

 

ホッポ「ネエネエ‼アレハ何?」

ウィル「あれはバサルモスだ。グラビモスの幼体で普段は岩に擬態して過ごしているが…嫌な予感が…」

 

アオアシラA&B「“(`(エ)´ )」威嚇

バサルモス「(#`皿´)三〇」火球ブレス

ウィル「あっ…」

 

ドドーン‼

 

ハチミツ<アイエエエエッ!? 爆発四散!

 

ウィル「」( д)゚゚

ホッポ&重巡棲姫「」

駆逐棲姫「ハ、ハチミツが…‼」

 

アオアシラA&B「三(;゚(エ)゚)」クマー‼

バサルモス「(#`皿´)」フンス

ウィル「‥‥」プルプル

 

駆逐水鬼「う、ウィルさん…?」

ウィル「ヤローぶっころがしてやるぅぅぅぅっ‼」ドドドドドッ

ホッポ「転ガシテヤルー‼」プンスカ

 

バサル「?(`皿´ )」

ウィル「おらーっ‼ハチミツの恨みを思い知れぇぇぇっ‼」つエイムOfマジック

バサル「Σ(`皿´;)」

ウィル「ホッポ‼足にめがけて思い切り投げつけろ‼」

 

ホッポ「オーッ‼」つ三浮遊要塞

バサル「三●));皿;)」こける

ウィル「ヒャッハー‼鉱石の採掘だー‼」つピッケル

ホッポ「ヤッホー‼」つピッケル

 

駆逐水鬼「…ハチミツでウィルを怒ラシテハイケナイナ…」

駆逐棲姫「ヤット探してたハチミツですものね…」

 

バサル「三( ;皿;)」逃げた

 

ウィル「…また一から探さなくちゃな…」ションボリ

ホッポ「ウィル、元気ダシテ…」ポンポン

ウィル「だな!アオアシラがいるなら別の場所にもあるかもしれん‼」

 

駆逐棲姫「ヨ、良カッタ。ウィルさん元気にナッタミタイデス」アセアセ

駆逐水鬼「ヨシ、コノママ探索ヲ続ケヨウ」

 

重巡棲姫「…アマイ」ハチミツもぐもぐ

 

_ウィル、ハチミツを見落とす_

 

ウィル「ここをキャンプ地とする!」

駆逐水鬼「?」

ウィル「一度言ってみたかったんだよねー」

ホッポ「キャンプ!キャンプ‼」ウキウキ

 

重巡棲姫「ウィル‼オ腹スイタ!肉ヲクレ‼」ポカポカ

ウィル「いてて‼テントを立ててからこんがり肉を作ってあげるから待って‼」

重巡棲姫「う゛う゛ー‼」(`0言0́#)プンスカ

 

_数分後_

 

ホッポ「オオッ‼これがテント…‼」キラキラ

ウィル「ほいさっほいさっ」落ち葉や木くずをかける

駆逐棲姫「落チ葉ヤ木クズをカケテドウスルンデスカ?」

ウィル「落陽草とか臭いを消してくれる草木を使って臭いを消すんだ。夜間はフルフルやナルガクルガが徘徊するんだ。…昔、臭いを消し忘れてテントで寝てるとフルフルがテントを破って襲ってきたというホラーなことがあったんだ…」遠い目

 

ホッポ「野営モ大変ナンダ…」

重巡棲姫「ヴェアア‼ウィル‼お腹スイタ!早クゴ飯‼」((`0言0́#))

ウィル「もうちょっと待って…って、お腹からなんかすごいの出てる!?」

駆逐水鬼「重巡棲姫サンノ艤装ハオ腹カラ出ルンダ」

ウィル「怖すぎ‼わ、わかった、お肉焼くから落ち着いて‼」

 

__ジョウズニヤケマシター!__

 

重巡棲姫「肉、ウマイ‼肉くれるウィル、大好キ!」*゚。+(n´v`n)+。゚*

ウィル「お、おおう…次から予備も焼いておくか…」ゲッソリ

ホッポ「ウィル、半分アゲル…」ナデナデ

駆逐水鬼「ウィルさん、マタ食ベレナカッタンダ…」

 

ウィル「ささ、明日は夜明けと共に移動するから早く寝な」

ホッポ「ハーイ!」in寝袋

重巡棲姫「(つ∀-)オヤスミー」

駆逐水鬼「ウィルさんハ?」

ウィル「悪いな、そのテント…4人用なんだ…」遠い目

駆逐水鬼「…その、スマナイな…」

ウィル「いいんだ。周りの見張りをしなくちゃいけないし、今はゆっくり疲れをとってけ」ナデナデ

駆逐水鬼「ウム…明日ハしっかりウィルのオトモを務メルカラナ」

駆逐棲姫「‥‥」

 

_夜中_

 

ウィル「…こんな時、雷光虫は便利だな。うーむ、草木やキノコに鉱石、昆虫はいたって普通か…生物もまだまだ探索しなくちゃな…」カキカキ

 

駆逐棲姫「ウィルさん…」

ウィル「おお?どした?眠れないのか?」

駆逐棲姫「イイエ…ウィルさんは寝ナイノデスカ?」

ウィル「もうちょっと、日誌と資料を書かなくちゃいけないからな」

駆逐棲姫「…」空を見上げる

ウィル「?」

 

駆逐棲姫「…ツキガキレイ…」

ウィル「うん?ああ、今日は満月だ」

駆逐棲姫「…イツモ見るツキは私ガ深海棲艦トシテ生マレタ時ト、戦闘デ何度モ夜ノ海ヘ沈ンデイク寸前にしか見タコトガナカッタンデス…」

ウィル「…」

 

駆逐棲姫「デモ、ウィルさんと出会えて、ウィルさんノオカゲデ初メテ陸カラ月ヲ見ることができました…月ガ、星空ガコンナニ綺麗ダナンテ…」

ウィル「…月が綺麗、か…」

駆逐棲姫「…ハイ」

 

ウィル「『私、死んでもいいわ』」

駆逐棲姫「!?」

ウィル「…昔、団長がな、『東の国の本を読んだんだが、『月が綺麗ですね』って言ったら『死んでもいいわ』って答えるとロマンチックなんだ』とか自慢しながら言っててさ…」

駆逐棲姫「…」

ウィル「月も綺麗だが…他にも色んな綺麗なものもある。俺が連れてってやるからもっと感動するがいい」ドヤッ

 

駆逐棲姫「…ウィルさんはやっぱり提督になるべきですよ…」

ウィル「そ、そうかなー…俺は冒険者のままでいいんだけどなー」

 

 

【探索一日目】

 

成果:バサルモス 1頭 アオアシラ 2頭  その他

 

失ったもの:ハチミツ




 夏目漱石のアイラブユー=月が綺麗ですね
 二葉亭四迷のアイラブユー=死んでもいいわ

 夏目漱石のは逸話とされていますが、それでもロマンチックですね

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。