狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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気が付けばこれで100話。
ご愛読している皆様、本当にありがとうございます‼

*注意‼

この提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい‼

台本形式となっております‼

独自展開があります!


75 サブ島沖海戦

in執務室

 

提督「よし、サブ島沖海域の第一次サーモン沖海戦の開始だ」

霞「この海域が鬼門よ。気を引き締めていきなさい」

ジン「あの海域に入るころには夜だ。出だしが夜戦になるのか」

大淀「はい、しばらく夜戦が続きますね。敵艦の駆逐艦や軽巡は夜戦になると時として危険な敵になります」

ベル「うちの子達も力を発揮できるけど、敵も同じようなことなんだね…」

 

提督「たしか夜戦じゃ空母は艦載機を発艦できないんだよな?」

霞「そうね…編成とすれば航空戦は劣勢覚悟で高い火力、機動力を持つ編成をするか、航巡を交えた高速艦編成が主だわ」

大淀「後は潜水艦がいるとの情報のことですので駆逐艦を2隻入れた編成が必要になります」

ジン「なるほど…確かに大変だな」

鹿島「でもこの海域から支援艦隊を出動することが可能ですよ?」

ベル「支援艦隊?」

鹿島「はい、駆逐艦を2隻、空母を2隻入れた編成で出撃している第一艦隊を支援砲撃する艦隊です。道中の敵艦もしくはボス艦隊にダメージを与えることができ、主力艦隊の負担を減らすことができます。ただ、主力艦隊を含め資材の消費量がふえるのがデメリットですね」

大淀「うまく支援艦隊と主力艦隊との連携を取ることで攻略しやすくなります。補給拠点も巧く有効活用しましょう」

 

提督「うむ…手を加える余地はないか…ちゃんと編成を考えないと…」

 

in工廠

 

アグル「…え?これで艤装とかいう装備の強化をするんだ」

夕張「はい、資材を少し消費しますけどこれで火力や雷撃、装甲などが強化されるんですよ」

利根「おーい、近代化改修をお願いしたいのじゃ」

夕張「お任せください‼」

アグル「‥‥」チラッ

 

妖精さん「?」クビカシゲ

アグル「…もしかして、これとか使えたり?」つギルドチケット

妖精さん「ウーン…デキルヨー」

金剛「Hey‼夕張ー!明石さんが出かけていないから私のmaintenanceをお願いしてもいいデスか?」

夕張「まっかせてくださいよ‼明石さんの分も頑張りますよー‼」

 

アグル「…」チラッ

妖精さん「??」クビカシゲ

アグル「‥‥これとかどう?」つ火竜の天鱗

妖精さん「ウーン…ヤッテミルヨー」

 

~数分後~

 

黒丸「明石さん、これを工廠に運べばいいのニャ?」つ木箱

ブルー「中には何が入ってるかニャ?」

明石「夕張さんが工廠の手伝いをしてくれますし、大本営に工廠の道具を発注してたんですよ。今日港町に届くということでしたので取りに行ってたの」

黒丸「工廠もにぎやかになるニャ」ウンウン

明石「私がしっかりしないと、ジンさんやアーロさんに唆されちゃいますからね…あれ?」

 

利根改ニ「うーむ、近代化改修してもらったのはいいんじゃが…なぜか下がスース―するのう…」クビカシゲ

金剛改ニ「Yes‼なんだかパワーが湧いてきましたヨー‼はやくバーニングしたいデース‼」フンス

 

黒丸「…」

ブルー「…あれ?雰囲気変わってるニャ?」

明石「…遅かったかー」アチャー

 

夕張「明石さん‼どうですか、私の改修は‼なんかすごいことになっちゃたけども」ドヤッ

明石「うん…まあ…今度改修するときは私が監督しますので…」

アグル「へー…妖精さん、すごいね」

妖精さん「(`・ω・´)」フンス

 

in執務室

 

提督「よし、それじゃあ編成を発表する。主力艦隊は足柄を旗艦に、金剛、プリンツ、加古、雪風、初霜の6名で出撃だ。各艦交代で編成する。そして支援艦隊は不知火を旗艦に満潮、長門、ビスマルク、飛龍、飛鷹の6名だ」

ベル「…あれ?金剛なんだか雰囲気変わった?」

金剛「なんだかパワーがみなぎっていマース!ていとくー、私頑張るからネ!」

提督「ああ、頑張るんだぞ?」ナデナデ

ジン「支援艦隊は攻略中は補給拠点で待機だ」

長門「うむ、支援は任せておけ」フンス

 

足柄「いよっし‼私に任せてちょうだい!」

加古「緊張するなー…」

初霜「雪風ちゃん、一緒にがんばりましょ」

雪風「はい!一緒にがんばりましょうね!」

 

ビスマルク「プリンツ、私がしっかり支援するからね」

プリンツ「お姉さま!プリンツ頑張ります‼」

 

提督「足柄には照明弾を、プリンツには夜偵、雪風と初霜にはソナーと爆雷を装備する」

霞「出だしは夜戦よ。気を付けてね」

提督「よーし、皆。何度も言うがこの海域は難関だ。でも、俺達がいることを忘れないでほしい。傷ついた時、くじけそうになった時、俺達が支えてやる。だから胸張って頑張ってきてくれ‼」

艦娘一同「はい!」

 

in母港

 

アーロ「さーて、俺達は支援艦隊と主力艦隊のサポートだ。高速修復材も回収するし資材の補給もする」

アグル「…あれ?俺も?」

アーロ「ったりめえだ。俺は先に補給拠点に行ってくるから。鎮守府の方は任せたぜー‼」ノシ

アグル「え。ちょ、まっ…」

川内「アグルさん、私達も手伝うから」

矢矧「私達で皆をしっかり支えてあげましょ」

 

アグル「なんと…川内ちゃん、矢矧ちゃん、この後お茶でも…」

龍田「うふふ、でも変な気を起こしたらその手を斬り落とすからね?」ウフフ

アグル「ひぇっ!?」

矢矧「それで遠征なのだけども…」チラッ

 

島風「おおっ!?はっやーい‼」ウキウキ

長波「すっげー‼バナナボートみたいだぜ‼」イヤッホー

天津風「ひゃあああっ!?は、はやいー!?」

あぐにゃん「(`ω´*)三」ザザザザッ

矢矧「…もしかしてあれも連れてくの?」

 

__

 

inサブ島沖

 

プリンツ「本当に夜間ですね…」

加古「潜水艦とか怖いなー」キョロキョロ

 

金剛「さあかかってくるがいいネー‼」

足柄「腕がなるわね!」フンス

雪風「私と初霜ちゃんがお守りしますよー!」

初霜「っ!?敵艦発見しました‼」

足柄「さっそくおでましね。さあ砲雷撃用意‼照明弾撃つわよ‼」バシュッ!

 

チカチカ

 

金剛「Nice‼おかげで敵艦を正確にhitさせることが出来そうデス‼」

足柄「いい?私に続いて‼」ドドーン‼

軽巡へ級「ミギーっ!?」critical!撃沈

重巡リ級A「WRYyyyyy‼」ドドーン

 

加古「おわっと!?あ、危なかったー。すっごい威力だったぞ…」

初霜「敵艦も夜戦になると駆逐艦だってかなりの威力を持つ攻撃をしてきますからね」

プリンツ「よーし、お返しですよー‼」ドドーン‼

重巡リ級B「アバァァァッ!?」critical!撃沈

雷巡チ級A「アーン、ストサマガ死ンダー‼」ドーン‼

加古「だからなんであたしなのっ!?」回避

 

雪風「加古さん‼探照灯つけっぱなしですよ!?」

加古「あ、いっけね」off

金剛「行きますよー‼fire‼」ドドーン‼

重巡リ級A「Hieeeeeっ!?」critical!撃沈

雷巡チ級B「パパウパウプウッ‼」ドドーン‼

足柄「いたっ!?」小ダメージ

加古「このー‼加古スペシャルをくらえー‼」ドドーン‼

雷巡チ級A「アーン、足首をクジキマシター‼」critical!撃沈

 

雪風「雪風、やっちゃいます‼」魚雷発射‼

駆逐ロ級「出番ナシッ!?」critical!撃沈

初霜「お守りします‼」ドドーン‼

雷巡チ級B「パウッ!?」critical!撃沈

 

金剛「Yes‼敵前衛警戒艦隊、撃破デース‼」

足柄「提督、このまま進撃するわね!」

提督『ああ、気を付けるんだぞー?』

 

__数十分後__

 

足柄「いやー、焦ったわね。次に戦艦タ級が2隻もくるなんて」

金剛「ダメージを最小限に抑えることができてよかったデス」

加古「おっ、夜明けだ。やっと夜戦の抜け出すことができたんだな」

プリンツ「次がいよいよボス艦隊との戦いですね…」

 

初霜「支援艦隊から通信です‼まもなくボス艦隊の海域に突入するようですよ」

足柄「いいタイミングね。これならいけるわ」

雪風「皆さん‼敵艦隊が見えてきました‼」

金剛「!?あれは…」

 

 

南方棲戦姫「ウフフフ、珊瑚諸島沖デハヤッテクレタワネ。デモ、本気ヲ出シタ私ノ敵ジャナイワ」ウフフ

加古「マジか…姫級か」

金剛「かなり手強そうネ…でも、負けませんヨ‼」

足柄「ちょっと‼」プンスカ

南方棲戦姫「ウフフ、ナァニ?」

 

足柄「なんで上がスッポンポンなのよ‼うちの駆逐艦の子達に見せられないじゃないの‼」プンスカ

プリンツ「み、みちゃダメですよー!?」雪風と初霜の目を隠す

雪風「み、見えませーん‼」(⊃д⊂;) 

初霜「あの、一体何があったんですか!?」(⊃д⊂;) 

 

南方棲戦姫「イヤ、アノ…キャ、キャストオフとかソウイウ仕様ダシ…」

戦艦タ級「イヤ姫様!?押サレテチャダメデスヨ!?」

駆逐ハ級A「艦娘達ガ怯ンデルッスヨ‼ヤッチャイマショウ!」

南方棲戦姫「ソウダッタワネ…サア艦娘共、沈ムガイイワ‼」艦載機発射

 

足柄「くっ、航空優勢にするつもりね…」

プリンツ「それでも撃ち落としましょう!」ババババッ

潜水艦カ級「敵潜水艦ヲ発見‼」魚雷発射

加古「わっ!?潜水艦かよ…」critical!大破

 

<支援艦隊が到着しました‼>

 

飛龍「敵艦隊、見えました!」

飛鷹「ここからなら砲撃可能です‼」

満潮「姫級ね…頑張って‼」

ビスマルク「プリンツ…気を付けるのよ」

長門「よし、これより援護射撃をする。みな砲撃用‼」

不知火「狙いを定めて‥撃て‼」

 

ドドドドーン‼

 

輸送ワ級「アカーン‼」critical!

南方棲戦姫「っ‼支援艦隊カ…‼」中ダメージ

駆逐ハ級A「ハエーヨ、ホセッ!?」critical!撃沈

戦艦タ級「クッ…小癪ナ…‼」小破

 

 

飛龍「まずまずな当たりね」

長門「よし、これより補給拠点に戻る」

不知火「主力艦隊の皆さん、ご武運を…‼」

 

金剛「Thanks、助かりましたヨ」

足柄「今度は私達の番ね!」

プリンツ「雪風ちゃんと初霜ちゃんは潜水艦をお願いします‼」

雪風「お任せください!」

初霜「雪風ちゃん、潜水艦を探しましょう!」

 

金剛「行きます‼バーニングlove‼」ドドーン‼

駆逐ハ級B「ブルァッ!?」critical!撃沈

南方棲戦姫「ウフフフ、何処ヲ狙ッテルノカシラ?砲撃トイウノハコウスルノヨ‼」ドドーン‼

プリンツ「ヒャアッ!?」critical!大破

足柄「このっ‼やってくれるじゃないの‼」ドドーン‼

南方棲戦姫「チッ‼生意気ネ…」critical!小破

戦艦タ級「沈メ‼」ドドーン‼

金剛「キャアッ!?Shit‼提督からもらった装備が…‼」critical!中破

 

初霜「潜水艦、見つけました‼ここです‼」つ爆雷

潜水艦カ級「ネガティブッ!?」小破

雪風「魚雷を撃たせないですよー‼」つ爆雷

潜水艦カ級「ギャッ!?マタダメかー…」critical!撃沈

 

足柄「敵はなかなかやるわね…雪風、初霜、雷撃用意‼」

雪風「はい!」魚雷発射

初霜「これ以上、仲間をやらせはしません‼」魚雷発射

 

南方棲戦姫「フン、ソンナ魚雷ナンテ痛クモナイワ?」小ダメージ

 

足柄「…提督、夜戦突入の許可を‼」

提督『金剛、加古、プリンツ、大丈夫か!?』

金剛「提督、私達なら大丈夫ネ。このまま夜戦に向かわせください!」

プリンツ「私と加古は回避に専念します‼」

加古「空母ほどじゃないけど…避けるのも得意だからね」

提督『‥‥わかった。夜戦突入の許可する!』

 

_夜戦開始‼_

 

足柄「まずは照明弾‼」バシュッ

 

南方棲戦姫「狙イ撃チスルヨウダケド…コッチカラ丸見エヨ?」

戦艦タ級「奴ノ砲撃ガ終ワリ次第、狙イマス」

足柄「餓えた狼を舐めんじゃないわよー‼」ドドーン‼

南方棲戦姫「グゥッ!?イイ火力ジャナイノ…デモ、コッチモ負ケテイナイワヨ‼」ドドーン‼

雪風「キャアッ!?し、沈みはしませんっ…」critical!中破

戦艦タ級「オ前モ沈メ‼」ドドーン‼

初霜「皆さんの為にも…負けません‼」回避、魚雷発射

戦艦タ級「ナッ!?油断シタカ…」critical!大破

 

提督『よし、皆!一時補給拠点に撤退、第二艦隊と補給拠点に合流した後鎮守府へ帰投してくれ‼』

 

足柄「わかったわ。皆、退却するわよ‼」

金剛「中々強いデス…次は負けませんよ‼」

加古「あ、危なかったー…」

プリンツ「補給拠点で修理しましょう…」

初霜「雪風ちゃん、大丈夫?」肩を担ぐ

雪風「初霜ちゃん、ありがとうございます…」

 

 

南方棲戦姫「ウフフフ…ドウ?私ノ火力ハ。アノ空母共ガイナイナラ、私ヲ打チ負カス奴ハイナイワ」

戦艦タ級「アノ…大変申シ上ゲニクインデスケド…サッキノ戦イハ負ケテマス」アセアセ

南方棲戦姫「ヱ?」( ゚д゚)

戦艦タ級「旗艦デアル輸送ワ級ガヤラレルト…負ケマス」

南方棲戦姫「ウソ、イツヤラレテタノヨ?」アセアセ

輸送ワ級「」チーン

戦艦タ級「支援艦隊の援護射撃の時デス…マア最初ハ運ガヨカッタケドモ二度目ハ無イデショウ」

南方棲戦姫「そ、ソウネ…コレカラあいつらをドンドン苦シメテヤルワ‼」

 

in補給拠点

 

アーロ「派手にやられたなぁ…ま、無事で何よりだ」ナデナデ

雪風「アーロさん‼頑張りました‼」エッヘン

加古「敵艦も手強かったなー」

金剛「うぅー…折角強くなれたのにー。残念デース」ショボン

 

アーロ「そっか。とりあえず今は美味しいもの食べてお風呂に浸かって疲れをとりな」つオニギリ

ヨモギ「僕たち出張板前ブラザーズが美味しいごはんを作るニャ‼」

マシロ「甘いスイーツも作ってあげるニャよ」

不知火「甘いものですか。ありがとうございます」

長門「うむ、これなら士気は上がるな」

 

アーロ「お風呂も用意してるぜ?ほら、ユクモから取り寄せたユクモ温泉の素があるぞー」つ温泉の素

プリンツ「おおー‼アーロさん、ダンケ‼」

満潮「さすがね。用意がいいじゃないの」

 

ビスマルク「それにしても…南方棲戦姫か。手強い敵ね」

アーロ「聞いた話によると、珊瑚諸島沖にいた南方棲戦鬼が艤装を脱いだ状態のことなんだよな?」

長門「うむ…以前より火力が増して強くなっている」

アーロ「つまり……脱いだら強くなるんだな?」キリッ

 

不知火「‥‥」ガッ

満潮「‥‥」ガっ

アーロ「あれ?二人とも?ちょ、なにするの?」

不知火「龍田さん直伝、キャメルクラッチ‼」

満潮「変態、死すべし!」

アーロ「ちょ、やめ、ぎゃああああっ!?」

 




原作より南方棲戦姫さんを少し強めにしてます(たぶん)
最終戦は南方棲戦姫さんを倒さないと海域突破できない仕様にしております

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