袁紹を活躍させてみようぜ!   作:spring snow

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 おそらくは今後増えたり減ったりすると思いますが、現状の人物を乗せておきます。
 ここには特に物語に関わる重要な人物が書かれており、これ以外にも武将は存在しますのでご注意ください。
 そういった武将は極力、紹介文のようなものを入れるようには致します。


袁紹陣営の主要登場人物

袁紹

 かなり高飛車な性格をしているが大事な仲間を失うことを何よりも恐れている。昔暗殺をされそうになったことがあり、その経験から周りの人間を信頼し切れていない。根は優しく聡明な人物であるが、普段の言動のせいで馬鹿な人間だと誤解を招きやすい。

 

逢紀

 袁紹の幼なじみ。若い頃から仲が良く、今では女房的な立ち位置にいる。袁紹の良き相談相手であり、実質的なナンバー2。

 ただ、袁紹陣営の危ういバランスを取ろうとするあまり優秀な人間の扱いが上手く出来ない。

 

郭図

 あまりしゃべらない少女。しゃべらない割には弁が立ち、韓馥の領地を無傷で手に入れられたのも彼女の役割が大きい。許攸とは対立をよくする。交友関係も広く、郭嘉とも旧知の仲。

 

許攸

 袁紹陣営の最大の問題児。袁紹を思うあまり、感情が先走ってしまい問題を起こすことがしばしばある。田中とは最初こそ対立していたものの現在は、その才能は認めている(もちろん口には出さないが)。田中の設立した情報機関の育成に一役買っている。

 問題児とは言えど、優秀な人間の揃う袁紹陣営でも上位にいるだけあり、かなり優秀な人物。

 

荀諶

 荀彧の妹。犬の耳の付いたフードを被っている。普段天然のような雰囲気を出しており、純粋な少女のイメージを持つが、その中身は老練な考えを張り巡らしており、かなりの策士。能力自体はそれほど高くはないが、その策士としての才能は姉に負けずとも劣らずであり、外交官としての能力が期待されている。

 

顔良

 袁紹軍の若手筆頭武将の1人。もう1人は無論文醜である。

 武勇、度量など将軍として必要な才能が十分備わっており、有望株。現在、袁紹と急激に距離を縮めている。

 

文醜

 袁紹軍の若手筆頭武将のもう1人。

 武勇や度量などは顔良に勝るとも劣らないが、頭が若干残念で、猪突猛進な部分がある。しかし、その突撃力などは袁紹軍でも右に出るものはいない。

 

張郃

 袁紹軍の中では珍しい男の武将。

 優秀な人物で顔良や文醜の次に有望視されている武将である。個人的な技量などは顔良達には及ばないが騎馬の扱いに掛けては袁紹軍のなかでは頭一つ分抜きんでており、公孫瓉のお目付役に選ばれたのはその能力ゆえである。元韓馥配下の武将。

 

田豊

 韓馥の配下だった文官。その率直すぎる性格ゆえ韓馥に疎まれ閑職にいた。袁紹に仕えた後は逢紀の采配で田中の元へ来て、現在功績を立てている最中である。

 洛陽救出作戦時に廬植を失ったことを自分のせいだと思い、塞ぎ込んでいる。

 

沮授

 普段から眠そうにしている文官。元韓馥配下の文官で田豊と双璧をなす優秀な人物。

 田豊に比べ、言動などが巧妙で敵を作らないようにするのが上手い。かなりミステリアスな人物でその実情もよく分かっていない。

 

審配

 文武両道の勇将。文官としても武官としても優秀であり、逢紀のお気に入りの人物である。

 いつも黒い猫と一緒にいる。現在、田中の身の回りの世話をやっている。

 

廬植

 高名な文官で漢王朝に仕えていた女傑。政争で左遷させられていたところを袁紹が登用した。黄巾の乱において数多くの功績を挙げた武将でもあり、朝廷内で顔が利く。その交友関係には名将朱儁、皇甫嵩などがおり、広い人脈を持つ。

 皇帝を救助する洛陽方面救出作戦中、敵将の紀霊に斬られ戦死。

 

郭嘉

 現在、南皮の町の統治を任されている人物。

 若いながらその優秀な才能を見込まれての抜擢。公孫瓉や鮑信ら連合軍が南皮の町を襲撃した際の河水の戦いの作戦を立案したのが彼女である。

 曹操にかなりの興味を持っている。

 

公孫越

 公孫瓉の従妹。

 歩兵の扱いに長けているが、袁紹の配下には張郃や文醜、顔良と言った優秀な人物が多く、埋もれてしまっている。しかし、公孫瓉を下す際に重要な人員となった。

 袁紹陣営ではかなり若く、今後の活躍が期待されている。

 

田中 豊

 この物語の主人公。

 元防衛省の情報系の部署に勤めており、情報関連を取り仕切っている。袁紹からはかなりの信頼を受けているが、配下の人間とはよそ者と言うこともあり、何度か対立したこともあった。

 現在はそのような事も無く、袁紹陣営の閣僚の1人として動いている。配下には田豊や沮授がおり、彼女らと協賛(許攸曰く)している許攸と共に専用の間諜部隊を運用している。

 

陳羣

 去った賈詡の代わりに袁紹の元へ仕官した人物。田豊の強い影響を受け仕官先を決めたため、袁紹を慕ってと言うよりは田豊を慕っての方が正確な仕官の理由。その能力は高く、人事関係は一手に引き受けている。

 

陳宮

 沮授の求めに応じて仕官した。その能力は高いが少し視野が狭い場面が多く、経験不足が否めない。しかし、その伸びしろは大きく、どこまで成長するかが期待されている新人の一人。

 

麹義

 冀州領内で起きた反乱に参加しており、その類い希なる指揮官としての才覚から登用された。異民族との戦闘に関しても詳しく、今後の活躍が期待されている人物。


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