この世界の片隅で(更新停止)   作:トメィト

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巌窟王かっこいい!
(多分)セイバーオルタかっこいい!
邪ンヌかっこいい!
でも誰も持ってません(泣)

次の舞台は新宿ですか……やっぱり新宿は魔窟なんやな。
あ、金曜日から投稿が滞てしまうかもしれません。理由?……ほ、ほら、新宿に行く予定が、ね?


集いし者達

 

 ジェロニモに連れていかれた先はアメリカ西部連合が拠点としているところから南に行った場所にある小さな町だった。しかし彼曰くケルトの猛攻により住民はとっくに避難しているらしい。此処に居るのは彼が匿った負傷したサーヴァントと兵士だけだという。どうやら彼の目的は戦力の増強の他にもナイチンゲールの話を聞きつけ、怪我をしているサーヴァントを治してほしいという目的もあったらしい。

 当然、その話を聞いていたナイチンゲールがその怪我人を放って置くわけはない。ジェロニモの会話を聞いた瞬間、怪我人は何処ですか!と尋ねているのに道を教えてもらう前に突っ込むという実にバーサーカーらしい行動を行いつつずんずんと住居の中に入っていった。相変わらず苛烈な人物である。メルセデス(仮)のことはもう忘れるとしよう。

 なんて考えてきたらナイチンゲールが怪我をしたサーヴァントを引き連れて俺たちの元へと戻って来た。治療に人手が足りな語ったりしたのだろうか。そんなことを思いつつ怪我をしたサーヴァントに目を向ける。

 

 そうして俺が目にしたのはどうして生きているのか不思議でならないくらいの傷を負った赤髪の青年―――いや、少年の姿だった。体のあちこちは傷だらけ、一応致命的とは思えない傷であるが出血がまぁ酷い。放置すれば取り返しのつかないことになるだろう。だが、この時だけはあまり関係がないようにも思えた。何故ならこの少年が負っている傷の中で一番深いのは心臓に追っている傷だったのだ。その被害、なんと心臓の半分が抉り取られているという惨劇である。師匠の修練によってグロ耐性を付属していなければ即死だったであろう。

 

 それはともかく。

 

 心臓の半分を抉られれは普通死んでいると思うのだが、その少年のサーヴァントは生きている上に意識を保っているらしく、呻きながらも治療を施そうとしたナイチンゲールに優しくしてくれと懇願していた。これには兄貴もエミヤ師匠もびっくりである。

 

「ぐっ……!」

「この傷で良く生きてるな……。普通の人間なら、いや、普通にサーヴァントでも即死だろう」

「まあ……頑丈なのが、取り柄だからな……ぐっ……!?」

 

 頑丈が取柄とかそういうレベルじゃない戦闘続行は間違いなくスキルとして持っているだろう。そのような考察をしていると兄貴がとても真剣な表情で少年の心臓を眺め始めた。彼が反応するということは何かあるということだろう。相手にしていたのがケルトの軍勢ということで俺も少し彼の傷を注視してみる。すると、彼の心臓からうまく表現できないがよくない気が出ているようにも思えた。恐らくあれは唯の重症ではなく呪いの類なのかもしれない。実際にナイチンゲールの治療もその効果を成していない。只の治療ではない。バーサーカーとはいえ、現代の医療に多大なる影響を与えた英霊ナイチンゲールの治療が、だ。

 

「―――こんな傷は初めてです。しかし、見捨てるつもりはありません。安心しなさい少年。地獄に落ちてでも引きずり出して見せます。……まずは手始めに余計な部位を切除しましょう。ええ、具体的に言えば肺をのこして肢体を全部」

「ちょっ!?イタタタタ!?もっと優しくできないのか?余は見ての通り心臓を潰されているのだぞ!?」

「私としては心臓を潰されて話せている方が驚きです。……ともあれ、心臓の機能も正常に機能していない以上、余計な部位に血を巡らせることは得策ではありません。故の切除です」

「待て待て待て!余はここで戦う術を失うわけにはいかんのだ!だから、心臓の治療を頼む!切除はなるべくしない方針をだな!?」

 

 必死に懇願する少年だが、そんなもの彼女が聞き入れるはずもない。切除と言いつつなぜか拳銃に手をかけ始めたナイチンゲール。だが、兄貴がその彼女の手を取って止めた。

 

「やめとけ。酷なことを言うけどよ。これはアンタには治せねえ。呪いの類だからな」

「……何ですって?」

「―――き、貴様はっ!?」

 

 止めに入った兄貴の言葉に人が殺せそうな目で振り返るナイチンゲール。彼女の様子はまあわかるのだが、兄貴の顔を見て少年が驚愕の表情を見せたことが少し引っかかる。ケルトの方のサーヴァントが何故此処に居るというような理由であれば納得できるのだが、あれはまた別のものな気がするな……。

 

「おいボウズ。その傷はゲイ・ボルクだな?」

「くっ!確認するまでもないだろう!これをやったのは他ならぬ貴様ではないか!」

「―――なんだと?」

 

 兄貴が言った、少年の心臓を蝕む呪いの正体……そして今少年が兄貴に向って放った一言は決定打となった。これは考えられる可能性の中で最悪に近いものを引いた可能性があるかもしれない。なんせ、あの発言で確定してしまったのだから。敵に兄貴が―――クー・フーリンが存在しているかもしれないということが。この目の前の少年がゲイ・ボルクに貫かれたというの出ればキャスターのクー・フーリンがやったわけではないことは明確だ。それはつまり、キャスター、ランサー以外のクラスで現界し尚且つ呪いの朱槍を持っているクー・フーリンということ。

 

『しまった。そうだよな。ケルト神話の英雄たちが勢ぞろいなら、当然いるよなぁ……クー・フーリン』

「どうするマスター?ここでこの青タイツを始末するか?」

「やっちゃいます?」

「冗談でもそういうこと言うのやめろよな……。にしても、まさか自分と敵対する日が来るとはなァ……」

「……?……いや、よく見たら貴様は確かにクー・フーリンだが様子が違うな……すまない。どうやら余の早とちりだったようだ」

「いや。これが他人ならまだしも本人にやられたって言われちゃあ仕方がねえ。ある意味、誤解でもなんでもねえわけだからな……」

 

 まぁどのクラスで現界しているかはわからないけれど、それはクー・フーリンの一面であることはほぼ間違いないし普通に自分自身だよね。

 

「ところで、貴方は一体?……おそらくこの国の英霊ではないですよね?」

「む?余か?余は、コサラの偉大なる王、ラーマであrダダダダダ!?ちょっ、治療するならもう少し丁寧にだなっ!」

「そのような悠長なことを言っているのですか。怪我、病気はこちらの都合を一切気にしません。のんびりしていてはそれだけ生存率が下がってしまいます。治療は正確に迅速に行うべきなのです」

「言っていることは理解できるのだがっ……!」

 

 患者とそれを治療する者とは思えないやり取りを傍から見守りつつ、恒例のサーヴァント解説に耳を傾ける。ロマン曰く彼がゲイ・ボルクの呪いにかかりつつ生きているのは『ラーマーヤナ』で主人公張るレベルの英霊であるラーマだからこそ成し得たことらしい。流石頭のおかしさでは世界有数のインド、その中でも主人公として語り継がれている者である。放てば心臓を破壊するという結果を起こしてから放たれる因果の槍……普通であれば必中必殺の攻撃を受けて生きるなどまさに主人公。

 

「――――それは分かりました。それで彼を救う方法はどうですか?……私は生きたいと願っている命を救いたい。生きたいと願っている人を見捨てるわけにはいかない!教えてください。私の知らないその対処法を、技術を!」

「そいつに関しては簡単だ。その呪いを付けた奴を倒せばいい。そうすれば、呪も溶けて治療もその効果を発揮するだろうよ」

『でも、それは難しいだろう。今は戦力も十分に整っているとはいいがたいうえに、ケルト側には最低サーヴァントが3騎……それに全部がド級の英霊と来た。槍を放ったのがクー・フーリンだし、ぶっちゃけ槍を壊す前にラーマが死に追いつかれる方が早い』

 

 そのような前置きをしながらもロマンは解決方法を口にした。……この時代はどうやらかなりグラグラしている状態らしく、この状態ならば彼の存在力とやらを強化すれば因果が消えるかそれに近い状態になるらしい。ぶっちゃけどのような理屈でそうなるのかは全く理解できないが、簡単に纏めるのであれば、ラーマのことを生前から知っている存在が居れば彼の元々の身体が分かり存在力を補うことができるらしい。その後ナイチンゲールの治療を施せば助かるだろうと言った。

 

「しかし、生前から交流のあるものがそう都合よく召喚されているものかね?」

「……一人だけ心当たりがある。余の妻であるシータだ。何処に居るのかはわからないが、この地のどこかに召喚されていることは間違いない」

『なるほど、ラーマの妻シータ、か。彼に引きずられる形での召喚かな?けど、その話が本当ならこれ以上の適任はいないと思うよ』

「……ラーマはこの地に召喚されているサーヴァントの中でも最強格の英霊だ。万全の状態ならあのカルナとも五分の戦いを繰り広げるだろう」

 

 ジェロニモがそう口にする。それが確かであるならばこちらとしてもラーマの復活を援助せざるを得ない。恐らくここはアメリカ西部連合国とケルトの軍勢、どちらにも所属していないサーヴァント達だろう。俺達が望んでいる戦力に限りなく近い人たちだ。それにあのカルナ達と渡り合えるサーヴァントというのも大きい。ナイチンゲールもやる気満々だし、ここは行動を共にした方が得策だろう。視線でマシュ達に問いかけるも全員が頷いてくれた。これで方針は決まった。

 

「ラーマの治療はひとまずの方針を得た。であるならば、後はエジソンとケルト兵たちをどうするか、だ」

「それに関してだけど、恐らく放置しておいていいと思う」

 

 俺の言葉にジェロニモはどうしてだという疑問をありありと表に出した顔を俺に向ける。ロマンも俺の答えは意外だったのか黙り込んでしまっていた。まぁ、俺だって確証があるわけではないけれど、一応言っておこう。こういうのは色々意見を出し合った方がいい。

 

「今、ここで大きな戦力はエジソンたちのものとケルトの軍勢の二種類。お互いがお互いのことを潰しあっている状態だ。はっきり言ってしまえば俺達は見向きもされてないと思う。ケルトからすればエジソン側を潰してしまえばそれで目的は達成されるし、エジソンたちの方もケルト側を潰せば聖杯が手に入る……とまぁ、このように目的を達成できるからこその構図だと思うし」

 

 確かにサーヴァントという戦力を引き連れている俺達に勝手に動き回られては困るということで狙うこともあるだろうが、恐らくそれはケルト側のみ。少なくともアメリカ……エジソンは俺達を狙う余裕はない。あそこに居るのはエジソン本人を含めて三人のサーヴァント、その内二人は肉弾戦に弱いと来た。いくら大量生産の聞く兵士を持っているとしても俺達を突きあげている余裕なんてないだろう。それはそのままこの均衡を崩す要因にもなるんだけれど、彼の手腕から見てもうしばらくは持つはずだ。

 

「いずれ限界が来るとしても、今はそれなりに拮抗している。エジソンが持ちこたえている間はケルトもこちらに向ける戦力は少量と見て間違いない。だから、彼らにはこのまま潰しあってもらう」

 

 その間に俺たちはラーマの治療を含めた準備を済ませた方がいいだろう。エジソンの話では、どちらにも所属していないサーヴァントが結構いるらしいし、それを引き込むための時間も含めたね。

 

「なるほど。私としては、敵の頭を叩く策を考えていたのだが……」

『僕もそうだね。確かフィン・マックールはあの時、これらは女王を母体とする無限の化け物と言っていた。この発言からおそらく本気で彼らは無限なんだろう。だからこそ、その親玉を暗殺しようと思ったんだけど』

「カルナと五分の戦いができるであろうラーマですらあの様、いくら暗殺とはいえ、その成功率は低い……それに相手は兄貴、どのクラスで召喚されても暗殺に対する対抗くらいはしてると思う。―――そして最後に、さっきは言ってなかったけど魔力をごっそり持っていかれた。多分、師匠が宝具を使ったんだろう。それが兄貴相手だったかはわからないけど、少なくともケルト側に一体は師匠の宝具を使わなきゃいけないような相手が居るということだ」

 

 複数人で攻められたという戦もあるけれど、それくらいで宝具をあの人が使うわけがない。通常攻撃でも頭のおかしいくらい強いのだ。これは半ば勘だけど、宝具を使わせたのはあちらの兄貴だと思う。もし、そうなら絶対に暗殺なんて無理だ。少なくともこの戦力では不可能と断じる。

 

『……げっ、それなら確かに厳しいかな』

「……言われてみれば、お互いに潰し合わせるという発想はなかったな。……ならここは君の言う通りにしよう」

 

 ジェロニモとロマンが納得の意を示した。うん、それがいいと思う。少なくとも、暗殺の件は師匠が帰って来てからでも遅くはない。

 

「では当初の予定通り、ラーマの治療に専念、それと同時進行して私と同じようなサーヴァントを仲間に加えに行くとしよう」

 

 彼の言葉に俺は頷き返し、俺とマシュ、兄貴、エミヤ師匠そしてラーマをお姫様抱っこしたナイチンゲールは街を後にした。

 この時、ラーマがお姫様抱っこは恥ずかしいと抗議していたのだが、ナイチンゲールに無理矢理拘束されていた。……心臓が抉れているのに元気だな。インドマジパネェ。

 

 

 

 

――――――――――

 

 

 改めてジェロニモからこの地の現状を説明される。民間人はアメリカ西部連合国にてあの機械化歩兵量産のための労働力となっているらしい。しかし、殺されるよりはマシということで避難しているのだとか。その判断は正しい。なんとしてでも生きるというのは生物として自然のことだ。その先が社畜地獄というのは心底同情するが。

 そのようなことを聞いているケルトの斥候部隊と思わしき者たちに襲われることとなった。まぁ、いくら無限に現れると言っても所詮は有象無象の兵士たち。英霊たるサーヴァントにはかなわず思いっきり蹴散らされることとなるのだが。

 

「……疑問に思っていたのだが、彼はマスターではなかったのか?」

「確かに。それは余も疑問に思っていた。具体的にどのくらい気になっていたのかというと、患者であるはずの余を背負いながら真っ先に敵軍のど真ん中を突き進んでいくこの女性ばりに疑問だ」

「その疑問に簡潔に答えるとすれば、彼はマスターだ。純粋な人間だ。決して、神や化生の類が入り乱れた混血ではなくな」

「……そ、それはなんとも数奇なものだな。うむ、失礼もしくは余計なお世話かもしれないが同情せざるを得ない」

「まあ、環境が生み出した純粋な人外とでも言った方が適切かもしれん」

「余が言うべきことではないが、純粋な人間とは何だったのか……哲学だな」

 

 何やら現地で会った系サーヴァントとエミヤ師匠との間で不名誉な会話が繰り広げられている気がするものの、今それはスルーしておこう。ロマンの通信から俺達が向かっている街に複数のサーヴァント反応と敵性反応があるらしい。どうやら襲われているようだ。それを聞いた瞬間にナイチンゲールがいち早く飛び出していった。その行動の速さには戦慄せざるを得ない。というわけで俺たちも慌てて彼女の後を追うことになった。

 

 そんなこんなで街の中。そこは襲撃を受けたからか既にボロボロの廃墟となった建物がいくつ存在していた。

 外見だけで人がいないことは一目瞭然だが、人以外の者はいるようだった。ロマンの言う通り多くのケルト兵の中に緑色の人影と、左手に拳銃を持った金髪の青年、そしてラーマを背負ったナイチンゲールが立っており、ケルトの兵を見ているこちらの気分がスッとするほどの派手にぶっ飛ばしていた。これは酷い。

 

 このまま楽勝ムードかと思われたその時、ロマンの焦った音声が耳に届く。曰く、こちらに未だ見たことがない敵性反応が現れたらしい。

 その言葉を受けた数秒後、ロマンが指示した方向にあらわれたのは何やら煙のようなものを纏った獣だった。その風貌はどこか見覚えがある。……あ、シーサーだこれ。

 

「こんなところに動物だなんて。不衛生極まりません。処理します」

「不衛生と言っているあたりで既に銃を放っているではないか……」

 

 ラーマのツッコミ虚しくナイチンゲールの放った凶弾は新種の生物に命中した。どうやら目に当たったらしく、その場で悶え始める。その隙を好機と見た俺達。エミヤ師匠がすかさず矢を放ち、俺とマシュと兄貴でそれぞれ獲物を構え一気に叩き伏せる。するとその獣は一瞬で動かなくなってしまった。哀れ、場所をわきまえれば死なずに済んだものを……。

 

「よ、おたくらがジェロニモが言ってた援軍かい?」

 

 獣を憐れみつつも、先程の戦いで怪我したらしいナイチンゲールにパパッと治癒魔術を振りかけていると元々ここに居たサーヴァントの一人、緑色の青年が話しかけて来た。

 彼の言葉を肯定すると、彼らは孤軍奮闘状態から解放されたからか一先ず安心したようだ。とりあえず周囲に敵がいないことを確認したのちに俺たちはそれぞれ自己紹介と情報の共有を行った。

 

 緑の青年はロビンフッド。拳銃を持っている金髪の青年の方はウィリアム・ヘンリー・マッカーティ・ジュニア―――通称ビリー・ザ・キッドというらしい。どちらも名前だけは聞いたことがあり、アーチャーということで援護もバッチリだ。特に緑色の青年、ロビンフッドはいい。ゲリラ戦が得意であり、戦いに卑怯も何もないという考えが言葉の節々から見える。気が合いそうだ。

 

「なるほどね。とりあえず優先して行うべきはそのラーマの治療ってわけかい」

「それとできれば戦力増強だな。バランス的にはいいが、敵に戦力を渡さないという意味でもサーヴァントはできるだけ味方に引き込んでおきたい」

 

 ビリーの言葉にジェロニモが付け足すように言葉を加える。それを聞いた瞬間ロビンの顔が若干だが歪んだ。どうやら心当たりがあるらしい。

 そのことについて言及してみると彼はビリーと遭遇する前にサーヴァントとあったらしい。けれども戦力になることは確かだが、会うのはお勧めしないとのこと。

 

 が、あまり選り好みしている余裕はない。敵を増やさないという理由から会うだけはしておきたいとなんとかロビンを説得して、俺たちは彼がサーヴァントたちに会ったという場所に案内してもらうことにした。

 

 

 これが、地獄への片道切符だとも知らずに。

 

 

 




ラーマ君が若干ボケキャラになった気がしないでもない。

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