魔法科の御伽魔法書   作:薔薇大書館の管理人

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今日はハロウィ~~ン!!!

仮装しまくるぞ~~!!

今日で10月終わりか~…。そして、後2ヵ月で今年も終わり…。早い!!


ハロウィン番外編 ハロウィン・ヘムタイハザード!!?(後編)

 

 

 「よし、大分みんなも秩序を守りながら、遊ぶことを学んできたな。

  これなら、なんとか無事にフェステバルも終われるだろう。」

 

 

 「……ははは、だって暁彰があれだけ鋭い目つきで睨みを効かせて注意されたら、誰でも警戒して、悪い事なんてできないよ。」

 

 

 「その代わり、同業者の取り締まりが多くなってきたがな。」

 

 

 「あれは、仕方ないかもしれないけど、確かに取り締まる側から見ても、恥ずかしい…。」

 

 

 暁彰とサガットがため息をつく。

 

 夜になり、帝都の人達の浮かれ度がMAXになり、より一層厳しい警備を行わないといけなかった魔法師ギルドに所属の魔法師は、祭りを楽しむどころではなくなり、逆に問題を起こすようになっていた。

 

 その魔法師達を取り締まるのも、同じ同業者だともなれば、やりにくさも半端ない。

 

 

 「………私達もそろそろ祭り一本になって、楽しもうか。」

 

 

 と、真面目な暁彰がそう自ら切り出すくらいだ。サガットは意外感を示すよりも頷いて、暁彰の提案に乗った。

 

 

 「でゃ、巡回していて、ずっと見れなかったハロウィン特別劇場を見に行くとしますか。」

 

 

 「賛成!! もう足がパンパン…。座る場所はないし、あっても既に座られているしで、休みなしに動き回ってたから。

  ここらで一息でも入れ……………」

 

 

 「あ、二人とも~~~~!!! 」

 

 

 「「ちゃにゃん……」」

 

 

 さっそく劇場に向かおうとした矢先に、暁彰とサガットを呼ぶ声が後ろから聞こえ、振り向くとそこにはさっき会って、分かれたばかりのちゃにゃんが血相変えて、走ってくる。

 

 

 「どうしたんだ、ちゃにゃん。」

 

 

 「ハァ…ハァ… 二人とも、くろちゃん達見なかった…?」

 

 

 「見てないけど? え、まだ見つかっていないの?」

 

 

 「分からない…。」

 

 

 「追いかけている最中に人ごみの中ではぐれちゃって…。多分、くろちゃんとにょきは一緒にいるよ。」

 

 

 「…みたいだな。今ちょうどこっちに歩いてきている。」

 

 

 精霊の眼で二人の所在を確認する暁彰が二人を捉える。しかし妙な違和感もあった。

 

 ゆっくりとこっちに歩いてくるくろちゃん達の姿が見え、ようやく合流できたと思ったら…。

 

 

 二人が目をハートにして、はぁ、はぁ、と息を荒げて舌を舐めずり、鼻の下を伸ばして手が厭らしく動かしてくるのだ!!

 

 

 すぐにちゃにゃん達は臨戦態勢に入る。

 

 

 「何、二人ともこんな公共の場で堂々とヘムタイになっているんだ!」

 

 

 「そしていつもよりも気持ち悪い顔だ。」

 

 

 「なんだか無性に殴りたくなってきたにゃ。」

 

 

 ヘムタイスレイヤーの血が騒ぎ始めた三人は、やむをないとくろちゃん達を星屑にするために鉄拳炸裂しようとした。

 

 

 でも…

 

 

 

 

 「キャ~~~~~~~~~~!!!!!」

 

 

 「おい!! 誰か助けてくれ~~~!!!」

 

 

 「噛まれたぞ!!」

 

 

 「何だ、なんだ!!」

 

 

 

 突然の悲鳴と助けを求めてくる声が辺りから湧き上がり、くろちゃん達とは離れて、悲鳴がした方へと走る。

 

 

 「どうしました!?」

 

 

 「そ、それがいきなりゾンビの人が噛んできて…。」

 

 

 路上で倒れている数人とその中心で立ち尽くしているゾンビを見る。そのゾンビも顔には、くろちゃん達と同じようにヘムタイ顔をしていた。

 倒れている人は噛まれた痕がくっきりと残るくらいに深く噛まれている。

 

 

 「と、とにかく病院へ運んで、あのゾンビの仮装の人はすぐに取り押さえナイトにゃ!」

 

 

 ちゃにゃんがゾンビに近寄って取り押さえようとする。しかし、横からちゃにゃんの腕を取って、引き留める。

 

 

 「ちゃにゃん!! 行っては駄目だ!! あれは本物だ!!」

 

 

 暁彰が血相を変えて、大声で怒鳴る。そして、周囲の見物人たちにこの場を離れるように指示する。

 しかし、これを何かの見世物だと思っている見物人たちはゾンビと一緒に写真を撮ろうと近づいていく。

 

 

 「こら!! 止めるんだ! 早くそいつから離れるんだ!!」

 

 

 「大丈夫ですよ~~!! このゾンビ、おもし………ろい?」

 

 

 がぶっ…!!

 

 

 見物人が首元に噛まれ、血が噴き出る。

 

 

 「「キャ~~~~~~~~!!!!」」

 

 

 

 それを見て、やっと状況が分かったのか、一斉に逃げる見物人たち。

 

 

 そしてその騒ぎを待っていたかのように、噛まれてしまった人たちがゆっくりと、そして揺らめきながら立ち上がり、ヘムタイ顔で帝都を巡回しようとする。

 

 

 「何とかこいつらを抑え込まないと!!

  被害が広がる!!」

 

 

 「どうしたらいいんだ!! いつも通りにすればいいのか!!」

 

 

 「にしても、どうしてこんな事に…!!?」

 

 

 対策を練るために話し合い…しながら既にヘムタイを仕留めていくちゃにゃん達。

 

 

 しかし、倒しても、起き上がってくるヘムタイ達。

 

 

 そして、帝都の至る所から悲鳴が聞こえてきて、帝都に設置されたスピーカーを通して、緊急警報が発信される。

 

 

 『皆さん!! こちら帝都放送局!

 

  ただいま、帝都で謎のゾンビが大量に発生し、被害が拡大しております!!

  すぐに屋内に避難して、鍵を厳重に閉めて、誰も中に入れないようにしてください!!

  繰り返します!!

 

  現在、帝都にて謎のゾンビが大量発生し、被害が急増しております!!

  すぐに屋内に……キャ~~~~~~~~~!!!

 

  な、な、何で入って…!! 鍵はちゃんと閉めて……、こ、こ、来ないで~~~~~~!!!!

 

 

  ビリ、ビリリ……ビリっ!! いや~~~~~~~!!!

 

 

  ガゴンッ!!

 

  ツー…、ツー…ツー……』

 

 

 

 その放送を聞いていたまだ汚染していない人間は、自分達が今、安全でない事が分かった。

 恐怖を感じ、すぐにどこに向かうか分かっていない頭で、とにかくこの場から離れようと走り出す。

 

 その傍らで、まさに一緒に走っているのが、ゾンビだとも知らずに…。

 

 

 「………放送局は占拠されたっぽいにゃ。」

 

 

 「もうこれで、収拾がつかなくなってきたよ。」

 

 

 「………本当に、ヘムタイ達は騒ぎを起こしてくれる…!!」

 

 

 動けないようにヘムタイを縛り上げ、屋上に逃げるちゃにゃんたちは、すぐにROSEのみんなとの連絡をとる。

 

 

 「くろちゃん達は、どうやらすでに感染していたんだな。」

 

 

 「そうだな、何かおかしいと思っていたが、まさかそういう事だったとは…。」

 

 

 「今、連絡取れただけで、無事が確認とれたのは、ミナホ、toko、御神、ホムホム、オドリー……だけ。」

 

 

 「……他はみんなやられたのか?」

 

 

 「そうみたいだにゃ。みんな連絡は取ってくれるんだけど……『ちゃにゃんですか~~♥いつもキュートなちゃにゃんちゃ~~ん!! どこにいるのですか~~!!』

  …………って声だけでも分かるくらいにヘムタイだった…。」

 

 

 「…HMTの戦力は半減してしまったか。どうする?」

 

 

 「…くろちゃん達の構造情報を見てみたんだが、どうやら何か良くない薬物が体内にあった。もしかしたら、ヘムタイ要素を高めるものを食べたに違いない。」

 

 

 「ヘムタイだけになるならまだいいけど、ゾンビみたいにへこたれずに襲ってくるにゃ~!! まるでヘムタイゾンビだにゃ~~!!」

 

 

 「ヘムタイゾンビ………。そうかも。」

 

 

 なんだかじっくりくる名前が出来上がり、ヘムタイゾンビを討伐するために、気合を入れる。

 

 

 既に建物の下では、ヘムタイゾンビに噛まれて、同じくヘムタイゾンビになっていく光景が広がって、まるで恐怖映像だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「…………まるで、バイオハザードならぬ、ヘムタイハザードだな…。」

 

 

 

 

 暁彰は、呆れながら突如身に降り注いだこの事態を的確に言葉にしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ★★★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それからは、ヘムタイゾンビを退治するのに、生き残ったROSEのヘムタイスレイヤー達が結集し、ゾンビの動きを封じに掛かる。

 

 

 他の魔法師達も参戦するが、ヘムタイ退治の経験不足で(そもそもヘムタイ退治をするのは、ROSEくらいだ)あっさりと敗れてしまって、ゾンビとなっていた。

 その度に、余計にROSEのヘムタイスレイヤーが動かなくてはいけないため、九円に嫌気が差していた。

 

 

 「仕事をこれ以上増やさないでほしい。」

 

 

 「そうだよ!! こっちは!! 立て込んでいるってのに!!」

 

 

 「どっちかというとまだ感染していない人たちを安全な!! 場所に誘導してもらった方がまだいい!!」

 

 

 「その通り!! 」

 

 

 「……それにしても、こんなヘムタイゾンビの中から親玉をどうやって見つけるんだ!? 暁彰!!」

 

 

 すっかりとヘムタイゾンビに囲まれてしまったヘムタイスレイヤー達。

 

 数えきれないほどの数が寄ってきており、先程から休む間を与えてくれない。

 

 

 暁彰が、薬でヘムタイゾンビとなっているなら、そうさせたゾンビの親玉がいるはず。そいつを見つけて、ワクチンを手に入れるしかない!!

 

 その言葉を聞いて、皆は闘いながら、親玉らしい奴を見つけては、殴ったり、鞭でさばいたり、幻影を見せたりと対抗してみたが、ここまで全て外れてしまっている。

 

 

 「…やっぱり、『再成』を施す?」

 

 

 「いや、逆にこちらの体力も魔力も削がれてしまい、追い込まれる。

  それに、『再成』をしても、すぐに噛まれてヘムタイゾンビになってしまうと無駄だ。」

 

 

 「そうか~~。 無理か~~。 でも、もう腕が上がらないよ~…。」

 

 

 「もう少しの我慢だ!! とにかくここを突破して、見渡しのいい屋上に逃げるんだ!」

 

 

 「そこで、『精霊の眼』を使ってみる。」

 

 

 「…それが一番早いな。 薬から親玉の情報を因果関係で遡ってみれば…。」

 

 

 「なら、うちがする~~!! こういうのは、集中しないといけないし、うちは戦力としてはまだまだだからね。」

 

 

 「tokoは? やらないのか?」

 

 

 「tokoは…、ほら、怖い系は苦手だから…ほら。」

 

 

 「ああ………」

 

 

 暁彰とミナホが視線を向けた先には、顔色が真っ青で生まれたての小鹿のように足が震えたままで、殺さない程度に威力を押さえた状態で魔法を行使するtokoの姿が見えた。

 目には涙を浮かべ、近づいてくるゾンビに悲鳴を上げながら、レーザーで思い切り吹き飛ばすのだった。

 

 そして、闘いながらゾンビを識別するためか、『精霊の眼』を行使して、目が充血していた。

 

 

 「怖さでいっぱいなtokoにあれ以上ゾンビを相手に……はね~。」

 

 

 「そうだな。休ませてあげよう。」

 

 

 「toko~~!! 大丈夫~~!?」

 

 

 「だ、だ、だ、だ、大丈夫!! 目がチカチカして痛いけど、問題ないよ!」

 

 

 「……『精霊の眼』はあくまで情報構造を読み取る知覚系魔法だからね。目は関係ないけど…。」

 

 

 「あ!! そうだった!! 思わず…」

 

 

 「でも、大丈夫。tokoの気持ちもわかるし。」

 

 

 「!! ミナっち、危ない!!」

 

 

 tokoが高速移動で近寄ってきて、ミナホと暁彰を突き飛ばす。運よく受け身を取れたミナホ達だったが、その代わりに…

 

 

 「toko!!」

 

 

 「くっ!! そんな馬鹿な!!」

 

 

 二人を庇って、tokoはヘムタイゾンビに腕を噛まれてしまった。

 

 

 「ふ、二人とも…、大丈夫?」

 

 

 「うん!! 大丈夫!! toko!! すぐに手当てを!!」

 

 

 「…もう遅いよ。 今、私の頭の中で得体の知れない何かが私を支配しようと蠢いているんだ。このままじゃ…、私もヘムタイゾンビになって…、みんなに何するか分からない…。

 

  だから、い、今の内に、私を縛ってください!!」

 

 

 「そんな!!」

 

 

 「……分かった、…ありがとう」

 

 

 暁彰はtokoに礼を言うと、ヘムタイの拘束ドS縛りを無意識にtokoに施し、街灯につるし上げた。

 

 

 「ミナっち!! 暁彰!! 道ができたにゃ!!」

 

 

 ちゃにゃんからの脱出経路の確保完了を聞き、後ろ髪を引かれる思いで二人は、tokoを残し、この場を去った。

 

 

 「toko~~!! 絶対に助けに戻るから~~!!」

 

 

 ミナホは涙を流して、tokoを助ける事を胸の内で誓った。

 

 

 立ち去っていくみんなを薄れゆく意識の中でtokoは穏やかな笑顔で見送った。

 

 

 

 

 

 ★★★

 

 

 

 

 

 「ハァ…ハァ…、ハァ…、あと一歩だったのに…!!」

 

 

 「ここまで来て…!!」

 

 

 

 

 tokoを残して去った後、ミナホが『精霊の眼』でゾンビの体内の薬物から親玉を見つけ出し、無事に確保した。

 

 そのゾンビは、祭りに参加している人達に血のような飴を配っていたあのゾンビだった。

 

 

 科学者のゾンビは、前日に遂に完成した薬の効果を確かめるために、飴に加工し、実験データを取っていたのだ。

 

 

 帝都を巻き込んでの騒動を引き起こしたこのゾンビ科学者には、後で罰がかけられるだろう。

 

 

 しかし、ゾンビ科学者が実験データを取るために、拉致っていたヘムタイゾンビを解放したため、不意を突かれて最後までたどり着いた暁彰とちゃにゃんも噛まれてしまった。

 

 

 他のみんなも来る途中にヘムタイゾンビの手に掛かってしまった。

 

 

 

 みんなのためにもワクチンを何としても…!!

 

 

 それなのに、あと一歩という所で、ヘムタイゾンビにやられてしまった。

 

 

 ワクチンを手に持ちながら、悔しがる暁彰とちゃにゃん。

 

 

 

 薄れゆく意識の中で、手に持つワクチンを見つめる。

 

 

 

 「遅れて登場~~~、ジャジャジャじゃ~~~~~~ン!!!」

 

 

 「ヒーローは、ピンチの時にこそ、現れる~~!!」

 

 

 「安心して、暁彰、ちゃにゃん…。 このワクチンは私達が…!!」

 

 

 そう言って、二人の手からワクチンを受け取り、バズーカ―に挿入する。

 

 

 

 ここは、帝都の中心にあるビルの屋上…。

 

 

 そのバズーカ―を持って、屋上の中心に向かって歩き出す二人。

 

 

 「ま、まってにゃ…。あ、ぶないにゃ。」

 

 

 ちゃにゃんが最後の力を振り絞るかのような声で二人を止める。だって、そこにはヘムタイゾンビが大量にいるから。

 

 

 でも、それをお構いなしに歩き続け、なんとヘムタイゾンビたちが道を作り、膝を付くではないか!!

 

 

 

 

 

 そしてヘムタイゾンビたちの群れの中に入り、姿が見えなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ドガアアア~~~~~~~ン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 バズーカ―が空高くに打ち上げられ、ワクチンが空気と混ざりこみ、風に運ばれて、帝都中に広がっていく。

 

 

 

 「あれ? 私は、一体。」

 

 

 「なんで俺はこんなところで倒れていたんだ?」

 

 

 

 次々と意識を取り戻した元ヘムタイゾンビたち。

 

 

 

 暁彰もちゃにゃんもワクチンの空気を吸って、意識を取り戻す。

 

 

 

 

 「はぁ~…、一時はどうなる事かと思ったにゃ~!! このまま私は、うう…、ヘムタイになるのかと…!!」

 

 

 「それは私も嫌だな。……けど今回は、二人に助けられたな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  …………くろちゃんとにょきにょきに。」

 

 

 

 屋上に座り込んで、身体を休ませながら、バズーカ―を持って、空を見上げるくろちゃんとにょきにょきを温かく見守るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ところで、くろちゃん達は何で正常だったんだろうね」

 

 

 「………きっと元からヘムタイ魂が強く持っていたから、あの辺人科学者が作った程度のヘムタイでは物足りなかったんだろうさ。」

 

 

 

 「「「「「「「「「「納得!!」」」」」」」」」」

 

 

 

 

 ヘムタイゾンビから解放されたROSEは、蓄積した疲労をギルドハウスで労いながら、一斉にハモって、ヘムタイにも役に立つ事があると実感するのだった。

 

 

 

 

 

 




ふぅ~~!!

ヘムタイハザード、やっと終わった!!


色々とまだ描きたい事もあったけど、盛り込み過ぎはよくないかな~~と思って。
でも、オドリーのあの絡みは入れたかった!! ヘムタイゾンビに囲まれて……ふふふ。


では、明日からは新作が発表です!!よろしくね!!

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