異世界でミリオタが現代兵器を使うとこうなる   作:往復ミサイル

72 / 534
ラトーニウスの森

 

 クガルプール要塞を超えた先に広がるのは、広大な森だった。この森を越えればまた草原が広がり、その先にかつて母さんが所属していたというナバウレアがる。その街には騎士団の駐屯地があり、近隣の街が魔物や盗賊に襲撃された際に対応したり、オルトバルカがせめて来たらクガルプール要塞の騎士たちと連携して迎撃することになっているらしい。要は後詰めだ。

 

 ジョシュアという男が騎士を引き連れてオルトバルカへと侵攻した際に、親父たちの猛攻でクガルプール要塞もろとも一度陥落している拠点だが、21年も経過すれば再建されているだろう。今でも立派に駐屯地として機能し、近隣の街の盾になっているという。

 

 俺たちが目指すのは、更に内陸にあるメウンサルバ遺跡。だからこのナバウレアを通る必要はない。近くにある街に宿でもとって情報を集め、アイテムや非常食を多めに補充してから出発してもいいだろう。

 

 ナバウレアの近くには、親父と母さんが初めて出会ったというアウガルスという街があるらしい。小さな街だが、そこには管理局の施設もあるらしいから、そこで宿泊していった方が良さそうだ。

 

 久しぶりに森の中を歩きながら、息を思い切り吸い込む。雨上がりだったのか空気は少し湿っていたけど、普段よりも濃くなった木々や草の香りが懐かしい。幼少の頃はボルトアクションライフルを手に、親子で森の中を駆け回ったものだ。そして銃を撃つ目的が狩りから戦いへと変わっていき――――――俺たちは、転生者を狩る最も恐ろしい狩人となった。

 

 血と火薬の臭いばかりの日常が、木々の香りの中で薄められていく。

 

「この森を越えれば草原じゃが………今夜は一旦ここで野宿じゃのう」

 

「そうね………。草原で野宿するよりも、こっちの方が隠れる場所も多いし。タクヤ、そうしましょうよ」

 

「ああ、そうしよう」

 

 野宿をするならば、遮蔽物が多い場所が好ましい。隠れる事が出来れば警戒しなければならない範囲が狭まるし、運が良ければ敵や魔物から見つかる事もない。万全を期すならばトラップでも仕掛けてゆっくりと眠りたいところだが、やはり今夜も誰かが起きて見張りを務める必要がありそうだ。眠っている最中に激痛を感じ、二度と目を覚ます事が出来なくなるのは嫌だからな。

 

 ここは木が多いから、ワイヤーを使ったトラップが真価を発揮する事だろう。単純に切れ味の鋭いワイヤーを張ってもいいし、ワイヤーでつないだクレイモア地雷を仕掛けてもいいかもしれない。

 

 クレイモア地雷とは、爆薬と無数の小型の鉄球で敵を攻撃できる小型の地雷だ。俺の能力でも生産可能で、1つ生産するために使うポイントはたったの50ポイント。生産した分だけ使う事が出来るけど、調子に乗っていくつも生産すればポイントが劇的に減ってしまうため、もう少し安価なトラップも併用するべきだろう。

 

 地雷には他にも対戦車地雷があるけど、これは余程身体の大きな魔物と戦わない限り意味はないだろう。人間が乗ったとしても起爆する事はないし。

 

 とりあえず、クレイモア地雷を5個とトラバサミを10個生産しておく。トラバサミはスパイクがついたタイプだから、こいつを踏み抜いた奴の足はただでは済まないだろう。

 

「と、トラバサミ!? それ仕掛けるの!?」

 

「おう。寝てる間に魔物に食い殺されるのは嫌だろ?」

 

「え、ええ………」

 

 ナタリアに肩をすくめながら説明すると、彼女は俺が生産したサメの口を思わせるトラバサミを凝視し、顔を青くした。

 

「あ、懐かしいね! それ狩りの時使ったことあるよ。タクヤ、覚えてる?」

 

「ああ。確か、ラウラが仕掛けたやつにでっかい雄の鹿が引っ掛かったんだよな?」

 

「そうそう! あの鹿は大きかったよね!」

 

 狩りで慣れていたからなのか、親父たちから受けたトラップの訓練は楽勝だった。それに魔物と戦い始めた頃も、母さんに「銃を使わず、トラップだけで見つからずに戦え」と課題を出されたことがあったんだが、ゴブリンたちが相手だったとはいえ簡単にそれを成功させたこともある。

 

 この異世界では魔術を使ったトラップが最も普及しているが、魔術を使えば魔力の気配で察知されることもあるため、トラップを隠匿する場合に最も適しているのはこのトラバサミであると言われている。

 

 だから地雷やC4爆弾の訓練だけでなく、原始的なトラバサミの訓練も受けた。

 

「お兄様、野宿ならあそこはいかがでしょう?」

 

「ん?」

 

 ランタンで森の中を照らしながら、カノンが巨木の向こうにある倒木の辺りを指差す。そこに倒れている倒木は雨で湿っていて、表面にはキノコやツタが生えていた。倒木の後方には高い岩肌があって、その岩肌の表面には3mくらいの洞窟のような穴が開いている。

 

 あの洞窟に他の動物や魔物が住んでいないか気になるが、もし何もいない洞窟ならば今夜の野宿に使わせてもらおう。

 

「あそこにしよう」

 

 左手から蒼い炎を出し、ランタン代わりにしながらその洞窟へと向かう。ツタで覆われた岩肌に空いた穴の中はやや広くなっていたけど、やはり実家の部屋に比べればはるかに狭い。辛うじて全員中に入れるだろうが、中で焚火は出来そうにないな。ランタンをいくつか置くしかないか。

 

 コートの内ポケットからMP412REXを引き抜き、洞窟の中に魔物が潜んでいないか確認した俺は、後ろでこちらを見守っている仲間たちに向かって首を縦に振ると、リボルバーを内ポケットにしまってから仲間を手招きした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごちそうさまー」

 

 空になった缶詰の缶をランタンの傍らに重ね、俺は壁にもたれかかりながら雨が降り始めた森の中を見つめた。雨水が最初にぶつかるものが頭上にあるせいなのか、森の中では雨の音は大きく聞こえる。

 

 木々や葉の間をすり抜けて地上に落ちてきた滴と、枝の群れに激突して音を奏でる雨水たちの二重奏に耳を傾けていると、小さな手がくいっと俺のコートの袖を引っ張り始めた。ラウラにしては手が小さいなと思いながら振り向くと、無表情のまま頬を膨らませたステラが、俺の顔を見上げていた。

 

「お腹が空きました」

 

「ああ、ご飯の時間だな」

 

「はい。今日はいっぱいもらいますからね」

 

 まだ根に持ってたのか………。

 

 ステラはガトリング機関砲のGSh-6-30をかなり気に入っているらしく、先ほどクガルプール要塞を通過する際に強引に装備から解除した時は不機嫌そうにしていた。きっと彼女は、いつもよりも多めに魔力を吸わせなければ許してくれないだろう。

 

 いつもならばラウラが不機嫌そうにするか、虚ろな目でステラに襲い掛かろうとするんだが―――――――洞窟の中を見渡した俺は、既にステラの髪に絡み付かれ、鎮圧されている姉の姿を見て安心してしまった。

 

 自由に伸ばす事の出来るステラの髪に手足を縛られ、大きなおっぱいを撫で回されているラウラ。顔を真っ赤にしてプルプルと震える彼女の傍らでは、カノンが「お姉様ぁ………!」と言いながらラウラを見守っている。

 

 これからお仕置きをするのに俺がラウラを見ていることが気に入らなかったのか、ステラは小さな頬を膨らませると、壁に寄りかかりながら座っている俺の上に乗り、顔を近づけてきた。

 

「今からタクヤのお仕置きをするのです。ラウラを見ている場合ではありません」

 

「ご、ごめん」

 

 謝ると、ため息をついたステラが少しだけ微笑んだ。彼女が表情を変えるのは珍しいから、もっと彼女の可愛らしい微笑を眺めていたかったんだけど、すぐに彼女はまた顔を近づけてきて―――――――いつものように俺の唇を奪った。

 

 彼女の舌に触れれば魔力が吸収されてしまうというのに、俺は彼女と舌を絡ませ続けた。主食である魔力を吸収するステラの頬が赤くなり始め、小さな手が首の後ろをぎゅっと掴んでくる。彼女が吸収した魔力を飲み込む音を聞きながら力を抜くと、ステラはゆっくりと唇を離し、うっとりしながら小さな指で自分の唇に触れる。

 

 いつもならこれで終わる筈なんだけど、今回の食事は俺のお仕置きも兼ねているという。いつもよりも多めに数という事は、まだ続けるという事だ。

 

 お腹をさすっていたステラは、俺を見て微笑んでからまた顔を近づけてきた。もう吸収を始めるのかと思ったけど、彼女はまだ俺の唇を奪わない。まるで皿の上に残った好物にフォークを近づけ、惜しんでいる子供のようだ。

 

 刻印が刻まれた小さな舌を伸ばし、頬をぺろりと舐めるステラ。そのまま両手を伸ばして俺に抱き付くと、可愛らしい声で囁いた。

 

「タクヤって、可愛いです」

 

「俺は男だって」

 

「関係ありません。………ふふっ、まだお仕置きは終わってませんよ。では、もっとステラにご飯をくださいね。―――――――はむっ」

 

 再び唇を押し付け、舌を絡ませてくるステラ。魔力を吸収されて疲れ切った身体から、更に魔力が搾り取られていく。

 

 人間よりも体内の魔力の量が多いと言われているキメラの魔力を吸い上げ、呑み込んでいくステラ。常人だったらもう気を失っている頃だろうか。

 

 静かに舌を引き、唇を離す。小さな舌で自分の口の周りを舐め回したステラは、片手でお腹をさすりながら囁いた。

 

「美味しいです、タクヤ。………でも、もっと欲しいです。もっとタクヤの魔力が欲しいです。だから―――――」

 

 片手を伸ばし、かぶっていたフードを取るステラ。フードの下から姿を現したのは、男子にしては長すぎる蒼い髪と、その中から突き出たダガーのような角だ。

 

 感情が昂っている証でもある角を撫でたステラは、うっとりしながら顔を近づける。

 

「―――――――もっと、ステラにタクヤをください」

 

「え―――――――」

 

 もっと魔力をよこせという意味なのか、それとも俺の事が好きという意味なのかは、ステラの表情のせいでよく分からなかった。大好きな食べ物を食べ始める幼い子供の表情にも見えたし、好きな男子に告白して恥ずかしがる乙女のようにも見えたステラの顔は、またしてもキスを始めたせいでもう見えない。

 

 更に襲ってくる疲労感が、身体から魔力と力を奪っていく。手足が痙攣を始め、息苦しくなってくる。

 

「―――――――ふふっ。では、お仕置きはこれくらいにしておきましょう。ごちそうさまでした、タクヤ」

 

 今度こそ唇を離し、吸収した魔力を飲み込んでから告げるステラ。もう真出を使う事が出来なくなるほど魔力を吸収していた俺は、荒い呼吸をしながら辛うじて首を縦に振ると、呼吸を整えながら入口の外を見る。

 

 すると、小さな手がまた俺の頭を掴み、静かに持ち上げた。また魔力を吸収するつもりなのかと思ってぎょっとしたけど、持ち上げられた頭の下に柔らかい枕のようなものがあったことに気付いた俺は、呼吸を整えながら上を見上げた。

 

 俺の頭を掴んでいたのは、やはりステラの小さな手だった。非常に長い銀髪を纏いながら腰を下ろしたステラが、俺の頭を自分の太腿の上に乗せてくれたのである。

 

 つまり―――――膝枕だ。

 

 ラウラの太腿と比べると細くて小さいけど、とても柔らかいし甘い香りがする。今夜は俺が見張るつもりだったのに、このまま眠ってしまいそうだ………。

 

 眠らないように気を付けている俺を見下ろすステラは、微笑んでいた。

 

「吸い過ぎてしまいましたね。ごめんなさい」

 

「いや………気にするな」

 

「ふふっ。………しばらく、休んでいてください」

 

 太腿の上で休ませてもらおう。いつもならラウラに殺されそうになるかもしれないけど、ラウラはまだステラの髪で縛られているから殺される心配はないだろう。

 

 ステラの髪で縛られているラウラを見て顔を赤くした俺は、息を呑んでから外の景色を見つめる。

 

 ダガーのように伸びた角が元の長さに戻るのはいつだろうか。そんな想像をしながら、俺はため息をついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの時の事を、私は忘れない。

 

 私の楽しみを奪ったあの男を見つけたら、必ず復讐してやるつもりだ。

 

 絶対に許さない。私の身体をボロボロにしたことはどうでもいいけど、敵を殺すという楽しみを私から奪ったことは絶対に許せない。

 

 でも、今のこの身体ならば――――――いくらでも殺しを楽しめる筈だ。

 

 だからまず最初に、復讐を果たそう。この怒りを全て消してから殺しを楽しむとしよう。

 

 既に傷は全て塞がっている。モリガン・カンパニーの社員たちはなかなか手強かったから、復讐を果したらまずあいつらから血祭りにあげよう。きっと、あの男が死んだ後ならば烏合の衆になるだろうし、私を憎みながら攻撃してくるに違いない。

 

 その復讐心を、今度は私が踏み躙る。

 

 楽しみだよぉ………速河力也ぁ―――――――。

 

 

 

 

 

 

 

 おそらくこの雨は、一晩中振り続ける事だろう。濡れた木々の枝が邪魔で空が見えないが、月が見えるならば濡れた葉がその光を反射する筈だ。だが、洞窟の入口から上を見上げてみても、湿った葉に滴が落ちる音が聞こえてくるだけだった。

 

 仲間たちはもう寝息を立てている。俺の役割は、今度こそ次の日の朝まで仲間たちを守り抜く事である。

 

 ここには幽霊は出ないというから、ネイリンゲンの屋敷のように怪奇現象に遭遇することはないだろう。G36Kを傍らに立て掛け、レ・マット・リボルバーを点検しながら外を見つめ、俺は頷く。

 

 真っ暗な森の中に響き渡る雨の音と、点検中のリボルバーの金属音が混ざり合う。雨の日は家の中で本を読むか、雨の音が全く聞こえない地下室にこもって延々と射撃訓練をしていたから、この2つの音を同時に聞くのは久しぶりだった。銃を持って魔物と戦い始めた頃に何度か聞いたことがある音と再会した俺は、昔の事を思い出しながらリボルバーをホルスターに戻す。

 

 この異世界に転生してからもう17年だ。平和な世界でクソ親父と一緒に暮らすよりも、物騒な世界だけどこうやって仲間と旅をしながら生活するほうが遥かに楽しい。

 

 もし元の世界に戻れることになったとしても、俺はもう2度と水無月永人(みなづきながと)に戻ることはないだろう。修学旅行に行く途中の飛行機の中で、前世の俺は死んだ。そして、タクヤ・ハヤカワという少年として転生したのだから。

 

 そういえば、あの時一緒に飛行機に乗っていたクラスメイト達はどうなったんだろうか。彼らも死んだと思うんだが、俺と同じように転生しているんじゃないだろうか? それとも、成仏してしまったのか?

 

 中には気に入らない奴もいたけど、仲のいい友達は何人もいた。俺が親父から暴力を受けていることを知って、家に泊めてくれた奴もいた。家に戻ってから散々暴力を振るわれたけど、父親に怯えずに夜更かししたのは楽しかったなぁ………。

 

「………」

 

 雨の中を冷たい風が突き抜けたような気がして、俺は反射的にアサルトライフルを拾い上げた。G36Kの安全装置(セーフティ)を解除し、セレクター・レバーをセミオート射撃へと切り替える。

 

 今の冷たい風は、おそらく殺気だ。

 

 普通なら殺気は感じられないようにする筈なんだが、感じ取れるほどの殺気を放っているという事は素人なのか? それとも、わざと殺気を感じ取れるようにしているのか?

 

 相手に殺気を感じさせた場合のメリットは、相手に恐怖を叩き込めるからだろう。だが、こんな殺気は何度も経験しているから、今更殺気を感じ取っても全くビビらない。何度も復習を繰り返した計算問題を何度も出題されるようなものだ。

 

 こいつは何を考えている?

 

「おい、みんな。起きろ」

 

「ふにゅ………」

 

「何じゃ………また幽霊か………?」

 

「いや―――――――敵だ」

 

 この敵は何を考えているのだろうか。目を覚ました仲間たちもすぐにこの殺気を感じ取り、武器を拾い上げて戦闘態勢に入っている。

 

 奇妙な敵だが、俺たちに敵意を向けているというのならば叩き潰すのみ。暗い森の中に銃口を向け、スコープを覗き込む。

 

 相変わらず森の中は真っ暗だったが――――――ちらりと、ランタンの光を何かが反射したような気がした。

 

 湿った木々の葉ではない。金属のようなものだろうか。表面は雨のせいで濡れていたようだけど、茶色い錆にも似た何かが付着している。

 

 あれは何だ? 防具か?

 

 接近してくるという事は、もうこっちの居場所は分かっているという事なんだろう。ランタンも消していないから、今更ライトを付けたとしても問題はない筈だ。

 

 アサルトライフルのライトを付け、俺はその襲撃者を照らし出した。

 

「あれは………騎士団の防具!?」

 

 ライトに照らされたのは、ボロボロの防具を身に纏った1人の女性だった。長い銀髪の中からは浅黒くて長い耳が突き出ていて、肌も同じく浅黒い。おそらくハーフエルフなのだろう。

 

 その女性が身に纏っているのはラトーニウス王国騎士団の制服のようだが――――――現在の制服ではなく、昔に採用されていた制服のようだった。

 

 現在の制服は、基本的にあまり金属製の防具を装着できないように作られていることが多い。理由は、モリガンの傭兵たちが防具を身に着けずに戦っていた事の影響を受けているからだという。だが、あの女性が身に着けている制服には古めかしい防具がいくつも取り付けられていて、手にしている剣もオルトバルカ王国で産業革命が起こるよりも昔の古い剣だ。

 

 何だ? ラトーニウス騎士団の亡霊か?

 

 ライトに照らされた亡霊のような女性は、スコープを覗く俺の方を見ると――――――にやりと笑った。

 

 まるで、憎たらしい怨敵を見つけたかのような、嬉しそうな笑みだった。

 

「見つけたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………!」

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。