異世界でミリオタが現代兵器を使うとこうなる   作:往復ミサイル

57 / 534
巨躯解体

 

 異世界に転生した俺が生まれつき持っていたこの能力は、レベルが上がった際に手に入るポイントを消費して、武器や能力を自由自在に生み出す事ができるというとてつもない代物だった。

 

 ポイントが無ければ全く意味がないが、ポイントがある限りどんな能力や武器でも生み出す事ができるし、レベルが上がればステータスによって身体能力は爆発的な速度で強化されていく。非常に汎用性が高い上に、常人よりも強くなる速度が速いという事になる。

 

 その便利な2つの能力の前者を使って、俺は既に能力を1つだけ生産して装備していた。

 

 今までは武器やスキルばかり生産していたし、人間ではなく特殊な能力をいくつも持っているキメラとして生まれたから、あまり能力は頼りにしていなかった。

 

 炎を操る能力ならば、親父から受け継いだ炎がある。電撃を操る能力ならば、母さんから受け継いだ電撃がある。再生能力もあったけど、そもそも攻撃を回避すれば再生する必要はないし、回避できないのならば外殻を生成して防御すればいい。

 

 だから数日前まで、能力の生産のためにポイントを使うという事は、ただのポイントの無駄遣いだと思い込んでいた。

 

 でも――――――どんな能力でも生産できるという俺の能力の汎用性は、予想以上だったのである。

 

 早速その能力を発動してみたんだが、俺の身体や手にしている得物には全く変化はない。緑色に照らされた地下墓地の広間の中で、光を全く反射する事のない漆黒のナイフとソードブレイカーが威圧感を放つだけだった。

 

 変化がないからなのか、俺を見つめているナタリアやカノンは呆然としていた。何かの能力を発動させたはずなのに、何も変化は起きていない。もしかすると、俺が能力の発動に失敗したと思っているのかもしれない。

 

 でも、ウィルヘルムの分析を終えたステラと、幼少の頃から常に一緒にいた腹違いの姉は、俺が能力を発動したという事を察したらしく、少しだけ目を細めた。

 

 俺が生産した能力は、巨躯解体(ブッチャー・タイム)という能力である。これはレベル30でアンロックされる能力なんだが、低いレベルでアンロックされる能力だから弱いというわけではない。他にも強力な能力があったが、俺にうってつけの能力はこれしかないだろう。

 

 フィンガーガードの付いた大型トレンチナイフをくるりと回し、大型ソードブレイカーを逆手持ちにすると、切っ先を目の前にいるウィルヘルムへと向けた。

 

 あいつも俺が何かの能力を発動させたということに気付いているらしい。俺を睨みつけてくる亡霊の顔が、威圧感で強張る。

 

 相手に変化が起きた場合、迂闊に攻撃すればカウンターで逆に致命傷を負う可能性が高い。だから相手が能力を発動させた場合は、様子を見てどのような能力なのか把握し、対応すればリスクは低くて済むのだ。特に剣術の試合ではなく絶対にやり直しができない殺し合いでは、リスクの高い戦い方をする事ほど愚かしい行為はない。

 

 大昔の戦乱でリゼットと共に活躍したこの男も、やはり迂闊に攻撃してくることはなかった。ブロードソードの切っ先を俺に向けながら、俺が先に攻撃してくるのを待っている。

 

 ならば、俺から攻撃してやろう。この能力は近距離攻撃で真価を発揮する能力なのだから。

 

 今のウィルヘルムはかなり警戒している。普通に攻撃したとしても、躱されるか剣で防御され、あっさりと反撃されてしまうに違いない。

 

 だが、この能力を発動している状態ならば――――――ウィルヘルムの剣術が俺を上回っていたとしても、躱さない限り意味はない。

 

 フードをかぶったまま前へと駆け出す。ウィルヘルムは俺が痺れを切らして先手を打ったと思ったんだろう。予想通りに剣を構え、受け流してから反撃していようとしている。

 

 ―――――――その選択肢が、チェック・メイトまで続くのだ。

 

 右手の大型トレンチナイフを振り上げ、そのまま思い切り振り下ろす。フェイントでウィルヘルムを騙すつもりは全くない。単純過ぎる、ただのナイフの一撃である。ウィルヘルムのような剣豪じゃなくても容易く受け流す事ができるだろう。

 

 何かの能力を発動させたはずなのに、繰り出されたのは何の変哲もない単純な一撃だったことにウィルヘルムは驚いているようだった。先ほどの威圧感は錯覚だったのかと思っているに違いない。

 

 その予想以下だったこの一撃が、ウィルヘルムの中に慢心を生み出す事になった。

 

 振り下ろされた漆黒のナイフを、大昔の返り血まみれになったブロードソードが迎え撃つ。いくら日本刀の素材でもある玉鋼を刀身に使用して切れ味を向上させたナイフとはいえ、これから激突しようとしているのは何倍も長い刀身を持つブロードソードだ。強度では同等かもしれないが、切れ味と重量でナイフを凌駕する彼の得物を突き破るのは不可能だろう。

 

 黴臭い空気を両断しながら振り下ろされた大型トレンチナイフが、ウィルヘルムのブロードソードと激突する。銃弾が跳弾する音にも似た金属音が広間の中で膨れ上がり、漆黒の小さな破片が緑色の光の中を舞う。

 

 普通の剣戟ならばこのまま鍔迫り合いになる筈だった。鍔迫り合いになれば得物の大きなウィルヘルムの方が有利である。得物を押し込むための筋力も間違いなく彼の方が上だろう。

 

 しかし、先ほどの慢心と鍔迫り合いに勝てるという慢心が、ウィルヘルムに俺の能力を見落とさせた。

 

 ブロードソードと激突した得物の感覚が早くも変わり始める。まるでウィルヘルムが剣を引き、俺に前進させているかのようだった。だが、彼は剣を全く動かしていない。俺よりも遥かに太い剛腕で分厚いブロードソードを支え、ナイフを押し返そうとしているだけだ。

 

 切り裂くべき獲物の前に立ちはだかった剣を、俺のナイフがまるで幽霊が剣をすり抜けていくかのように両断しているのである。

 

 確かに受け止めているというのに俺の剣戟が突き進んでくることに気付いたウィルヘルムは、両断されつつある自分の得物を目にして驚愕する。

 

 初めて発動した巨躯解体(ブッチャー・タイム)が、牙を剥いたのだ。

 

『―――――グゥッ!?』

 

 電動ノコギリで木材を両断するようにブロードソードをあっさりと切断したナイフが、今度はウィルヘルムに襲い掛かった。彼の左肩から右側の脇腹へと斜め左下に振り下ろされた一撃は、今しがた彼の得物を両断したのと同じように防具を切断し、肉体に長大な傷痕を残していく。

 

 傷口から鮮血を吹き上げつつ、目を見開きながら後へとジャンプするウィルヘルム。剣を黒い霧に変化させて再生させながら構える亡霊を追撃するために、俺は再び彼に襲い掛かる。

 

 右から振り払ってきた重い剣戟を左手のソードブレイカーで受け止め、すぐに引き戻されないように捻って妨害しつつ、ウィルヘルムの喉元に大型トレンチナイフを突き立てた。

 

『グガァッ!?』

 

「どうした、ウィルヘルム!?」

 

 せっかく再生させて振り払ってきたというのに、ソードブレイカーの大きなセレーションに絡み付かれた彼のブロードソードが、金属音を断末魔代わりにしながら再びへし折られる。

 

『ば、馬鹿なぁッ!? 切れ味が………上がっただとぉッ!?』

 

 ブロードソードをたった一撃の剣戟で両断できるナイフなど、存在する筈がない。いくら腕のいいドワーフの鍛冶職人が玉鋼を素材に使って作り上げた逸品でも、大きなブロードソードを両断した上にその使い手を切りつける事ができるナイフを生み出すことは不可能だ。

 

 だが、転生者ならば能力やスキルを装備することで、武器の切れ味や威力を爆発的に向上させる事ができる。

 

 俺が使っている巨躯解体(ブッチャー・タイム)の効果は、簡単に言えば高周波によって手にした刃物に振動を発生させ、それによって切れ味を爆発的に向上させるという能力だ。刃物を装備している状態でしか使う事ができない上に、接近しなければまさに無用の長物でしかない能力だが、訓練のおかげでナイフの扱いには慣れているし、元々キメラとして生まれたおかげで身体能力は高い。だから接近するのは容易いのだ。

 

 接近戦が得意な俺ならば使いこなせる能力だろう。

 

 ソードブレイカーでウィルヘルムの剣戟を受け止め、右手のナイフで攻勢に転じる。胴体に突き刺し、そのままナイフを捻ってから胸元まで振り上げるが、弱点である心臓を守るためにウィルヘルムは後ろへとジャンプすると、傷口を再生させながら剣を地面へと突き立てた。

 

 石畳に突き刺さった彼のブロードソードの表面をオレンジ色の光が突き抜けたかと思うと、亀裂の入った石畳にも同じ模様が形成され、やがて古代文字で彩られた複雑な模様の魔法陣へと成長する。

 

『隆起せよ! アース・フレンジー!!』

 

「うお………!」

 

 また接近戦を挑んでくると思っていたんだが、ウィルヘルムは魔術で中距離から反撃するつもりらしい。

 

 やがて、その魔法陣が震源地だったように地面が少しだけ揺れたかと思うと、いきなり石畳の亀裂が成長し、その裂け目から黒い岩盤で形成された極太の槍が何本も突き出た。

 

 土属性の魔術である『アース・フレンジー』だ。フレンジー系の魔術は地面から何かしらの属性の魔術が噴き出す攻撃になっていて、地面の上に立つ敵兵や魔物には回避するのは困難だと言われている。しかも土属性のアース・フレンジーの場合は、攻撃が回避されたとしても岩盤の槍は残るため、敵の逃げ道を塞ぐ効果もあるんだ。厄介な魔術である。

 

 予想外の攻撃を繰り出された俺は、突っ走るのをすぐにやめて回避しようとするが、全力で走り始めていた状態でいきなり回避するのはキメラの瞬発力でも不可能だった。辛うじて右にジャンプしたが、黴臭い空気を蹂躙しながら壁際へと突き抜けていった岩盤の槍の群れが俺の左足の脹脛を掠め、皮膚を削り取って行った。

 

「くっ………」

 

「タクヤッ!!」

 

「大丈夫だ!」

 

 掠めただけだ。

 

 左側に形成された岩盤の壁を睨みつけた俺は、この壁のせいでナタリアとラウラの2人が見当たらない事に気付いた。あの2人は左側に移動していたが、俺は咄嗟に右側に移動したせいであの2人と分断されてしまったらしい。

 

 後方にはカノンとステラがいるが、すぐに俺の傍らまで来てウィルヘルムを剣で迎え撃つのは不可能だろう。一時的に、俺は孤立してしまった事になる。

 

 舌打ちしながら前方を見据えると、この壁を生み出した張本人が血走った眼で俺を見つめ、にやりと笑いながらゆっくりと歩いてくるのが見えた。仲間たちが合流する前に孤立した俺を仕留めるつもりなんだろうか。

 

「ヒール」

 

 後方から感情が全くこもっていない幼い少女の声が聞こえてきたかと思うと、まるで再生能力を持つウィルヘルムと同じように、左足の掠り傷が塞がっていった。痛みも消えていき、やや白い肌には血の付着した後だけが残る。

 

「ありがとな、ステラ!」

 

「気にしないでください」

 

 致命傷ではなかったのだが、魔術で治療してくれたのは心配していたからなのだろうか。彼女は少しずつ感情豊かになり始めているが、まだ無表情で過ごす事が多いため、何を考えているのか分からない事は多い。

 

 踵を返してウィルヘルムを迎え撃とうとしたその時、俺を治療してくれたステラが小さな手を背中へと伸ばしたかと思うと、幼い少女が持つにしてはあまりにも巨大過ぎる背中の得物のグリップを掴み、もう片方の手でキャリングハンドルを握りながら構えたのが見えた。

 

 出発前にドルレアン邸の地下室で彼女に作ってあげた、ロシア製30mmガトリング機関砲のGSh‐6‐30だ。アンチマテリアルライフルの12.7mm弾を上回る破壊力の30mm弾を凄まじい勢いで連射する獰猛な兵器で、本来ならば戦闘機や駆逐艦に搭載されるような代物である。しかも、華奢な戦闘機ならばその連射した際の凄まじい振動に耐えられずに破損してしまうため、いくら鍛え上げた大男でもこれを構えて連射するのは不可能だ。

 

 しかも、重量は約150kg。無骨な砲身の長さは約2mだ。こんな巨大な得物を幼い姿の少女が使いこなせるとは思えないが、ステラは人間ではなく、遥かに身体能力の高いサキュバスの最後の生き残りだ。しかも彼女は、これよりも重い鉄球を使いこなしている。

 

 今からステラは、あの獰猛なガトリング機関砲をぶちかますつもりなのだ。

 

 装着されている巨大な弾薬タンクの中に入っている砲弾の数は200発。ガトリング砲の連射速度ならばすぐに撃ち尽くしてしまう事だろう。しかもこの弾薬だけは再装填(リロード)5回分ではなく1回分しか支給されないため、ボス戦であるウィルヘルムとの戦いまで温存していたのである。

 

「やれ、ステラ! 撃て(アゴーニ)ッ!!」

 

了解です(ダー)

 

 出発前に少しだけ試し撃ちした時に教えた返事を返したステラが、ガトリング砲の砲口をウィルヘルムへと向ける。アサルトライフルのようにドットサイトやホロサイトを覗きながら砲撃するわけではないため、命中精度は劣るかもしれないが、こいつを叩き込めばウィルヘルムも致命傷を負う事だろう。

 

 幼い少女が巨大な得物を構えているのを目の当たりにし、ウィルヘルムが目を見開く。何度でも再生できる自分に致命傷を与える可能性のある凶悪な重火器を、幼い少女が手にしている事に驚いたのだろう。

 

 ステラが持つガトリング機関砲の砲身が、まるでこれから彼を蹂躙するという事を宣告するかのようにきゅるきゅると唸り始める。やがて砲身の回転は徐々に高速化していき――――――ついに、回転する砲口から一番最初の巨大なマズルフラッシュが迸った。

 

 凄まじい速度で回転する砲口が、マズルフラッシュで煌めき続ける。その中から30mm弾が飛来するよりも先に横へと退避していた俺は、一旦能力を解除してから、ウィルヘルムが巨大な現代兵器に蹂躙されている姿を見据えた。

 

 ガトリング機関砲から大量に巨大な薬莢が飛び出し続ける。本来ならば残響と共に聞こえてくる筈の美しい金属音まで蹂躙するこの恐ろしい轟音を聞きながら、カノンは耳を塞いでいた。

 

 マズルフラッシュの光が地下墓地の中を蹂躙し、轟音の群れがウィルヘルムの呻き声をかき消す。

 

 一番最初に飛来した30mm弾がウィルヘルムの右腕を抉り取った直後からは、彼の肉体は立て続けに襲来する30mm弾の中で次々に引き千切られ続けた。瞬時に再生させた腕がまたしても千切れ飛び、回避しようとする両足を砲弾が叩き潰す。数多の剣戟から彼の身を守ってきたあの甲冑も、戦闘機を木端微塵にしてしまう恐るべきガトリング機関砲の前では全く意味がない。自分の主の足手まといでしかないのである。

 

 四肢や胴体を次々に抉られる激痛に耐えながらも、瞬時に身体を再生させてステラへと突進するウィルヘルム。彼が駆け抜けた後には被弾する事のなかった砲弾が石畳に大穴を穿ち、彼が被弾する度にまき散らす肉片と鮮血が穴だらけの石畳を彩った。

 

 先ほどから何発も被弾し、被弾する度に手足が抉られているというのに、ウィルヘルムは憎悪に乗っ取られた目で俺たちを睨みつけながら前進してくる。

 

 このままでは、ウィルヘルムを仕留めるよりも先にガトリング機関砲が弾切れしてしまう。あの重火器の再装填(リロード)は巨大な弾薬タンクを交換しなければならないため、アサルトライフルやLMG(ライトマシンガン)よりも手間がかかる。撃ち尽くしてしまったら、ウィルヘルムはすぐさまステラに襲い掛かる事だろう。

 

 ステラの得物が弾切れした時に時間稼ぎをするために、背中のアンチマテリアルライフルへと手を伸ばしたその時だった。突然、先ほどまで豪快なマズルフラッシュを噴き上げ、地下墓地の中を照らし出していた巨大なガトリング機関砲の銃声が徐々に残響へと変わり始めていったのだ。新たな銃声は聞こえず、マズルフラッシュの残光と轟音の残響が遠退いていくだけだ。

 

 拙い。弾薬タンクの中身が空になっちまったのか!

 

 ラウラとナタリアはあのアース・フレンジーによって生み出された壁の向こう側だ。ラウラが何とかよじ登って越えようとしているのが見えるが、あの状態からウィルヘルムに攻撃を加えるのは不可能だろう。

 

 俺は今得物のグリップを掴んだばかりで、折り畳んだ状態のOSV-96の銃身をまだ展開していない。この状態で射撃ができるわけがなかった。

 

 ウィルヘルムはまだ心臓に被弾したわけではないため健在である。しかももう再生は終わっていて、右手には禍々しいブロードソードを握っていた。ステラは身体能力の高いサキュバスだが、彼女が得意としているのは魔術を駆使した中距離戦や、重火器を使った支援だ。近距離武器を使って正面から戦うのはステラの苦手分野である。

 

「ステラ―――――――」

 

 彼女にガトリング砲を投げ捨てて逃げろと指示を出そうとしたその時だった。

 

 空になった弾薬タンクを取り外すステラの隣でマークスマンライフルを構えていたカノンが、自分の祖先の忠臣だった男に向かって、トリガーを引いたのだ。

 

 豪快なガトリング機関砲の掃射と比べると小さな銃声だったが、その銃の使い手が持つ技術によって狙い澄まされた極めて精密な一撃は、主君を裏切った仲間たちや彼女の棺を荒らそうとする者たちへの憎悪を纏う血まみれの騎士の胸へと、正確にめり込んでいた。

 

 まるで、怒り狂う彼に一言だけ優しい言葉をかけたかのように。

 

 彼がこれ以上手足を抉られる苦痛を味わわないように、一撃で心臓を撃ち抜き、彼を成仏させようとしたのだろう。かつて彼が使えた主君の子孫として、ウィルヘルムを苦しませたくなかったのかもしれない。

 

 しかし、彼女が引いた引き金は、マークスマンライフルの引き金だけではなかった。

 

 銃の引き金だけではなく、ウィルヘルムの怨念の引き金まで引いてしまったのである。

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。