異世界でミリオタが現代兵器を使うとこうなる   作:往復ミサイル

455 / 534
灰色の戦場へ

 

撃て(トゥータ)!」

 

『発射(トゥータ)っ!!』

 

 アールネや他のスオミの兵士たちが真っ白な耳を塞いだ直後、数分前まで乗っていたStrv.103の主砲が火を噴いた。スオミ支部のエンブレムが描かれた戦車から放たれた多目的対戦車榴弾(HEAT-MP)は後退を始めていたM2ブラッドレーの車体に突き刺さり、瞬く間に強靭なM2ブラッドレーを火達磨にしてしまう。

 

 絶叫しながら飛び降りてきた兵士たちにRk-95のセミオート射撃をお見舞いして止めを刺したアールネは、顔をしかめながらマガジンの交換を始めた。

 

 本当ならば、攻撃してきた吸血鬼たちの部隊を最終防衛ラインで”迎え撃つ”筈であった。大損害を被っていたとはいえ、吸血鬼の兵士たちの身体能力は圧倒的である。しかも虎の子のステルス機や超重戦車も温存しているのだから、圧倒的な身体能力の兵士たちと共に全て投入してくるのは火を見るよりも明らかであった。

 

 そのため、アールネは最終防衛ラインでの戦闘は今まで経験してきた里の防衛線のような戦いになるのではないかと予測していたのだ。敵が攻撃してくる方向を予測して防衛ラインを構築し、殺到してくる敵の大部隊を片っ端から迎え撃つ防衛戦ならば、彼らは大昔から何度も経験している。中にはオルトバルカ王国騎士団が進行してきた際の防衛線にも参加していたベテランもいるため、そのような防衛戦はスオミの里のお家芸と言えた。

 

 だが――――――――彼の予測は、味方が放った猛烈な砲撃によって木っ端微塵にされてしまう。

 

 テンプル騎士団の切り札であるタンプル砲と36cm要塞砲の砲撃によって、敵は最終防衛ラインへの攻撃を開始する前に大損害を被る羽目になったのだ。しかも砲撃を受けた直後に肉薄してきた強襲殲滅兵たちによって虎の子の突撃兵の大半を失う羽目になり、ブレスト要塞を瞬く間に陥落させた浸透戦術が頓挫してしまったのである。

 

 ブレスト要塞で吸血鬼たちが実行した戦術を知っていたとはいえ、もし仮に最終防衛ラインでも浸透戦術が実施されていたのならば、今頃最終防衛ラインは混乱していたに違いない。強靭な脚力と常人を遥かに上回るスタミナを兼ね備えた吸血鬼の突撃歩兵たちは、防衛線で敵を迎え撃つ守備隊の天敵なのだ。

 

 吸血鬼たちは、その突撃歩兵たちに防衛戦を突破させたからこそ、ブレスト要塞を陥落させることができたと言っても過言ではない。ブレスト要塞の守備隊の規模は前哨基地よりもはるかに大きい上に、もし襲撃を受ければ他の拠点から増援部隊がすぐに派遣できるようになっている。もし仮に吸血鬼たちが浸透戦術によって短時間で要塞を陥落させるのではなく、ただ単に超重戦車や戦車を突撃させて要塞を攻撃していたのならば、周辺の拠点や本部から派遣された増援部隊に包囲されていた筈である。

 

 それゆえに、浸透戦術が頓挫すれば吸血鬼たちが劣勢になるのは火を見るよりも明らかであった。

 

 マガジンの交換を終えたアールネは、コッキングレバーを引いて戦車の影にいる敵兵を狙い撃ちつつ、他の味方の様子を確認する。

 

 最初は敵部隊も前進していたため、このまま前進を続ければ兵士たちは白兵戦をする羽目になるだろうと思っていたのだが、最前列で奮闘する超重戦車の群れが戦車を片っ端から鉄屑にしている上に、一番最初に突撃していった強襲殲滅兵が最前線で敵兵を血祭りにあげているせいなのか、段々と後退を始める敵の戦車や装甲車が増え始めていた。

 

 スオミの里の兵士たちが得意とするのはあくまでも防衛戦である。そのため彼らは防衛戦のプロと言える程の実力を持っているが、侵攻は専門外なのだ。

 

『こちら”シッシ1-1”、目標を砲撃する! 耳を塞げ!』

 

「お前ら、耳を塞げ!」

 

 目の前を走るStrv.103を盾にしながら応戦していたアールネが他の兵士たちに叫んだ頃には、他の戦車たちの後方を進んでいたStrv.103が速度を落としながらぐるりとやや左方向へと車体を向け、歩兵たちを乗せて後退を始めていたM1128ストライカーMGSに多目的対戦車榴弾(HEAT-MP)を叩き込む。砲弾は砲塔の近くに乗っていた兵士の片足を食い千切ると、そのまま装甲を直撃して起爆し、獰猛な爆風とメタルジェットで装甲を抉り取る。

 

 対吸血鬼用の銀の破片が、車体の上に乗っていた吸血鬼の兵士たちの肉体を蜂の巣にする。千切れ飛んだ肉片が爆炎に呑み込まれて真っ黒になり、火達磨になったM1128ストライカーMGSの装甲の上に転がった。

 

 M1128ストライカーMGSがゆっくりと止まったかと思うと、砲塔の周囲の装甲が何の前触れもなく弾け飛び、巨大な火柱が産声を上げた。車内で乗組員たちを焼いていた爆炎が弾薬庫の中の砲弾を誘爆させてしまったらしく、多目的対戦車榴弾(HEAT-MP)の爆発よりも更に巨大な爆発が、装甲の破片や真っ黒になった死体の一部を夜空へと吹っ飛ばす。

 

「よし、撃破! よくやった!!」

 

「さすがだな!!」

 

「兄貴、俺たちもこのまま突っ込みましょう!」

 

「…………いや、俺たちはこのまま味方の後方で支援を行う」

 

「…………いいのか? 味方に戦果を全部取られちまうぜ?」

 

 アールネよりも若い兵士が、目の前を進むStrv.103を盾にしつつ前進しながら尋ねた。

 

「いいか? 俺たちは戦果をあげるためにここに来たんじゃねえ。テンプル騎士団の仲間たちを皆殺しにしようとするクソ野郎共を迎え撃つために、こんな砂漠までやってきたんだ。…………欲を張るなよ」

 

「分かった」

 

 スオミの兵士たちは、侵攻作戦を経験したことが殆どない。当たり前だが、拠点を守るための防衛戦と敵の拠点を陥落させるための侵攻作戦は全く違うのだ。いくら防衛戦では何度も拠点を守り抜いたベテランの兵士でも、経験がないのであれば新兵と変わらないのだから。

 

 だからこそアールネは慎重になっていた。何度も魔物を撃退してきた戦士たちならば、確かに最前線で戦っても戦果をあげることだろう。しかしあの第二次転生者戦争(ヴリシアの戦い)を経験したベテランの兵士が何名も本部に所属しているのに対し、スオミ支部の兵士の中であの戦いを経験したのはごく一部の兵士のみだ。しかも橋頭保となった図書館の防衛に参加した程度であったため、実質的には殆ど侵攻作戦を経験していない。

 

 それゆえに、スオミの里の兵士たちの中でもベテランの兵士であるアールネですら、”引き際”が分からないのである。

 

 攻め過ぎれば敵の集中砲火をお見舞いされる羽目になる。だからと言って後方から慎重に攻撃していれば、敵にほとんど損害を与えられない。防衛戦であれば攻め込んでくる敵の位置を確認し、拠点を攻撃しようとする敵を叩き潰せばいいのだが、侵攻作戦は予想以上に複雑なのだ。

 

 それに、スオミの里の兵士は本部の兵士よりも人数が少ない。1人の兵士が戦死するだけで大打撃になってしまう。

 

(本部の奴らにお手本でも見せてもらうとするか)

 

 そう思いながら、最前列のシャール2Cたちやチョールヌイ・オリョールたちを凝視する。

 

 敵の砲撃を喰らって火達磨になりながら戦線を離脱したT-90の代わりに最前列に躍り出たのは、砲塔にオルトバルカ語で”ドレットノート”と描かれた1両のチョールヌイ・オリョールであった。あの近代化改修型マウスを撃破するために152mm滑腔砲を搭載した虎の子の新型主力戦車(MBT)が火を噴いたかと思うと、巨大なAPFSDSを喰らったレオパルトの砲塔が抉れ、破片を巻き散らしながら吹っ飛んでいた。

 

 後方へとやってきた味方のチョールヌイ・オリョールに最前列を譲ったかと思うと、ナタリアが指揮を執るドレットノートが急に右側へと進路を変えた。砲塔を左へと向けながらまたしても砲撃し、数名の敵兵をミンチにしてしまう。

 

 彼女の戦車が向かったのは、敵の集中攻撃を叩き込まれていた味方のT-55エニグマのすぐ近くであった。無線で援護を要請されたのか、集中砲火を受けて砲塔の後部が炎上していた味方の戦車の側へと駆けつけたナタリアの戦車が、アクティブ防御システムでT-55エニグマをスクラップにする筈だった対戦車ミサイルを叩き落し、逆にM2ブラッドレーの砲塔をAPFSDSで消し飛ばした。

 

(ただ単に前進するだけじゃなくて、味方の支援までやってるのか…………!?)

 

 敵部隊へと攻撃すれば、当たり前だが敵の反撃で味方が損害を被ってしまう。そのため、ナタリアたちの戦車は敵の反撃から味方を守りつつ、敵部隊へと攻撃しているのだ。

 

 しかもナタリアは戦車部隊を指揮している指揮官である。進撃していく戦車たちに指示を出し、敵へと攻撃するだけでなく、手負いの味方を必死に援護しているのであった。

 

 辛うじて動き出したT-55エニグマへと飛来する対戦車ミサイルをアクティブ防御システムで叩き落し、装甲車の機関砲を分厚い複合装甲で弾き飛ばしながら、巨大な152mm滑腔砲で無人戦車に負けてたまるかと言わんばかりに敵の戦車を吹き飛ばしていく。

 

「兄貴、敵部隊が本格的に後退し始めた!」

 

「よし…………ッ! 本部の部隊を支援するぞ! こっちも前進するぞ!!」

 

 浸透戦術が頓挫してしまった吸血鬼の本隊が、段々と後方へと下がり始めた。

 

 近代化改修型マウスの群れが、その近代化改修型マウスを撃破する事を想定して改造されたシャール2Cの群れに蹂躙され過ぎたせいで、後退せざるを得なくなってしまったのである。

 

 後退を始めた敵の戦車や歩兵たちを、最前線にいる強襲殲滅兵やシャール2Cたちが血祭りにあげていく。

 

 ヴリシアの戦いから生還して成長した戦友たちを見守りながら、アールネはセミオート射撃で援護を続けるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 灰色の砂で埋め尽くされた大地の上を、3機の巨大な怪物が飛行していく。従来の輸送機よりも巨大な胴体と、エンジンを6基も搭載した巨大な翼を併せ持つその怪物は、傍から見れば”巨大な翼の生えたクジラ”のようにも見えるに違いない。

 

 カルガニスタンの上空を飛行しているその怪物たちは、かつてソビエト連邦が開発した『An-225ムリーヤ』と呼ばれる超大型の輸送機であった。

 

 機体の胴体や巨大な主翼には、これ見よがしにモリガン・カンパニーのエンブレムが描かれているのが見える。そのエンブレムの隣に描かれているのは、純白の花弁と剣が描かれたドルレアン家の家紋だ。

 

 エイナ・ドルレアンの郊外に用意されたモリガン・カンパニーの飛行場から飛び立った3機の超大型輸送機たちが運んでいるのは、モリガン・カンパニーが派遣することになったハーレム・ヘルファイターズの屈強な兵士たちや、現代兵器で武装したドルレアン家の私兵たちである。

 

 巨大な機内の格納庫に積み込まれた小さめのコンテナの上に腰を下ろしたギュンターは、小さめの水筒の中に入っていたウォッカを飲み干し、支給された自分の武器をもう一度チェックしていた。ハーレム・ヘルファイターズやドルレアン家の私兵たちに支給されたのは、フランス製アサルトライフルのFA-MASである。白と灰色の迷彩模様に塗装された彼の得物にはすでにフォアグリップとホロサイトとブースターが装備されており、ライフルグレネードの砲弾も支給されている。

 

 左手でブースターを掴み、ホロサイトの後方に展開してからブースターを覗き込む。しっかりとレティクルが映っていることを確認してから元の位置に戻し、安全装置(セーフティ)がかかっていることを確認してから、ギュンターは溜息をついた。

 

 これからハーレム・ヘルファイターズの兵士たちとドルレアン家の私兵たちは、吸血鬼たちによる攻撃を受けているテンプル騎士団を支援するために、カルガニスタンで繰り広げられている死闘の真っ只中にこれから”投下”されることになるのだ。しかもモリガン・カンパニーが派遣する部隊の中では最も早く出発したため、ほぼ確実に本隊よりも先に戦場へと到着するだろう。

 

「大丈夫かなぁ…………」

 

「何がです?」

 

 コンテナに座りながら呟いた彼に声をかけたのは、白と灰色の迷彩服に身を包んだドルレアン家の私兵の1人だった。

 

 権力の大きい貴族は、基本的に私兵を保有していることが多い。私兵たちに支給されるのは騎士団が使用している装備とほぼ同じであり、場合によっては騎士団と合同演習をすることもある。ドルレアン家もオルトバルカ王国の南方に広がるドルレアン領を治める立派な貴族であるため、合計で200名ほどの私兵を保有していた。

 

 産業革命前までは従来の騎士団と同じ装備を使用していたのだが、カレンの要望によってリキヤから私兵たちに現代兵器が支給されており、モリガン・カンパニーの部隊と毎日のように合同演習を行っているため、この世界の貴族たちが保有する私兵たちの中でも最も強い私兵たちと言っても過言ではないだろう。

 

「娘が心配なんだよ…………」

 

「旦那様、お嬢様はきっと奮戦していますよ」

 

「そうよ、ギュンター」

 

 もう一度溜息をつこうとしていたギュンターの所に、他の兵士たちと同じく白と灰色の迷彩服に身を包んだカレンがやってきた。普段は赤いドレスを身に纏っていることが多いせいなのか、迷彩服を身に纏っているのを見ると違和感を感じてしまう。

 

「私たちの娘なのよ?」

 

「…………そうだな」

 

 幼少の頃からマナーや勉強だけではなく、様々な戦い方を教えた。10歳になってからは現代兵器の使い方もカノンに教えたのだが、彼女が得意としたのはギュンターのようにLMGで弾幕を張るような戦い方ではなく、母であるカレンのようにマークスマンライフルを使用し、中距離にいる標的を次々に撃ち抜いていく中距離狙撃であった。

 

 リキヤが「中距離狙撃をしながら早撃ちをしているようだ」と言うほどの技術を持っている愛娘ならば、きっと仲間たちと共に吸血鬼たちを撃退するだろう。そう思ったギュンターは頭を振ってからコンテナの上から降り、カレンと共に格納庫に整列している兵士たちの元へと向かう。

 

 彼の妻であるカレンが背中に背負っているのは他の兵士たちが装備しているFA-MASではなく、木製の部品で覆われた古めかしい外見のライフルであった。

 

 カレンが装備しているのは、『MAS49』と呼ばれるフランス製のセミオートマチック式ライフルである。第二次世界大戦が終結してからフランス軍が採用した代物であり、旧式のライフルであるものの、極めて高い信頼性と命中精度を兼ね備えた銃である。さすがにアサルトライフルと比べると連射速度では大きく劣っているが、大口径の弾薬を使用する銃であるため、威力と命中精度ならばこちらの方が上なのだ。

 

 中距離狙撃を得意とするカレンは、そのMAS49に中距離用のスコープとバイポッドを装着していた。更に強烈な攻撃を敵にお見舞いするためなのか、ライフルグレネード用のアダプターも銃口に装着しているため、場合によってはライフルグレネードによる支援砲撃が可能となっている。

 

 整列している兵士たちの前にやってきたカレンが、兵士たちに作戦の説明を始めた。

 

「これから私たちは、カルガニスタンの砂漠の真っ只中に降下するわ。攻撃目標はテンプル騎士団を攻撃している吸血鬼の主力部隊よ。すでにテンプル騎士団の猛攻で後退を始めているとはいえ、敵はまだ160mm滑腔砲を搭載した超重戦車で応戦しているわ。油断できないわよ」

 

 彼女が160mm滑腔砲と言った途端、私兵の一部がざわついた。すでにヴリシアで近代化改修型のマウスを目の当たりにしていた兵士たちは、黙って彼女の説明を聞いている。

 

 ドルレアン家の私兵たちは、モリガン・カンパニーの兵士たちと合同訓練を何度も行っているとはいえ、現代兵器を装備して実戦を経験したことはあまりないのだ。つまり彼らの錬度は、あらゆる激戦を経験してきたハーレム・ヘルファイターズとは比べ物にならないほど低いのである。

 

「まず後退していく敵部隊の側面に降下して、反撃を続けるテンプル騎士団の部隊を支援するわよ」

 

「カレン様、包囲はしないのですか?」

 

 今しがた質問した私兵は、後退していく吸血鬼たちの後方に降下すれば敵を包囲する事ができると考えたのだろう。確かに、撤退していく敵部隊の目の前に立ちはだかれば、後続のテンプル騎士団の部隊と共に包囲する事ができるに違いない。

 

「―――――――たった400人の歩兵と5両の戦車で、こっちよりも規模の大きな部隊の目の前に立ちはだかったらどうなると思う?」

 

「あ…………」

 

 テンプル騎士団の猛攻で弱体化しているとはいえ、吸血鬼たちの兵力はドルレアン家の私兵とハーレム・ヘルファイターズの規模を上回っている。しかも、敵の戦車部隊の中には近代化改修型のマウスも含まれているため、立ちはだかろうとすれば160mm滑腔砲の餌食になるのが関の山だ。

 

 だからこそカレンは敵を包囲せずに、側面から攻撃して敵の戦力を削り取ることを選んだのである。そのまま撤退していく敵に損害を与えてブレスト要塞に封じ込めてしまえば、モリガン・カンパニーと殲虎公司(ジェンフーコンスー)の連合軍が到着するまで時間を稼ぐことができる。

 

「降下したら敵の側面から攻撃を仕掛けて、敵部隊の戦力を削り取るわ。いいわね?」

 

「「「「「了解!!」」」」」

 

「では、降下準備!」

 

 迷彩服に身を包んだ兵士たちが、ライフルを抱えながらパラシュートで降下する準備を始める。カレンは格納庫の中にいるロードマスターに「よろしくね」と言ってから、パラシュートの準備を始めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 おまけ

 

 ターニャの運転

 

ステラ「ターニャは戦車の運転が上手ですよね」

 

ターニャ「ありがとうございます、同志ステラ」

 

ステラ「ということは…………ドリフトもできるのでしょうか?」

 

ターニャ「では今度披露しましょう」

 

ナタリア「お願いだから普通に運転してちょうだい」

 

 完

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。