異世界でミリオタが現代兵器を使うとこうなる   作:往復ミサイル

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壊滅と吸血鬼の一撃

 

 

 2機のグリペンが、ラファールの群れたちを食い破る。

 

 主翼の下にぶら下げられていた短距離型の空対空ミサイルが切り離されたかと思うと、後部のエンジンから炎と白煙を吐き出しながら星空の中を疾駆し、急旋回を始めようとしていたラファールへと喰らい付いた。

 

 特徴的なデルタ翼の破片や垂直尾翼の残骸が、火達磨になりながら砂漠へと降り注ぐ。

 

 その爆炎を、ソニックブームを纏って突き破っていくのは、テンプル騎士団スオミ支部が誇る2名のエースパイロットたち。唐突に戦場へと姿を現した2機のグリペンによる奇襲で慌てふためくラファールたちにミサイルを突き立てたイッルとニパは、隣を飛ぶ相棒の機体をちらりと見てから、無線で全く連絡を取っていないにもかかわらず、ほぼ同時に左右へと旋回して敵に襲い掛かっていった。

 

 いくら産業革命で工業が発達し、魔力を動力源にして巨大な機械を動かすフィオナ機関が世界中に普及したとはいえ、まだ電話やテレビのようなものは生み出されていない。魔術を使えば補えるが、基本的に仲間と連携を取るためには、仲間の”癖”を徹底的に理解していなければならない。

 

 ニパとイッルの2人は、スオミ支部がテンプル騎士団に加入し、異世界の科学力によって生み出された現代兵器が支給される前まで、一般的な飛竜に乗っていた戦士たちである。飛竜に乗って飛び立てば、飛竜の翼の音や咆哮だけでなく、風の音で味方の声は全く聞こえなくなる。当たり前の話だが、飛竜には無線機はついていないため、飛竜に乗った味方と連携をするには手で合図を送るか、目配せをする必要があった。

 

 戦闘中にそんなことをする余裕がない場合は、味方の動きを見て援護しなければならなかったのである。

 

 しかもスオミの里は常に雪で覆われている。夏でも雪原が姿を消すことはなく、場合によっては真夏であるにもかかわらず吹雪になるような場所だ。そのため、聴覚だけではなく視覚も全くあてにならない。

 

 そんな環境で、長い間イッルとニパの2人は、里へと侵入してくる敵を2人で連携を取りながら葬り続けていたのだ。HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を身につけ、キャノピーで覆われた戦闘機のコクピットに腰を下ろしていたとしても、2人の連携は全く変わらない。

 

 旋回を終え、減速しながら獲物を探すふりをしていたニパのグリペンに、墜落していく戦闘機の残骸の後方から姿を現したラファールがミサイルのロックオンを開始する。コクピットの中に響き始めた電子音を耳にしたニパは、口笛を吹きながらキャノピーの後方をちらりと見る。

 

 回避しようとするニパのグリペンの後方に居座るのは、灰色に塗装されたラファール。機首には撃墜マークが7機分ほど描かれており、彼もエースパイロットであることが分かる。

 

 もう既にロックオンは完了している筈だが、急旋回を繰り返すニパの後を追うラファールのパイロットはまだミサイルを撃とうとしない。確実に命中する角度で放とうとしているのだろう。7機も敵機―――――――飛竜の可能性もある―――――――を撃墜したエースだからなのか、ミサイルをそう簡単に発射するつもりはないらしい。

 

(慎重な敵だな)

 

 電子音を聞きながら、ニパはニヤリと笑う。

 

 飛竜に乗っていた頃は、自分の飛竜が風邪をひいた挙句、その飛竜から風邪をうつされて出撃できなくなったことがある。コマンチを支給された時は戦闘中に被弾し、雪山の真っ只中に墜落する羽目になった。

 

 不運としか言いようがない事ばかりだが―――――――ニパは、それでも空が大好きだった。

 

 幼少の頃からの夢だったのだ。飛竜に乗って戦う騎士たちのように、自分も飛竜に乗って空を自由に飛び回ることが。

 

 だから、墜落しても彼はもう一度飛竜に乗り、空を飛び続けた。

 

 それが、彼の夢だったのだから。

 

 急旋回を続けていたニパは、操縦桿を元に戻して減速する。そして再び操縦桿を倒して旋回しようとしたが―――――――彼のグリペンが旋回を始めるよりも先に、コクピットの中を駆け回っていたやかましい電子音が、何の前触れもなく途切れた。

 

 キャノピーの後方から緋色の光が入り込み、何かが爆発するような音がコクピットの中へと流れ込む。ちらりとレーダーを見て後方にいた敵機が消え失せたことを知ったニパは、その敵機を撃墜した味方の戦闘機の反応を見つめた。

 

 わざと隙だらけな飛び方をしたニパに狙いを定めた敵のエースを、彼の相棒が遠慮なく叩き落したのである。

 

『ケガはない?』

 

「あるわけねえだろ」

 

 苦笑いしながら返事をして、今度は隙を全く作らないように注意しながら急旋回。反対側から旋回してきた純白のグリペンとブレスト要塞上空ですれ違い、コクピットにいるパイロットに向かってニヤリと笑ってから、相棒(イッル)の後をついてきたラファールに機首の機関砲を叩き込む。

 

 エアインテークに2発ほど砲弾が飛び込んだ直後、1発の砲弾がラファールの機種を砕いた。亀裂の入ったキャノピーの向こうでは、被弾した際に飛び散った破片を浴びる羽目になったのか、血まみれになったパイロットが操縦桿を思い切り握ったまま、操縦不能になったラファールの隣を通過していくニパのグリペンを睨みつけている。

 

 火達磨になりながらぐるぐると回転を始めたラファールとすれ違った直後、墜落していくラファールのコクピットからパイロットスーツ姿の人影が零れ落ちる。やがてそのパイロットはパラシュートを展開すると、空を睨みつけながらゆっくりと大地へ降りていった。

 

 そのまま一旦高度を下げ、今しがたタンプル搭所属のSu-35を追いかけていったラファールに狙いを定める。ミサイルを放たれる前に目の前のSu-35を撃墜しようとしているのか、そのラファールのパイロットはニパから逃れようとする気配がない。

 

 ため息をつきながら、ニパは遠慮なくミサイルを放った。

 

 やっと敵機が慌てて回避し始めたが、もう既にミサイルは近接信管によって起爆し、荒々しい衝撃波と爆炎を解き放っていた。一瞬でエンジンノズルがひしゃげ、獰猛な爆風と衝撃波がフラップを叩き折る。垂直尾翼には爆風によって押し出された破片がいくつも突き刺さり、機体のバランスを滅茶苦茶にしてしまう。

 

 ぐらり、とラファールが黒煙を吐き出しながら揺れたかと思うと、今の衝撃のせいなのか、右側の主翼に生じた亀裂が一気に広がり、そのまま捥げてしまった。片方の主翼を失ったことで完全にバランスが崩れたラファールは、まるでライフリングによって回転を与えられた弾丸のようにぐるぐると回転しつつ、要塞の上空で空中分解を起こした。

 

 先ほどのパイロットのように、コクピットで操縦していた吸血鬼が脱出(ベイルアウト)した様子はない。

 

『た、助かった…………そのエンブレムはスオミ支部か?』

 

「おう、助けにきてやったぜ。コルッカの奴に感謝しな」

 

 ラファールに追いかけ回されていたSu-35の隣へと移動すると、Su-35のコクピットで、酸素マスクとHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着したパイロットがニパに向かって手を振っていた。無線機から聞こえてくるのは、ニパよりも幼い声である。

 

(俺より年下か…………新兵なのか?)

 

 テンプル騎士団に所属する兵士の錬度は、それほど高くはない。

 

 ヴリシアの戦いを経験した兵士たちの錬度は高いが、生き残った兵士の人数はそれほど多くはない上に、モリガン・カンパニーの兵士たちと比べると彼らの錬度でも”中堅レベル”でしかないのだ。

 

 テンプル騎士団に所属する兵士の大半は、彼らによって解放された奴隷たちである。奴隷にされる前は農業をしていた者たちが大半であり、戦闘経験どころか剣を振るったことのない団員も含まれている。そのため戦い慣れていない兵士はまだ実戦には投入せず、訓練区画でしっかりと訓練を受けさせてから実戦投入している。

 

 例え辺境の前哨基地に配置されている末端の団員であっても、テンプル騎士団は”同志”たちの人命を最優先にするため、必然的に1人1人の兵士が受ける訓練時間は長くなってしまうのだ。

 

 訓練が長くなれば、その分実戦を経験するチャンスが遅くなる。そのためなかなか練度も上がらない。

 

 しかし、今回の吸血鬼たちの春季攻勢を撃退するには、さすがにベテランの兵士たちだけでは兵力が足りないため、まだ実戦経験が少ない新兵も実戦に投入されていた。

 

 手を振っている兵士に「いいか、落とされるなよ」と言いながら、ニパは舌打ちする。

 

 今しがたラファールに追い回されていたSu-35のパイロットは、隙だらけだった。おそらくまだ実戦を経験したことのないパイロットなのだろう。いくら少しずつテンプル騎士団が有利になりつつあるとはいえ、実戦経験のないパイロットを経験豊富な吸血鬼のパイロットたちと戦わせるのは、ナイフを持たせた子ウサギとライオンを戦わせるのに等しい。

 

 ニパの頭上で、イッルの放った機関砲によって蜂の巣にされたラファールが、火達磨になりながら落ちていく。夜空に刻み付けた黒煙をソニックブームで断ち切りながら急降下し、まだ生き残っていた敵のA-10の頭上から機関砲を叩き込んでいくのは、未だに無傷のグリペン。未だに一度も被弾したことがない”無傷の撃墜王”が操る、純白の戦闘機であった。

 

 加勢するべきだろうと思って操縦桿を倒しかけたその時、ニパの周囲を飛んでいた敵のラファールたちが、急に味方の戦闘機を追いかけ回すのを止めたかと思うと、急旋回してブレスト要塞から離れ始めた。

 

(撤退か?)

 

 確かに吸血鬼たちは劣勢である。辛うじてタンプル搭の航空隊と互角に戦っていたというのに、イッルとニパの乱入によって拮抗していた戦力差があっさりと崩壊し、そのまま劣勢になっていったのだ。このままここで戦って全滅するよりも、退却してもう一度準備を仕掛けてから制空権を確保しようとした方が勝率は高いだろう。

 

 前回の戦いであっさりと制空権を確保された吸血鬼たちならば、今度はそういう堅実な戦法を選ぶはずだと思っていたニパは、逃げていくラファールの編隊を睨みつけながらニヤリと笑う。だが彼の隣へとやってきた無傷のグリペンに乗るイッルは、違和感を感じているようだった。

 

『妙だね、なんだか』

 

「どこが? あいつら、俺らに勝てないから撤退したんだろ?」

 

『そうかな? …………もしかしたら、劣勢だから撤退したわけじゃないのかもしれないよ、ニパ』

 

「なんだって―――――――――――」

 

 イッルに問いかけようとしたその時だった。

 

 スオミ支部から派遣された2機のグリペンの近くに浮かんでいた雲に、いきなり風穴が開いたのである。それを見ていたニパは、その雲を突き抜けていった物体をぎょっとしながら見下ろし、大慌てで自分の機体のレーダーを確認する。

 

 ミサイルや敵の戦闘機と思われる反応は、一切映っていなかった。

 

 敵機の残骸だろうかと思ったニパがもう一度真下に鎮座するブレスト要塞を見下ろしたその時、要塞のほぼ中心部で生じた紅蓮の煌きが、防壁の内側を埋め尽くした。

 

 やがてその光は成長し、爆炎となって要塞の中へと拡散していく。辛うじて残っていた飛行場の管制塔を吹き飛ばし、格納庫の中に格納されていた航空機を焼き払った炎と衝撃波は、敵からの砲撃に耐え続けていた要塞の正門を防壁の内側から呆気なく吹き飛ばして敵が侵入できる道を作ると、防壁の上で待機していた兵士たちの肉体をあっさりと粉々に砕き、要塞砲を粉砕して、要塞の中を火の海にしてしまう。

 

 ブレスト要塞が、燃える。

 

 今しがた要塞に着弾した代物が、超遠距離から放たれた敵の攻撃であったことをニパとイッルが理解した直後、まだ健在だった爆風から解き放たれた衝撃波が、巨大な火柱と共に夜空を吞み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 タンプル搭の地下にある中央指令室を支配するのは、猛烈なノイズの音。耳障りな音に反旗を翻すのは、ヘッドセットを装着したオペレーターたちの大きな声。

 

 数分前までは、攻め込んできた吸血鬼たちを迎え撃つブレスト要塞への指示を出していたから、オペレーターたちの言葉の種類はとても多かった。航空部隊についての指示や、敵の戦車を迎撃するためにシャール2Cの投入を許可する指示が聞こえてきたというのに、この忌々しいノイズが指令室の中を満たし始めてからは、多彩だった彼らの発する言葉が段々とワンパターンになっていく。

 

 聞こえてくるのは、「ブレスト要塞、応答せよ」という言葉ばかり。

 

 オペレーターたちが必死にブレスト要塞の司令官やオペレーターに指示を出そうとしても、忌々しいノイズがその声を呑み込んでしまう。

 

「ブレスト要塞、応答せよ。…………聞こえるか? こちらタンプル搭中央指令室。ブレスト要塞、応答せよ。何があった? 応答せよ。…………ダメです、同志。ブレスト要塞からの応答がありません…………!」

 

「バカな…………要塞が陥落したのか!?」

 

「そんなわけないだろ!? さっきまで敵の艦砲射撃にも耐えてたんだ! あの要塞が簡単に陥落するか!」

 

「でも応答がないじゃないか!」

 

「―――――――落ち着け、同志諸君」

 

 奮戦していたブレスト要塞からの通信が途絶えたのは、やはり大きなショックだろう。今のブレスト要塞はもう既に完成していて、堅牢な防壁と多数の要塞砲を兼ね備えているのだ。しかも防壁の中には戦車の格納庫や飛行場まで用意されており、敵部隊に攻撃されてもすぐに地上部隊と航空部隊で挟み撃ちにできる。

 

 更に、虎の子のシャール2Cまで配備されている巨大な要塞なのである。いくら兵士たちの錬度が低いとはいえ、あっさりと陥落するわけがない。

 

「航空部隊は? 要塞の状態を確認させるんだ」

 

「りょ、了解! …………アーサー1、カワウ1-1、応答せよ。こちらタンプル搭中央指令室。航空隊、要塞の状況を確認できるか? 応答せよ…………くそったれ、航空隊もダメです!」

 

「…………バカな」

 

 航空隊も応答しない…………!?

 

 一体、要塞で何が起きた…………!?

 

 要塞と航空隊に向かって通信を続けるオペレーターの声と、耳障りなノイズの音。鼓膜へと流れ込んでくる音を聞きながら、拳を思い切り握りしめる。

 

 アルフォンスやニパたちは、生きている筈だ。ブレスト要塞で何が起きたのかは分からないが、要塞だけではなく航空部隊まで全滅した可能性は低い。おそらく向こうの通信設備が完全に破壊されたか、吸血鬼共の電波妨害だろう。

 

「同志団長、どうしますか…………!?」

 

 唇を噛み締めながら、ちらりとナタリアの方を見た。

 

 もし要塞と航空部隊が全滅したというのであれば、テンプル騎士団が不利になる。制空権は吸血鬼共が確保した挙句、重要拠点の1つを失ったことになるのだから。

 

「………………他の拠点には最低限の守備隊だけを残し、それ以外のすべての兵力をタンプル搭に終結させろ。動かせる兵器も全て投入し、タンプル搭の周辺に最終防衛ラインを構築する。もちろんシャールたちもだ」

 

「お、お待ちください、同志団長! それではラルシュラム・ダムの警備が―――――――」

 

「ああ、そうだ。ダムの警備は一気に薄くなる。……………だがな、我々の艦隊はもう既に出撃した。軍港に残っている艦は殆どない。ダムを破壊されたとしても、もう痛手ではないだろう?」

 

 もう、軍港の中はもぬけの殻だ。今更ダムを爆破されたとしても、軍港が一時的に水没するだけである。

 

 それに敵の主力部隊は、明らかにブレスト方面から侵攻してきている。一番最初にダムを襲撃した特殊部隊と航空部隊は、ディレントリア方面から侵攻してくる主力部隊を進軍させるための陽動だったのだ。ダムを襲撃するふりをすることで、俺たちに攻撃目標がダムであると思い込ませ、タンプル搭以外では最も守備隊の規模の大きなダムの兵力を動けなくさせることが目的だったのだ。

 

 敵の兵力はこちらの6分の1か7分の1。規模が小さいのだから、こっちの全ての兵力を相手にしないようにしたのだろう。

 

 やってくれるじゃないか、ブラド……………ッ!

 

「俺も前線に出る。クラン、ここで指揮を執ってくれるか?」

 

「任せなさい」

 

 最初はナタリアに任せようと思ったんだが―――――――彼女に頼もうと思っていたら、ナタリアに睨みつけられてしまった。

 

 自分も前線に出るという事なんだろうか。

 

「……………ラウラ、狙撃手部隊を指揮してブレスト要塞方面に進軍してくれ。要塞の様子を確認しつつ、最終防衛ラインの構築完了まで時間を稼ぐんだ。俺はヘリから援護する」

 

「分かったわ」

 

「ステラ、パイロットを頼む。イリナはガンナーを」

 

「はい」

 

「了解(ダー)」

 

「ナタリアはチョールヌイ・オリョールで狙撃手部隊を支援してくれ」

 

「ええ」

 

「よし、行くぞ」

 

 まず、スーパーハインドに狙撃手部隊の隊員たちを乗せてブレスト要塞付近まで移動し、そこで隊員たちを降ろす。俺とステラとイリナは上空のスーパーハインドから敵部隊を攻撃してラウラたちを支援しつつ、要塞の状況と敵部隊の規模をタンプル搭へと報告する。

 

 敵の戦車部隊が進撃してきた場合は、ナタリアがチョールヌイ・オリョールの砲撃で狙撃手部隊の撤退を支援しつつ、すぐに後退。あくまでこれは最終防衛ライン構築までの時間稼ぎと、通信が途絶えたブレスト要塞の状況を確認する偵察を兼ねた任務だ。

 

 それゆえに、無理はできない。絶対に生還する必要がある。

 

 中央指令室で指揮を執ることになったクランに「頼んだぞ」と言ってから、戦艦の砲手を担当するカノンを除く仲間たちを引き連れた俺は、中央指令室を後にするのだった。

 

 

 

 


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