異世界でミリオタが現代兵器を使うとこうなる   作:往復ミサイル

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第1章
転生者が異世界で生活するとこうなる


 

「それじゃ、仕事に行ってくるよ」

 

「行ってらっしゃい、ダーリンっ!」

 

「おとうさん、いってらっしゃい!」

 

 私服姿でカバンを片手に持った赤毛の男性を、蒼い髪の女性と共に玄関で見送る。赤毛の男性は微笑みながら俺の頭の上にがっちりとした右手を置くと、俺の頭をそのでかい手で撫でてから家の外へと向かって歩き出した。

 

 この世界に生まれ変わってからは、自分の母親たちと玄関まで父親を見送りに行くのが日課になっている。

 

 飛行機事故で死亡した俺は、あの奇妙な真っ黒な空間で能力についての説明をされた後、あの説明文に書いてあった通りに異世界に飛ばされた。だが――――確かに異世界へとやって来たんだが、赤ん坊の状態だったんだ。

 

 あの世界で死んだ水無月永人(みなづきながと)は、この異世界でさっきの赤毛の男性と、今頃キッチンで皿を洗っているもう1人の女性の間に生まれた『タクヤ・ハヤカワ』という名の少年として生まれ変わってしまったらしい。

 

 これが輪廻転生というものなんだろうか。

 

 しかも、俺が生まれ変わったのはあの世界のように機械が存在する世界ではなく、なんと魔物や魔術が存在する中世のヨーロッパのような世界だ。魔物から街を守るために騎士団や傭兵が魔物に戦いを挑み、未だ解き明かされていない未開の地を調査するために冒険者たちがダンジョンへと挑む異世界。これが、俺が生まれ変わった次の世界だ。

 

「さてと。私はエミリアちゃんのお手伝いをしてこないとね」

 

「おかあさん、がんばって!」

 

「ふふっ。ありがとね、タクヤ」

 

 俺の隣で微笑んでいる女性は、あの赤毛の男性のもう1人の妻である『エリス・ハヤカワ』。優しそうな雰囲気を放っている蒼い髪の女性で、俺にとってはもう1人の母親だ。俺を生んでくれた母親の実の姉らしい。

 

 なんと今度の俺の親父は、美人の姉妹を2人とも自分の妻にしてしまったらしいんだ。日本ではありえないんだが、この異世界では一夫多妻制はごく普通らしく、貴族の中には10人以上も妻がいる奴がいるらしい。

 

 羨ましいなぁ・・・・・・。俺に彼女はいなかったからデートに行ったりキスをしたこともなかったし、それに子供がいるって事は・・・・・・抱いちゃったって事だろ? こんな綺麗な女の人をさ。しかも2人も。

 

 前世の親父はクズ野郎だったが、今度の親父は許せないな。美女を2人も抱きやがって。

 

「それにしても、タクヤって本当にお母さんにそっくりよねぇ・・・・・・」

 

「そ、そうですか?」

 

「ええ。まるでエミリアちゃんが小さくなっちゃったみたい」

 

 そう言いながら俺の頭を撫でてくれるエリスさん。美女に頭を撫でられてニヤニヤしながら廊下を歩いていると、すぐにリビングが見えてきた。

 

 リビングの奥にあるキッチンの方では、エプロン姿のポニーテールの女性が、朝食で使った皿を水で洗っているところだった。髪型は違うが後姿は俺の頭を撫でているエリスさんにそっくりだ。

 

 彼女が俺を生んでくれた母親の『エミリア・ハヤカワ』。エリスさんの妹だから顔つきは本当にそっくりなんだが、纏っている雰囲気は全然違う。エリスさんは一緒にいる人を癒してくれるような優しい雰囲気を纏っているんだけど、母さんは一緒にいる仲間の士気を上げるような凛々しさを纏っている。

 

 母さんは俺が住んでいるこの『オルトバルカ王国』の隣にある『ラトーニウス王国』出身で、元々は騎士団に所属していたらしい。でもある日、この世界に俺と同じように転生してきた親父と出会った母さんは、親父に許婚の元から連れ出され、まるで駆け落ちでもするかのように追手を返り討ちにしながらこのオルトバルカ王国へと亡命。一緒に傭兵ギルドを結成し、傭兵として活躍しながらついに結婚したらしい。

 

 母さんたちの若い頃の話はまるでマンガやアニメの物語みたいだったけど、一番驚いたのは俺の親父もこの世界の人間ではなく、俺と同じ世界からこの異世界へとやって来た転生者だということだ。

 

 今度の親父の名前は『リキヤ・ハヤカワ』。正確には『速河力也』なんだが、戸籍上はそのように表記されているらしい。

 

 その親父の仕事なんだが、親父は結婚して子供もいるというのにまだ傭兵を続けている。傭兵を続けているのは彼だけではなく母さんとエリスさんも同じなんだが、2人には子育てをお願いしているらしく、実質的に仕事を続けているのは親父だけだ。

 

 この異世界の傭兵も、基本的には前の世界の傭兵と同じだ。クライアントから報酬をもらう代わりに依頼を成功させる。基本的に傭兵の出番は騎士団が魔物の迎撃に対応しきれない時に代わりに迎撃するという状況が多いんだが、それ以外にも危険な魔物の討伐や、中には要人の暗殺など様々な依頼が来るらしい。

 

 親父は母さんたちと共に『モリガン』という傭兵ギルドを結成し、未だに現役として戦場で戦っているらしいんだが、そのモリガンは世界最強の傭兵ギルドと言われているらしく、モリガンが有名過ぎるせいで他の傭兵ギルドに全く仕事が来ないようだ。

 

 それはそうだよなぁ・・・・・・。だって、剣や魔術で戦うのが主流になっている異世界で、親父は現代兵器を使ってるんだからさ。

 

 実際にぶっ放しているところは見たことがないんだが、よく帰ってくる時に背中にアサルトライフルやショットガンを背負ってるし、稀に私服ではなく軍隊で使われているような迷彩模様のコート姿で仕事に行く事もある。

 

 遠距離から威力の高い弾丸をぶっ放せる武器を持ってる人間に、剣や弓矢で勝てるわけがない。銃は弓矢よりも射程距離が長いし、剣は弓矢よりも接近しなければならない。どちらも射程距離に入る前に撃ち殺されて終わりだ。

 

 この異世界の人々には魔術という切り札もあるんだが、発動させるには詠唱が必要なものもある。もちろん詠唱をせずに発動できる魔術も存在するんだが、銃に撃たれる前に攻撃できるほど射程距離が長い魔術は詠唱が必要だし、魔力も消費する羽目になる。

 

 銃に比べると、異世界の攻撃手段はどれも使い勝手が悪すぎるんだ。しかもこの世界の人々は銃を知らないから、対処法も知らない。

 

 リビングをうろうろしていると、キッチンで皿を洗い終えた母さんが、手を拭いてエプロンを畳んでから俺の方へとやって来た。凛々しい雰囲気を放つ母親なんだが、自分の息子の前ではエリスさんと同じように優しい雰囲気を放っている。

 

「パパはちゃんと見送ったか?」

 

「うん」

 

 ああ、ちゃんと美女を2人も抱いて子供を作っちまう変態親父をちゃんと見送ってきましたよ、お母さん。

 

 心の中で今の親父への悪口を思い浮かべながらにこにこと笑っていると、俺の近くにやって来た母さんがしゃがんでから俺の頭を撫で始めた。

 

 やがて俺の頭を撫でていた母さんの真っ白な手が、俺の頭から生えている異様なあるものに触れる。母さんはそれに触れた瞬間に少しだけ目を細めたけど、すぐに優しい目つきに戻ると、俺の頭を撫でるのを止める。

 

 母さんに撫でられてからすぐに、俺も自分の頭から生えているあるものへと手を伸ばす。

 

 それは―――――角だった。

 

 普通の人間ならば決して生えることのないもの。髪に隠れてしまう程度の長さの短い角が、俺の頭の左右から生えているんだ。どうやらこれは父親からの遺伝らしい。

 

 それだけではない。俺の腰の後ろからは、父親の遺伝のせいでもっとヤバい物が生えている。

 

 腰の後ろから生えているのは、蒼い外殻と鱗に覆われた、まるでドラゴンのような尻尾だ。これも父親からの遺伝らしいんだが、俺の父親は元々は人間である筈だ。いったい何があったんだろうか?

 

 言葉が話せるようになってから、母さんに「どうしてぼくとおとうさんにはつのとしっぽがあるの?」と幼児のふりをして聞いてみたんだが、母さんは苦笑いして誤魔化すから分からない。エリスさんも同じだ。

 

 外出する時は服の中に入れて隠している尻尾に触れた俺は、もう一度角に触れた。

 

「タクヤ、悪いがお姉ちゃんを起こしてきてくれるか?」

 

「はーいっ」

 

 返事をしながら、俺はふと壁に掛けてある時計を見上げた。朝食を食べ終え、親父が出勤した時刻になっているというのに、俺の腹違いのお姉ちゃんはまだベッドの上で毛布をかぶりながら夢を見ているらしい。

 

 いつも目を覚ますのが遅い姉を起こすのも、俺の日課だ。

 

 よし、この調子でしっかり者の弟になろう。前世は親父がクズだったせいで自分の事は自分でしなければならなかったから、その調子で過ごしていればすぐに俺はしっかり者の弟だと思われることだろう。

 

 リビングから廊下に出て、すぐ目の前にある2階への階段を上る。階段はよく軋む音を立てるため、静かに上っているつもりでも階段の軋む音のせいで全く意味はない。でも、俺の腹違いのお姉ちゃんはそんな軋む音を立てても、まったく目を覚まさない。

 

 階段を上った俺は、親たちの寝室の前を横切って子供部屋のドアを開けた。子供部屋の床には柔らかい絨毯が敷かれていて、その上には積み木がぎっしりと入っている木箱が鎮座している。その周囲に重ねて置いてあるのは幼児向けの絵本だ。

 

 転生する前は17歳の少年だった俺としては、幼児向けの絵本よりもマンガが読みたいんだよなぁ・・・・・・。親たちの寝室には、趣味なのか、それとも若い頃から持っていたのか、色んなマンガが本棚に並んでるんだよな。たまにこっそり読みに行くんだが、親にはバレないように気を付けないといけない。一応まだ読み書きは少ししかできないということになってるからな。だから絵本も読んでもらっているし、自分で読んでも字が読めないから絵だけ見ているということになっている。

 

 幼児のふりをするのも大変だな。早く成長したいもんだ。

 

 ちなみに、この世界には義務教育というのは存在しない。学校はあるんだが、通っているのは裕福な家の子供や貴族の子供ばかりで、平民の子供は基本的に家で両親から教わるか、読み書きができないまま育つ事が多いようだ。

 

 俺は積み木の入っている箱の近くを通過すると、窓側に鎮座している子供用の小さなベッドへと向かった。小さなベッドだが、3歳児が2人並んで眠っても狭くない程度の大きさだ。

 

 そのベッドの上にかけてあるウサギの柄の毛布をかぶり、寝息を立てている幼い少女を、今から俺は起こさなければならない。

 

「・・・・・・ラウラ、おきて?」

 

「うぅー・・・・・・」

 

「ラウラ、もうあさだよ。ごはんたべないと」

 

「ふにゃ・・・・・・やぁ・・・・・・」

 

 やっぱり、語り掛けながら身体を揺するだけじゃ起きないか。まったく、困ったお姉ちゃんだ。

 

 もう少し強めに揺すってみる。毛布をかぶりながら眠っている幼女は小さな声で何かを言いながら必死に毛布を掴むけど、このまま寝かせておくわけにはいかないんだよね。ちゃんとご飯は食べないとだめだぞ。

 

「ラウラ? ・・・・・・おねえちゃんっ」

 

「ん・・・・・・わかったよぉ・・・・・・」

 

 ほら、早く起きろ。

 

 そう思いながら強引に毛布を引き剥がすと、その毛布をかぶっていた少女は、ぼさぼさになった赤毛を払ってから瞼をこすり、ゆっくりとベッドから起き上がった。

 

 彼女が俺の腹違いの姉の『ラウラ・ハヤカワ』。変態親父とエリスさんの間に生まれた娘だ。彼女と俺は同い年なんだが、生まれてきたのがラウラのほうが数分だけ早かったため、俺は同い年の弟ということになっている。

 

 だから、姉弟なんだがどちらかと言えば双子みたいな感じだ。俺と顔つきもそっくりだし。

 

「う・・・・・・タクヤぁ・・・・・・?」

 

「おはよう、ラウラ」

 

「ふにゅ・・・・・・あれ? パパは?」

 

「もうおしごとにいったよ」

 

「えぇ!?」

 

 眠そうだったラウラの赤い瞳がいきなり見開かれたかと思うと、お姉ちゃんは大慌てで子供部屋の時計を見上げた。彼女もまだ俺と同じく読み書きは出来ないんだが、時計の針の位置で何時なのか把握しているらしい。

 

 既にいつも変態親父が出勤する時間を過ぎていることを知ったラウラは、頭を抱えながら再び毛布に顔をうずめ始めた。

 

「うぅ・・・・・・もっとはやくおきないとぉ・・・・・・」

 

「あはははっ。ほら、はやくごはんたべてね」

 

「うん。・・・・・・はぁ。パパ、はやくかえってこないかなぁ・・・・・・」

 

 窓の外を見つめながら呟くラウラ。彼女は寝坊する事が多く、あの変態親父を見送る事ができないため、親父が帰ってくると真っ先に玄関に向かって飛び出して行って出迎えている。

 

 今日もいつものように父親を見送れずに落胆するラウラ。そんな彼女の頭からも、俺と同じ形状の角が2本生えている。赤毛に隠れてしまう程度の長さの角で、形状はダガーの刀身のような形状だ。根元の方は黒いんだけど、先端部に行くにつれて炎のように真っ赤になっている。

 

 ちなみに俺の角は逆で、先端部はサファイアのように蒼くなっている。

 

 もちろん、ラウラの腰の後ろからもドラゴンのような尻尾が生えている。でも彼女の尻尾は俺みたいに外殻には覆われておらず、鱗に覆われているだけだ。

 

 ベッドから立ち上がったラウラが、もう一度あくびをしながら俺に向かって手を伸ばしてくる。手を繋いで一緒に下に降りようということなんだろう。リビングまではすぐなのに・・・・・・。

 

 でも、拒否しようとしても「おねえちゃんのいうことはきかないとだめなのっ!!」って怒るからなぁ・・・・・・。

 

 まったく。成長して美少女になったら今度は俺の事を起こしてくれよ、お姉ちゃん。

 

 苦笑いした俺は、嬉しそうに笑うラウラと手を繋ぐと、一緒に子供部屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 洗面所に誰もいないことを確認した俺は、もう一度周囲を見渡してから左手を突き出した。母さんは今頃キッチンで夕飯を作っているし、ラウラはリビングでエリスさんに絵本を読んでもらいながら親父の帰りを待っている頃だ。

 

 身体は3歳児になっちまったが、転生した時に手に入れた能力は使えるらしい。メニュー画面を開いた俺は、生産したばかりのシングルアクションアーミーを試しに装備してみることにした。

 

 装備と書かれているメニューをタッチし、装備する武器を選択。生産したのはシングルアクションアーミーだけだから装備できる武器はそれしかない。

 

 選択を済ませてメニュー画面を閉じようとした瞬間、いきなり腰の右側辺りが重くなったような気がした。片手を動かしてメニュー画面を閉じながら腰の右側を見下ろしてみると、いつの間にか黒い革のホルスターに収まったコルト・シングルアクションアーミーが装備されていたんだ!

 

 ほ、本物だよな・・・・・・!?

 

 興奮しながら、俺はホルスターの中からリボルバーを引き抜く。さすがに3歳児の小さな手ではグリップを片手で握るのは難しい上に重く感じたが、シリンダーの中にはどうやらちゃんと弾丸が装備されているようだ。

 

 ぶっ放したいところだが、家の中だし、そろそろあの変態親父が帰ってくる頃だろう。こいつをぶっ放すのは後にしないと。

 

 もう一度メニュー画面を開いて装備を解除する。ホルスターごとリボルバーが消滅したのを確認した俺は、後ろを振り返ると廊下に向かって歩き出す。

 

 リビングに向かおうとしていると、リビングの方からいきなりベレー帽をかぶった赤毛の少女が姿を現した。ラウラにしては身体が大きいし、目つきもラウラより鋭い。それに、腰の後ろから伸びている尻尾はラウラと違って外殻に覆われているし、その外殻には紅い古代文字のような模様が浮かび上がっている。

 

 まるでラウラの姉のような感じの、8歳くらいの少女だ。

 

「む、タクヤ。洗面所で何をしておるのだ?」

 

「あ、ガルちゃん・・・・・・」

 

 この少女は、実は人間ではない。俺たちが生まれる前に親父たちが火山で仲間にした、『ガルゴニス』という伝説のエンシェントドラゴンらしい。

 

 信じられないんだが、親父たちとの戦いで魔力をほとんど失ってしまったガルゴニスは、親父から魔力を分けてもらってこんな姿になっているらしい。本当は戦艦並みの巨体と砲弾も通用しないほど分厚い外殻を持つ巨大なドラゴンの姿だと言っているんだが、魔力を失ったせいでもうその姿に戻ることは出来ないようだ。

 

 親父の魔力に含まれていた遺伝子情報を参考にしているから、顔つきは少し親父に似ている。目つきは非常にそっくりだ。俺たちと血がつながっているわけではないんだが、よく俺たちの遊び相手になってくれるしっかり者の姉だ。みんなは「ガルちゃん」と呼んでいる。

 

「えっと、そろそろごはんだから・・・・・・てをあらってたんだ」

 

「ほほう、そうか。お前はしっかり者じゃのう。大きくなったらお前はきっと立派なドラゴンになるぞ!」

 

「あはは・・・・・・」

 

 え? 立派なドラゴンになるの?

 

 苦笑いをしながら彼女とすれ違った俺は、リビングで絵本を読んでもらっていたラウラの隣に腰を下ろすと、壁に掛けられている時計を見上げた。

 

 今日は帰ってくるのが遅れるかな?

 

 出来るならば、そろそろ銃をぶっ放してみたいところなんだが・・・・・・。

 

 そういえば、最近の親父は休日によく狩りに行くようになったな。休日になるとライフルを肩に担いで、この家を囲んでいる森へと動物を狩りに行っているようだ。

 

 俺も狩りに連れて行ってもらえないかな・・・・・・。

 

 そんなことを考えながら、俺はもう一度時計を見上げた。

 

 

 


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