異世界でミリオタが現代兵器を使うとこうなる   作:往復ミサイル

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ステルス戦闘機を決めようとするとこうなる

 

 

「――――――――というわけで、同志諸君。我がテンプル騎士団で運用するステルス機について議論をしたいと思う」

 

 テンプル騎士団本部であるタンプル搭の中枢部には、戦術区画と呼ばれる区画がある。作戦行動中の友軍を指揮する中央指令室などの戦闘に関わる設備が集約された区画で、その中にはテンプル騎士団の主要メンバーである『円卓の騎士』たちが会議を行う会議室も含まれている。

 

 円卓の騎士は、テンプル騎士団本隊のメンバーとシュタージのメンバーに加え、ムジャヒディン出身のウラルとイリナの2人を加えたメンバーで構成されている。この組織を国に例えるならば、この円卓の騎士たちは議会の議員という事になる。

 

 明るい声で仲間たちに告げた俺の隣の席は、空いていた。――――――――いつもならばそこには赤毛の優しいお姉ちゃんが座っている筈だが、彼女は懲罰部隊に入れられてしまっているので、ここにはいない。

 

 …………まあ、騎士団の長がいつまでも落ち込んでるわけにはいかないからな。いい加減切り替えないと。

 

「ステルス機?」

 

「ステラさん、お兄様が前にお話ししてくださった飛行機の種類ですわ」

 

「ああ、レーダーに映りにくい飛行機ですね」

 

「その通り」

 

 そう、ステルス機とはレーダーで探知することが難しい戦闘機や爆撃機のことを指すのである。

 

 例えば敵の基地や艦隊に、ごく普通の戦闘機で攻撃を仕掛けようとする場合、敵のレーダーで遠距離から発見されてしまい、こちらがミサイルで攻撃する前に対空ミサイルで叩き落されたり、迎撃用の戦闘機部隊に待ち伏せされているのが関の山だ。敵を探知できる時間が長ければ長いほど、万全の状態で敵を迎え撃つことができるのだから。

 

 しかし、ステルス機を使えば、場合によってはレーダーに探知されてしまうことがあるけれど、少なくとも万全の状態で歓迎されることはない。レーダーに映りにくいこの機体の強みは索敵の強みであるレーダーをある程度役立たずにできる点だ。

 

 レーダーは電波を使ってあらゆるものを探知する。簡単に説明すると、クジラやイルカがほかの魚を探知するのに使うエコーロケーションが超音波ではなく電波になったようなものだ。まず電波を発し、それが物体に当たった際に生じる『反射波』と呼ばれるものを探知する仕組みである。

 

 これを使えば接近してくる戦闘機やミサイルをすぐに探知できるというわけだ。しかしステルス機はそのレーダーに探知されにくいように設計されている。

 

 ステルス機は、レーダーが標的を探知するための電波を反射することがないような形状に設計されているのだ。だからステルス機は一般的な戦闘機と違って、独特の形状をしていることが多い。

 

 構造以外にもレーダーに映らないための努力をしている点は多い。例えば、ステルスヘリのコマンチやステルス戦闘機のF-22ラプター等は、搭載する武装などはできる限り機体の中に搭載するようにしている。普通の戦闘機のように翼の下に搭載することもできるんだけど、そうするとその武装がレーダーから発射された電波を反射してしまうことになるため、それを防ぐために機体の胴体にあるウェポン・ベイと呼ばれる場所にミサイルなどを収納する方式となっている。もちろん搭載できる武装の数は普通の戦闘機と比べると減ってしまうので、攻撃がメインとなる任務では探知されやすくなるのを覚悟の上で、武装を機体の翼の下に搭載して出撃することもあるけどね。

 

「稀かもしれないけれど、俺たちみたいに兵器を使う転生者たちと戦う羽目になるかもしれない。もしそうなった時にステルス機は頼りになる筈だ」

 

「そうね。普通の戦闘機ばかり運用するわけにもいかないし」

 

 もう既に、テンプル騎士団では戦闘機の運用のために訓練が始まっている。現時点で運用されている戦闘機は旧式のMiG-21bisだけど、もう既にこの会議で主に運用する戦闘機についての議論はやったし、それで運用する戦闘機や爆撃機もある程度決まっている。

 

 けれども、ステルス機の議論はまだやっていなかった。ステルス機には優秀な機体が多いし、航空戦力の切り札とも言えるので簡単には決められないという理由があったけれど、ちょっとばかり個人的な理由もあった。

 

 実はもう既に、俺はどのステルス機を運用するか決めているのである。問題はその機体を運用するという意見を――――――――シュタージのメンバーたちが認めてくれるかどうかだ。

 

「そこで――――――――俺はロシアの『PAK-FA』にしようと思う」

 

 PAK-FAはロシア製のステルス戦闘機である。

 

 ロシアはこの機体を開発することになるまで、さまざまな種類の戦闘機を開発してきた。もちろんもう既に訓練に使われているMiG-21bisもその中の1機であり、ロシア製の特徴とも言える信頼性の高さをそれ以前の機体から受け継いでいる。

 

 様々な性能の戦闘機が開発されてロシアで開発されていく中で、ついにロシアもアメリカのように本格的なステルス機を設計することになる。それで開発されたのがこのPAK-FAだ。

 

 このPAK-FAが産声を上げた時点でもう既にステルス機を開発し、しかも実戦に投入して大きな戦果を挙げていたアメリカの機体と比べるとステルス性では劣ってしまうけれど、だからと言ってアメリカの機体に完敗するというわけではない。旧式の機体から発展した高い機動性を持っているし、武装もロシアの特色である火力の高い代物がずらりとそろっている。どちらかと言えば戦闘を重視したステルス機と言える。

 

 ステルス機を選ぶのにステルス性がやや劣る方を選んでしまったら本末転倒と言えるかもしれないけれど、先ほども言ったようにこのような現代兵器を使用する転生者と交戦することは稀だし、もし仮に遭遇したとしてもこのロシア製の最新型ステルス機はステルス性と火力で大暴れしてくれるに違いない。

 

 それに攻撃力も考慮しているのだから、普通の敵との戦いに投入しても問題はない。

 

 俺が一番好きな戦闘機だという個人的な理由もあるけれど、間違っているわけではない筈だ。そう思いながらみんなの顔色を見てみると、テンプル騎士団本隊のメンバーやイリナたちは「パクファ?」と呟きながら首を傾げたり、興味深そうに俺の方をじっと見ている。

 

 それに対して、反論するんじゃないかと懸念しているシュタージのメンバーは――――――――「他の機体を運用したい」とでも言い出しかねない雰囲気を放ちながら、俺の方を見ていた。

 

「おいおい団長さん。ちょっと待ってくれ」

 

 やっぱり、シュタージのケーターが反論し始めた。

 

 まあ、個人的な好みで決めてしまった案だし、それにここは会議室だ。使う用途はこういった話し合いや討論なんだから、意見をここで交換して極力不満のない結果を出す事ができればいいじゃないか。

 

「やっぱりステルス機ならF-22だろ」

 

 F-22ラプターは、アメリカで開発された世界最高峰のステルス戦闘機である。

 

 当然ながらステルス性は非常に高く、更に高性能なエンジンを搭載しているため機動性も極めて高い。圧倒的なスピードで敵に探知されずに接近し、更に発見した敵に強力なミサイルを叩き込むことが可能なのだ。敵との距離が縮まっている頃には敵の戦闘機はもうスクラップと化して墜落しているというわけである。

 

 問題点はやはりステルス性を減少させないために武装が少なくなってしまうというステルス機の欠点だが、ステルス性の現象を覚悟の上で翼の下にもミサイルなどの武装を搭載できるので、それは任務によって使い分けることができる。

 

 しかもこちらは産声を上げたばかりのPAK-FAとは異なり、もう既に実戦を経験しているのだ。

 

「確かにF-22も捨てがたいけど…………」

 

 ちなみにF-22は、今から14年前に若き日の親父たちが経験した転生者戦争において、モリガン側の主力戦闘機としてこの異世界でも活躍している。その際にはステルス性の高さだけでなく機動性の高さまで発揮しており、熟練のパイロットも多かったために、かなりの数で攻撃を仕掛けてきた敵の戦闘機部隊を相手に奮戦したという。

 

 特に、ノエルの母親であるミラさんが操った『ヴェールヌイ1』というコールサインを与えられたF-22の活躍は有名だ。片方のエンジンが完全に機能を停止し、墜落してもおかしくない損傷を受けた状態で無数の敵の戦闘機の群れの中を飛び回り、とても片方のエンジンが機能していない状態とは思えない動きで数多の敵を翻弄したという。結局彼女の機体は力尽き、ラトーニウス海へと墜落してしまう羽目になってしまったらしいけれど、爆炎を纏いながら戦い抜いた彼女のF-22と『ヴェールヌイ1』というコールサインは、今ではモリガン・カンパニーの関係者たちにとっては伝説と言っても過言ではない。

 

 前世の世界でも戦果を挙げているし、こっちの世界でも戦果を挙げた上に伝説があるのだ。

 

「というかさ、お前他の戦闘機も殆どロシア製じゃん」

 

「え?」

 

「今運用してるMiG-21bisを最終的にはSu-27やSu-35にするって言ってたし、攻撃機もSu-34にするって言ってたよな? しかも迎撃用の戦闘機はMiG-31って前の会議で決まったけどさ、全部ロシア製じゃねえか」

 

「いや、でもさ……………どの機体も良いじゃないか」

 

「確かに良い機体ばかりだけど、さすがにステルス機くらいは西側の機体がいいんだよなぁ。お前この世界をロシア製の兵器で埋め尽くす気か?」

 

「それも悪くないな」

 

 最高じゃん、それ。やってみようかな。テンプル騎士団の支部が世界中で機能し始めた暁には、全ての装備をロシア製に統一して各地で転生者の殲滅作戦。……………ああ、同志リキノフが大喜びしそうな光景じゃないか。

 

「いや、西側の機体も良いぞ。個人的には退役した機体だけどF-14も大好きだ。……………なあ、空母の運用が始まったら艦載機はF-14にしようぜ」

 

「ちょっと待て、今はステルス機を決めようぜ」

 

 艦載機もロシア製にしてやろうと思いながら、俺はとりあえず円卓の上にあるティーカップを持ち上げて紅茶を飲み干した。

 

「とりあえず、ステルス機はF-22にするべきだ。性能だったらこっちが上だろ」

 

「確かにそうかもしれないが、PAK-FAも良い機体だぞ? 武装も強力だし」

 

「いや、ここで妥協したら航空機がロシア製で埋め尽くされちまう」

 

「落ち着けって。確かに実戦を経験したことがない機体だけどさ―――――――――」

 

「悪いな、団長。F-22は実戦を経験している。更にステルス性や機動性ではPAK-FA以上だ。武装だったらそっちの方が上かもしれんが、こっちだって主翼の下に武装を後付けすれば―――――――――」

 

 ヤバいな、これ。前までは何とか説得できてたけど、今回はケーターとの議論が長引きそうだ。あいつは元々西側の兵器が大好きなミリオタだし、シュタージのメンバーも全員ドイツ系が専門のミリオタの集まりである。配属されたばかりのノエルは特にそういったこだわりはないみたいだけど、ケーターたちの影響を受けるのも時間の問題だろう。

 

 今回ばかりは妥協するか? いや、ステルス機以外はロシア製の戦闘機で統一しているんだし、個人的にはステルス機もロシア製の機体にしたいところだ。けれども議論が長引いてヴリシア侵攻に間に合わなくなったら洒落にならないので、早いうちに決めて訓練しなければならない。

 

「意見が分かれちゃってるわね」

 

 円卓に用意された椅子に腰を下ろし、肩をすくめながら呆れているのはシュタージのリーダーのクランだ。ドイツ出身の転生者で、前髪の左側にはドイツ軍の象徴とも言える鉄十字を模したヘアピンをつけている。

 

 普段は明るい性格で仲間たちを励ます姉のような存在だけど、今の彼女は凛々しい指揮官のような雰囲気を放っている。力を入れるべき状況をしっかりと把握しているからなのだろう。普段でもやや硬いところがあるナタリアと比べると、そういう面では大人びていると言える。

 

「なあ、クランはどっちがいい?」

 

「F-22だよな!? 大学でも戦闘機の話はしたよな!?」

 

 ひ、卑怯だぞ!? 前世の世界の話をここでするなんて!

 

 さすがのクランもケーターの味方をするんだろうか? 正直に言うと、ケーターならばまだ説得する自信がある。でもクランまで説得する自信はない。むしろ俺が逆に説得される恐れがある。

 

「――――――――模擬戦をやって勝った方の案にすればいいじゃない」

 

「「えっ?」」

 

 も、模擬戦?

 

 もしかして、F-22とPAK-FAで模擬戦をやれってことなのか?

 

ドラゴン(ドラッヘ)の能力の中に、確かトレーニングモードがあるわよね?」

 

「ああ」

 

 あれば便利な能力だ。夢の中で実際に兵器を使い、操縦方法の訓練や破壊力の確認などをすることができるのだから。

 

 しかもアップデートのおかげで参加できる人数が100人までとなったので、テンプル騎士団のメンバーたちを何人も招待して模擬戦をやった。もちろん、使用する弾薬は模擬戦用の模擬弾ではなく、実弾である。

 

 あくまで夢の中での訓練のため、トレーニングモード中に死亡しても強制的にトレーニングが終了し、メニュー画面が目の前に浮かぶ空間に戻るだけなのだ。

 

「それを使って、2人で模擬戦をすればいいじゃない」

 

「――――――――ああ、そうすればすぐに決まるな」

 

「同感だ、同志ケーター」

 

 ケーターの操るF-22と、俺の操るPAK-FAの一騎討ち。現実世界ではないとはいえ、前世の世界でも実現していない一対一の決闘である。

 

 面白いじゃないか、クラン。

 

 ケーターも楽しみになってきたらしく、傍らにあるティーカップの中のアイスティーを飲み干すと、ニヤリと笑いながら拳をぎゅっと握る。

 

 異世界で、ちょっとした独ソ戦が勃発しようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 格納庫にずらりと並ぶのは、テンプル騎士団でもう運用が開始されているMiG-21bisの群れ。ほとんどは訓練用だけど、一部の機体はもう既に実戦を経験したらしく、中にはドラゴンを機関砲で蜂の巣にして帰ってきた機体もいるという。

 

 キャノピーの近くに印がつけられている機体があるけど、あれは撃墜マークなんだろうか。中にはもう既に4つも撃墜マークが描かれている機体もある。あと1体ドラゴンを撃墜すれば、あの機体の持ち主はエースパイロットだな。勲章を贈る準備をしておこう。

 

 そう思いながら、俺は格納庫の中に出現した1機の戦闘機を眺めていた。

 

 周囲にずらりと並ぶ、まるでミサイルにコクピットと翼を取り付けたような形状のMiG-21bisと比べると、その戦闘機は大柄で近代的な形状をしていた。ミサイルのような胴体を持つその戦闘機の群れと比べると、その新しい戦闘機の胴体は平たくなっていて、胴体の後端から突き出ているのは2つの大きなエンジンノズルである。ミサイルにも似た形状のMiG-21bisと比べると、発達した最新の技術で設計されているというのが一目で分かるフォルムだ。

 

 これが、俺が運用するべきだと主張したロシアのPAK-FAである。

 

 塗装はテンプル騎士団の戦車やヘリにも施されているのと同じく、黒とグレーの迷彩模様。左側の主翼にはテンプル騎士団のエンブレムが描かれており、機首の左側には口にミサイルを咥えたドラゴンのエンブレムがついている。機首の方のエンブレムはついさっき自分で書いてみた自作のエンブレムだ。

 

「……………」

 

 やっぱり、PAK-FAはカッコいいよな。

 

「タクヤ?」

 

「ひゃあっ!?」

 

 PAK-FAに描かれたエンブレムを眺めてうっとりしているときにいきなり声をかけられ、俺は思わず変な声を上げながらびくりとしてしまう。びくびくしながら後ろを振り返ってみると―――――――――そこにいたのは、制服姿のナタリアだった。

 

「な、ナタリアか」

 

「何でびっくりしてんのよ?」

 

「ごめん」

 

 苦笑いしながらペンキで汚れた手袋を取り、投げ捨ててから近くの台の上に置いておいた水筒を拾い上げる。冷水を入れておいたつもりなんだけど、数十分もほんの少し熱い格納庫の中に放置していたせいなのか、すっかり温くなってしまっていた。

 

 水を飲んでいる間に、ナタリアが「へえ、これがパクファ?」と言いながら、興味深そうに格納庫のPAK-FAへと近づいていく。機首のエンブレムに気付いた彼女は俺が自分で書いたエンブレムをまじまじと見つめると、にやにやと笑いながらこっちを振り向く。

 

「タクヤって絵も上手なのね」

 

 …………な、なんだか恥ずかしい。

 

 ああ、角が伸びてしまう。とりあえず落ち着かないと。

 

「これだよ、俺がさっき言ってた機体は」

 

「これもセントウキなのよね? ドラゴンより速いの?」

 

「ああ。あっという間に置き去りだ」

 

「へえ……………なんだか信じられないわ」

 

 やっぱり、信じられないか。

 

 現代兵器を除けば、現時点でもこの世界で空を実質的に支配している航空戦力はドラゴンだ。剣や弓矢を容易く弾く分厚い外殻と、地上の敵を焼き尽くすブレスを併せ持つドラゴンたちは騎士や冒険者たちから恐れられる魔物の1体と言われており、今でも騎士団が行うドラゴンの掃討作戦では甚大な被害が出るのが当たり前だという。

 

 異世界の兵器を興味深そうに見つめているナタリア。彼女をこの機体に乗せて空を飛んだら、ナタリアは何と言うだろうか。

 

 そう思った瞬間、俺はメニュー画面を出現させてカスタマイズのメニューを開き、このPAK-FAを複座型に変更していた。

 

「乗ってみる?」

 

「えっ?」

 

「この機体にさ。今2人乗りに改造したし、いつでも飛べるぞ?」

 

「い、いいの?」

 

「おう」

 

 それに、俺のトレーニングにもなる。ちょっとだけ武装を搭載し、訓練を兼ねた偵察任務だと管制室に言えば問題はないだろう。

 

「じゃ、じゃあ……………のっ、乗せてもらえる………かしら…………?」

 

「喜んで」

 

 顔を赤くしながらそう言った彼女の分のパイロットスーツを生産し、ついでにヘルメットとHUD(ヘッドアップディスプレイ)も生産しておく。それをナタリアに渡した俺は、「じゃあこれに着替えてきてくれ」と言うと、もう少しだけこのロシア製の戦闘機を眺めていることにした。

 

 

 

 


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