異世界でミリオタが現代兵器を使うとこうなる   作:往復ミサイル

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ラウラが久々にヤンデレになるとこうなる

 

 

 幼少の頃、俺たちはよく近所の公園で近くに住んでいる子供たちと一緒に遊んでいた。ドッジボールとかサッカーがメインで、誰かがボールを持っていけば多数決で何をするかをよく決めていたものだ。

 

 とはいえ相手は6歳の小さな子供ばかり。同じく身体は6歳でも中身は17歳の男子高校生である俺としては、なんだか小さい子の子守をしているような感じがしていた。まあ、俺がしっかりすれば一緒についてきてくれるエリスさんの負担も和らぐし、精神年齢的には俺が最年長なのだからということで、子供たちの遊びに参加しながらもちゃんと彼らを見守っていた。

 

 その中に、そのレナという人懐っこい少女もいた。

 

 俺たちが6歳になったある日、その日は多数決でドッジボールよりもサッカーを選んだ人数のほうが多かったので、ルール通りにその日にやるのはサッカーとなった。この異世界でも前世の世界と全く同じ球技が普及しているらしく、これ以外にも野球をやるという選択肢もあったんだけど、前に野球のボールをどこかに吹っ飛ばしてなくしてしまったことがあったらしく、それからは野球はやっていないという。

 

 まあ、サッカーだったら前世でも友達と何度かやったことがあったし、そのノウハウを生かすまでもないだろうと思いつつ子供たちの中に紛れ込んで遊んでいたんだが―――――――その日に限っては運が悪かったというべきなのか、よりにもよってボールが俺へと回ってきた。

 

 ゴールを守っていたのはキーパーのみ。6歳の子供たちのサッカーとは思えぬほど、相手の隙を突いた的確なパスだった。ボールを受け取った俺は正確に狙いを定めてシュートをぶちかまし、ボールをゴールへと放り込んでやったのである。

 

 そのあとだった。ラウラがヤンデレになる元凶となった少女が、俺の胸に勝手に飛び込んできたのは。

 

 それからは、俺にラウラ以外の女の子が近寄ってくるとラウラがすぐに不機嫌になってしまうので――――――――――それ以降、公園には遊びに行っていない。

 

「わー! タクヤ君、なんだか女の子みたいになっちゃったね。そのリボンはどうしたの?」

 

「お姉ちゃんがプレゼントしてくれたんだよ。18歳の誕生日にな」

 

「へえ。なんだか、本当に女の子みたい。うーん、なんだか悔しいなぁ……………」

 

 髪を結んでいる長めのリボンをまじまじと見つめながらため息をつくレナ。それ以上近づいたりしたら、隣に座っているラウラが本当に激昂しかねないので、それ以上近づくなと祈ってしまう。

 

 だが、いきなり初対面の男に抱き着くほど馴れ馴れしくなったレナに、そんな祈りは無意味だということを痛感する羽目になった。

 

 なんとレナは、いきなり俺の髪に触れ始めたのである。何度も表面を撫でまわし、挙句の果てには髪の匂いまで嗅ぎ始めている。

 

「わあ……………すごーい! とってもさらさらしてるし、いい匂いするよ! ねえ、どんな手入れしてるの?」

 

「あっ、ちょ、ちょっと…………」

 

 ば、バカ! そんなに触るな!

 

「しかも肌もきれいだし……………ねえ、本当に男の子なの?」

 

「えっ? お、男なの?」

 

「そうだよ? この子、女の子みたいに見えるけど男の子だからね?」

 

「おえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

「うわぁ!? おい、し、しっかりしろ!」

 

 あ、殺気俺を口説いてた金髪の優男が大ダメージを受けてる……………。ぎゃははははははっ、ざまあみろ! あんな女を口説くようなセリフを男に向かってぶっ放すからこうなるんだよ、バーカ!

 

 でも、勝ち誇ってる場合じゃない。俺もかなり危険な状態にあるのだから。

 

 別に、幼馴染との雑談をするだけならば問題はないだろう。けれども俺はレナを幼馴染とは思っていない。正直に言うと、彼女はラウラという核爆弾を起爆させるための起爆スイッチだと思っている。

 

「ねー、タクヤ君も冒険者やってるの?」

 

「ああ。ラウラたちも一緒に―――――――」

 

「じゃあさ、一緒に行かない?」

 

「え?」

 

「……………」

 

 ああ、拙い。お姉ちゃんの目が完全に虚ろになってるし、左手が腰のテルミットナイフのグリップに向けて伸びてる……………。

 

 もしここで首を縦に振れば、間違いなくお姉ちゃんに殺されるというバッドエンドになってしまうに違いない。それにそんなことをすれば、ラウラを裏切ることになってしまう。第一、俺たちはこの町に情報を集めに来ているんだし、今は昼食を摂ろうと思っていたのだから彼女の申し出は断るのが当たり前だ。

 

 というか、一目見れば今から飯を食うところだと分かる筈なんだが、こいつは自分のことしか考えてないんだろうか?

 

「悪いけど、今から昼食なんだ。それ終わってからもやることがあるし……………」

 

「えー!? せっかく再会したのに、また離れ離れになるのぉ?」

 

 これで引き下がってくれるかと思ったんだが。レナは俺が思っていた以上にしつこかったらしい。

 

 メニューを手に取ろうとしていた俺の手を握ると、ぎゅっと握りながら顔を見つめてきたのだ。しかもよく見ると瞳の端には涙が浮かんでいるように見えるけど、嘘泣きに違いない。

 

 まったく、女だからって泣けば男が折れてくれると思ってるんだろうか。昔は人懐っこい子だと思ってたんだが、これはただの自己中心的な女じゃないか。

 

「ねえ、1人だと寂しいの……………」

 

「そこの2人誘ったろ? こっちにも都合があるんだよ」

 

 そう言いながらさっきの冒険者の方を指差すけど、金髪のレイピア使いの方が見当たらない。

 

 ん? トイレかな?

 

「そうだぜ、レナちゃん。俺たちがついてるからさぁ」

 

「んー……………分かったぁ」

 

 辛うじて俺が男だというショックから生き残った大剣使いの冒険者にも諭され、やっと引き下がるレナ。彼女は名残惜しそうに俺の手をぎゅっと握るけど、冒険者の男に肩を優しく撫でられると、先ほどまでの寂しそうな表情を一瞬で消し、笑顔を浮かべながら男と一緒に歩き始めた。

 

「じゃあね、タクヤ君っ♪ また会おうね!」

 

「あ、ああ」

 

 ごめん、もう会いたくない。

 

 次に会ったらラウラがとんでもないことになりそうだという嫌な予感を感じながら、息を吐いて椅子の上に腰を下ろす。これでやっと一息つけると思って安どしていたんだが―――――――まだ、俺の隣にいる嵐は荒ぶっている。

 

 隣を見ると、ラウラが不機嫌そうに爪を噛みながら、去っていくレナを虚ろな目で睨みつけていた。さすがにナイフに近づけていた左手は引っ込めているようだけど、隙があればすぐにでもメスを投擲してレナを串刺しにしてしまいそうな感じがしてしまう。

 

 今の彼女は、それほどキレている。

 

 幼少の頃からずっと一緒にいた腹違いの弟として、彼女の感情は本当によく分かる。彼女と言葉を交わさなくても、小さい頃からずっと目にしているちょっとした癖や仕草で何を考えているのか、直感的にだけど分かってしまうのだ。

 

 仲間に入ってからは彼女がこんなにキレたことがなかったからなのか、向かいに座るイリナが呆然としている。

 

「……………あの女、まだ生きてたんだ」

 

「えっ? ら、ラウラ?」

 

「死んじゃえばよかったのに……………」

 

 あらら、お姉ちゃんの声にどす黒い殺意が。

 

「ねえタクヤ、ラウラってさ、こんな怖い子だっけ……………?」

 

「ヤンデレだもん」

 

 でも、俺がパーティーの仲間と仲良くしてるとこんなに機嫌を悪くすることはないんだよなぁ。特にステラには毎日のように魔力を吸い取られているし、ナタリアと会話しているとラウラは微笑みながら見守っていることの方が多い。

 

 もしかして、ヤンデレはちょっとずつ治ってきているのだろうか。そう思った俺はメニュー画面を開き、久々に仲間たちの好感度が表示されている画面をこっそりタッチする。

 

 仲間たちの名前の横にハートマークがいくつか並んでおり、それぞれ性格に合わせて別々の色になっている。例えばツンデレは黄色で、クーデレは水色になっているんだ。ちなみにヤンデレは毒々しい紫色となっており、特にそういった性格がない場合はピンク色となっている。

 

 イリナはピンク色か。さて、ラウラの方はどうなってるかな…………?

 

「……………」

 

 この画面を確認するのは久しぶりだったし、もしかしたら見間違えかもしれないなぁ。

 

 な、なんで――――――――ハートマークが真っ黒になってるのかな……………?

 

 ん? や、ヤンデレってハートマークの色が紫色じゃなかったっけ? ねえ、なんでより闇に近くなってるの? 悪化したのか?

 

 冷や汗を浮かべながら画面を確認していると、隣に座っていたラウラが無造作に俺の右手をつかんだ。いつものように柔らかい手なのに、まるで先ほどまで氷水の中に突っ込んでいたのかと思ってしまうほど体温が低くて、俺はぞっとしてしまう。

 

「ひぃっ!?」

 

「……………ここに、あの女が触ってたんだよね」

 

「ら、ラウラ、どうした?」

 

「なんでもないよ。ただ、私のとっても可愛いタクヤが汚れちゃったから……………拭いてあげないと」

 

 先ほどウェイトレスの人が置いて行ってくれたおしぼりを手にしたラウラが、ついさっきまでレナが触っていた俺の右手の甲の辺りを拭き取り始める。愛撫するような優しい拭き方だけど、時折汚れを抉ろうとするかのように力が入るアンバランスな力加減。

 

 するとラウラは、虚ろな目のままそっと手の甲へと唇を近づけると、そのままキスをする。

 

「ふふふっ……………うん、これできれいになったよ、タクヤ」

 

「あ、ありがと……………」

 

「うんっ。私はお姉ちゃんなんだから、タクヤを守るのが使命なのっ♪」

 

 使用済みのおしぼりをテーブルの上に置き、彼女は俺の手をぎゅっと握りながら微笑んだ。いつものような幼い笑い方ではなく、大人びた容姿に似合うような大人の微笑み方だ。母親というよりは、相手を優しく包み込んで守ってくれるお姉さんのような――――――――実際に彼女は俺の姉である―――――――優しい微笑。目が虚ろでなければ、きっとどんな男であろうとも彼女に惚れてしまうに違いない。

 

 問題点は、その愛情が弟である俺にしか向けられていないという点だろうか。

 

 微笑むラウラだけど、よく見ると彼女の血のように紅い瞳はまだ虚ろなままである。

 

「だから、あんな女について行っちゃダメ。タクヤが汚れちゃう」

 

「わ、分かったって」

 

「本当?」

 

「うん」

 

「ふふふっ……………じゃあ、ずっと一緒にいてね?」

 

 俺の隣へと更に寄ってきたラウラは、耳元でそう囁いてから俺を抱きしめてくれた。相変わらず瞳は虚ろで体温も低く感じてしまうけれど、彼女に抱きしめられるのは嫌いじゃない。というか、むしろ大好きだ。できるならばずっと抱きしめていてほしいと思ってしまうけれど、そう言ったらラウラは本当に一生抱きしめていてくれそうである。

 

 ん? いや、ちょっと待て。なんだか俺も立派なシスコンになってないか? うーん、幼少期からお姉ちゃんにずっと甘えられていたせいなのか? それとも、甘えていれば俺の性格がこんな性格になるって計算してこんなに甘えてたのかな? 

 

「大好きだよ、タクヤ」

 

「俺も大好きだよ、お姉ちゃん」

 

「ふふふっ。お姉ちゃんね、タクヤのためだったらどんなことでもできるの。タクヤが喜んでくれるなら――――――――――」

 

 彼女の両手に入っていた力が、ほんの少しだけ強くなった。

 

 柔らかい彼女の腕が更に冷たくなり纏う雰囲気も冷たくなる。

 

 よく知っている幼い性格のお姉ちゃんが、姿を消す。今俺に抱き着いているのは、冷たくて、狂っていて、とても愛おしい大人びた方のお姉ちゃん。

 

「自分の両手を切り落としても構わない。両足を切断しても構わない。タクヤの命令なら、大喜びで目を抉る。血が欲しいならお姉ちゃんの血を全部あげる。骨が欲しいならお姉ちゃんの骨を全部捧げる。誰かを消してほしいなら、お姉ちゃんが全部消す。……………タクヤが幸せになってくれれば、お姉ちゃんは満足なの」

 

 ……………好感度のハートマークが真っ黒になるわけだ。

 

 小声だったけれど、向かいの席に座るイリナにはちゃんと聞こえていたらしい。いつも俺に甘えているブラコンの少女とは思えない声音と言葉にすっかり驚愕しているらしく、今度こそウェイトレスを呼ぼうとしていたイリナはすっかり固まってしまっていた。

 

「だから、あの女は消すべきだと思うの」

 

「レナのこと?」

 

「うんっ。だってあいつ、自分のことしか考えてないじゃん。そうやって男を何人も振り回して遊んでるような奴なんだよ、きっと。だからあんな悪い女の話を聞いちゃダメ。あんな女に触っちゃダメ。あんな女に関わっちゃダメ。そんなことしたら、私の可愛いタクヤが汚れちゃう。だから汚れる前に消さないといけないの。だって、汚れは放っておいたらもっと汚くなっちゃうでしょ?」

 

「……………」

 

 消すのはさすがにやり過ぎだと思う。一緒に遊んだ仲という私情ではなく、テンプル騎士団や転生者ハンターの理念として。

 

 俺たちが殺すべきなのは、人々を虐げるクソ野郎どもだ。奴隷たちを苦しめるような商人は消すべきだし、力を悪用して欲望のために人々から搾取を繰り返すような転生者も消えて当然だ。けれど、レナはまだそこまでやっていない。もし仮に彼女が、ちょっと情けない話になってしまうけれど、男たちを苦しめているようなとんでもない悪女だというのであれば、俺も喜んで銃を向ける。

 

 けれど、彼女はそこまでやっていない。〝まだ”クソ野郎にはなっていない。

 

 親父に言われた筈だ。俺たちも奴らのような真似をすれば狩りの対象になると。

 

 だからラウラを何とか止めなければならない。彼女を落ち着かせるための言葉を瞬時に頭の中で厳選した俺は、ちらりと周囲を確認する。

 

 どの冒険者も自慢話やダンジョンの話をしてばかりだ。凶悪な魔物を倒したとか、危険なダンジョンでこんなものを見つけたという明らかに誇張した戦果の自慢話。聞いているといつの間にか勝手に失笑してしまいそうなレベルのくだらない話ばかり。そしてそれに釣られるのは、ダンジョンのことを知らない初心者ばかり。

 

 まあ、いちいちそんなことを気にしていたら面倒だ。それにこっちを見ていないのならば好都合である。

 

「ありがとね、お姉ちゃん。いつも俺のことを大切にしてくれて」

 

「当たり前じゃない。タクヤのお姉ちゃんなんだもん」

 

 俺も彼女を優しく抱きしめ――――――――そっと唇を奪った。

 

 向かいの席でそれを目の当たりにする羽目になったイリナが、顔を真っ赤にして目を見開きながら「じ、じっ、実の姉弟でキス……………!?」と言っているのが聞こえる。もし絶叫していたなら瞬く間に他の冒険者たちの注目の的にされるところだったけれど、そこは彼女の良心が抑え込んでくれたのだろうか。

 

 さすがにキスはちょっと軽率だったなと反省しつつ、少しだけ舌を絡ませてから静かに唇を放す。

 

 こういう風にヤンデレになっちゃったラウラには、一番効果があるのがキスだ。最初の頃は頭を撫でるだけでも幸せそうにしてくれていたんだけど、最近では頭を撫でたり抱きしめるだけでは物足りないらしい。

 

「でもね、あまりやり過ぎちゃダメだよ?」

 

「どうして?」

 

「そんなことしたら、俺の大切なお姉ちゃんが悪い女の血で汚れちゃう」

 

「お姉ちゃんは別に汚れてもいいのよ? タクヤのためだから」

 

「ありがとう。……………でも、俺のためにお姉ちゃんを汚しちゃうのは嫌だな」

 

「そ、そう……………?」

 

「うん。だから汚しちゃダメ。分かった?」

 

「ふにゅ…………うん、分かった」

 

「よしよし」

 

 手を放してから彼女の頭を撫でると、もうラウラの瞳はいつもの瞳に戻っていた。機嫌がよくなったのか、ミニスカートの下から尻尾を伸ばして左右に元気良く振っている。

 

 うん、機嫌をよくしてくれたのはいいんだけど尻尾はしまっておけよ?

 

「ラウラ、尻尾」

 

「ふにゃっ!?」

 

 びくん、としてからするするとスカートの中に戻っていくラウラの尻尾。とりあえずこれで一件落着だな。後はレナと鉢合わせにならないように気を付けながら街を見て回って、何かバイトを募集しているような店がないか確認してみよう。

 

 冒険者の報酬と比べればバイトの報酬は僅かなものだが、それでもテンプル騎士団の資金にはなるかもしれない。まあ、もし仮になかったとしても管理局の施設がここにあると分かっただけでも大きな収穫だから、後で戦闘員たちに冒険者の資格を取らせれば報酬がどんどん手に入る。それで資金の問題は解決してくれるはずだ。

 

 あ、そうだ。このことはスオミ支部にも通達しないとな。向こうも資金の問題を抱えているかもしれないし、近いうちに合同演習をやってもいいかもしれない。

 

 大昔から里を守り抜いてきた、拠点防衛が得意なスオミの里の戦士たちと、砂漠でのゲリラ戦で徹底抗戦を続けてきたムジャヒディンたち。きっとお互いに技術を得るいい機会になるかもしれない。

 

 そんなことを考えながら、ウェイトレスを呼ぶ。ラウラを慰めるために必死になってたせいなのか、空腹だったのをすっかり忘れてたよ。とりあえず大盛りの料理でも頼んで平らげるとしよう。

 

「はい、ご注文ですね?」

 

「ええと、きのこのパスタ1つとミノタウロスのステーキを1つ。あとは…………ミノタウロスカレーの激辛の大盛りを1つ」

 

「かしこまりましたー♪」

 

 俺、辛いもの大好きなんだよね。

 

 とりあえず、レナのことは忘れよう。あいつはもう男を連れてダンジョンに行ったみたいだし、下手をすれば明日に帰ってくることにもなりかねないから、少なくとも今日は会うことはない筈だ。

 

 

 

 

 

 


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