異世界でミリオタが現代兵器を使うとこうなる   作:往復ミサイル

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第9章
砂漠の塔を見つけるとこうなる


 

 平和な前世の世界で生き続けていたならば――――――――こんなに火薬の臭いを嗅ぐことはなかっただろう。

 

 鼻孔が詰まってしまうのではないかと思ってしまうほど濃密で、重厚な火薬の臭い。ああ、確かに前世の世界で嗅ぐ機会は殆どなかった。もしあの飛行機事故が起こらなかったら、前世の平和な世界でこの臭いとは無縁のままだったことだろう。

 

 トリガーを引き、排出される薬莢が纏う臭いを嗅ぐ度にそう思う。火薬の臭いだけじゃない。あの世界では、銃とも無縁だった。少なくとも日本では無縁だったのだ。

 

 しかし―――――――今は、銃は俺たちの同志(パートナー)でもある。

 

『デザートハーピー排除!』

 

 天空を飛び回り続けていた黄土色の怪鳥が、いきなり木端微塵に砕け散った。犠牲になったのはデザートハーピーと呼ばれる鳥型の魔物で、砂漠のような感そうした環境に生息している。黄土色と肌色の迷彩模様を思わせる複雑な模様の羽毛が特徴的で、通常のハーピーよりも獰猛とされているが、どんなに獰猛な怪鳥でも現代兵器の前には無力である。

 

 しかも、その銃の射手が最強の狙撃手(スナイパー)なのだから――――――。

 

 ダネルNTW-20を構えるラウラが、今の一撃でデザートハーピーを粉砕したのだ。歩兵が持つ銃の口径の中ではトップクラスの大きさの弾丸を、全く防御力のない魔物が防ぎ切れるわけがない。あっさりと羽毛は突き破られ、自慢の翼もズタズタにされ、血肉の雨となって砂の上へと落ちていくだけだ。

 

 今のデザートハーピーが最後らしい。これで空から襲ってきた魔物はいなくなったという事になる。

 

 まるで燃え盛る石炭のように熱い砂の上に伏せていた俺も、そろそろ戦いを終わらせることにした。バイボットを展開していたアンチマテリアルライフルを拾い上げながら立ち上がり、左手を銃身の下に取り付けられている武器のグリップへと近づける。

 

 銃剣を取り外した代わりに、俺のアンチマテリアルライフルの銃身の下には、まるで太い銃身にドラムマガジンとマズルブレーキを取り付けたような武器が吊るされていた。

 

 OSV-96の銃身の下に装着したのは、中国製オートマチック・グレネードランチャーの『87式グレネードランチャー』だ。グレネードランチャーは簡単に言えば炸裂弾を発射する兵器で、装填する弾薬も従来の銃弾より遥かに巨大であるため、歩兵が携行するグレネードランチャーの中には単発式のものが多い。アサルトライフルの下に装着するようなグレネードランチャーも殆ど単発式である。

 

 アメリカ軍では、歩兵が携行するのではなく地面に設置して使用するために、機関銃のように連射することが可能なオートマチック・グレネードランチャーのMk.19を採用している。一発で歩兵を吹っ飛ばす破壊力を持つ炸裂弾をマシンガンのように連射できるのだから、その火力が極めて高いという事は想像に難くない。

 

 この87式グレネードランチャーも似たような武器だ。連発できるグレネードランチャーだが、設置して使う事が前提のMk.19と比べると歩兵が携行できるほど遥かに軽量なのである。その代わり口径は従来の40mmから35mmへと小型化されたため火力は落ち、連射できると言ってもドラムマガジンに装填できる弾数が少ないため、Mk.19のような火力はない。ただし歩兵が携行できるというメリットは極めて大きいと言える。

 

 まあ、軽量って言っても重量はOSV-96と変わらないんだけどね。これを2丁持ってるようなものだ。普通の人間の腕力では携行は難しいだろう。

 

 もちろんそのまま搭載するのではなく、ある程度カスタマイズも行っている。9発入りのドラムマガジンを装備し、左手で使用できるようにトリガーとグリップの位置をランチャー本体の右側面から下部へと移動しておいた。エジェクション・ポートの位置は本来グリップがあった右側面へと移動し、グレネード用の照準器はそのまま左側面に搭載している。

 

 これで重量は合計で24kg以上だ。

 

「こちらタクヤ。これよりグレネードランチャーによる支援砲撃を開始する」

 

『了解! ケーター、下がるわよ!』

 

『了解(ヤヴォール)!』

 

 グレネードランチャーの照準器を覗き込み、砂漠の向こうで荒ぶる巨大な茶色い岩を思わせる怪物へと照準を合わせる。

 

 まるで砂漠に点在する岩場から巨人の形に切り出されてきたかのような巨躯。身長は人間よりも遥かに巨大な4m程度だろうか。前線で必死にG3A4で応戦しているケーターやクランたちが、巨人に追い回される小人に見える。

 

 砂漠に生息するゴーレムの亜種だ。ゴーレムの生息する地域は極めて多く、あらゆる亜種が存在するため、ダンジョンの中では様々な種類のゴーレムを目にする事ができるという。ちなみに今のところ確認されている亜種の種類は41種類らしい。

 

 照準器の向こうで、ケーターたちが必死に走っている。ゴーレムは獲物に逃げられてたまるかと言わんばかりに全力疾走を始めるが、ケーターやクランたちは転生者だ。しかもレベルも高いらしく、ステータスのおかげで強化されたスピードで少しずつゴーレムを引き離している。

 

 狙うのは彼らを追いかけ回すゴーレムだ。トレーニングモードでこいつの弾速も把握しているし、形成炸薬(HEAT)弾の爆発範囲も把握しているから、それを考慮しながら照準を合わせれば………よし、これでいい。

 

「――――――発射(アゴーニ)!」

 

 左手で、トリガーを引いた。

 

 中国製のオートマチック・グレネードランチャーが熱砂の上で火を噴く。マズルブレーキが装着された銃口から飛び出したのは、ほんの少しばかり小口径の35mm形成炸薬(HEAT)弾だ。

 

 黄土色の砂漠の上を炎を纏いながら駆け抜けたグレネード弾は、そのまま少しずつ高度を落とし始めると、まるでケーターたちを追いかけるゴーレムを突き飛ばすかのように肩の辺りに着弾し、小ぢんまりとした火柱を噴き上げる。

 

 ぐらり、とゴーレムの巨躯が一瞬だけ揺れる。いきなり側面から攻撃されたゴーレムは慌ててこちらを振り向くが、視力がそれほどいいわけではないと言われているゴーレムが、400m先で伏せている俺を発見する事ができるのだろうか。

 

 きょろきょろと砂で覆われた大地を見渡すゴーレムに、答えを教えてやるかのようにもう1発放つ。今度は胸板に直撃したかと思うと、胸板を覆っていた外殻をメタルジェットで突き破ったらしく、砕け散った外殻や肉の破片が砂漠の上に降り注いだ。

 

 胸に大穴を開けられ、よろめき始めるゴーレムの亜種。更にお見舞いしてやろうと思ったが―――――――俺の隣で先ほどからそわそわしている幼い少女が、明らかに身の丈よりも巨大な漆黒の得物を構えながらこちらをちらちらと見ていることに気付いた俺は、にやりと笑いながら立ち上がった。バイボットを折り畳み、銃身も折り畳んで背中に背負う。

 

「ステラ、やっていいぞ」

 

「本当ですか!?」

 

「ああ。止めを刺せ」

 

 もう相手は瀕死だ。ステラの得物の火力ならば、あと1発命中するだけで終わるだろう。

 

 ステラに場所を譲るように後ろへと下がった俺は、彼女が構える新たな得物を眺めながら息を呑んだ。いつも火力の高い大型の武器を好むステラだが、PDW(パーソナル・ディフェンス・ウェポン)のようにもう少しコンパクトな武器を持つべきだと思う。敵に接近された時はどうするつもりなのだろうか。

 

 10歳から12歳の少女にしか見えないステラが持っているのは――――――――第二次世界大戦が開戦する前にスイスで開発された、『ゾロターンS-18/1100』と呼ばれる大型の対戦車ライフルである。全長は2m以上となっており、重量も87式グレネードランチャーを装備したOSV-96の倍以上だ。さすがにキメラでも携行しながら戦うのは辛いと思えるほど重い代物を、幼女が軽々と手にしているのである。サキュバスの腕力ってすげえな………。

 

 かなり重い上に長大な得物であるため、当然ながらこのようにグリップとキャリングハンドルを握って持ち歩くのではなく、重機関銃のように地面に設置するか、台車に取り付けて使う必要があるため取り回しは極めて悪いと言わざるを得ない。しかし破壊力は間違いなく当時の対戦車ライフルの中ではトップクラスであったことだろう。

 

 なぜならば―――――――20mm弾でのフルオート射撃ができるのだから。

 

 そう、圧倒的な破壊力を誇る20mm弾を連射できるのである。しかもラウラのダネルNTW-20が使用する弾薬と同じ物であるため、いざとなったらその2人で弾薬を分け合う事も可能というわけだ。

 

 マガジンではなく20mmのベルトが収まった特大のドラムマガジンを銃本体の左側面に装備し、まるで大きな虫メガネを思わせる対空照準器を装備しているため、場合によっては敵の掃射だけでなく対空射撃もできるように改造してある。

 

 既にゴーレムの動きも止まっており、ケーターたちも離れている。彼らを巻き込まないように気を付ける必要はない。

 

「――――――発射(アゴーニ)」

 

 楽しそうなステラが告げた瞬間――――――――彼女のゾロターンS-18/1100が咆哮した。

 

 俺のアンチマテリアルライフルよりも太い銃身が立て続けに轟音を発し、遥かに巨大な薬莢が砂の上へと落ちていく。駆け抜けていく砲弾の群れがたちまちゴーレムを飲み込んだかと思うと、まるで石灰石の塊が削れていくように、岩でできたゴーレムの身体が少しずつ削られ始めた。

 

 剛腕が千切れ飛び、太腿が砕け散る。立ち上がる事ができなくなったゴーレムは断末魔を残しながら、自分の肉片が転がる砂の上へと崩れ落ちていく。

 

「――――――終わりですね」

 

「………す、すげえ火力だな」

 

 20mm弾のフルオート射撃だからなぁ………。徹甲弾を装填すれば、もしかしたら装甲車を破壊できるかもしれない。

 

 とりあえず、彼女にはあとでコンパクトな武器を奨めておこう。一応サイドアームとしてCz75も持ってるみたいだけど、対戦車ライフルとハンドガンのみというのは拙いだろう。

 

「みんな、損害は?」

 

『ふにゅ、こっちは大丈夫だよ♪』

 

『こっちも大丈夫。ところで今の銃声は何!?』

 

『きゃははははっ♪ ステラちゃんって凄い腕力なのね!』

 

 損害はないみたいだな………。

 

 ステラが構えるゾロターンS-18/1100を見下ろした俺は、幼女が持つには巨大過ぎる得物を凝視しながら苦笑いした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 クラルギスを出発してからもう何時間も警戒している。メサイアの天秤を手に入れるために必要とされている最後の鍵があるというヴリシア帝国へと急ぎつつ、俺たちは途中で遭遇した魔物を蹴散らしながら進んでいた。

 

 理由は、レベル上げのためである。

 

 今の俺のレベルはおかげで70に達しているんだが、スオミの里で大量にポイントを消費しているため、兵器や能力を生産するためのポイントが底を突きかけている状況だ。辛うじてレベルが出発してから71に上がったのである程度ポイントが手に入ったが、もしまたテンプル騎士団の拠点を作ることになった時に足りなくなるのは火を見るよりも明らかだ。

 

 まあ、ポイントが高いコマンチを合計で5機も作っちまったからなぁ………。

 

 とりあえず、87式グレネードランチャーは中国製であるためコストが低く、ステラのゾロターンS-18/1100も第二次世界大戦の頃の武器であるため同じくコストが低めなので、現時点ではあまり問題にはなっていない。

 

 それにしても、レベルが上がる以外にもポイントを獲得する手段が欲しいところだ。遭遇する魔物が弱過ぎるからなのか、レベルが71になってからはなかなかレベルが上がる気配がない。さすがに残りのポイントが4500しかないのは拙いので、早くレベルが上がって欲しいものである。

 

 魔物を殲滅した後、俺たちは戦車に乗って砂漠を西へと進んでいた。もちろん乗組員が4人という事になっているチャレンジャー2に乗る俺は車内に入れてもらう事が出来ず、直射日光をフードで防ぎながらのタンクデサントである。

 

 ラウラが作ってくれた氷の入っているアイスティーで猛暑に耐えながら、ちらりと後ろをついてくる戦車を眺める。チャレンジャー2よりも無骨で、砲塔や車体の側面に追加されているシュルツェンのせいで古めかしい雰囲気を放っているが、極めて高い性能を持つ主力戦車(MBT)の傑作である。

 

 後ろをついてくるレオパルトに乗っているのは、旅の途中で合流した転生者たちのパーティーだ。車体には、早くもテンプル騎士団諜報部隊のエンブレムが描かれている。

 

 2枚の真紅の羽根が下部で交差しており、その羽根の上にはドイツの象徴である鉄十字が鎮座している。そして、鉄十字の左斜め上には真紅の星が煌めいている。

 

 本当はクラルギスでお別れの予定だったんだが、元々どこかを目指して旅をしていたわけではなく、好き勝手にこの異世界を旅していただけらしいので、分かれるよりはもう少し一緒に行動する事になった。

 

『ところでさ、テンプル騎士団の本部ってどんなところに作るつもりなんだ?』

 

「あ、それはまだ考えてなかったな」

 

 アイスティーの入った水筒を傾けていると、耳に装着した小型の無線機からケーターの声が聞こえてきた。純白のレオパルト(ヴァイスティーガー)の装填手を担当するケーターだが、戦闘中にならない限り仕事はないので、今は暇なんだろう。

 

「本部か………。そろそろ作らないとなぁ」

 

 現時点で、テンプル騎士団の拠点はスオミの里のみである。

 

 諜報部隊(シュタージ)を設立したのはいいんだが、肝心な本部はまだ用意できていない。このまま旅をしながらテンプル騎士団を統括するのは無理があるし、こちらも仲間からの情報を受け取りにくくなってしまうため、あらゆる拠点や部隊を統括するための本部も作らなければならない。

 

 もちろん、襲撃された場合も想定して防御用の兵器も配置しなければならないし、場合によっては自分たちで本部を建築しなければならない。どこかに使われなくなった騎士団の砦や廃棄された村があれば、そういう場所の建物を〝再利用”させてもらいたいものだ。そうすれば建物を建築する手間も省けるし。

 

『色々と考えないといけないぞ。そこに住むことにするんだったらインフラも何とかしないといけないし、もちろん食料も考えないとな。場所にもよるが、街まで団員の分を買いに行くよりは自給自足の方が良いだろうし』

 

「ああ、そうだろうなぁ。野菜の栽培とか、家畜の飼育もやらないといけないんだよなぁ………。電気って魔術でなんとかなるかな? 俺、電気だったら得意なんだけど」

 

『ふにゅ、タクヤって凄いんだよ! 炎も出せるし、雷まで出るんだから!』

 

『なんだそりゃ』

 

『よろしくね、発電機(タクヤ)♪』

 

 俺が発電機!?

 

 ちょっと待て。一応、テンプル騎士団の団長は俺になってるんだけど………。ねえ、団長が発電機なの? どういうこと?

 

 仲間たちと本部についての意見交換をしているうちに、砂漠から岩場へと到達していた。砂で埋め尽くされた大地は後方に広がっており、眼前にはまるで城壁を思わせる重厚なブラウンの岩山がびっしりと屹立している。

 

 足場が一気に堅くなったせいなのか、戦車も揺れるようになった。おかげでタンクデサントしている俺は、アイスティーをぶちまけないように気を付けながら乗らなければならない。

 

 暑い上に揺れるのかと悪態をつこうとしていたその時だった。

 

「何だあれ………?」

 

『お兄様、どうかしましたの?』

 

「いや、一時方向に何だか塔みたいなのが見えるぞ」

 

『塔?』

 

 確認するためなのか、巨大な岩の壁の麓を走行していたチャレンジャー2の砲塔が、唐突にやや右側へと向けられた。砲塔に搭載されている高性能な照準器で、俺が発見した塔を確認するつもりなんだろう。

 

『え、どっち?』

 

『一時方向だってよ。坊や(ブービ)

 

『はいはーい』

 

 後続のレオパルトも、砲塔を一時方向へと向けて確認する。それと同時に車長用のハッチが開き、中から身を乗り出したクランが首に下げていた双眼鏡を覗き込んだ。

 

 チャレンジャー2のハッチも開き、中からドイツ軍の指揮官の軍服をそのまま真っ黒にしたようなテンプル騎士団の制服に身を包んだナタリアが、双眼鏡で確認を開始する。塔の咆哮を指差して彼女に教えながら、俺もアンチマテリアルライフルの銃身を展開し、スコープを覗き込んだ。

 

 確かに、カーソルの向こうに見えるのは―――――――塔だ。中世のヨーロッパに建っていそうな古めかしい外見の塔である。表面はブラウンのレンガで作られているためなのか、俺たちのいる位置から見ると岩山の一角にしか見えない。

 

 何だあれ? 何かの跡地か?

 

 スコープをズームして更によく確認してみるが、窓のような部分にはガラスが見当たらない。こっちの異世界でガラスが発明されるよりも以前の建築物という事なんだろうか。

 

「結構古いわね」

 

「調査してみるか?」

 

「なんだかドラゴンでも出てきそう………」

 

『あら、ドラゴン(ドラッヘ)ならナタリアちゃんの後ろにいるじゃない』

 

「えっ? あ………」

 

 ちょっとクランの言葉を信じたのか、慌てて後ろを振り向くナタリア。でも、彼女の後ろにいるのは俺だ。ドラゴンじゃない。

 

「えっと………こいつは、その……良い奴だから………」

 

「………」

 

 か、可愛いなぁ…………。

 

「とっ、とりあえず、調査してみない? 魔物がいるならレベル上げになりそうだし、老朽化してなかったら拠点にもできそうよ?」

 

「それもそうだな」

 

 老朽化が酷い場合は無理だが、人が住んでいないのであればテンプル騎士団の本部として再利用するのも手かもしれない。

 

 塔を見つめながら、俺はアンチマテリアルライフルを折り畳んで背中に背負い、息を呑んだ。

 

 

 

 

 

 


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