それではどうぞ。
一「はい!ここではepisode1の座談会と称した雑談を話していきたいと思います」
紫「まぁ始まったばかりだし、大体が一進の見た目やどんな人間だったのかの説明になってくるわね」
一「それはしょうがないさ。んじゃスタート」
名前:藤代 一進 (ふじしろ いっしん)
一「身長180cmの体重60kg台とやや細身体型ですが…身体能力が高く、ある程度運動も出来る人間となっております」
紫「思っていたより高身長…ってかなりスタイル良くない?と言うより寧ろ細すぎ?」
一「そーだな、だから素の力は常人並み以下ぐらいしかないよ。…もっとも、幻想郷ではいくら細かろうと軽々と人を投げ飛ばせる奴もいるから問題にはならんだろ」
紫「鬼が良い例ね…。で?貴方は運動神経が良いのに周りから嫌われていたの?」
一「紫は考え方が古いな…今時少しばかり運動が出来た所で別段目立つ事じゃないよ」
紫「………」
一「ま、それについては能力の説明の時にやるとして……外見は大人びており色白で、若干目にかかるぐらいの黒髪を持っている」
紫「そして外界で暮らしていた所、幻想郷の住民たちの願いを聞いた私によって幻想郷へと誘われる…ね。
一「途中から人のセリフを―――ってか必要か?そんな情報?」
紫「高校は卒業しているが進学はしていない。バイトでもして適当に生きてるわ。頭は決して良く無い方だけど理解力は高く無駄な知識を持っている」
一「………ストーカーも真っ青な情報量だな」
紫「しょうがないじゃない!!!ず~~~っと貴方にスルーされていたからこんな情報ばかりが溜まっていくのよ!?」
一「……ああ、正直すまんかった」
紫「家は安アパートで一人暮らしをしている為か、実は洗濯、掃除、料理など家事能力は高性能な人間なのよ!ああぁ妬ましいぃ!!!」
一「オイ橋姫さんパクんな!!後々出しづらくなるからもう次行くぞ」
武器:???
一「今現在武器なんて持ってないからな…けど能力の所為で他人と衝突することが多かったから荒事には慣れているつもりだ」
紫「そんな事より『???』って事は何か武器を用いた武術でも使えるのかしら?」
一「ああ。俺は使えるもんは何でも使う主義だからあながち間違ってもいないだろう」
紫「そういう事聞いてるんじゃないんだけど……」
一「言うならば平成のジャッキーチェンとでも名乗っておくぞ」
紫「いや確かに色んな物使ってるけども!ーーって、だからそういう事を聞いてるんじゃないって言ってるじゃない!!もう次いきましょう!!」
一「ういうい」
能力:『拒絶を司る程度の能力』
紫「……」
一「…の筈何だけど、現在の俺は紫から『拒絶される程度の能力』と言われているんだよなぁ」
紫「……」
一「どういう事何だろうなぁ〜俺には紫の考えが崇高過ぎて全く理解出来ないなぁ〜」
紫「……」
一「まぁ、俺も悪いと思っているからそれについてはとやかく言うつもりも無いけどな」
紫「そうよね!私だけの所為じゃ無いわよね!」
一「(元気になるの速いな…)それで、俺はこの能力の所為で周りとの諍いが多く、子供の時から独りで居る事が多かった。…まぁ一人だけ例外が居たがな」
紫「そんな貴方にでも近寄って来たのが居たと…。でも実際は一方的に周りから拒絶されていた訳じゃ無いのよね?」
一「ああ。俺の能力は厳密に言えば
紫「…もっとややこしいのはそこからでしょ?制御がままならないから無意識に能力が発動するんですもの」
一「そうなんだよな…。俺が他者と会った時に能力が発動してしまったら…俺が他人を拒絶してその相手自身が見えなくなり、その人自体に気づく事が出来ない。もしくは見えて応対した筈なのにその事が俺の記憶から拒絶されてる場合があるんだよ」
紫「どっちにしろ貴方の記憶には残らないのね。因みに出会った当初の私は前者によって無視され続けていた…と」
一「ホント面倒な能力だよな…。じゃ、次はもっと掘り下げて説明しよう」
能力の説明
一「俺の持つ拒絶の能力は今の所俺自身思うように使えないが…割とチート的な性能を誇っているんだ」
紫「拒絶するもの、されるものの対象は人や動物、記憶や感情や存在に限らず、それこそ万物に作用する可能性があるんですってね」
一「ああ、例えば外界にいた時周りの人間から拒絶されていた。平たく言えば嫌われてる、嫌悪感を抱かれているんだ。そしてどれだけ俺が有能で人柄が良かろうといい感情を向けられる事は無い」
紫「難しい事を言うと引力と斥力に近いわね。対象を歩み寄らせたり遠ざけたり能力が働く事もある…………既に意味わからないわね」
一「ホントな。対象が俺に向ける好き嫌いを操ったり出来るが、絶対条件として自分が全く知らない物事だと能力が発動しない。その上あまりに大きすぎる…強力な物事だと適用外になるんだな~これが」
紫「流石に深すぎる説明はまた後日ね…。それじゃ次にいきましょう」
一進の性格
紫「良くは無いわね」キッパリ
一「……断言が早くねぇか?」
紫「でも実際そうでしょう?実に不安定でころころ変わっているけど根底は人をからかうのが好きな奴を良いとは言わないわ」
一「バカにするな!好きでは無くて
紫「ハァ…偶に真面目な時もあるけど、それを補って盛大に巫山戯る時もしばしば……。ま、それが貴方らしいのだけれどね」
一「基本的に他人は嫌わないスタンスだが実際他人なんてどうでもいいと思っているんでいつでも切り捨てる覚悟はあるぞ?」
紫「クzーー厳しい人間性みたいね」
一「……隠した言葉は突っ込まんけど…あ〜、う~ん…」
紫「? どうしたの?」
一「いや、な?それなんだけど…割と無くなる設定かもしれないんだわ」
紫「厳しい人間像ってのが?そうなの?…ああ…後先考えずに書いてる弊害ってわね」
一「身も蓋も無い事言うなよ!!」
紫「あら、ごめんなさいね♪」
一「ったく…後は理解力が高く人の感情を察する事は得意だけど…その感情の矛先が
紫「今まで生きてきた人生でそんな事が無かったから慣れてないのね……可哀想な人生…」
一「いやおい!何勝手に俺の人生終わらせようとしてんだよ!!」
紫「だって~飽きてきたんですもの~」
一「……だったら何で座談会に出てこようとしたんだよ…」
紫「そ・れ・は、一進と二人でー「それじゃ、最後は駆け足で話そう」…え~」
幼少期に……
一「俺は小学生の時に早苗ちゃんに会っているのさ。その際に山の神様(大きい方)にどんな力を持っているのか~等大体がバレている。そしてお互いに嫌われ者同士でその後二人は良く関わるようになるも、俺の能力の危険性を恐れた山の神の手によって俺と早苗ちゃんとは会えなくなったとさ」
紫「本編で貴方はその事を裏切られたと思ってるわけね…」
一「おう。悪いけど俺は外界に居る時に神なんて存在を認知してねぇもん」
紫「…すれ違うのもしょうがない事なのね…。それより良かったの?重要な事をそんなあっさりと言って?」
一「いいんでない?分かる人には分かるだろうからさ。ああ~つっかれた!!後は適当に締めといて」
紫「え!ウソォ!?え、あ……ええ~…ホントに帰ったわよ…。え~と、どうしましょう締めの言葉締めの言葉…あ! んんっ、それではまた次回!……待ってよ〜一進〜」
最後にコレだけ。
設定がふわふわ過ぎて今後の話でこれらが守られるか怪しいです。
それではまた次回。