受け入れ先は幻想郷   作:無意識倶楽部

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完全シリアス場面でよくもまぁこんなに長くなったものだと自分でも思います。書き途中に思った事は前回ヤマメを酔わせておいた事ですね!清涼的な感じでかなり救われました!


それではどうぞ。




第55話 好きな人の為なら

 

 

sideこいし

 

 

 

 

「…何処に居るのかなぁ…」

 

 勇儀探しの途中、わたしは紫に教えられた事を思い出して休憩ついでに幾許かの間足を止めていた。

 

「…それにしても魔界って何だろうね」

 

 紫が言った事を纏めると…お進は元を辿れば魔界っていう外界とは完全に異なった世界からやって来た魔界人と言うらしい。

 

 まぁだけど紫自身も全てを理解したわけじゃ無いって言ってたから全部が全部信じられる事じゃ無いんだけどね…。

 

 それでも、わたしは紫に教えられたお進の事をしっかりと心の中で反芻(はんすう)させていた。

 

「さ〜てと、そろそろ見つけ―「――もしかしたら人里でのブレイクも狙えるかもしれないし」―今のは…」

 

 ヤマメの声!!それじゃあもしかして……ああやっぱり居た!

 

 偶然近くの酒屋からヤマメの声が聞こえたからもしかしてと思って声のする酒屋に入ると、そこには予想通り目的の勇儀がお酒を呑んでいた。

 

 

「勇儀お願い!!わたしを……わたしを鍛えて!!」

「「「……え?」」」

「はぁ?」

 

 わたしは酒場に居た勇儀を見つけてお願いする。当然いきなり呼ばれた勇儀も疑問に思ってるし、他の三人も不思議がって首を傾げていた。

 

 ホントいきなりで申し訳ないけど…強くなるのに1分1秒が惜しいわたしにとっては、戦いの指導者がいることがとても重要になってくる。

 

 …わたしなんかの力じゃどれだけ役に立てるか分からない。

 

 だから…わたしは強くならないといけない!弱いままの今わたしじゃあお進の隣に立つ事なんて出来ないから!!

 

「ふふ、くくく!」

「…ヤマメ?」

 

 えっと…なんだろう?

 

 勇儀同様にお酒を呑んでいたヤマメが不思議な事に、クスクス笑い声を上げてわたしの事を軽く叩いてくる。

 

「いや〜、ギャグとしてはなかなかだけどさぁ。流石に突拍子も無く言ったら面白さも半減以下だよ〜」

「…ヤマメ。少し黙っときなさい」

「えぇ〜!」

 

 …………。

 

 隣に座っていたパルスィがヤマメを咎めてるけど……まぁ、そりゃ巫山戯て言ってるって取られても仕方がないか…。

 

 わたしは今まで少し自由に生きすぎた。何にも縛られる事無く、勝手に奔放な生き方をしてきた。

 

「だってぇ〜!妹ちゃんが折角笑わせてくれようとしたんだから何か言わないと―「…ヤマメ!」…何さキスメ?」

 

 だから…だから今更突拍子も無く何かに熱中するような妖怪じゃないと周りから思われても仕方が無い。

 

 ……ッ!

 

 カラカラと笑うヤマメを見て、わたしは今までの人生から自分が周りにどう思われていたか今一度理解する。

 

 …自由に生きてきたわたしの言葉に、皆を信じさせる程の重みなんて無かったのだと…。

 

「…あ、あはは〜♪な〜んだ〜面白く無かったか〜…」

「おぉそうだよもっと前フリを効かせてからにしないと♪」

 

 それでもわたしはそんな気持ちをおくびにも出さずに笑ってヤマメに言葉を返す。自分の気持ちを汲み取ってくれない相手に逆上する心さえも既に冷め切ってしまっていたから…。

 

「まぁ取り敢えず妹ちゃんは駆けつけイッパ〜イ!さてビールビール〜…はもう無いから焼酎でいい?」

「あ…うん……」

 

 ヤマメはひとしきり笑ってわたしを宴の席に座らせて後、わたしの言った事など特に気にした様子も無く楽しそうにわたしに呑ませるお酒を選んでいた。

 

 

『ギャグとしては』

 

 皆にそう思われているなら……悔しいけど地底でわたしに戦いを教えてくれる人は居ない。

 

 でも、かと言って紫や狐さんの邪魔するわけにはいかないし…紅魔館に頼ったらフランちゃんがお進の事だと勘づきそうだから尚更頼るわけにもいかないし…。

 

 …じゃあもう、わたしは一人で強くなるしか―「…お前本気で言ってんのか?」

「……え?」

 

 お酒を仰いでいた勇儀が杯を下ろし、隠されていたそこからは真面目で真っ直ぐな双眸がわたしを射抜いている。

 

「キスメ、悪いけどそこの酔っ払い連れて行ってくれないかしら?」

「…了解。…ヤマメ、向こうで呑むよ」

「え!キスメは私と一対一(サシ)で呑みたいの!?も〜しょうがないなぁ〜キスメは!少しの間私を独占させてあげる♪」

「…ハイハイ」

 

 勇儀を始めとしたパルスィ、キスメもまた同じ様な眼をして急に動き出したからわたしは皆に疑問を持つ。

 

「え、どうして…」

「力になってくれってよ」

「……?」

 

 力になれ?勇儀はそんな事を言ってきたけど…誰が?いつそんな事を?

 

 わたしが勇儀の要領の得ない言葉に戸惑っているとそれを見兼ねたのか、席を詰めてきたパルスィが勇儀に代わって説明をしてくれた。

 

「…貴女のお姉さんよ。ヤマメも聞かされた筈なんだけど今はからっきし使えないからね」

「!?お…お姉ちゃんが?」

「ええ。『来たる時にあの子が頼ってきたら力になってあげて下さい』ってね。ああ妬ましい」

 

 パルスィがいつもの事を言って妬んでいるんだけど…その顔はいつもと違って嬉しそうに妬んでいて羨ましそうでもあった。

 

 ああ。…そっか…お姉ちゃんはこうなる事を見越して皆に予めお願いを……。

 

 …やっぱり凄いなお姉ちゃんは…。

 

「ありがとうお姉ちゃん…」

「…ふふ♪」

 

 そんなわたしを見てパルスィは笑みを零し、つられてわたしからも笑みが零れる。

 

「ま、納得したなら次に行こうか。…だけど鍛えてくれ…ねぇ…どうしたもんかなぁ…」

 

 勇儀が手を叩いてわたし達の注目を集め、早々と停滞していた話を次に持って行こうとする。

 

 だけど、勇儀は浮かない顔をして珍しい事に即決をしないで悩み始めてしまった。それをパルスィも同様に思ったのか、顎に手を当ててボヤける勇儀に向かって疑問の声を出す。

 

「どうしたの?別に嫌ってわけじゃ無いでしょ、どうせ勇儀は暇なんだし身体動かすのは好きなんだから付き合ってあげれば?」

「どうせ暇ってなんだよ…。まぁ、確かにこいしを鍛える事に対しては(やぶさ)かじゃないんだが…あの覚悟から見るとどうも只事じゃ無いんだよな」

「…うん、勇儀の言う通り覚悟は出来てるよ。…お姉ちゃんにも言ってきたし…」

 

 これからわたしは多少危険でも強くならないといけないからって、お進の事は隠してお姉ちゃんに伝えたけど…それでも多分お姉ちゃんは初めから気付いていたと思う。

 

 勇儀達に予め話を通していたのもそうだし…少し悲しそうにしていたけど『それが貴女の選んだ道なら私は応援してあげる』って背中を押してくれたから。

 

「いやいや、何か二人して覚悟なり何なり壮大な事言ってるけどただの修行でしょ?人間ならいざ知らず私達妖怪が修行を見てもらうだけならそうそう覚悟なんて要らないわよ」

 

 わたしと勇儀があまりにも真剣にしている所為からか、耐えられなかったパルスィが重い空気を払拭させようとわざとらしく大きめな声を上げて明るく振る舞い出す。

 

 …確かにパルスィの言う通りたかだか普通の修行程度だったら覚悟なんてする必要は無いよ。

 

 だけどさ…今回は違う。…違うんだよパルスィ。

 

「「(勇儀)に直接鍛えてもらいたいんだろ()」」

「…………本気?」

「そうなんじゃないかと思って言ったらマジでその通りかよ…」

「…………」

 

 偶然にも重なったわたしと勇儀の言葉を聞いてパルスィは驚いた表情を見せたものの、わたしの覚悟を推し測る様に緑眼を細めてくる。

 

 危険なのは重々承知の上、だけどそうでもしないとわたしは紫にも追いつけそうに無いからやるしかない。

 

「…なぁこいし、教えてくれ」

 

 案の定か…みたいな顔をした後、勇儀は自分の頭に手を当ててわたしに疑問を投げかけてきた。

 

「お前は何でそこまで強くなりたいと思ったんだ?…やっぱり要因はあいつ(一進)か?」

「うん。お進はさ…大怪我したとかで今永遠亭に居るの」

「! 永遠亭!?あいつがそこまでのダメージ貰うって…一体誰がやったんだよ」

 

 勇儀が驚くのも無理は無いのかな?何せ勇儀もお進がレミリアと張り合ったのは宴会で聞いていたみたいだしさ。

 

 お進は紫の式神になった時点でそこら辺の下級、中級妖怪程度なら問題にならないぐらいの実力を持ってる。…しかもなんだかんだで門番さんに体術の稽古をつけて貰ったりしてた上、戦いに慣れたお進の実力は相当なものだと思う。

 

 でも、そんなお進を上回る実力者とすれば大抵名が売れているだろうから勇儀だって気になるのも仕方ない。

 

「…………」

「…ねぇちょっといい?…一進ってのはだいぶ前に地底にいた人間だというのは分かるんだけど…永遠亭って何かしら?」

「お、ああ。パルスィは全く地上に関心が無かったから知らねぇのか」

「医療施設だよ。もっとも幻想郷でそこ以上の治療が出来る所は無いんだけどね」

 

 人里にもいくつかあった筈だけど、流石にそれらと永遠亭を比べる事は出来ないよ。

 

「…成る程ね。その人間が幻想郷で随一の治療を受けないといけないぐらいに誰かにやられたってわけ」

「ああそうだそうだ。そんでよこいし、話戻すけど一進をやった相手ってのは誰なんだ?」

 

 …………。

 

 ……。

 

 …ハァ。

 

 

「……教えられない」

 

 勇儀にいくら聞かれようとも、これは紫との大切な約束だから教える事は出来ない。

 

 わたしはお進と魔界の繋がりについて教えて貰う代わりにその事について一切口外する事を禁じられているから。

 

「教えれないだぁ?何でそんなメンドクセェ事を…んなもん直接本人から聞きゃいつかは露呈するじゃねぇか」

「…そうなんだけど…紫に止められたの」

「…紫…か、なるほどなぁ。(薄々勘付いてはいたけど…やっぱり普通じゃ無かったってわけか)」

「……私は余り口出し出来無いみたいね」

 

 勇儀は紫の名を出す事で一先ず納得した様に頷き、パルスィは少しばかり分からない事が多過ぎるのか、質問するのを諦めて静かに耳を傾ける様にしていた。

 

「で?強くなりたいっつーのはそいつへの復讐の為か?」

「違ッ!…うと思いたい…けど…」

 

 勇儀の言い方にカチンときて咄嗟に言い返してはみたものの…段々と自分の気持ちが偽りでは無いかと不安になる。

 

 お進の隣に居たいから強くなりたい。お進の役に立ちたいから強くなりたい。

 

 その気持ちが嘘では無いと分かっているけど…お進を傷付けた相手が許せないのもまた事実だったから。

 

「…そうか。なら悩むぐらいならやめとけ」

「!? 何でッ!」

「…私も同感かしらね」

「ッ!」

 

 そして、二人から冷たく言い放たれた否定の言葉。

 

「どうして!!手伝ってくれるんじゃ無かったの!?わたしはどんな危険な修行でも構わないよ!」

 

 折角強くなる足掛かりを見つけたというのに、勇儀とパルスィが急に掌を返してわたしを鍛える事に対して反対してくるものだからわたしは二人に必死に(すが)ろうとする。

 

「…だってさ。勇儀」

「全部押し付ける気かよ…はぁ〜あ…私の修行が危険とか危険じゃ無いとかそういうのじゃ無ぇんだよなぁ…」

 

 わたしに縋られても全く乗り気じゃ無さそうな勇儀は頬を掻きながらしぶしぶと言った感じに口を開ける。

 

「既に向こうが手ぇ出してきたんだろ?だったらそんな奴相手に後手に回ってたらいつか取り返しつかない事になるぞ」

「分かってる!だから!だからこそそうならないように少しでも強くなってお進を護れるようになりたいの!!」

「…護る…ねぇ」

 

 …勇儀はそんなわたしを見て我慢の限界を迎えたのか、重い腰を上げたかと思えばわたしに掴みかかって声を荒げて叫び出す。

 

弾幕ごっこ(遊び)じゃ無ぇんだよ!!死ぬ覚悟しか無ぇ奴に何が出来るって言うんだ!」

「…ッ!」

 

 死ぬ覚悟しか無い。

 

 紫に会った時にしろ今の修行にしろ、わたしは自分がいくら危険な目に合ってもその先の目的の為にガムシャラでしかなかった事を気付かされてハッとする。

 

「死ぬって…、勇儀は考え方が野蛮過ぎるわよ」

「うっせ!今の幻想郷が(ぬる)過ぎんだよ」

「いいから落ち着きなさい。で、私は貴女にそこまで言うつもりは無いんだけど…。強くなるならない以前に、貴女が苦しんでたらそれが一番ダメじゃないの?」

 

 …………。

 

 勇儀を落ち着かせて手を離させたパルスィもまた、勇儀と同じ様にわたしが自分自身を軽視していた事について言ってきた。

 

「自分の命は自分のもの。…そう考える奴も多いけれど、実際貴女の命は貴女の為だけのものじゃないでしょう?」

 

 悲しむ者だって沢山出てくるわ。とパルスィは静かに、それでいて優しく語りかけてくれた。

 

 ……。

 

 わたしの命…。

 

 覚の思われ方について何も知らなかった時は楽しかったけど…それ以降は楽しい思い出なんて何も無かったし、お姉ちゃんと一緒に辛く生きる事が何時しか当たり前になっていた。

 

 だけど、そんなお姉ちゃんを裏切ってわたしは眼を閉じて…一人で楽な生き方に逃げ出した…。ホント自分でも酷い奴だと思う、長年連れ添った姉の心遣いを自分の為に無駄にしてしまったのだから。

 

「……」

「……」

 

 でも、お姉ちゃんは異端となって心が読めなくなったそんなわたしでも優しく受け入れてくれたんだ。家族だから、たった一人の妹だからって…。当然今じゃ家族もお燐とお空、そしてお進が増えたけどわたしにとってのお姉ちゃんはお姉ちゃんしかいない。

 

 …わたしは誰かが一人でも欠けるのが絶対に嫌だけど、逆にわたしが欠けるとお姉ちゃん達を悲しませてしまうだろう。

 

「…最後に聞いてあげる」

 

 暫くの間辺りが静寂に包まれていたけど…パルスィが口を開く事によってその静寂も解かれる。

 

「そこまで聞いて尚貴女は自分の命を散らそうと考えるの?下手に危険な橋を渡らずともゆっくり実力をつければいいじゃない」

「…それは分かってる」

「それじゃあ何で?」

 

 パルスィが聞いてくる事も分かる。さっきわたしが自覚したように、強くなるのにわざわざ命を賭ける必要があるのかを聞いてきているのだろう。

 

 それでも、わたしの想いは分かり切っている。

 

 だって…、

 

「…わたしは」

 

 わたしは一度、お姉ちゃんの心遣いを無駄にしてしまった。あの時わたしの心がもう少し強かったらお姉ちゃんと同じように心を読んで、例え周りから忌み嫌われていようと二人で支え合えて生きていたかもしれない。

 

 ……わたしの中にはその思いと同じ気持ちが溢れている。

 

「…もう……後悔…したくないから…」

 

 わたしの覚悟が揺らぐことは無かった。今頑張らなかったらお進は居なくなってしまうかもしれない。

 

 …もう二度と、あんな苦しい思いはゴメンだから。

 

「ふうん…」

 

 か細く出した筈のわたしの声をちゃんと聞き取ったパルスィは、既に空になった杯を置いて興味深そうにわたしの方を見つめてくる。

 

好きな人(藤代一進)の為ねぇ。妬ましいわ―「博麗神社に行け」…勇儀?」

 

 すると、突然パルスィの言葉を遮った勇儀はメンドくさそうに頭を掻きながらも何やら一筆したためた手紙をわたしに寄越してきた。

 

「私の友人だ。居なかったら天界まで行く必要があるかもしれないが…戦闘面に関しちゃお前向きだろう」

 

 そう勇儀はぶっきらぼうに言った後、わたしから興味を無くしたように自分の杯にお酒を注ぎ始めていた。

 

 …お前向きだろうって…え?勇儀は反対だったんじゃないの?その言い方だったらわたしを鍛える事に賛成してるんじゃ…。

 

「……ねぇ勇儀…いいの?」

 

 パルスィもわたしと同じ気持ちのようらしく、突然賛成意見を出した勇儀に対して疑問を持っている様だった。

 

「…人に言われて変える様な覚悟だったらぶん殴ってたさ…」

「…ってことは…」

「! ありがと勇儀!」

 

 勇儀の真意に気付いたわたしは酒屋を飛び出して一目散に博麗神社へと駆け出す。重かった気持ちも既に晴れていて、少しでも早く地上へと向かうその足はとても軽いものであった。

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

「…行ったね」

「ありゃ~?お~い妹ちゃ~ん!お酒も呑まないでまたどっか行っちゃうの~?」

「……呑ませた私が悪いんだろうけどマジで空気読まねぇなお前…」

「そんな自覚があるなら今度から控えなさいよ」

「絶対に断る。…にしてもあいつは変わってるよ、殺す覚悟を持っているがその実殺される覚悟の無い奴は数多く見てきたけど…」

「殺される覚悟を持っているけどその実相手を殺す覚悟の無い奴は初めて見たって?」

「ああ。ま、裏を返せば相手の命までも(おもんばか)れるって事だ。…自分を犠牲にしてまで人の為になりたいなんてどいつに似たんだかな………ありゃ強くなるぞ」

 

 

 

 




そろそろ次のepisodeに移行しようかと…。魔界?アリス?多分そっちはそっちできっと頑張っていますからそっとしておきましょう!

ハァ…冥界と山に辿り着くのは何時頃になるのかなぁ…(遠い目)


それではまた次回。


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