俺ガイル×プロポーズ大作戦w   作:makidan

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由比ヶ浜ストーリーです。少しアレンジしましたどうぞ


いつでも由比ヶ浜結衣は悩みを持ってくる

教室

 

 

この俺比企谷八幡は今机にうつ伏せで音楽を聴いて寝ていた。高校時代に聴いていた音楽を27歳の俺には懐かしいと思いながらしみじみ感銘を受けていた。

 

するとトップカースト達の話し声うるさくイヤホン越しでも聞こえてきたので少し耳を傾けてみた。

 

「ねぇー隼人〜今日一緒にカラオケ行かない?」

 

「ゴメン由美子。試合が近いから練習しなきゃいけないんだ。サッカー部としては大事な試合だからね。」

 

「そうそう!!隼人くんがいなかっからみんな気合い入んないしマジぱないわー!!」

 

「ふーん。そう。てか戸部うるさいし!」

 

「由美子それないわー!!マジぱないわー!」

 

「あっ!?」

 

「あ、はいすいません。」

 

「ははは、戸部怒られてやんのマジウケるわー」

 

「そーだな、ははは」

 

 

…俺は今も昔も変わらないな…リア充は爆発しろ!

 

 

 

 

 

 

てかあれ?由比ヶ浜は?

 

あの時は存在自体知らなかったが教室では一度も、というか学校ですら会ってない。どういうことだ?あいつはあの時は三浦達と同じグループのはず?なぜ?

 

謎を抱えたまま放課後になり奉仕部へと向かう。

 

 

ガララ…

 

 

「あら、また来たのね。てっきりビビってもう来ないかと思ったわ。」

 

「勝負事で負けるつもりはねーから。」

 

「あら、そう。私も負けるつもりなどないのだけれど、ちなみにあなたが勝ったらどんな願い事を私にするつもりかしら?まぁ大体は予想つくのだけれど」

 

「お前何か変な勘違いしてねーか?ちなみに参考までに聞かせてくれねーか?」

 

「ええ、いいわ。私と付き合いたい[いや、ちげーよ]え!?」キョトン

 

「いやいや!驚きすぎだろ!どんな自信だよ。さすがの俺でも引くわ」

 

「本当に驚いたわ。私に近づく男子は皆好意を抱いていたから、そういう目的だと思っていたわ。」

 

「安心しろ、それはねーから。あと俺の願いは間接的にお前の姉さんに頼むつもりだからお前は関係ない。」

 

「どういうつもりかしら?何故あなたが姉さんを知ってるの?」ギロ

 

「お前入学式の時に車に乗ってて事故が起きなかったか?」

 

「え?!えぇ…同じ新入生がぶつかって。」

 

「その時の少年が俺なんだわ」

 

「!!!そ、そうなの…。ゴメンなさい気付かなくて、見舞いに行こうとしたのだけれど両親がダメだと言われ[いやもう気にしてねーから。]え?」

 

「見舞いにはお前の姉さんが来てくれて外面完璧超人の対応で世話になったからそのお礼だな。」ってのは嘘 見舞いも来てない

 

嘘つくのはあれだが元の世界に戻るためには仕方ない。かわいい妹から頼み事されれば陽乃さんも気を許すかもしれない!これは作戦だ!

でもめっちゃ浅い作戦だな…陽乃さんにすぐバレそうで怖い。

 

 

「そう。しかしよくわかったわね。姉さんの仮面に気づくなんて。感心したわ。」

 

「お!!雪ノ下が珍しく褒めるとはな。」

 

「えぇ。本当に腐った目でも、いや腐った目だからこそ見抜けるものがあるのかしら。」

 

「台無しだわ!俺の感動を返せ。」

 

「ふふ。フゥー、比企谷くんあの時はゴメンなさい。」

 

「は??何でお前が謝るんだよ。」

 

「これは私の自己満足かもしれない。でも謝らせほしいの。だから私の謝罪を受け取ってくれないかしら?」

 

「ああ、分かった。許す。はい終わり。」キッパリ

 

「比企谷くん、私は真面目に[コンコン]はいどうぞ。」はぁ

 

よし俺の勝ち逃げだな。フハハ

 

「し、失礼しまーす。平塚先生に言われ来たんですけど」オドオド

 

「えぇそこにかけて。」

 

 

誰だ?最初の依頼者は由比ヶ浜だった、はずなのに?黒髪でちょっとぼっち感の溢れる人見知りの地味な女の子。しかし胸がすごい。総武高校生でこんなにデカいやつは1人し……か…!?

 

「あ、あのわ、私由比ヶ浜結衣といいます…」

 

はぁ!!?ガタ!その場で立ち上がっていたおれ。

 

「ご、ご、ごめんなさい!!」ビク!ウルウル

 

「あっ、そ、その、わりー。」

 

「あ、あたしこそゴメンなさい。ビクついちゃって…」ウルウル

 

な、な、な、なんだ!?このカワイイ小動物みたいなのは?人見知りの由比ヶ浜だと?想像したら爆笑ものだか…以外にもそのギャップで衝撃波を食らってしまう。つまりカワイイ。

 

「比企谷くん。由比ヶ浜さんをいやらしい目で見るのはやめなさい。警察に連絡されてもおかしくないわよ」

 

「あ、わりーな。昔の知り合いでお前みたいなのがいたからビックリしちゃってな。驚かせてゴメンな」

 

「う、うん!全然平気だよ…ゴメンね私も大袈裟で……比企谷くんだよね?」

 

「ん?俺のこと知ってるのか?」

 

「うん。忘れないよ。あの時、私の大事なサブレを助けてくれてありがとうございます」ペコ

 

「おお!気にしてないから。それよりそのサブレは元気か?」

 

「えぇ!?う、うんすごく元気だよ。」(やっぱり優しい人だな、サブレの心配するなんて)

 

「あの由比ヶ浜さん、依頼はそこの男に謝罪する事でいいのかしら?」

 

「い、いいえ!それとは別で、話を聞いてもらっても、いいですか?」

 

「えぇ、どうぞ」

 

 

「実は私、イジメられてるんです」

 

 

 

 

 

え!?

 

 

 

 

 

 




どうでした?次はイジメ撲滅運動です。

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