お願いしゃす( ̄▽ ̄)
世界が停止していた…
何かもう慣れたなぁ〜。と思っている所に奴が現れた。
「やぁ。比企谷くん。魔王様とは話しが済んだみたいだね。」
「おう。まぁ何とか話はまとまったわ。」
「お!!そうなのかい!?僕は嬉しいよ!!ようやく君がやる気を見せてくれるなんて!!」
「まぁどうせメルヘン世界みたいな話みたいだからな…ダメ元で色々頑張ってみるわ。」
「いゃ〜〜一時はどうなるかと思っていたよ!ロジカルシンキングに…」
「いや!!もういいわ!早く過去に戻してくれ…」
「む、そうかい…なら『ハレルヤチャンス』と言ってくれればもう行ける状態だよ。」
「ん?ポーズはしなくていいのか?」
「あぁそうだよ。てか最初っからポーズとかはいらなかったぽいしね」w
「殺す」
俺はそこにあったケーキ入刀の刀っぽいやつを玉縄振りかざした。
「うお!危ないじゃないか!!さすがにそれは死人は出てしまう。そうやって君はブレインストーミ…」
「いやマジでうるせーよ!ったく」
俺は刀を元の場所に戻した。
「じゃ、行って来るわ。」
「あぁ。君の武運を祈っているよ!」
「あぁ。ハレルヤチャンス」
ここは…奉仕部にたどる廊下か…
時間は丁度部活の時間だな。
さて、これからどうしたものか。雪ノ下と恋愛関係に持っていければいいのか…
いっその事告白でもするか?
………………………………………
無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理!!!!
何だよ!告白って!俺のクールキャラが壊れてしまうじゃねーか。
でも過去の世界だしダメ元で…いやいや由比ヶ浜みたいに性格が拗れることもあるからな…
何だよ、めっちゃ大変じゃん。雪ノ下さんにあんだけ啖呵切っておいてビビってるって、もうちょい頑張れよ27歳の俺。
ま、とりあえず部室に行くか。
すると部室の扉の前で美少女2人が固まっていた。何してんの?
「何してんの?」
「ウヒャぁー!」「キャ!」
「驚かせないでくれるかしら比企谷くん。少し吐き気がしてきたわ。」
「いや、何でだよ。普通は心臓が止まる所だろう。」
「ふっ、私の心臓を甘く見ないものだわ。昔から私の心臓は強いのよ。だいたいあなたと違って……」
「あーはいはい。悪かった×2。雪ノ下様の心臓は強靭ですね。」カタコト
「ちょっと!あな「んで何してんの?由比ヶ浜?」クっ!」
「あ!う、うん。何か部室に変な人が…」
もう嫌な予感しかしないんだけど。
俺は部室を覗いてみた。するとデジャブのように映る影が1つ。
白い髪の毛。メガネを掛け、コートを………
面倒くさいな、説明するの。
「何してんだ。材木座…」
「ふははははは!!待ち侘びたぞ!!比企谷八幡!!」
クソ!ちょー面倒くさい奴が出てきたやがったな。
「比企谷くんの知り会いかしら?」
「あ、まぁ、体育でペアになるくらいの仲だな。」
「それは友達??でいいのかな?」
「由比ヶ浜。俺に友達はいない。今までも、これからも!」ふっ
「あ!ご、ごめんね!何か理由があるんだね…ゴメン…」
「あ。いや。こちらこそすいません。」
俺の自虐ネタが通じてない。しかもマジな感じで哀れみの目で見られるとかなり傷つくな泣
「で、でも私でよければ友達になってくれたらう、うれしいかなぁ〜//」ウルウル 上目遣い
ぐはぁー!!!やべーよ!落として上げる技とか危険だろ。一般男性なら勘違いするぞ!もうユイユイルート行ってもいいんじゃね?
「オイ!八幡!我を裏切るつもりか!?あの時交わしたボッチ条約はどうしたのだー!!」
「いや。交わした覚えねーよ!つかハナっから友達とかいらねぇーし。」
「じゃ、じゃあ私の事が嫌いってことなのかな…グス」
「あ!いやそういう意味じゃなくてだな…」
俺も大人だ…ここは…
「じゃあ由比ヶ浜、俺と友達になってくれないか?」
すると由比ヶ浜は満面の笑みで
「え!?本当に??ありがとう!凄く嬉しいよ!高校生で初めての男友達が出来たよ!」ニコっ
ぐはぁー!!!もう何だよ!この可愛いさわ!一色のあざとい笑顔とは違う本物の笑顔、もうユイユイルート行って告白して振られちゃうまであるぞ!振られちゃうのかよ。
「貴様〜〜!我は見損なったぞ!比企谷八幡!」
「フン!何とでも言え!昔の俺とは違うのだ!」ふっ
「ならば、この我の鉄槌を〜〜「いい加減にしてくれないかしら。」」シーン
部室が凍りつく。
久しぶりに書きやした。
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