うずまきナルトが幻想入り~Story of light and darkness~ 作:ガジャピン
削除しようとも考えましたが、今まで読んでくれた読者様に申し訳なく思い、簡単ではありますが最終話までの展開を書いて締めとさせていただきます。
今後の展開。
ナルト、魔理沙、フランが各地を旅する。旅をしながら、九尾のチャクラを取り込んだ東方キャラたちと弾幕ごっこをしたり、ちょっとした事件を解決したりする。そうしていく内に東方キャラたちと親しくなり、フランに対する誤解も解けていく。旅の途中、下級妖怪が激減しているという噂を耳にする。
天魔は下級妖怪を妖怪の山に拐い、殺して九尾の力を奪っていた。そのため、天魔はナルトたちが旅をしている間、どんどん強くなっていく。
天魔が圧倒的に強くなった時、ついに天魔はナルトを殺し、九尾を解き放とうとする。九尾の力を全て奪うためである。
射命丸は本物の天魔の情報を入手し、天魔がナルトを襲撃している隙をついて本物の天魔を救い出す。
レミリアは運命を操る程度の能力の影響で、毎日ある夢を見ていた。フランがありとあらゆるものを破壊する程度の能力に呑まれ、暴走して東方キャラを全員殺していく夢。
その運命を変えるために、レミリアはナルトの九尾の力を利用しようと考えた。九尾のチャクラに意思があるため、フランの中に暴走する人格を九尾のチャクラで創れないかと企んだ。フランがその人格に打ち克てば、能力を完全に己のものにでき、暴走も無くなって幻想郷も救えると思った。
天魔の襲撃で魔理沙が瀕死の重傷を負い、それを見たフランがキレる。暴走し、天魔を瀕死にする。それでも暴走は収まらず、片っ端から破壊を始めた。
レミリアはフランが暴走するのが分かっていた。フランに自分を殺させることで元のフランの人格を取り戻し、暴走するフランにフラン自身が打ち克つように仕向ける。これがレミリアの計画であり、最初からフランに殺されるのを覚悟していた。
ナルトはレミリアが取り込んだ九尾のチャクラを通してレミリアの覚悟と苦悩を知り、レミリアがフランに殺される直前にレミリアを救う。そのままフランとナルトは闘いを始める。
九尾のチャクラを取り込んだフランの強さは凄まじく、ナルトは防戦一方となる。傷もいくつか負い、窮地に立たされた時、幻想郷に異変が起きる。
レミリアの覚悟と苦悩は、九尾のチャクラを取り込んでいた全員に伝わっていた。フランの優しさも旅を通して知っていたため、フランを救うために取り込んでいた九尾のチャクラをナルトに返す。天魔も最期に本物の天魔に本心を伝え、今まで奪った九尾のチャクラをナルトに返した。返す際、各々の持つ能力も九尾のチャクラに宿した。ナルトは九尾のチャクラと九尾のチャクラを取り込んでいた東方キャラ全員の能力を手に入れる。
ナルトの九喇嘛モードに変化が起きた。九喇嘛モードの周囲に無数のスペルカードが創られたのだ。ナルトは手に入れた能力を弾幕ごっこで理解していたため、スペルカードで東方キャラの能力を使用することを思いついたのだった。幻想九喇嘛モードとナルトは名付け、東方キャラたちのスペルカードを次々に使用し、フランと弾幕ごっこをする。
ぶつかる度にフランの中に東方キャラの思いが伝わり、本来のフランも精神世界で暴走フランと闘う決意をする。
最後にフランは暴走フランを受け入れ、己の能力を完全に自身のものにする。
魔理沙もなんとか一命をとりとめ、レミリアはナルトにお礼をいった。ナルトは紫のスキマにより元の世界に帰る。帰る直前、紫はナルトに取り込んでいた九尾のチャクラを返した。これで全ての九尾のチャクラの回収が完了する。
ナルトは真っ先にヒナタに会いにいった。その際レミリアとフランからイタズラでキスマークを首筋につけられていたため、ヒナタと修羅場になる。
ナルトは怒りの矛先をレミリアとフランに向け、飛雷神の術を使用。すると、魔理沙の箒に貼られていたマーキング札に飛んだ。紫は九尾のチャクラを返す際、己の能力を九尾のチャクラに宿していたのだ。ナルトは幻想郷と自身の世界を行き来できるようになった。
ナルトの顔を見た魔理沙が満面の笑みになり、東方キャラたちが笑みを浮かべてナルトのところに集まってくる。ナルトも笑顔で応えて、東方キャラたちの輪の中に入っていく。めでたしめでたし。
モチベーションが死んだ理由は、ナルトと弾幕ごっこする出来事を旅で出会った全ての東方キャラに自然な形で挟まなければならなかったことです。まずキャラありきでイベントを創り動かすより、一本の大きな出来事を軸にキャラを動かしていくという方が私には合っているようです。
ここを乗り切ればモチベーションは回復したでしょうが、思い通りにキャラを動かせずイライラしながら物語を組み立てている自分に気付きました。
自分が楽しい気持ちで書けないのに面白い作品になるわけがないと結論を出し、打ち切りとしました。
何か気になる点や疑問に思った点があれば、 できる限り答えていきたいと思います。
今までありがとうございました。