うずまきナルトが幻想入り~Story of light and darkness~   作:ガジャピン

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6月30日と7月1日に全話修正をしました。
修正内容は!と?の後に空白を入れたことです。
内容に関しては一切変えていませんのでご安心下さい。


閃光~Master spark~

 天狗たちが紅魔館にナルトを生け捕りにいったが、妖怪の山にいた天狗全てが行ったわけではない。

 最小限の数ではあるが、天狗の住む場所を守る天狗たちもいた。

 

「む~、私も紅魔館組がよかったな~。いいネタを文より先に手に入れたかったのに~」

 

 長い茶髪を紫のリボンで結んでツインテールにしている女の子、姫海棠はたてが天狗の家がある空洞の入り口付近でふてくされて頬を軽く膨らました。

 

「今更言っても仕方ないだろう。諦めて大天狗様に言われたことをきちんとやれ」

 

 短い白髪に山伏風の帽子を被り、その手に身の丈に近い大きさの剣と紅葉が描かれた盾を持っている少女、犬走椛が隣にいるはたてを戒める。

 

「ていうかさ、今時力による支配って古くない? 天魔っちも大天狗っちも考え方が時代遅れなんだよ~。今の幻想郷はもうそういう世界じゃないのにさ~」

 

「……我々天狗にとって、天魔様と大天狗様の命令は絶対だ。不平不満があるのも分かるが、仕事はしっかりしてもらう」

 

「うへ~、ここにも時代遅れの天狗がいた~」

 

 はたてがうんざりした様子でため息をついた。

 

「新聞記者なら言葉を選ぶべきだと思うがな」

 

「取り繕わず真実を伝えるのが私の新聞のモットーだから。正しい事しか書いてない『花果子念報』をどうぞよろしく!」

 

 椛は自分の周囲を見渡す。

 

「私以外誰もいないが、誰に言ってるんだ?」

 

「へ? 別に。暇だったから私の新聞のキャッチコピー考えてただけ~」

 

 はたてのあまりのフリーダムさに、椛は頭を抱えた。

 

「はたてにはついていけんよ」

 

「そんなことよりさ~、紅魔館はどうなってるの~?

天狗の半数くらいが一斉に攻めに行ったんだから、いくら吸血鬼でも一方的な展開になってんじゃな~い?」

 

 椛の眼前には木々が生い茂っているが、彼女には関係ない。

 千里先まで見通す程度の能力で、紅魔館の闘いをその場にいるような精度で見ることができる。

 椛は紅魔館がある方向をじっと見つめ、頷いた。

 

「確かに一方的な展開だ。我々天狗が圧倒されている」

 

 信じられないモノを見ているかのように、椛の目は大きく見開かれ、その顔からは血の気が引いていた。

 はたては目を輝かせ、ゴクリと生唾を飲み込む。

 

「えっ!? なんでなんで!? 天魔っちも援護に行ったじゃん! なのに、なんで天狗が圧倒されてるの!?

まだ夜になってないけど、吸血鬼に隠された力みたいなのがあったの!?」

 

「お前は何故同胞がやられているのに嬉しそうなんだ!?」

 

 いいネタを手に入れたと言わんばかりにぐいぐい近付くはたてを手で必死に押さえながら、椛は呆れたように声をあげた。

 

「それに、天狗や天魔様を圧倒しているのは吸血鬼ではない……いつも紅魔館の門の前で寝てる妖怪だ」

 

 

 

    ◆     ◆     ◆     

 

 

 

 天狗たちが美鈴目掛けて超高速で突進する。目にも止まらぬ速さで縦横無尽に動き回り、全ての方向から天狗たちの腕が伸ばされてくるのは恐怖だろう。それが普通の妖怪なら。

 しかし、九喇嘛モードになった今の美鈴は普通の妖怪に当てはまらない。

 全方向からの攻撃一つ一つを丁寧に払い、お返しとばかりに綺麗に一発ずつカウンターで拳を入れる。

 僅か数秒の間に、美鈴が捌いた天狗の攻撃の数は五十を軽く越え、その数は同時に天狗を撃破した数でもあった。

 美鈴の攻撃をくらった天狗たちが、それぞれ攻撃されたところを押さえて、地面に落下していく。

 天魔がそれを見て舌打ちし、他の天狗と比べ物にならない速さで美鈴との距離を詰め、右足で上段蹴り。

 美鈴がそれをかがんでかわし、そのまま天魔の顎目掛けて右のアッパーカット。天魔は上体を反らして回避。美鈴は流れるように体勢を変え、がら空きになった天魔の胴を左の掌底で打つ。

 打たれた部分を中心とした見えない衝撃の波紋が生まれ、天魔は血を吐き出しながら吹っ飛んだ。美鈴の掌底は外傷より内臓のダメージに重きを置いた攻撃だったため、天魔の内臓のどこかが損傷したようだ。

 そのダメージを気合いで抑えこみ、天魔は血の筋を口の端に残して、歯を食い縛る。

 

「……ッ!」

 

 凄まじい妖力の奔流が天魔の周囲に渦巻き、やがてそれが天魔の指先に集中していく。

 天魔がその指を美鈴に向けた。

 

「縛ッ!」

 

 指先から放たれた妖力の縄が美鈴に巻き付き、ぎちぎちと締め上げる。この妖力の縄は天魔の得意技である捕縛技であり、天魔が一番自信を持っている技でもある。

 しかし、美鈴は苦しむ素振りをみせず、無表情で自分の身体を締め付ける妖力の縄を見る。

 美鈴はぐっと両腕に力を入れ、軽々とその縄を広げてそのまま断ち切った。

 

「バッ、バカなッ! たかが一妖怪がいともたやすく我が技をッ!?」

 

 これが、この強さこそが外来人の持つ力の本質か!

 幻想郷のパワーバランスの一角を担っている天狗の長を、名も分からぬ妖怪が圧倒する。

 この妖怪のように力を使えるようになれば、本当に幻想郷の全てを支配できるかもしれない。

 美鈴が顔の前に右手を上げ、その指の間にスペルカードが挟まるように現れた。

 

「分かってますよ、狐さん。極光『華厳明星』」

 

 美鈴の両掌に気と九尾のチャクラが集まっていき、それはやがて光輝く大きな球体となって、掌の前で静止。

 その眩さは、紅い空の中にもう一つ太陽が生まれたような輝きだった。その球体に内包されている強大な妖力と九尾のチャクラの影響で、美鈴の髪は少し浮き上がっている。

 

「はっ!」

 

 美鈴の声を合図に、とてつもない速さで球体が放たれた。

 天魔は回避を諦め、咄嗟に両腕を胸の前で交差しガード。自身の妖力を最大限まで高め、防御する。

 球体が天魔に当たった瞬間、紅い空に爆発の光輪が咲いた。爆風が大気を震動させ、美鈴とレミリアの肌をビリビリと震わせた。

 レミリアは右手を(かざ)して、強烈な閃光を防ぐ。

 

「分かってたけど、実際に見てみると、やっぱり圧倒的な強さね」

 

 爆煙が晴れ、天魔が姿を現した。天魔は息も絶え絶えで、辛うじて空を飛んでいる状態。全身に傷を負い、防御に使った両腕は内出血で黒く滲んでいる。

 美鈴は瞬きの間に天魔の眼前に移動し、右足の廻し蹴りで天魔を天狗たちの群れている方に蹴り飛ばした。

 

「ふぅー……」

 

 美鈴は丹田呼吸法──丹田(へそ下)を膨らましながら、息をはいて、腹の力を抜き大きく息を吸う呼吸法──をして、自身の気を高めながら、戦闘で乱れた気を整える。

 

「ところで美鈴、あなたはパチェの護衛だった筈よ。そのあなたがなんで私の援護に来たの?」

 

「パチュリーさんが言ったんです。私が結界を維持する必要が無くなったから、外の戦力を増やした方がいいって。それで私が外の援護に行くことができました」

 

 パチュリーの快復により、パチュリーは自身の力を最大限まで発揮できるようになった。

 そのおかげでレミリアの見た、自身が天魔にボコボコにされる未来が変わった。

 レミリアは少し誇らしげな表情で、紅魔館の方を振り返る。

 

「さすが、私の友人ね!」

 

 

 

    ◆     ◆     ◆     

 

 

 

 紅魔館の庭、パチュリーは空を見上げるように頭上を見た。

 今、結界の維持をしているのはパチュリーではなく、紅魔館内を荒れ狂う九尾のチャクラ。

 パチュリーは結界を維持しながら、九尾のチャクラの性質を把握し、結界に九尾のチャクラが取り込まれるよう術式を組み直して、九尾のチャクラによる結界の維持を実現させたのだ。

 

(もし喘息が治ってなかったら、結界を維持しつつ術式の組み直しなんて高度な事、できなかったわね)

 

 当然ナルトの封印が終了し九尾のチャクラが消えれば、自動的に結界も消える。しかし、元々九尾のチャクラを幻想郷に漏らさないための結界。別にそれで何の問題もない。

 

 

 九喇嘛が門の方を見ている。

 

(あの女のあの姿……間違いねェ。ありゃ九喇嘛モードだ。

何でだ? 何で人柱力じゃねェ奴が、九喇嘛モードになれる?)

 

 ただ九尾のチャクラを使いこなしているだけでは、九喇嘛モードになれない。九喇嘛自身が力を貸し、九喇嘛と協力関係になって初めて九喇嘛モードになれる。

 九尾のチャクラを使いこなせても、人柱力でなければ九尾モードまでしかなれない。

 

(だいたい、ワシがあの女に力を貸してェなんて思うわけがねェ。

いや、確かに今のナルトの状態を見りゃあ、誰にも邪魔させねェために、あの女に力を貸してやっても──)

 

 そこまで思考して、九喇嘛は納得できない様子で眉間にしわを寄せた。

 

(ちょっと待て! ワシはいつあの女に力を貸してやっていいなんて思った!? こっから少し本気でやるぜ。女ァ、テメェも気合い入れろ!

何だ!? ワシの思考に別の思考が混ざって──!)

 

 そこで、九喇嘛がハッとした表情で顔を上げる。

 あり得ねェ。そんなことが本当にできるのか。

 だが、この仮説以外に、あの女が九喇嘛モードになれる理由。それと、ワシに別の思考が混ざる理由が思いつかねェ。

 

「なぁ、この結界を創った女。さっき門を出てった女は何者だ?」

 

 突然九喇嘛に話しかけられ、面食らったパチュリーだったが、落ち着きを取り戻すと不愉快そうに顔をしかめた。

 

「私にはパチュリーって名前があるのよ。女じゃなく、パチュリーって呼んで」

 

面倒(めんど)くせェ)

 

「……そりゃ、済まねェな。で、パチュリー、さっきの質問だが──」

 

「あの子は妖怪よ。気を使う程度の能力を持っていて、主に体内のエネルギーやオーラを目に見える形にできるわ」

 

 目に見える形──九喇嘛は自分の仮説に確信をもった。

 

(信じられねェ……信じられねェが……。あの女、取り込んだワシのチャクラで、体内にワシの分身を創りやがったッ!)

 

 つまり、影分身のようなものだ。本体のチャクラが分けられ、その分けたチャクラに本体と同じ見た目や知識といった情報を入れて、分身を形作る。

 だが、影分身と違う部分が一つあった。それは、分身体と思考がリンクしていること。

 通常の影分身は、影分身が消えて初めて影分身の経験したことが分かる。

 九喇嘛の場合は、リアルタイムで分身の経験や思考を知ることができる。これは、九喇嘛自身が莫大なチャクラの塊であることが関係している。つまり、九尾のチャクラ全てが九喇嘛の本体であり、肉体なのだ。

 なら、九尾のチャクラを取り込んだ全ての妖怪の思考を知ることができると思うかもしれないが、残念ながらそれはできない。

 何故か? そのチャクラには美鈴が創った分身のような意思が備わっていないからだ。意思のない力で何かを知ることはできない。

 美鈴は紅魔館内という、幻想郷の他の場所とは桁違いに九尾のチャクラ濃度が濃い場所にいた。美鈴は他の妖怪とは比べ物にならない程の九尾のチャクラをそこで取り込んだのだろう。そして、美鈴の能力が自身の内に取り込んだ膨大な九尾のチャクラに形を持たせたのだ。

 

(気付くべきだった。紅魔館に来たとき、あの女だけが九尾の衣を使えていることを知った時に)

 

 誰もが九尾のチャクラをオーラのように纏わせるしか出来ない中で、美鈴だけは唯一九尾の衣を纏えた。これも美鈴の能力があったからこそ纏えたのだろう。あの時は取り込んでいた九尾のチャクラが少なかった。だから、意思をもたせることは叶わず、衣で留まった。

 ふと九喇嘛がフランの方を見る。

 

(確かこいつもワシのチャクラを取り込める妖怪だったな。こいつはワシのチャクラを取り込んでいるのか? もし、このチャクラ濃度の中でワシのチャクラを取り込んだとしたら、こいつはどうなる?)

 

 

 フランはナルトの傍で、ナルトのことを見守っていた。

 

(何だろう……身体の奥がジンジンと熱を持っているような──この紅い霧みたいなヤツのせいかな?)

 

 フランは余計な思考を、頭を振って払い落とす。

 余計な事を考えて、思考の渦にハマってしまったら、闘いの事も考えてしまうかもしれない。

 そうなった時、自分も戦闘に参加したくなって役割も忘れて外に出ていきたくなる可能性がある。だから、今はお兄さんを守ることだけに集中するんだ。

 眼前の台座に横たわり、力のない目をしているナルトの方をフランは見た。

 

「苦しいの? でも、頑張って! ここで諦めたらダメだよ!」

 

 ナルトはフランの方に少し顔を向ける。

 その視線はフランを通り過ぎ、フランの後ろで九喇嘛とナルトを術式で必死に繋いでる影分身に向けられた。

 八卦封印の術式は既に完成している。後は、術式と九喇嘛をリンクさせ、術者を楔として八卦封印に九尾のチャクラを封じればいい。しかし、膨大すぎる九尾のチャクラは、尾獣を抜かれた影響で弱った影分身のナルトには荷が重すぎた。

 一気に封印ができず、少しずつしか九喇嘛を封印できていないのだ。

 これでは、封印を終える前にナルトの命が尽きてしまう。

 ナルトは横にした顔を正面に戻して、結界越しに空をぼんやりと見た。

 紅い。何もかもが紅い。あまりにも紅いから、しっかり目を開けていられない。

 目に突き刺さる紅一色の視界に、ナルトはその紅から逃れようと目を細めた。だが、目は閉じない。目を閉じてしまえば、もう二度と瞼が上がらなくなると本能的に感じているからだ。

 

(なんか……九喇嘛と一緒に魂も出ていった気がする。身体が浮いてるような……寝てんのに、身体がふわふわ宙に浮かんでら……)

 

 こんな状態でうずまきクシナは、オレの(かあ)ちゃんは暴走した九喇嘛の全力を抑え込んだのか。

 

(何でだってばよ……)

 

 ──君には大切な人がいますか?

 

 脳裏に響く声。その声は、とても透き通っていて静かなのに力強さを感じる、そんな不思議な声。もう二度と聞くことができない声。

 

(何で、今ハクの言葉が頭に聞こえるんだ?)

 

 ──人は……大切な何かを守りたいと思ったときに、本当に強くなれるものなんです。

 

 うずまきクシナには、夫の波風ミナトと息子のうずまきナルトという大切な存在がいた。だから、瀕死の状態でも九尾の動きを封じる程の力を出せたのか。

 なら、オレは?

 暴走してねェ、むしろ協力的な九喇嘛を未だに封印できず、身体のダルさに身を任せつつあるオレはどうなんだ? オレには大切なものがねェのか? 幻想郷にこれ以上迷惑はかけられねェだろ。だから、再封印するって決めたんだろ。

 そこで、ナルトは気付いた。

 

(何だよ、オレってば本気で幻想郷を守りたいって思ってなかったのか)

 

 ただ、自分のせいで幻想郷がおかしくなったのが嫌だった。それは、守りたい感情とは別物だ。

 だが、それも仕方ないだろう。ナルトは幻想郷に来てまだ数日しか経っていないし、その半分以上は寝て過ごした。それで幻想郷に愛着をもてという方が土台無理なのだ。

 

(封印が失敗すりゃ、九喇嘛が幻想郷に解き放たれちまう。それで本当にいいのかよ!?)

 

 自分を奮い立たそうと、封印が失敗した時を考える。しかし、それでも視界は狭まり、指から力が抜け、身体がゆっくりと死んでいく感覚を消せなかった。

 そんな時だった。紅一色の世界に、別の色が飛び込んだ。

 結界の向こう側、青い閃光が紅く染まった天を衝く様が見えた。

 そのどこまでも力強く、目に()みるような青い閃光の柱をナルトは知っている。

 そして、同時にある事を思い出した。

 

 ──もし、私の身が危なくなったら、空に向けて『マスタースパーク』を放つ。それを見たら、必ず来てくれよ。

 

 魔理沙の身に危険が迫ってんのか!?

 ナルトの目に、鋭い光が灯る。

 何弱気になってんだ、うずまきナルト!

 今この瞬間もオレを信じて、必死に闘ってくれてる奴らがたくさんいるじゃねェか!

 それに、オレは魔理沙と約束したんだ! この光を見たら、必ず魔理沙のとこに行くって!

 身体がダルい? それがどうした。

 視界が霞む? それがどうした!

 魔理沙を救うために、オレはやらなきゃなんねェんだよ!!

 台座に横たわっていたナルトの身体が淡く光を放ち始め、その光が紅魔館の結界内に一気に広がる。

 その光が九喇嘛を呑み込み、九喇嘛は口元を歪めた。

 

(ナルト──お前はやっぱ大した奴だぜ。まさか、影分身と一緒になってワシを一気に封印とはな)

 

 紅魔館の庭いっぱいに広がった光が収まった時、紅魔館にされていた結界のように、ナルトの姿は台座から消えていた。

 

「えっ、消えたッ!?」

 

 フランはもうナルトのいない台座を、目をまるくしてじっと見た。




ナルトの八卦封印がようやく元通りになりました。長かった……本当に長かった。

元々の構想では、3行くらいで終わらせるつもりでした。

霊夢に九尾のチャクラが漏れていることを指摘される。

「あっ、やべぇ」と言いながら、ナルトが八卦封印を手で回すような動きをする。

「しっかり鍵閉めたし、もう大丈夫だってばよ!」

終わり。

みたいな感じで……。ただ、鍵穴そのものが壊れていたら、八卦封印の鍵を持っていても意味ないんじゃないか?と考え直しました。
それにこれだとあまりに淡白過ぎて、私が読んでてつまらない。
結果として、長々と書いて良かったと個人的には満足しています。
第1章もあと数話で終了します。
序章も含めて4章で、この作品は完結させようと考えていますので、もうすぐ折り返し地点です。
最終話までの道筋は見えていますので、このままのんびりと書いていきたいと思います。

こんな自己中な作者ですが、読んでくれる方には最大限の感謝をしています。特にお気に入り登録をして下さっている読者様には頭が上がりません。

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