幻想殺しと電脳少女の学園都市生活   作:軍曹(K-6)

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ピンポンパンポーン
【注意】
今話は台本形式+三人称で進んでいきます。

上条「こんな感じだな」
貴音「これ聞こえてるんですかー?」







오빤(オッパン) 강남스타일(江南スタイル)













今日はお休み ~雑談でもして過ごそう~

とある日の事。

 

貴音「あのーご主人?」

上条「ん? どうした?」

貴音「ご主人って、結構厨二病じゃないですか?」

上条「・・・・・・」

貴音「ご主人?」

上条「いや、今ものすごいブーメランを見た気がして・・・・・・。いや、そんな事よりだな。この超能力者の街で厨二病どうこう言われてもなー」

貴音「いやいや。いや? ・・・ふむ、確かに。鳴神娘も『これが、私の、全力、だぁーッ!』とか言ってますし。白夜さんも『全っ然、足りてねェ。お前、そンな速度じゃ100年遅せェっつってンだよォ!』とか言ってますし」

上条「原作で一番痛いのが」

上貴「「その幻想をぶち殺す!!」」

 

空気「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

上条「って、俺のセリフじゃねーかっ!!」

貴音「ご主人も言ってるんだから痛いと思ってるんでしょ?」

上条「まーな。主人公が一番痛い子なのはラノベの王道っぽいし」

貴音「そうじゃない主人公もいるかもしれませんが・・・。大抵は痛い子ですよね」

上条「俺はそうじゃない。と一概に言い切れないから困る」

貴音「・・・・・・私も、です」

 

空気「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

貴音「間が持ちませんよ。ご主人!」

上条「誰かゲストとかで呼んでみるか」

貴音「え? 呼べるんですか? 学園都市の人間とか?」

上条「バーカ。俺は幾千幾万(誇張)の作品の中を渡り歩いた男だぞ? 前回の死の河の時もそうだが、何か出てきちゃいけないのとか出てきたじゃん」

貴音「ああっ!!」

上条「何だよ。その『ヤベェ』みたいな『あぁ』は」

貴音「一応この回って前回までのまとめというか、考察的なのを話す回なんですよ」

上条「思い切り最初から外れてたな」

貴音「いやー、思い出してよかったです。このままだと本当に雑談で終わる所でしたよ」

上条「・・・・・・思い出さなかったらどうなってたことやら。とりあえず、ゲスト呼ぼうか」

 

上条はそう言うと足元の影に手を入れて誰かを引きずり上げた。

 

「Yahoo! ドモドモ。とうまの正妻登場だよ~」

上条「・・・・・・」

貴音「アンタは正妻じゃないでしょうがッッ!! 愛人ポジがいいとこですよッ!」

「おぉ! 案外貴音も優しいネ」

貴音「だぁあぁあぁあぁ!!」

上条「頼むから自己紹介してくれ・・・」

こなた「ほいほい。改めて、当麻の正妻、泉こなただよ」

貴音「だから誰が正妻ですってぇえぇええええ!?」

こなた「私に決まってるじゃん」

貴音「私ですッ」

こなた「私だよッ」

上条「結局、今回の事の始まりはユーロトンネルの爆破事件にフランスが関与してるんじゃないか。だな」

たかこな「「ちょっ。勝手に始めないでよ!?」」

上条「描写としてはなかったが、超音速旅客機のドアを開けて外を見てみたけど何もできそうになかったからやめたこともあったな」

こなた「ね、ねぇ当麻。な、何か怒ってる?」

上条「? 怒ってないが?」

貴音「ご主人。無視されるの辛いです」

上条「あ、悪い。話を進めた方が良いかと思ってな」

貴音「そうですね。では進めましょう」

上条「それじゃ、イギリスに着いて最初は貴音の開封だったな」

こなた「開封!? フィギアにでもなってたの?」

貴音「いえ・・・。超音速旅客機を拒絶してただけで・・・・・・」

こなた「ぷふっ」

貴音「今笑いましたね!?」

上条「バッキンガム宮殿に着いて、イギリス女王の新たな一面を知って、驚きの出会いを果たしたりしたな」

貴音「・・・・・・ヘルシングの皆さんですね」

こなた「ヘルシング・・・」

上条「お腹が減るシングとかはなしで」

こなた「おぉう! さすが我が旦那。私の言わんとする事を当てるとは」

貴音「どーせ神々の義眼とかですよ」

上条「いや。普通にこなたの考えそうなことはわかる」

こなた「ほら! ほーら。やっぱりわかるんだよ。うんうん」

上条「単純だから」

こなた「?!」

貴音「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!」ヒィ~~ヒィ~~~・ヒィイィイ

こなた「むぅ。呼吸困難になるまで笑いやがって・・・」

上条「んで、場所を移して写真撮影までしたんだよな」

こなた「いいなぁ~、いいなぁ~」

貴音「・・・・・・・・・!!」ヒィ~~~ヒィヒィ

こなた「いい加減笑うのやめてくれるかな」

上条「んで、邪魔になるからってイギリス観光と偽ってSSKでロンドン走って」

貴音「レッサーさんに会ったんですよねー」

こなた「曲がり角で?」

上条「何そのギャルゲーみたいな出会いは」

こなた「ちっちっちっ。出“逢い”と書くのだよ」

上条「知ってるよ」

貴音「あながち間違ってはいないんですよ。まあ、違うと言ったら違うんですけど」

上条「そんでSSKちゃんが・・・・・・(´・ω・`)」

こなた「うんうん。分かるよ分かるよ。大切なものが壊されると悲しいよネ」

貴音「・・・私も同感です。つい今しがた大切な者に悪い虫がついてるんですけど」

こなた「それは誰の事かな?」

貴音「鏡を見てみたらどうですか?」

こなた「へ? かがみん?」

貴音「(ミラー)ですよッ」

こなた「・・・要するに私の事だと」

貴音「ええ。そうですよ。いい加減ご主人の事は諦めてください」

こなた「無理。当麻とは結婚までいったんだから」

上条「そんで『新たなる光』のレッサーと鬼ごっこをして、キャーリサがカーテナの原型を手に入れて、革命が始まった」

たかこな「「また無視!?」」

上条「そこから調子に乗った俺がエネに命じて零号開放して、今に至る。と」

こなた「当麻。無視はきついんだけど」

上条「あ、悪い」

こなた「もー気を付けてよね」

貴音(・・・・・・あの二人何だかんだ言って息ピッタリで仲良いんですよねぇ・・・・・・。ウラヤマシイ。べ、別に寂しいとかそんなのではなくて・・・)

上条「・・・えっと。振り返り終わったが、どうするんだ?」

貴音「あっ。そ、そうですね。とりあえず・・・、終わっておきましょう」

こなた「む。私の出番はもう終わりなのかい?」

貴音「残念ながら」

上条「それでは皆さん」

かみたかこな「「「あばよっ!」」」




上条「結局。考察はしてなくないか?」
貴音「・・・・・・」
こなた「あっはっはっ」

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