ロザリオとバンパイア ~刃の音撃戦士~   作:オンドゥルッフ

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 どうもこれを投稿する前は投稿ミスをしてしまい申し訳ありませんでした。以後このようなことがないよう気を付けますがもし万が一間違いがありましたらどうぞ遠慮なく指摘ください。そしてこれからも「刃の音撃戦士」をどうかよろしくお願いします。


第九の巻「反学園派との闘い・序章」

 瑠妃さんとみぞれちゃんに追いかけられる騒動が収まって一週間、僕は公安で今万で見れなかったこれまでの報告書や経費表、警備の範囲や時間メンバーが載った書類を見ていた。

 

 刃「これでラストか…ふう、」

 

 九曜「お疲れ様です。しかしまさか一週間で300枚近くの書類がたまるとは…」

 

 刃「まあ、学園祭が間近だし、今まで仕事をさぼった罰と思えば楽ちんだよ…それにいまこうして書類を見て、お茶を啜れると思うと気が静まるよ‥‥む?」

 

 僕はお茶を飲もうとしたが湯呑にお茶がなかった。すると

 

 ??「お茶のお替わりです。」

 

 刃「あ、これはどう…も……」

 

 と急須が来たので僕は湯呑を渡してお礼を言おうとその顔を見ると…

 

 瑠妃「?刃さん、どうかしましたか?」

 

 僕はとっさに湯呑を机に置き、書類が飛ばないように筆箱を書類の上に置き、次に椅子から飛び退き、九曜さんの後ろに隠れた。(この間実にわずか2秒!)

 

 瑠妃「そ、そんな刃さん…驚き過ぎですよ。」

 

 九曜「それに私の後ろに隠れないでくださいよ身長とか体格を考えるとあなたの方が大きいのですから。」

 

 僕は素早く左右上下ゴミ箱の中と天井裏を確認して

 

 刃「よし、みぞれさんはいないようですね…すまないね逃げちゃって」

 

 瑠妃「いえ、私も財津原先生に怒られて正気に戻りましたから、」

 

 実はこの間臨時教師になっているザンキさんが助けてくれてその時に

 

 ザンキ「お前らがジンじゃなかった刃の事がすきなのはわかったがお前らの思いをぶつける前に刃が胃潰瘍になったらだめだろうが!このまま追いかけ続ければ刃が死…にはしないが入院してしまうぞ!」

 

 と鬼の形相で言いなんとか事は収まったが、新聞部に記事にされたよ…

 

 「公安の新総督、実は二股!?」

 

 と…なんで自分の部活に記事にされなきゃいけないのだろうと思い記事作成者を見ると森岡銀影と書いてあったのでGPレスリング部の皆さんと一緒にお仕置きしておいた。その後ザンキさんの叱 りの時になんとか誤解が解けて楽になった。

 

 刃「そうか…白雪さんには悪いけど昔だったら泣いて喜んだけど今は瑠妃さん一筋だからね~」

 

 瑠妃「そんな…刃さんったら褒めても何も出ませんよ////」

 

 九曜「私はそんなお二人を見て砂糖が出そうです。」

 

 僕は瑠妃さんが作った紅茶を湯呑で飲んでいると九曜さんはため息をついて書類を確認した

 

 九曜「はあ惚気はよそでしてください。全く羨ましい限りですよ。」

 

 刃「あれ?九曜さんにいないのそういう人?」

 

 九曜「ええ、この学園の生徒には私は恐怖の対象というイメージなのでいないのですよ。」

 

 刃「そうか…趣味は編みぐるみ作りというかわいらしい趣味をお持ちなのに「やめてください!恥ずかしいですよ!」…白雪さんは無理だろうから‥…よし、真面目すぎて彼氏のいない姉御に紹介するか!」

 

 瑠妃「多分撃たれますよ?」

 

 刃「いや、絶対撃つだろうな!しかも連射で!」

 

 九曜「あの…撃つとか撃たないとか何の話ですか?」

 

 刃・瑠「「…銃の話?」」

 

 九曜「銃って…いるのですねそういう人」

 

 刃「うん、姉御は間違いなく撃つね!とりあえず写メ送ろう…九曜さんはい、チーフ!」

 

 九曜「は、はい!!」

 

 パシャ!

 

 刃「一言つけて…送信!!」

 

 九曜「あっ」

 

 ピッ!

 

 ~立花~

 

 アマキ「クシュン!」

 

 日菜佳「あり?アマキさん風邪ですか?」

 

 アマキ「いえ、そういうのでは・・ん?メールまたスパム?」

 

 香須美「え~とおや、ジンキ君からだ…えっと「アマキの姉御!今年のクリスマスはこの人(妖怪か?)と一緒どうですか?…妖怪で人間が昔苦手ですがいい妖狐ですよ?趣味は編みぐるみ作りでっせ!」だって…おっ中々イケメンじゃない?」

 

 アマキ「あいつ…ふざけてもう!ちょっとあいつ殺してきます!」

 

 日菜佳「あ、でも今からイブキさんと奈良の方へ行ってもらいたいのだけど…」

 

 アマキ「ああもう!帰ってきたら殺す!」

 

 ~陽海学園~

 

 刃「む、背筋に寒気が‥‥姉御キレたな。」

 

 九曜「な、慣れてますね…」

 

 瑠妃「刃さんですから…それと理事長からの報告ですが反学派に気を付けてくださいとの事です。それと月音君を学園祭の委員会に潜り込ませました。」

 

 刃「わかったよでは九曜さん警備体制の強化をよろしく頼む。」

 

 九曜「はっ‥それと明日夢先生から伝言はどうしますか?」

 

 刃「なら…「もうゴールしてしまえ」と言ってくれ…僕も近々そうなるかもしれないからね~じゃあ今日はこれで帰るよ。」

 

 九曜「お疲れ様でした。私は一服してから帰ります。」

 

 と僕は瑠妃さんと共に公安の建物から出た。歩いているとて背後から視線を感じ、僕は瑠妃さんに小声で

 

 刃「瑠妃さん、二手に分かれるぞ、僕は路地裏に入る。」

 

 瑠妃「はい、私はそのまま直進します。それで挟み撃ちですか?」

 

 刃「いや、瑠妃さんはそのまま直進した後、相棒が来たら理事長のもとへいって援軍を、来なかったらみぞれさん関係だから安心してくれ」

 

 瑠妃「はあ、わかりました‥刃さんは頑固ですから」

 

 刃「すまないね…」

 

 こうして僕たちは別れ、僕は路地裏に入り、後ろを振り向きポケットの音角をいつでも剣にできるようにして待っていると

 

 ??「あれ?気づいてたの?」

 

 と白髪の男の子が僕の様子に少し驚きながら来た。

 

 刃「まあね、そりゃ気づくよ今まで追っかけられてたしね…貴方の名前は?」

 

 霧亜「オレは吉井(よしい) 霧亜(キリア)っていうんだ。」

 

 刃「ふむそうか、僕は松坂刃、少々マッチョなただの学生さ、それとどうやら君は反学派かな?わずかながら殺気を感じるからね。」

 

 霧亜「ふ~んそこまで気づいてたのか~‥君は僕たちの仲間になりそうじゃないからここでお別れかな?」

 

 そういうと霧亜は消え僕はすぐに音叉剣を出し、後ろへ振り向きながら斬った。

 

 ガキンッ!!

 

 剣は鈍い金属音をたて、鎌とぶつかり合い

 

 霧亜「へえ、これを防げるんだ…」

 

 刃「鍛えているからね…さらにこんなこともできるんだよね~…フンッ!」

 

 僕は力を込め剣に雷の力を送った。霧亜はすぐに飛び退くが、少し受けたようだ。

 

 霧亜「痺れるね~これが鬼の力か~」

 

 刃「僕は特異体質だけどね。ふん!」

 

 今度は光りの力を込め飛ばす。霧亜は飛んで避け

 

 霧亜「飛び道具なんてありなの?」

 

 刃「ありだよ…これであっさりと倒せるのなら!」

 

 と僕が言うと霧亜は

 

 霧亜「気づいたか~僕もこれで手はないから今日は帰るよ。」

 

 刃「できれば二度と来ないでほしいがな。」

 

 霧亜「それじゃあまた遊ぼうね。」

 

 と言って消えた。僕は

 

 刃「二度と来るなっていっただろうが…」

 

 と呟き、新聞部に戻った。

 

 新聞部の教室に戻ると僕は

 

 刃「へ~い、萌香さん何か仕事はある?」

 

 萌香「あ、刃君それじゃあ各クラスの出し物の紹介記事を作りたいと思っていたからそれをお願い」

 

 刃「了解!胡夢さんは皆に飲み物を買ってきてください!その後まだ手が付けれてない記事の作成を頼みます。」

 

 萌香「イラストを付けたりレイアウトを考えたりとね、」

 

 刃「よし、レイアウトは僕が考えるからイラストは頼みました。」

 

 僕と萌香さんがそうやって話していると胡夢さんは

 

 胡夢「あ~~ん!学園祭って新聞部もこんなに大変なものなの~!?」

 

 バラッ!

 

 と胡夢さんが各クラスの出し物のデータの紙を宙にばらまいた。

 

 シュババババババババババババ

 

 僕は急いでそれらをクシャクシャにならないよう掴むと内容を確認してから

 

 刃「データをばら撒くな!」

 

 胡夢「ご、ごめ~~ん!!」

 

 みぞれ「うるさいぞ」(←刃のお願いとザンキさんのお仕置きを含めて手伝っている。)

 

 僕たちが注意すると

 

 胡夢「だいたい人手不足なのよつくねが北都って男のところ行っちゃっているから…!」

 

 ここの所月音君は学園祭実行委員会の方へ行っているため人手が足りないのだ。もちろん少しわけありで理事長からの話によると反学派の手先がいるらしい。

 

 すでに一人その反学派のスパイを捕まえてはいるが、まだいるかもしれないと理事長は言っていた・・・本当は理事長は誰かはわかっているかもしれないがあの人の考えていることは多分ヒビキさんぐらいにしかわからないんじゃないのかな?

 

 僕がそう考えていると「あぁ…イライラすんだよ」となっている胡夢さんに

 

 萌香「まあまあ!北都さんって礼儀正しくて頭いいって先生たちに評判だしつくねが信頼するのもわかる」

 

 胡夢「ええ~~どこがよォ~~~あんな奴ノッポでメガネで悪党面じゃない~ッ」

 

 萌香「悪党面っ!?」

 

 刃「その発想は…ナイワ~~」

 

 紫「嫉妬ですかくるむさん?男相手に~みっともないですぅ~」

 

 紫ちゃんの一言に喧嘩が始まると

 

 ザンキ「何をやっているんだお前ら?」

 

 と呆れ顔でザンキさんが来た…なぜか頭にタンコブがついた銀影先輩を引きずりながら

 

 刃「ザンキさんどうしてここに?」

 

 ザンキ「まず手伝いに来た事とココに来るときにこいつが高性能カメラを持って校舎の中を写していたから連行してきた。」

 

 萌香「私ちょっと月音に聞きたいことがあるから出かけてくるね。」

 

 刃「はいは~い…それと銀影先輩またですか?」

 

 銀影「くそ~まさかよりにもよって鬼の財津原に捕まるとは…」

 

 刃「先輩もばかですね~ザンキさんに捕まらなくとも今は公安が「ヒャッハー!!変態は消毒してやるぜキャンペーン!」しているのですよ?なぜそんなときにこんな事をそれよりもまず手伝ってくださいよ!!」

 

 銀影「ふん、何を言う学園祭に向けていろんな教室や部の女子達はあ~んな服やこ~んな服を着ていて、友達の胸をもんだりしているんやで!!それを見逃すなんて男やない!それに前にも言うたけどワイはこの部で偉いんやから記事作成なんてめんどいことなんてするか!」

 

 僕とザンキさんは写真を見せる銀先輩の前と後ろに立った。

 

 ザンキ「銀影、お前の言い分はよくわかった…だがっ!!」

 

 刃「教師がいる前で堂々と盗撮した写真とめんどくさいという発言をするのは感心しません!!」

 

 ザンキ「今の編集長ポジションは俺だからな…少し頭冷やそうか!」

 

 僕とザンキさんは銀先輩を立たせるとお互いの右腕を水平にあげ銀先輩の首めがけて走り

 

 ザ・刃「「クロスボンバー!!」」

 

 ボキボキボキッ!

 

 銀影「ぐぇ!?…(チーン」

 

 綺麗にクロスボンバーが決まり、その後銀先輩を公安に突出し盗撮した写真は焼却炉に投げ捨てた。

 

 この時何名かの男子がもったいないとか学内オークションに売れば高値が付いたのにとか言っていたが、ザンキさんの猛士式鬼睨み術で退散していった。

 

 僕とザンキさんが写真焼却から部室に戻ると

 

 胡夢「ええ~~~~!!」

 

 紫「北都会長が反学派ェェ!!?」

 

 という声が聞こえ中へ入った。

 

 刃「どうしたんだ!」

 

 萌香「あ、実は北都会長が反学派の霧亜と一緒にいるのを見かけたの!」

 

 ザンキ「霧亜と言うと今要注意人物だな」

 

 刃「ええ、僕もさっき彼と戦闘をしましたよ。まあ、たった一度だけぶつかっただけですが」

 

 すると扉が空いて、僕達はその方を見ると月音君が立っていた。

 

 月音「ほ…本当なの今の話…北都さんが反学派って…」

 

 胡夢「つくね…」

 

 萌香「うん、つくねに会いに行ったら偶然見ちゃったの…会話は聞き取れなかったけど…きっとあれは…」

 

 月音「…」

 

 僕は二人の会話を聞いているときにふと隣を見てギョッとなった。

 

 刃「(月音君の方を見ながらザンキさんがご機嫌斜めだ~~~!)」

 

 萌香「と、とにかくつくねはこのことを理事長に相談して…」

 

 月音「は…ははは、あはははははっ」

 

 萌・胡・白・紫「「「「!?!?」」」」

 

 刃「やっぱりね……」

 

 月音「そっそんなの見間違いだよ北都さんはそんな人じゃないって」

 

 胡夢「!!?待ってよつくねそんなっ…」

 

 萌香「うそじゃないのっ信じて!つくね私本当に…」

 

 月音「…たとえ本当でも…北都さんはきっと霧亜に騙されているんだ」

 

 と言いながら月音君は扉に手をかけ、

 

 萌香「どこに行くのつくねっ!」

 

 胡夢「今までずっと一緒にやってきた私達より北都さんを信じるわけ!?ウソでしょ!?許さないよそんなのっ…」

 

 胡夢さんの言葉に月音君はただ

 

 月音「ごめん」

 

 と言い出て行こうとしたとき

 

 ザンキ「青野…歯ぁ…食いしばれ!」

 

 バキッ!!

 

 月音「ガァ!?」

 

 ザンキさんの拳が飛び、青野君は壁まで飛んだ。ザンキさんは青野君の前に立ち

 

 ザンキ「いいか青野、北都という奴がお前の目に映っていたのかは知らないし俺も北都が今までどんなことをしてきたのかも知らないが、反学派のそれも霧亜という要注意人物に会ったという事実は変わらない。」

 

 月音「でも、そんな事信じられません!!」

 

 ザンキ「だからと言って今まで苦楽を共にした仲間を裏切れるのか…ずいぶん軽い男だな。第一、お前は一週間くらいしか一緒に行動した奴の何を知っている?」

 

 月音「そ、それは…」

 

 ザンキ「俺だって自分の弟子を知るのに長い年月がかかった。刃の事を知るのにもかなりの年月がかかっているのに…それを一週間でわかりきったと思うなよ青野、それに世の中にはとても優しそうな顔をしていて、実は人を殺せる奴だっていることを忘れるなよ…。」

 

 ザンキさんが指をさしながら言うと月音君は黙って部屋を出て行った。

 

 ザンキ「はあ…まだまだ甘いなあいつは刃は公安の所へ行ってこい。」

 

 刃「は、はい!万が一の為の一般生徒の避難、そして万が一のためにけが人の護送ルートを決めておきます!」

 

 ザンキ「それと北都の事を公安サイドから調べてもらえ赤夜は橙条の所へ行き理事長に報告をしてくれ、」

 

 萌香「は、はい!」

 

 ザンキ「残りの仙堂、黒乃、白雪はあの小僧を助けてやれ…いいな?」

 

 紫「はいですぅ!!」

 

 白雪「わかった…刃の為に頑張ろう。」

 

 胡夢「つくね…今助けてあげるから!」

 

 ザンキ「俺は教師達に話して公安の活動が上手くいくよう連絡しておく…では活動開始!」

 

 僕達はザンキさんの指令によって各自行動に出た。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 俺は新聞部の教室を出て職員室に向かった。

 

 籠目「あら?財津原先生どうかしましたか?」

 

 ザンキ「いえ、緊急事態なので先生を全員集めてくれませんか?」

 

 籠目「ええ、わかりました。」

 

 その後先生たちを集め事の次第を説明したが、教師の中にもいいやつもいれば頭の固いやつもいる

 

 頑固教師「ええい!なぜお前のような新参者に命令されなければいけないのだ!!しかも公安と手を組めだとっ!?そんなことができるか!!」

 

 とふざけた事を言っている奴がいたが

 

 猫目「ニャニャニャニャニャニャニャニャアアアアアアア!」

 

 バリバリバリバリ

 

 頑固教師「ギャアアア!?な、何をするのですか猫目先生!?」

 

 猫目「今は非常時なのです!!そんなことを言っている暇はありません!!」

 

 するとほかの先生方も賛同し公安との連携を承諾したが俺はその責任者になってしまい動けなくなった・・・刃鬼、後は頼んだぞ!!

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 僕は急いで公安の建物に行き九曜さんにこのことを伝えると

 

 九曜「刃さん、実はつい先ほど調べたら北都が怪しい人物と話していてその男が反学派のメンバーである経歴があったのを発見しました!!」

 

 刃「本当か!!…なら月音君は危ないね。」

 

 九曜「私もお供します!」

 

 刃「いや、九曜さんは他の公安のメンバーに教師と共に連携するよう呼びかけてくれ!!北都会長の逮捕は僕だけで十分だから!それと附属病院にも連絡を!」

 

 九曜「はっ!それでは地図をお渡ししておきますのでお気をつけて!!」

 

 刃「おう、ありがとう、九曜さん!!」

 

 僕は九曜さんに見送られ、僕は光鷲を展開、巨大化して、学園祭実行委員会の本部へ向かった。その途中瑠妃さんを見つけそばに降りた

 

 刃「どうしたの瑠妃さん!?」

 

 瑠妃「刃さん…すいません、萌香さんがさらわれてしまいました……」

 

 刃「!?…そうか‥…なら瑠妃さんは光鷲に乗って実行委員会本部へ向かって!萌香さんは僕の方で何とかする!」

 

 瑠妃「そんな!!これは私の不始末です!それなら私が!!」

 

 刃「いいから、瑠妃さんは月音君たちのもとへ急いでくれ!!」

 

 瑠妃「わかりましたが…私は黒色鴉で行きます!!」

 

 瑠妃さんはディスクを起動、巨大化した黒色鴉に乗って実行委員会本部へ向かった。僕は光鷲に乗り直し、

 

 刃「急ぐぞ!相棒!」

 

 光鷲「ピィ!!」

 

 萌香さんを捜しに空へと飛び立ちスピードをあげた。

 


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