真に導く者   作:挫梛道

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このキャラ(設定)紹介は、小説オリジナルキャラや、原作に比べ、遥かに物語に介入したキャラを、独自設定の基に解説していきます。
ネタばらしや、後々の伏線も多少含まれている可能性も有りますので、閲覧には注意して下さい。
 


今更ながら、キャラ(設定)紹介④

 

【ネネ】

トルネコの理解ある良き妻。

エンドールに看板を構える武器屋『ネネの聖剣(エクスハリバー)』の女主人。

年齢は四捨五入すると20らしい。

 

かなりレベルの高い美人さんであり、トルネコを知る人物が、彼女を彼の妻と知った時は大半が『世界(ザ・ワールド)』の攻撃を受けたかの様に、己の時間を止め、再び時が動き出した際は、大抵が驚きの悲鳴を上げるのは、もはや常識。

 

実は、恐らくはフィーグと同じ世界線からの転生者。

フィーグ同様に、今の世が、早くからドラクエⅣの世界と気づいていた。

 

10代半ばの頃に、トルネコと名乗る長身スマートイケメンな男に、その年の差を問題とせずに一目惚れしてしまい、『あのトルネコ』とは知らずに、付き合いを始めて1年足らずで結婚、翌年には一子を授かる。

その1年の間に、新婚の若奥様には有りがちな?必要以上に手料理に気合いを入れ過ぎる事により、旦那さんの体型を世間一般的には駄目な方向に改造してしまい、『あのトルネコ』を完成させてしまう。

それでも、彼への愛情は変わらない。

 

旦那が何事かの用事で帰宅する、或いは旦那の旅先で同行した夜は、その時とばかりに『トルネコ分』を絞り摂り、翌朝、艶やかな顔になるのだが、旦那の方は顔は窶れど、身体が絞られる事はない。

フィーグ&マーニャを凌駕する、リア充バカップル。

 

フィーグが自分の主人と行動を共にする事で、自分が知っている『正史』と違う展開となり、フィーグのイレギュラー性から自分と同類と見抜き、その不信感から、目的を問い詰める。

だが、結局はフィーグの目指す先に同調し、トルネコの無事を託す事になる。

 

フィーグの二つ名である『識者』、そして現在、勇者一行の馬車を引く黒鹿毛に『Pine-Wind(パインウインド)』と命名したのは彼女である。

(55話現在)

 

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【グレイグ】

ブランカ王城兵士団の団長であり、フィーグの祖父。

見た目はGガンの東方不敗。

 

フィーグやハスターを、兵士見習い時代から訓練してきた老兵…と言うには、まだまだ現役、元気過ぎる豪傑。

凄まじい戦闘力を誇り、ブランカを旅立つ直前のフィーグ、そしてハスターとの、2人掛かりでの模擬戦も軽く顔面フルボッコの返り討ちする程の実力者である。

後にソロに対しても、訓練した際に襤褸雑巾にしてしまい、トラウマを与える事になるのだが…

 

戦闘力だけでなく洞察力も鋭く、パーティーを組んだ頃のソロの心の迷いや、マーニャ達の内に秘めた復讐心を、簡単に見抜いたのは年の功か。

 

フィーグ曰わく、実力は その見た目通りの『師匠』に風林寺隼人(ケンイチ)とラオウ(北斗)に宮沢静虎(TOUGH)、そして超人閻魔(キン肉マン)を足して二乗した物だと云う。

暫定的に、この物語の最強キャラクター。

フィーグによると、最強傭兵ゼヴィウスよりも少しだけ強く、地獄の帝王程度なら、タイマンで瞬殺出来るとか。

…しかし、「それなら速く殺りに行け」と言ってはいけないのは察して下さい。

 

…尚、DQ11に同名のキャラが登場するらしいが、何の関係も無い。

(55話現在)

 

 


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