東方異人伝   作:例のあの人

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連続投稿です。
たぶん千文字程度が関の山かも?
あと改稿しました。大きく改稿したので面影は(ry


別れと

………もう俺は生きたくない、もう俺は死んでしまいたい。そう願った。

毎日が既知で溢れてる。楽しい楽しい無気力生活。

ほら、中二病って有るだろ?全知全能とかさ、神とかさ、自分がそんな存在になってると妄想して。

だけどさ、自分が現実にそこに並ぶと、なんか虚しくて虚しくて、生きてる意味なんてあるの?

そう何時も考えるんだ。皆がやることはぜーんぶ出来る。最強になりたいなんて夢も叶えられる。

転生させて欲しいなら転生させてやれる。だけど、なんも楽しくない。

つまらないことを毎日繰り返して、何度手首を切ったか、頭を打ち付けたか、首を切ったか。

もう既に忘れてしまった。大富豪?ネットが有れば一日でなれるさ。国の英雄?適当にアメリカで

戦争参加すれば瞬く間に米国の英雄さ。大悪党?天才?創造神?ぜーんぶなれる。簡単だよ。

でも、そんなの詰まらない、否、詰まらなかった。

俺は毎晩最近出来たスカイツリーの頂上で街を見下ろす。もしかしたら何か新しいものが。

そんな淡い希望を抱いて。無駄だとは解っている。人類の進化はとても遅いから。

だけど、今日は違った。何かがある。そう俺は感じ取っていた。

その時だった。俺はいきなり浮遊感に襲われ、直後意識を失った。

 

 

視覚が、嗅覚が、触覚が、聴覚が、味覚が復活する。同時に俺の(能力)が何かを察知する。

その正体は………

「あれ?此処、地球じゃないのか…?此処は何処だ?こんな座標、俺は見たこともないぞ?」

そう、自分のいる場所が地球じゃない事であった。よく見渡すとその証拠に。

「!?………周りはクレーターだらけじゃないか!?よく見ると廃墟がたくさん見える。

 此処等一帯は都市だったのか?……だとしたら何故この様な事が?」

人の住んでいた証拠が有った。もう今は居ないであろう人の。

だけど俺は、次の瞬間にはそんな事如何でも良くなった。だって。

「そうだ、廃墟に使えるものが残っているといいんだけどな。折角の新世界。楽しまなくては

 来た意味が無いじゃないか!そうと決まればちょっと廃墟に行くか!」

此処は新世界、何もかもが俺の知る範囲を超える。そうなれば生きて生きて、楽しんで楽しんで

楽しみ尽くさなくては来た意味が無いからな!




うん、自分ではこんなもので良いと思う。
ちなみに今の場所は永琳が月に移住するときの人妖大戦だかなんだかの跡地です。
もうちょっと早く来てれば良かったのに蓮斗・・・・・。
やっぱり一人称に変えました。
次は妖怪の本拠地へお邪魔します。たぶん誰もいないけど。という期待は裏切(ry
そして終わり方が非常に残念。

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