柱の傷は
一昨日の
提督追いかけた
バール痕
鉄底海峡解放戦後、提督の資格は二種類になりました。
それまでの曖昧な基準を明確化し、数値化したのです。
これによって、選良としての提督一種が誕生しました。
妖精が見える（『妖精眼持ち』）人間の中でもまともな者を提督にしようという風潮が生まれ、艦娘を虐待したり粗末に扱う者は激減しました。
妖精眼持ちでありながらも提督になれなかった者の少数は、蜂蜜作戦的な行為による情報洩れのために諸外国へ拉致されたり自ら地下に潜伏して反社会的活動を行うようになりました。
妖精眼持ちで提督になれなかった者の大半は、憲兵になることを熱望します。
それ以外だと、鎮守府警備府泊地の工廠の工員や事務系の職員を目指します。
何故なら、直接艦娘に関わる業務に就けばケッコン可能率が上がるからです。
実際、提督以外の者とケッコンする艦娘は妖精眼持ちを選ぶことが多いです。
お互いに通ずるところが多いからだろう、というのが研究者の多数意見です。
提督二種
◆通称：なんちゃって提督、即席提督、略式提督、他
◆基本契約可能艦娘：駆逐艦、軽巡洋艦、重巡洋艦、軽空母、水上機母艦
◆基本編成可能艦隊数：二
◆基本妖精好感係数：二以上
◆基本艦娘好感係数：一以上
◆教育期間：千葉の茂原で半年
◆学歴：高卒以上
◆年収（少佐待遇時）：五〇〇万円
◆間宮券配給：月一枚（基本）
◆間宮羊羮配給：年二棹（基本）
◆基本必要能力：艦娘から罵倒されても冷静に対応出来る者、艦娘を大切にする者、自分自身のことばかり考えない者、社会的常識を有する者、簡単に暴力を振るわない者、誠実な者、自分自身の考えが絶対正しいと思い込まない者、自分自身の考えに反対する者へ過酷な手段を用いない者、女性を蔑視しない者、特に女性慣れしていなくてもよい
◆最低必要資格：運転免許証、英検三級、ボイラー技士二級（教育修了までに取得すること）
◆基本年齢：二〇歳以上五〇歳以下
◆幕僚：基本的になし
◆建造資格：なし
◆基本配属：民家規模または民家改造型鎮守府警備府もどき、海外の泊地（泊地二種）
◆殉職率（非公開）：約六割
提督一種
■通称：本式提督他
■基本契約可能艦娘：全般
■基本編成可能艦隊数：四
■基本妖精好感係数：六以上
■基本艦娘好感係数：五以上
■教育期間：広島の江田島で二年
■学歴：大卒以上
■年収（少佐待遇時）：一〇〇〇万円
■間宮券配給：月五枚（基本）
■間宮羊羮配給：月二棹（基本）
■基本必要能力：文武両道、頭脳明晰、繊細且つ豪胆、先の先の先を読める戦略家、女性の扱いに長けていれば尚よし、国際感覚を持つこと、英語でスピーチ出来て交渉が出来ること
■最低必要資格：大型運転免許証、英検一級、ボイラー技士二級（いずれも江田島での教育修了までに取得すること）
■基本年齢：三〇歳以下
■幕僚：副官、提督補、参謀、他
■建造資格：あり（事前許可要）
■基本配属：四大鎮守府、重要泊地（泊地一種）など
■殉職率（非公開）：約三割
※ボイラー技士の資格は鎮守府のボイラーを日常的に扱うためです。基本的な操作・点検・修理は妖精がやってくれます（ボイラー技士資格所持者のいない鎮守府）が、彼らに頼りきらないようにするためでもあります。
※希望があれば、性欲抑制剤が処方されます。
※提督二種の所属する鎮守府警備府泊地の工廠では建造装置がなく、工作艦の明石が着任出来ません。
そのため、提督一種の元にいる明石が定期的に提督二種の基地を巡回したり、軽巡洋艦の夕張・北上や水上機母艦の秋津洲が工廠担当者になったりします。
また、函館鎮守府のように人間の博士が工廠担当者として着任する場合もあります。
※提督二種の基地には基本的に大淀が着任しないため、他の基地に所属する大淀が巡回して事務業務を補佐しています。事務業務に長けた艦娘ばかりではないので、審査を通過した事務員を雇っている基地もあります。函館鎮守府のように事務方が充実しているところはごく少数です。
※提督二種の元に着任する艦娘の実数は駆逐艦数名に軽巡洋艦一名か軽空母一名がいればかなりいい方で、駆逐艦一名と二人きりの基地も散見されます。
※教練艦として香取と鹿島がおり、十分に教導出来ない多くの基地で引っ張りだこです。
※函館鎮守府並びにその提督は例外中の例外です。
艦娘（新規着任時、全艦種共通）
★教育：高卒程度のものを睡眠学習を用いながら半年から一年以内で修了させること。また、社会常識や一般常識の教育、性教育も併せて施すこと。困難な場合は大本営に問い合わせること
★基本月収：八万円（これに艦種手当や戦績報酬などが加算される）
★各種税金、国民保険など：全額免除
★人権：人間の未成年に準拠
★保護者：所属する基地の最高指揮官
★飲酒：基地内のみにて許可。基地以外での飲酒は基本的に不可
★喫煙：非推奨
★間宮券配給：月一枚
★間宮羊羮配給：年一棹
★資格：運転免許証は外見に準ずる、他は要応談
★健康診断：年一回
★外出許可：全教育修了後、最高指揮官の許可を得て日帰り（午前九時から午後五時）で行うこと。最高指揮官と一緒の場合はこれに当たらない。無闇に出歩かないこと。深夜に勝手に外出した場合は脱柵と見なす。日常的に買い出しなどが必要な場合は要応談
★転属：本人が希望するにもかかわらず半年間に渡って艦娘としての義務を果たせない状況が続いたり、本来の業務から逸脱した扱いまたは放置などが継続した場合は転属の要件を満たす
★セクシャルハラスメント：提督から再三に渡る性的嫌がらせを受けた場合、転属の要件を満たす
★最高指揮官への訴訟権：無し。ただし、憲兵や先輩などに訴えるのはかまわない
★解体（退役）：解体（退役）判断は艦娘の権利である。最高指揮官の権利ではない。艦娘に働きかけて解体させるのは禁止項目とし、これに違反した場合は刑罰が課せられる。特別な状況を除いて艦娘には基本的に最低三年の業務を課し、期間終了後に戦績並びに基地での立ち位置などを鑑みて本人判断で解体が判断される。解体後の守秘義務などについては別項を参照のこと。業務継続が基本的に望ましい
※艦娘の人権が人間の未成年に準拠するのは、犯罪やなにか社会的問題に出くわした際に罪状を軽減するための措置です。
鉄底海峡開放戦以降、艦娘は『兵器』ではなく『兵士』の扱いです。
法制度が整っていない現状、今のところは様々な問題を内々で処理しています。
※艦娘の老化や寿命は現在不明で、不測の事態で死亡する可能性が無いとは言えません。そのため、権利に関しては及び腰のところがあります。
『海洋研』
『帝国生類創研』
『艦娘の成りそこない』
『深海棲艦の成りそこない』
『人の記憶、艦の記憶』
『得体の知れぬモノ』
『妖精郷』
『魔王』
『妖精王』
『騎士王』
『怪異』
『ケッコン』
『限界突破』
『不老』
『健康薬』
『高速修復剤』
『ヒロポン』
『衛星の力の無効化』
『現行兵器の効きにくい敵』
『反乱』
『受け入れられない提督』
『アカン提督生産艦娘』
『お艦』
『ロリお艦』
『オカン提督』
『おっさん提督』
『剣鬼武蔵』
『柳生忍群』
『暗躍する諸葛亮』
『ヨミ様』
『異界』
『元艦娘』
『広報局』
『倫理委員会』
『閉ざされた海』
『国際社会の終わり』
『内戦』
『難民』
『武装勢力』
『欲しがりません勝つまでは』
『そんなの無理です欲しいです』
『嗜好品』
『欧州戦線』
『外交官としての提督』
『欧州泊地』
『シヴェリア鉄道』
『東西ロシア』
『蜂蜜作戦』
『増える娼婦』
『崩壊する地方自治体』
『経済再活性化のためのなんちゃって鎮守府』
『価値観の変化』
『ハレム』
『元艦娘のケッコン』
『アイドル』
『ノンマルト』
『メトロン』
『ウルトラ警務隊』
『異星人』
『火星』
『艦娘信仰』
『防衛本能という名の狂気』
『最初の艦娘たち～大淀、明石、間宮』
『提督』
『妖精眼持ち』
『第三セクター』
『参謀本部』
『反攻作戦』
『鉄底海峡解放戦』
『量産型艦娘』
『人間の艦娘化』
『おっさん艦娘』
『捨て艦』
『ブラック鎮守府、ブラック泊地』
『提督の殉職率は日本一』
『深海棲艦が発生する触媒としての海域』
『和平派、殲滅派』
『とある戦艦棲姫の投降』
『異端化する函館鎮守府』
『結託する提督と地方自治体』
『少数精鋭の艦隊による強襲作戦』
『霊地としての鎮守府警備府泊地』
『共生』
『地下組織』
『秘密結社』
『海域回収（ドロップ）』
『不足する艦娘、放置艦は許しません』
『戦国武士の如くに仕官する艦娘たち』
『艦隊のアイドル、間宮』
『間宮に対抗する那珂ちゃん』
『艦娘教育』
『陥落する教官艦娘と震える大本営』
『恋する艦娘』
『初期駆逐艦たち』
『愛を求める艦娘』
『一目惚れ』
『魔眼』
『夜の教育』
『提督一種、提督二種』
『表裏一体説』
『強い絆』
『提督と艦娘は心底で繋がっている』
『正妻戦争』
『元提督』
『はぐれ艦娘』
『艦娘くずれ』
『養子縁組』
『艦娘と深海棲艦の境界線』
『怨恨』
『再婚』
『水底』
『恋は叢雲のように』
『深夜ラジオ』
『経由地・休暇先・逃走先・駆け込み寺としての函館鎮守府』
『トラピストクッキー』
『式遣い』
『悪魔召喚師』
『二身合体、三身合体』
『メアリ』
『ペルソナ』
『仮面戦士』
『ショッカー』
『強化骨格』
『戦闘員』
『蝙蝠男』
『蜘蛛男』
『蟷螂女』
『蠍女』
『蜂女』
『風魔八忍衆』
『夜叉八鬼将』
『童提督』
『童帝力』
『夢童帝』
『ワカッテンネン』
『オモイカネ』
『オーサカＭ〇●Ｎ』
『カムイ☆ＳＴＡＲ』
『クリスタル・ウォール』
『猛犬連隊』
『後方処理三課』
『アヤカシ』
『マヤカシ』