はこちん!   作:輪音

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今回は六七〇三文字あります。






CCCⅩⅩⅥ:洗濯板

 

 

 

 

滲み出す混濁の紋章

不遜なる狂気の器

湧き上がり

否定し

痺れ

瞬き

眠りを妨げる

爬行(はこう)する鉄の王女

絶えず自壊する泥の人形

結合せよ

反発せよ

地に満ち

己の無力を知れ

破道の九十

黒棺

 

 

 

ん?

夢、か。

悪い夢を見た気がする。

黒い重力でなにかを圧砕し押し潰した気がするけど、なにもないからただの気のせいだろう。

ところで、ここはどこかな?

真っ白い空間が広がっているんだけど。

……寝よう。

寝れば、解決するから。

たぶん。

 

 

 

 

 

 

 

 

その昔、洗濯板なる菓子があったという。

軍人さんたちに大人気の品だったそうな。

間宮羊羹にも謎の部分があるけれど、洗濯板はそれを上回る謎菓子だ。

以前調べたこともあったが、今もってよくわからない。

嗚呼、謎学の旅。

 

洗濯板の如くにでかくて極太。

それが、かの菓子の特徴とか。

間宮羊羹の別称がよく唱えられる意見だけど、『駄菓子のようなもの』『パン菓子』『駄菓子』と記載する文献もあってよくわからない。

予想としては『ラスク』『堅パン』『シベリアサンド』『羊羹パン』『カルメ焼き』『ワッフル』など意見百出したが、結論は未だに出ていない。

 

調べているとこんな話もあった。

広く薄くのばして焼いたワッフルだかどら焼きだかの生地に餡をこれまた薄く塗り、それをくるくる巻いた和風ロールケーキのようなものが洗濯板の正体だという。

ロールケーキの巻きが解けないように型箱を使って冷ますのだけど、その型箱の内側には凸凹があって、型箱から取り出した姿が洗濯板みたいな板状のものになる。

そうやって、洗濯板は出来たらしい。

この話が、一番説得力を感じるかな。

洗濯板状になった餡巻き菓子、と考えればいいのかもしれない。

 

餡巻き菓子、と言えば、軍用艦艇より上陸した軍人たちが羊羹と並んで食べたものを指すとの話もある。

えっ?

間宮だけで作っていたのではないのか?

戦時中はあちこちで作られていたのか?

或いは、間宮の洗濯板を知った菓子職人たちがこぞって作っていたのか?

 

 

もしかしたら洗濯板と称する菓子は複数あって、それが謎の原因になっているのかもしれない。

誤認、誤解、勘違い。

間宮から供給される本家、他の艦艇で作られる分家、みたいなことがあったかもしれない。

一時期は洗濯板と称されていたが、その後呼称が変化したとか。

洗濯板みたいな菓子をすべてそう言っていたとか。

うーん、よくわからないな。

間宮に直接聞いてみたり、他の艦娘に聞き取り調査をしてみたが、統一された答は返ってこなかった。

公式記録が無ければ、そういうものかも。

 

ならば、作ってみよう。

間宮にそう提案してみた。

函館鎮守府にいる料理上手たちが動き始めた。

それを聞いた他所の料理上手たちも動きを見せる。

やがて、複数のケーブルテレビや公共放送を自称する放送局、それと虎ノ門にある放送局、あと食文化関係の取材を含めて段々大掛かりな話になってきた。

女子大学の先生や生徒たちも来るという。

うわあ、なんだか大変なことになってきちゃったぞ。

 

 

 

料理上手の艦娘を集め、洗濯板の再現に挑む取り組みが函館鎮守府前の広場で開催された。

陸上自衛隊の音楽隊が、マーラーの交響曲第三番第一楽章を奏でる。

壮大且つ雄大な曲だ。

……ところで間宮が八名もいるのだが、ずいぶん集まってきたものである。

ちょっとむにゃむにゃでお茶目なことを仕掛けてくる間宮は他所の娘だな。

うちの間宮はそーゆーことをしないのだ。

もっと違うことはしてくるのだけれどな。

伊良湖も複数いるし、鳳翔もかなりいる。

人妻感の強い鳳翔もいた。

彼女は、先輩のとこの鳳翔だと思われる。

同じ艦娘でも個体差があって、肌が大変白い系、娘系、妹系、姉系、お母さん系、若奥さん系、人妻系、など多種多様な雰囲気を醸し出していた。

不思議な気さえしてくる。

川内や足柄といった軽重双方の巡洋艦も割といて、うちの足柄が仕切っている。

他所の基地の嫁艦的な艦娘や、料理担当艦的な娘もちらほらいるみたいである。

天龍や龍田の数も多い。

皆研究熱心で感心する。

 

小中学生の子みたいに吾が輩のおむねにタッチして逃げ出す子もいるが、こんな時はどんな顔をしたらいいのかまったくもってよくわからない。

おっさんの乳を触って、なにが楽しいの?

 

 

 

先日のことだが、覆面小説家として書いているライトノベル系雑誌での挿し絵に関する案が、幾つか出版社から送られてきた。

異世界の婚約破棄系悪役令嬢が罪を着せられ死んだ後、転生した先の現代日本社会で県立高校を怠惰に満喫し堪能するお話だ。

彼女は前世に於いて高貴な生まれから醸し出される雰囲気満載の上級貴族系令嬢であったが、この世に於いての外見は眼鏡っ子委員長系文化的地味女子なのだ。

主人公の中身の絢爛豪華さと外見の質実剛健さの落差が、この作品の特徴である。

彼女が描かれた可愛い素描を業務終了後に眺めていたのだけど(描いてくれたのはむっちゃ有名な人気絵師らしく、手描きの描線が非常に美しくて丁寧だ)、こういう眼鏡っ子もいいかなと呟いたのをたまたま近くにいた大淀とローマに聞かれてしまったのだ。

しかも、表紙候補の端麗な素描を見ていた時に。

やっばーい。

それからが大変だった。

覆面小説家である私が今更正体を明かすのはどうかと思ってあたふたしている内に、函館鎮守府所属的艦娘は全員漏れなく眼鏡を装着するようになっていた。

なんてこったい。

他所の娘にもそうした子がいる。

先ほど述べた艦娘たちにも、眼鏡をかけた娘が散見された。

うちの深海棲艦勢も皆眼鏡をかけている。

おふざけなのか、冗談なのか。

 

「付けたままがいいの?」という質問は、卿(けい)の目論見が那辺にあるのかよーわかりまへん。

 

あそこに見えるダイヤモンドシスターズが全員霧島っぽいのは、なにかの催しに合わせているのだろうか?

 

ま、まあ、その内下火になるだろうさ。

たぶん。

 

あー、そこのお嬢さん。

おじさんのおけつを触るのは止めなさい。

十字砲火や急降下爆撃を喰らうけんのう。

 

わたあめや射的や輪投げや型抜きやお面などの屋台が設置され、浴衣姿の艦娘がけっこういることから周囲は縁日めいた雰囲気になっている。

伊達眼鏡の島風が超電磁ヨーヨーを再現しようとしていて、眼鏡っ子暁が放電現象を起こしながら再現していた。

君たちはなにをやっているのかね。

眼鏡装着系の戦艦棲姫がふざけて後ろからあすなろアタックだかなんだかを仕掛けてきたけど、金髪ツインテールにマントなネヴァダと浴衣姿のローマと陸上競技的衣装的長門教官の三位一体的攻撃を喰らってどこぞへ連行されていった。

ちなみに三名とも、眼鏡を当たり前のようにかけている。

ローマは以前から普通にかけているが。

 

 

 

洗濯板と思われる菓子の再現実験が開始された。

鎮守府前の広場で公開講座、って感じだ。

昨晩水に浸けておいた大量の地元産小豆が大鍋でぐらぐら茹でられてゆき、やがて餡と化してゆく。

ドヴォルザークの、交響曲第九番第四楽章が演奏され始めた。

生地がどんどん作られ、出来上がった餡を載せ巻かれてゆく。

それは非常に手際よく行われた。

焼かれ。

巻かれ。

挟まれ。

斬り刻まれ。

洗濯板と思われる菓子が幾つも産声をあげてゆく。

どこぞのチャラチャラしたイケメン寄りの芸能人が、なんだかよくわからない屁理屈をぺらぺら喋っている。

声の甲高い芸能人たちがうわーとかおーっとかヤバいヤバいとか、内容の無さそうな言葉を次々放っていた。

意識高い系文化人風のバブリー的中高年男性がわかったようなわからないようなことをぺらぺら喋っている。

どうしてあーゆー人たちを連れてきたのだろうか?

大淀の機嫌がかなり悪くなってゆく。

髪が金色になって、大剣を振り回しそうなほどに。

放送局からやって来た人たちは至極当然であるかのような表情をしているが、大本営広報部の人々は反対に顔色が悪い。

なにか悪いものでも食べたのかな?

お、ワーグナーの『ワルキューレの騎行』か。

幅広い楽曲を演奏してくれるなあ。

 

 

 

ヴィヴァルディの『春』が聴こえてきた。

ひたすら、うどん作りに従事する。

ここは屋台。

簡易な台所。

うどんだ、饂飩だ、ウドンだ。

グルテンの輝きを、今ここに!

函館を含む北の国は蕎麦文化だから、讃岐風うどんを作っていこう。

善通寺の製麺所で作られたうどんを使い、出汁はいりこで作るのだ。

ネギをざくざく斬ってゆく。

地元産のワカメも用意する。

これでいいのだ。

透き通った黄金のおつゆの中に浮かぶ、白い麺と緑色のネギ。

擦った生姜(しょうが)も添えておこう。

これぞまさしく、素うどん。

いいじゃないか。

竹輪や野菜や掻き揚げをひたすら揚げるのは大鷹。

野菜の掻き揚げは貝柱、玉ねぎ、じゃこ、とうもろこしが入っていて、口の中に入れてもらったがこりゃあまっこと旨いぜよ。

当たり前のように指まで口の中へ入れてきたのには参ったが。

彼女はさりげなさを装いつつちょくちょく触ってきて、その度にすみませんと謝る。

あちこちからぎらぎらした視線を浴びるのでわきまえて欲しいかな。

時と場所をわきまえても、お触りはあきまへんえ。

なんで皆、おっさんを触りたがるのかね?

どこかからなにか粉でも出ているのかね?

いつも疑問に思うのだが、誰も明確な解答をくれない。

まあ、それはどうでもいい。

さあ、素うどんでもたぬきうどんでもワカメうどんでも天麩羅うどんでも好きな食べ方を選ぶがいい野田醤油。

 

モーツァルトの交響曲第二五番第一楽章が演奏されだした。

手伝いの艦娘に手をがっしと握られるくらいはなんともないのだが、君たちが赤い顔ではあはあ言うと放送事故になっちゃうから気をつけてね。

鼻からオイルを漏らしている子にはちり紙を渡しておく。

加賀教官と鹿島がこちらを手伝おうとしてくれようとする度、大鷹に迎撃されていた。

そげんじゃけんにせんでもよかろうもん。

妙高先生や龍田は間宮や鳳翔の手伝いだ。

皆当然至極のように眼鏡っ子になって、私に笑顔を向けてくる。

いつの間にか、幾切れものパイがすぐ食べられる状態で傍らに置かれていた。

これ、不思議現象だよな。

旨いし、害は無いからいいけど。

しかし。

何故、眼鏡みたいな形状なのだ?

不可思議である。

……まっ、いっか。

君たち、パイ食わないか?

 

白い娘たちが屋台裏手でうどんをすすっている姿は、なんとなく平和を想起させる。

……何故、赤城を含む空母勢が多数一緒にたむろしているのだろう?

赤城がいっぱいいるのも不思議な光景だ。

なんらかの情報交換をしているみたいだが、時折こちらを見つめる目付きが少々不穏に見えてこわい。

ええと……さあ、たんとお食べ。

妖精たちにもうどんを振る舞う。

皆、讃岐うどんの虜になるのだ!

ラヴェルの『ボレロ』が聴こえる。

空はまるで、フェルメールの青色。

 

 

夕雲型駆逐艦群が一糸乱れぬ動きで洗濯板を配ってゆく。

全員が眼鏡っ子仕様である。

どこかの提督のケッコンカッコカリの相手らしき人妻感強き夕雲が危うげな色気を振りまく中、早霜や清霜や岸波や長波様が私に手を振った。

振り返しておく。

何故か近場にいたうちの子たちに腹の肉をつままれた。

アウチッ!

 

 

 

たまにどこの所属かはわからぬ駆逐艦がよろめいてきてぶつかったりはするものの、おおむね問題なく事態は推移してゆく。

胸の大きな艦娘がよろめいてきた時は、足柄や妙高先生や榛名やローマやネヴァダやシカゴやヨークタウンや加賀教官や長門教官などがどこからともなく現れては彼女たちを私からひっぺがしていた。

抱きついてきてすうはあすうはあするのは大抵うちの子たちだから、そういう意味ではわかりやすい。

おっさんのにおいをかいでどうするんだと思ってしまうが、彼女たちから独自理論を熱弁されると訳がわからないので触らぬ神に祟りなしとばかりにほっとこう。

 

 

 

昔は日本も貧しく、病気になると「卵でも食べて精をつけてください。」とお医者さんに言われたという。

卵は上等のおかずだったそうだ。

兄弟二人で一個の卵を分けあって食べなければならない人もいたという。

今はなんと贅沢なのか。

群がってくる駆逐艦たちや人間たちにうどんを振る舞う。

少しもやもやっとしたが、今はこれが普通なのであろう。

宇宙人や悪魔が舌鼓を打つのを、不思議な気持ちで見る。

少し間をおいて、ショスタコーヴィチの交響曲第五番第四楽章が聴こえてきた。

 

 

 

 

司令官の作ったうどんを食べる。

おいしい。

心地よい。

心がぽかぽかしてくる。

嗚呼、これが私たちの繋がりなんですね。

司令官が私の中に染み渡ってゆくようだ。

司令官色に、私がどんどん染まってゆく。

嗚呼、私がいろいろとろけてゆくみたい。

むふふ。

今日は洗濯板というお菓子を再現してみようとしており、鎮守府前広場は大層な賑わいを見せている。

本日は眼鏡をかけた子が多い。

当然、私も眼鏡をかけている。

司令官は眼鏡っ子委員長系の女の子が好きらしいからだ。

そっかー。

こないだその情報が流れてきた時、情報源の大淀さんとローマさんがなんだか勝ち誇った表情で拳を強く握りしめていた。

司令官の高性能過ぎる防衛陣地が徐々に落とされてゆく感じだけど、なんとも手強いのでみんなで一致団結しなくっちゃ。

ネヴァダさんはその話を聞くや否や、島風ちゃんと共に素早く外出許可を取得し、すぐ眼鏡を作ってもらいに出かけていった。

はっやーい。

一時的、鎮守府はてんやわんやだった。

約束された勝者の表情をしていた望月ちゃんはちょっと違うと思う。

初雪ちゃんはジュワッ! と言いながら変わった眼鏡をかけていた。

 

 

 

 

眼鏡っ子龍驤さんが屋台でたこ焼きを焼いていて、外はカリッとしており、中はふんわりしていておいしい。

隠し味に昆布出汁を使っているそうだ。

霞ちゃんは何故か三名いて、屋台でおにぎりをせっせと作っていた。

みんな眼鏡をかけている。

こちらもおいしい。

口が悪いのは難点だけど、やさしいんだよね霞ちゃんは。

上水内(かみみのち)の米がどうとか、つや姫がどうとか、七飯(ななえ)の米がどうとか言われてもよくわからないよ。

どれもおいしいよね、と言ったら、みんな青汁を飲んだみたいな顔になっていた。

お手伝いしているのが叢雲(むらくも)ちゃんと曙ちゃんと満潮ちゃんなので、なんとなく人選に難がある感じもする。

ま、いっか。

おいしいんだもの。

みんな眼鏡をかけているのが、なんとなく微笑ましい。

普段キツい部分を緩和したいのかな?

口にしたら不味いので黙っておこう。

叢雲ちゃんに「なによ。言いたいことがあったら早く言いなさい。」と言われたので可愛いねと言ったら、真っ赤になっていた。

 

 

 

 

食べ終わったら、司令官のお手伝い。

うどんの注文を聞いて手早く運ぶ役。

よーし、みんなやっつけちゃうんだから!

 

眼鏡を掛けた磯波ちゃんが司令官の近くで丼洗いしていたのは少し気になったけど、うん気のせいだね。

 

加賀さんや鹿島さんとも一緒に、せっせとうどんを運ぶ。

どっちも眼鏡をかけていて、特に加賀さんはよその赤城さんや同姿艦や瑞鶴さんなどに突っ込まれていた。

 

そう言えば、大本営の瑞鶴さんも眼鏡をかけていたっけ。お姉とおそろよ、と自慢された。

確か大本営には翔鶴さんがいないので、函館の翔鶴さんだよね。

うちの翔鶴さんは肌がずいぶん白いけど、あれは美白効果なの?

 

 

うどんが全部売れた後で司令官をお持ち帰りしたいと冗談で言ったら、眼鏡っ子大鷹さんからデコピンを喰らっちゃった。

てへ。

加賀さんと鹿島さんとが特別授業ですね、と呟いていた。

嗚呼っ、教官殿っ!

 

 

いろいろな洗濯板を食べてみる。

どれもおいしい。

ワッフル生地のもどら焼き生地のも、どちらも何度でも食べたい味だ。

司令官と一緒に食べることが出来たら、よりよいのに。

チャラチャラした人たちは内容があるんだかないんだかわからないようなことをずっとずっとぺらぺら喋っていて、真面目な研究者らしき人たちに苦笑されたり無視されたりしていた。

みんなさっきはうどんやおにぎりやたこ焼きをおいしいおいしい、って無心に食べていたのに。

なんだか、とってもおかしくなってくる。

ふふふ。

あっ、司令官お手製の芋羊羹が出てきた。

あれは絶対絶対食べなくっちゃ!

みんなの目が大規模作戦の時みたいになっている。

眼鏡が、ぴかぴかと光っていた。

あれって、どう光らせているの?

今度、夕張さんに聞いてみよう。

会場で見かけた明石さんや夕張さんも眼鏡をかけていたけど、あれは作業用の品なのかな?

さてさて、気合いを入れるよっ!

気合い充填率一二〇パーセント!

よーし、取りに行かなくっちゃ!

ブラームスのピアノ小曲が聴こえてきた。

『ロマンス』だったかな。

ロマンティックな状況じゃないのがちょっと残念だけど、乙女には、戦わなくてはならない時がある!

それは今、この時!

吹雪、抜描します!

 

 

 


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