キャラに偏りあり。キャラが全員崩壊してますので注意。あと、しれっと型月キャラも混じってます。
【1】
キルア
「おい、ゴン。使いもしないのにスマートフォンについて『野菜も切れるの?』なんて超次元なことを訊くな!
ソラも、『今は無理だけど、追々に』とか、大胆かつ雑な嘘をつくな!!」
* * *
【2】
レオリオ
「クラピカが手の甲に、『牛乳・卵・食パン・ソラ、殴る』って書いてあったから、ソラは謝るか逃げろ」
* * *
【3】
シズク
「……電脳ネットの中でだけ、気が大きくなる人のことなんて言うんだっけ?」
シャル
(ネット弁慶のことかな?)
シズク
「あ、思い出した。デジタルゴリラだ」
シャル
「待って、シズク。それ、思い出せてない」
* * *
【4】
ヒソカ
「冷静に考えれば、穴しかない女の子より、穴と棒がある男を選ぶ方が理にかなってるよね♥」
イルミ
「それ、俺の知ってる冷静じゃない。っていうか、寄るな」
* * *
【5】
ソラ
「珍しく一人で椅子の上で寝てたせいかな? 何故かクラピカが妙な勘違いを起こして駆け寄ってきて、『ソラ! 死ぬな! 嫌だ! オレはまだ何も言えていない!!』って、ドラマチックに仮眠の邪魔された。
あと、起きたら起きたで照れ隠しにキレて殴られた」
レオリオ
「ソラ、それはお前が怒ってもいいんだぜ?」
* * *
【6】
ソラ
「師匠に『良かったらこれ食べてください。いらなかったら捨てていいです』と言うつもりが、『これ捨てるつもりだったけど良かったら食べてください』って言っちゃったことがあったなぁ。
その後? 骨を折られたよ」
* * *
【7】
イルミ
「キル、いいか?
本当に恐ろしい時って言うのは、『たいていの事は笑って流して許して、ふざけているようで視野も広くてしっかりしていて、色んな奴から好かれて周りに気を配れる奴』がキレた時だ。
あれはマジでヤバい。死人が出るレベル。っていうか、執事が何人か実際に死んだ」
キルア
「兄貴はソラに何をしたんだよ!?」
* * *
【8】
《美味しいチャーハンの作り方》
メンチ
「まずは田んぼを用意します」
ブハラ
「ちょっと待って」
* * *
【9】
ソラ
「子供の名前に『ミント』とか『ココア』とかつけるのって、外国人が『ちんすこう』とか『あおじそ』って名づけるみたいで恥ずかしいよねー、……って師匠に言っちゃった。
他意はなかったんだ。いつも『ババア』か『師匠』って呼んでるから、本名マジで忘れてた……」
キルア
「だから引きこもってんのか、あのババア」
ゴン
「ソラはあんまり悪くないけど、謝った方が良いと思う」
* * *
【10】
センリツ
「電車に乗っていた時、クラピカのケータイが鳴ったの。
彼は電話に出て、『レオリオか? 今、電話の中だから電車は後でかけ直す』と言って通話を切ってから、一言呟いていたわ。
『……逆だった』って」
* * *
【11】
ソラ
「クラピカと雑談してて、『チャーリーとチョコレート工場が見たいなぁ』って何気なく言ったら、クラピカがスケジュール帳を確認しながら、『工場見学がしたいのか? 今すぐには無理だが、時間を作ろう』って真顔で言った。
気持ちは嬉しいけど、違うんだクラピカ。映画のタイトルだよ。工場見学の時間よりも、テレビ見る時間を作ろうよクラピカ。
そして工場見学にノリ気なのはまだ良いとして、君はいつからチャーリーになったんだよクラピカ。マジで君は少し休め」
* * *
【12】
キルア
「ソラとゴンが歩いてて、こんな会話してた。
A「あ! ハトがいる!」
B「本当だ。可愛いね」
A「ハトの所まで走ろうか!」
B「ハトがビックリして可哀相だからダメだよ」
A「……そだね(´・ω・`)」
B「だから、ゆっくり歩いて行こう」
A「(*・∀・*)」
ちなみに、AがソラでBがゴンだ」
* * *
【13】
ミト
「昔、くじら島で雪が降った時、ゴンが『俺、子供だから雪が白く見えるよ!』ってはしゃいだことがあったわね。
……私も大人だけど雪は白く見えるよって、言った方が良かったのかしら?」
* * *
【14】
ソラ
「クラピカにご飯炊くのを頼んだら、炊飯器からポップコーンを作るみたいな破裂音がしてるんだけど、いったいあの中では何が起こってるんだろう?」
* * *
【15】
キルア
「火垂るの墓を見て、カーテンにくるまって泣くレオリオ、ソファーを殴りながら号泣するクラピカ、それを宥めるゴン、そいつら見て笑ってるソラ(こいつが見せた)を思い出した。
レオリオはあれから、『ホタル』という単語だけで思い出し泣きが出来るレベルでトラウマらしい」
* * *
【16】
イルミ
「ヒソカから、『形態変えました♦』って、ラスボスアピールメールが届いた」
* * *
【17】
クラピカ
「煮物でニンジンの臭みを取るにはどうしたらいいかわかるか?」
ソラ
「ニンジンをすりおろして入れて、好みで玉ねぎと肉を炒めてから水を入れて煮るんだ。
最後にいったん火を止めて、カレールーを適量入れて再び弱火でトロミがつくまで煮たら、最高に美味い」
クラピカ
「美味いだろうが、勝手にカレーにするな」
* * *
【18】
レオリオ
「ソラが一人で飯食ってて、一口食べた瞬間になんか『アワワ!』って顔したかと思ったら、慌てて『いただきます!』って手を合わせた。不覚にも萌えた」
* * *
【19】
ソラ
「スーパーで買った5㎏の米を赤ん坊みたいに抱えて運んでたら、何か愛おしくなりすぎて『早く帰ってご飯食べような』とか話しかけてたんだけど……ご飯……この子だ……」
ビスケ
「何でそんなところでそんなものに母性本能発揮させてるの!?」
* * *
【20】
ゴン
「アラフォーって何?」
ソラ
「師匠みたいな年齢四桁のババアの事」
キルア
「悪魔かよ!」
ソラ
「ううん。妖怪」
ビスケ
「そこの馬鹿弟子、色々言いたいことがあるけどとりあえず何もかも違う」
* * *
【21】
クラピカ
「ソラ、『塩ひとつまみ』はこれくらいか」
ソラ
「……それは『ひとつかみ』だね」
* * *
【22】
レオリオ
「すれ違いざまに『さっきの人、カッコよかった!』ってJKに言われたぜ!」
クラピカ
「すれ違いざまに『さっきの人』なら、お前の事ではないな」
* * *
【23】
ゴン
「キルアに何か言われて、ソラが『は? 何言ってんの、君は? 泣かすよ?』って言い出した時は焦ったなぁ。
その後、すぐに続けて『そんなこと言ってると、フランダースの犬を見せて泣かすよ』て言ってたから、何だ、いつも通りだって思って安心したけど」
* * *
【24】
レオリオ
「風邪気味だって言ったらゴンが、『ネギを食べたらいいよ! 万病の素だって言うでしょ?』とアドバイスされた。
万病の素だとダメじゃねぇか」
* * *
【25】
ソラ
「ゴンが言ってた、『7月でこの熱さなら12月はどうなっちゃうんだろう?』が、じわじわ来てる」
* * *
【26】
キルア
「仮眠をとっていたソラを起こしに行くと、うっすら目を開けて俺の顔を見て、寝ぼけつつも納得したような顔でベッドの端に寄って布団を少し持ち上げて、さぁどうぞと言わんばかりに添い寝の準備をしやがった。
違う。俺が布団に入るんじゃなくて、お前が起きるんだよ。
っていうか、それは俺だからか? ゴンにもすんのか? まさか誰にでもやるんじゃないだろうな?」
* * *
【27】
クラピカ
「ソラが料理をしている最中、野菜を炒めていたフライパンから火が出た。
ソラが普通にそのまま続行していたから、そんなものかと思って後で『本格的だな』と言ったら、やはり普通に『あれは事故』と言われた」
* * *
【28】
ソラ
「レオリオは彼女作らないの?」
レオリオ
「お前は俺と付き合いたいとか思ってくれんのかよ?
ソラ
「なるほど」
レオリオ
「なるほど、じゃねーよ!!」
* * *
【29】
キルア
「トリックタワーでレオリオがやらかしたことをソラに話したら、ソラがゴミを見るような目でレオリオを見るから、『哺乳類だから仕方がないだろ!!』ってレオリオがキレた」
* * *
【30】
ゴン
「スーパーで『ごはんですよ』を探してた時、何をどう間違ったのか店員さんに『おかあさんといっしょってどこですか?』って尋ねちゃった……。しばらくあの店には行けない……」
* * *
【31】
ソラ
「キルア、知ってるか!?
消火栓の赤いランプのカバーは、極めてBに近いAカップだ!」
キルア
「測るな!」
* * *
【32】
ミルキ
「セロリにマヨネーズ。
かいわれにマヨネーズ。
水菜にマヨネーズ。
アスパラとブロッコリーをゆでてマヨネーズ。
最近、どうやら俺は野菜というよりマヨネーズをつまみにしている事に気付いた」
* * *
【33】
クラピカ
「一人で自炊する方法を教えてくれ」
ソラ
「一人で自炊するのは簡単だよ。5人で自炊とかになるとややこしいけど」
クラピカ
「そうかもしれんが、そういう意味じゃない」
* * *
【34】
ビスケ
「電車でソラの隣にイケメンが座って、くそっうらやましい。っていうか、あんたも女なら本読んでないで、少しはなんか反応しなさいよとか思ってたら、後から来たイケメンの仲間たちが『なに女の真横に座っと~ん』とイケメンをからかったんだわさ。
するとイケメンは、『この横の奴、女!?』とすっとんきょうな声を上げ、 乗客全員がこちらを向いた。
それでもソラは本から視線を上げずに、『ごめんね、絶壁で』とだけ返してたわさ……。
あまりの手慣れた反応に、何故か私の方が悲しくなったわ……」
* * *
【35】
ソラ
「暇だったからソファーで寝てるゴンの口に天津甘栗入れてみたんだけど、『え? 何? なに? な……に……』って言いながらまた寝ちゃったから諦めて本を読んでたら、5分後くらいにソファーの方から小さく『くりだ ( ゚∀゚)』って聞こえた。可愛すぎる」
* * *
【36】
アルカ
「 お兄ちゃん! 私、大きくなったら、お兄ちゃんのお嫁さんになるの! そして、このパドキアを、根元から作り直すの! 」
キルア
「 ……俺、必要かなぁ? 」
* * *
【37】
ソラ
「ゴンがハロウィンを知らなかったから教えてあげたんだけど、あの子『トリック・オア・トリート』を何故か『ティンクル・トット・ハッター!!』って覚えちゃった。
かすってもないよ。可愛いからもう何でもいいけど」
* * *
【38】
レオリオ
「スカイブルーのシャツを着て、免許更新の写真を撮りに行ったら、背景の青とシャツが同化して、しかめっ面の生首が浮かんでるみたいになったことあるわ」
ソラ
「え、何それ!? やりたいやりたい! 今度やろっと」
レオリオ
「やりたいのかよ!?」
* * *
【39】
クラピカ
「何故ジャポンの人間は、スタバとかファミマとかやたらと店の名前や言葉を略すんだ?」
ソラ
「俳句の収まりにいいから」
バショウ
「何だそれ? 初めて聞くぞ、この俺が」
* * *
【40】
キルア
「久々に5人で集まろうってなったのに、レオリオが道に迷ってヘルプの電話かけてきて、ソラが面白がってスピーカーフォンに。
ゴンが『周りに何があるの?』って訊いたらマジで何もねーのか半泣きで、『真上に……太陽がある』ってどうしようもねー答えを返しやがった。
お前マジでどこにいるんだよ? って思ってたら、クラピカが大真面目に『よし! ヨルビアン大陸まで範囲を絞れたぞ!』って言い出した。
俺達3人と、電話の向こうのレオリオも笑い死にしかけた。
クラピカはその後、拗ねた」
* * *
【41】
ビスケ
「私たち女は、髪はツヤツヤでなければいけない、身体からはいい匂いがしてなくてはいけない、唇はうるうるでなければいけないとかいう、男の作った訳の分からない妄想の所為でお金がかかる。
だから、ご飯をおごりなさい」
ソラ
「師匠。私も一応、生物学上は女です」
* * *
【42】
レオリオ
「朝、鏡の前でふざけて『鏡よ鏡。世界で一番カッコイイのは誰だ?』って言ってみたら、後ろからゴンが『レオリオ』って言った。
ゴンもふざけてノッてくれたのかと思ったら、眠たそうに眼をこすりながら『……ちょっと邪魔』って言われた。
寝ぼけてて俺の発言を聞いてなかったのが、唯一の救い」
* * *
【43】
ソラ
「信じてもらえないかもしれないが、さっき着替えドッキリイベントが発生した。マジだ。
ただし、着替えていたのはクラピカだ。私じゃない。
『きゃっ!』とかは言わなかったけど、服で胸を隠して平手打ちしてきたのもクラピカ。
良い身体だった」
* * *
【44】
キルア
「ペットショップの鳥コーナーで、ソラが九官鳥相手に大真面目に『僕、うずら!』って教えてた。
暇なのかよ? 誰か、あいつの相手してやれよ」
* * *
【45】
ビスケ
「ソラが『私は道化を演じてるんであって、マジモンの馬鹿じゃないです!』と言ったから、『ほう、じゃあ質問したら何でも答えれるの?』『余裕です』という流れの中、『好きな人は誰?』って訊いてみたら、顔真っ赤にしてフリーズ。
思った以上に弟子が純情で、私がなんか今すっごくいたたまれない」
* * *
【46】
ソラ
「クラピカが『コーヒー飲むか? ソラが好きなコカインレスだが』とか言いながら、缶コーヒーをくれた。
うん、ありがとうクラピカ。
でも、私が好きなのはカフェインレスだよ」
* * *
【47】
キルア
「アルカのピヨピヨサンダルをミルキが踏んだら、プベァみたいな音したきり鳴かなくなって、アルカが泣いてるからちょっとあの豚殺してくる」
* * *
【48】
クラピカ
「今日のソラの寝言。
ソラ
『あぁ、800ピヨンもあれば大丈夫だよ』
何の単位だ」
* * *
【49】
レオリオ
「ソラとクラピカが何か口論してた。珍しく、クラピカが一方的にキレるんじゃなくて、ソラも同じくらいキレてな。
で、大声上げながらクラピカがコーヒー飲もうとしたら、コーヒーがない。それに気付いたソラがカップを受け取ってコーヒーを入れて、『はい』と砂糖とミルクも付けて差し出し、『すまない。ありがとう』と普通に礼を言って一口飲むクラピカ。そして、飲み終わったらバトル再開。
お前ら、何がしたいんだよ?」
* * *
【50】
ヒソカ
「ボクが毎日見守っているマチが、最近ストーカーに遭ってるらしいんだ♦ 心配だね♣」
クロロ
「やっぱりお前か」
* * *
【51】
キルア
「ゴンがマリカーやってみたいって言うからDSを渡してみた。
①スタートダッシュ失敗(想定内)
②真っ直ぐ走れない(想定内)
③逆走し始め、ジュゲム登場(想定内)
④『この雲に乗ったやつ、俺の事すごい応援してくれてる!!』とゴンが言い出す。
これは想定外だった」
* * *
【52】
凛
「妹弟子が召喚したサーヴァントが、インドの大英雄、カルナだった。
半神の大英霊だから、敵でもマスターでもない私が緊張しっぱなしだったっていうのに、あのバカはやらかしたわ。思いっきり。
空
『カルナさん。ちょっと「ヨガファイヤー」って言ってみて』
あ ん た は 何 を 言 っ て い る !?
しかも素直かつ流暢に『ヨガファイヤー』と応える施しの英雄。ごめんなさい。本当に本当にごめんなさい。
さらに、『ヨガファイヤーとは何だ?』と訊き返すカルナ。バカ正直に答える空と、大真面目に聞くカルナ。しまいには天才バカがスマホで動画を見せるカオス。
幸い、カルナは気を悪くした様子もなく、やっぱりどこまでも真面目に、『期待にそえず申し訳ない。俺は火を噴くことも瞬間移動も出来んが、代わりに出来ることには全力を尽くそう』と言ってくれて、むしろこっちが本当に申し訳なかった。
そして本当に、全力を尽くしてくれた。
……口から火は噴けなくても、目からビームは出すのね」
* * *
【53】
レオリオ
「電車でソラがじーさんに席譲ろうとしたんだけど、じーさんが遠慮したからどこも座るとこないのに、『どうぞどうぞ! 大丈夫です! 私はここに座るから!』って言って、平然と隣のクラピカの膝の上に座った。
すげぇワイルドな席の譲り方だな。っていうか、クラピカがフリーズしてんぞ」
* * *
【54】
ゴン
「赤松と松茸ってお互いに生きる為に必要な栄養を与え合う関係らしいよ。
でも、松茸がついている赤松は元気になるけど、元気すぎて早死するんだって」
ソラ
「へー」
ゴン
「それから、松茸は赤松がいないと生きられないから、赤松が死んだら松茸も死んじゃうらしい」
クラピカ
「まさしく運命共同体なんだな」
レオリオ・キルア
「「……へぇー」」 チラッ
ソラ・クラピカ
「「……?」」
レオリオ
「……問題は松茸が健気なのか、ヤンデレなのかだな」チラッ
キルア
「どっちがどっちなのかも問題じゃね?」チラッ
ソラ・クラピカ
「「何で・何故私を見る?」」
* * *
【55】
ソラ
「家の中で蜘蛛を見つけたら、クラピカが颯爽とファブリーズを持ってきて、一瞬で蜘蛛に吹きかけて滅殺した挙句に、『せめて心地よい香りの中で眠れ』って言い出した。
クラピカ、そのファブリーズ無香料。実はパニクってんだろ、君」
* * *
【56】
キルア
「失敗した料理を『美味しいよ』と言って全部食べるのがゴン、ボロクソ言いながらも全部食べてくれるのがレオリオ、黙って全部食べつつも不味いという顔が隠しきれないのがクラピカ、全部食べてから良い点を見つけて褒めてくれるのがソラ、一口食べて箸を置くのが俺」
* * *
【57】
クラピカ
「ミキサーをほどほどで止めたらみじん切りになるんじゃないかと思って、ネギジュースを製造したことがある」
* * *
【58】
カルト
「ソラが家に来てくれた時の話なんだけど、ソラの眼にゴミが入って『痛っ! 何か入った!』って俯いて泣くから、ミルキ兄さんが『大丈夫か? 目薬いるか?』って言って顔を上げさせたら、何処からか一直線に駆けてきた無表情のイルミ兄さんがミルキ兄さんに針を投げつけ、その直後に廊下を通ったキルア兄さんが『ソラから離れろ!』って叫んで、日頃の鬱憤もあるのか殺意を隠す事無くイルミ兄さんに飛び蹴りを仕掛けた。
この間、僅か15秒」
* * *
【59】
ソラ
「昔のメールアカウントのパスを忘れたから、秘密のパスワードを入力しようとヒントを見たら、『胸』だった。
見間違い? いや、何度見ても胸だな。胸って何だよ、訳わからん。
って思いながら『ない』って入力したら、合ってた」
* * *
【60】
クロロ
「シャル、このパソコンが壊れたら死ぬしかないから、オススメを教えてくれ」
シャル
「即身仏が一番エコでいいんじゃない? 他のは汚いし迷惑だし」
クロロ
「そっちじゃない」
* * *
【61】
ソラ
「酔っ払いって理不尽だよな。
レオリオも酔うと道で寝るくせに、送るって言ったらキレて面倒なんだよ。
夏なら車道でもない限りほっとけるけど、冬だと凍死するからゴンとキルアとクラピカと私の4人でずーっと電柱とかに隠れながら尾行して、眠ったら誰かがビンタしてまたすぐに隠れて、無事に家に着くまで見守ってやってる」
* * *
【62】
キルア
「ある日、ケータイを鞄の奥に入れて全然見てなくて、夜になってケータイを見てみたら、何故かやたらとソラからメールが着てた。
で、内容を見てみたら
『ごめん! 借りてたドラクエのセーブデータを間違えて上書きしちゃった! 本当にごめん!!』@16時
『本当に悪気はなかったんだ』@17時
『ごめんなさい、真面目に反省してます』@19時
『また元のところまで進めておくから、許してください』@21時
『ごめんなさい。本当に本当にごめんなさい』@23時
とこんな感じ。
俺としては昔やってたやつだからわりとどうでも良かったんで、『別にいいぜ』って返信しといた。その時が夜1時くらいで、あーもっと早く携帯みとけばなーとか、ちょっと悪かったなと思いつつその日は寝た。
後でクラピカから聞いたんだけど、俺がメールに全く気付かなかった所為で、『キルアのセーブデータ消しちゃって、ずっと謝ってるけどキルアから返信こない! きっと怒ってるから返信こないんだうわあああん!!』ってずっと泣いて、最終的に泣き疲れて寝たらしい。
俺の方が申し訳ねぇよ!!」
* * *
【63】
パイロ
「クラピカ、一つ謎々出すね。『赤い服を着ても、黄色い服を着ても、同じ色に見えるものはなに?』」
クラピカ
「……社会主義?」
パイロ
「この本、何歳対象だと思ってる?」
* * *
【64】
ソラ
「熱中症なめんな。
10歳くらいの時に、真夏にエアコンの設定間違えて暖房かけちゃって、めまいとか呼吸困難とか軽く脱水症状起こして死にかけた時、偶然にも部屋に入ってきた姉の神対応、あと『あんたはバカなの!?』って泣きながら怒られたことによって一命をとりとめた私の話が聞きたいか?」
キルア
「お前がなめんな。姉に謝れ」
* * *
【65】
クラピカ
「ぶりの塩焼きを焼いているが、振りかけたものが本当に塩だったのか自信がなくなってきた」
* * *
【66】
キルア
「お袋が昔、『仕事以外で女の子の顔を傷つけちゃダメ。男の子が女の子の顔に怪我をさせたら、責任を取ってその子と結婚しなくちゃいけないのよ』って言ってたのを、執拗にソラの顔面狙って攻撃するイルミを見てたら思い出した」
* * *
【67】
ヒソカ
「パンツ用の保温インナーで、トイレとか色々ヤりやすいように穴が開いてる奴ってないかな?」
イルミ
「鋏で切れば?」
ヒソカ
「さすがに痛いからそれはやだなぁ♠」
イルミ
「そっちじゃない。っていうか、痛いで済むのかお前は」
* * *
【68】
レオリオ
「『スピーチとスカートは短いほうがいい』ってよく言われてるけど、むしろないほうがいいよな? って言ったら、ソラからまさしく絶対零度の眼で見られた……」
* * *
【69】
ソラ
「米の大袋をネットスーパーで買って配達してもらって、さて台所に運ぼうと持ち上げた勢い余って、米にジャーマンスープレックを決めてしまった事があるなぁ」
キルア
「大丈夫だったか、米」
クラピカ
「米の袋は破けなかったか?」
レオリオ
「家の廊下に米をまき散らさなかったか?」
ソラ
「誰か一人くらい米以外の心配もして! 私の腰とか!」
ゴン
「床、大丈夫だった?」
* * *
【70】
クロロ
「ヒソカがマチを抱き締めようとしたら手を払い除けられ、それでも無理矢理抱き締めようとするというのを繰り返して、カンフー映画の様だった」
マチ
「見てたんなら何とかしてくんない!?」
* * *
【71】
ソラ
「キルアを怒らせちゃった時、キルアが私に向かって『バース!』って叫んだ。
たぶん『バカ』と『ブス』のどっちを言おうか迷ったんだろうね」
* * *
【72】
キルア
「クラピカに『ソラを怒らせてしまった時の対処法だ』と半分に折られた紙を渡された。
後日、ソラを怒らせたからそっと紙を開いてみたら、『1、まずは落ち着いて深呼吸をする』とだけ書いてあった。土下座した」
* * *
【73】
ソラ
「死ね! バイセクシャルペドフィリア性犯罪者予備軍!!」
ヒソカ
「んー、ごめん♦ 一軍なんだよね、ボク♥」
* * *
【74】
クラピカ
「ソラから『包丁を使わないアップルパイのレシピ』で作ったパイをもらった。
そのレシピに興味を持って検索して見たら、さりげなく素手でリンゴを粉砕することが前提だった。
私はそれを見なかったことにして、パイを食べた」
* * *
【75】
クロロ
「さっき、ウボォーとノブナガがものすごいスピードで後ろ向きに歩いて
ノブナガ
『見てみろ! こうやって歩くと、花粉が顔面につかねーだろ!』
ウボォー
『おおっ! 本当だな! すげぇ!!』
って並んで後ろ歩きしながら同時にコンクリの塊つまずいて転んだ。
奇跡的な馬鹿だと思った」
* * *
【76】
ソラ
「好きな人と好きな人が仲良くしてるのを見て、嫉妬なんか馬鹿らしいよ。
寂しいのなら、自分もその輪に入る努力をすればいいんだ。好きな人に嫉妬をしてもただ辛いだけ……は? クラピカにヒソカが絡んでる?
構わん、全力で潰せ。っていうか、私が行く」
* * *
【77】
ヒソカ
「男は命の危機に晒されている方が性的魅力が増すらしいよ♥
だから試しに一回、ソラに半殺しにしてもらったら意識してもらえるんじゃないかな?」
イルミ
「死ね」
* * *
【78】
クラピカ
「ラズベリーのジャムを作っていたら、爆発した。
本当に爆発した。おそらく、鍋の底で空気の塊でも出来ていたのか、爆発した。
本当に爆発した。台所が甘酸っぱい匂いで満たされてる。爆発した」
ソラ
「うん。とりあえず落ち着こうか」
* * *
【79】
ミト
「ゴンが3歳の頃、壁に頭をゴンゴンぶつけていたから、『なにしてるの?』と訊いたら、『こうすると、いたいんだよ』と言われた。
バカなのかな?」
* * *
【80】
ソラ
「最近、クラピカとキルアの『ほうっておいてくれ』は、私限定で『構って欲しい』という意味だと気付いた」
レオリオ
「え? 最近?」
* * *
【81】
士郎
「式織に『危ないから送って行こう』と言ったら、『そうですね。ここは少しでも生き残る確率を上げる為に二手に別れましょう!』と返答されたことがある。
未だにあれが冗談だったのか、本気だったのか、それとも別にいらないありがた迷惑だってことを遠回しに言われたのかがわからない」
* * *
【82】
クラピカ
「この前ソラと、『寝言がうるさい』『そっちこそ、うるさい』と口論になり、昨晩はどっちが本当にうるさいか録音して寝てみた。
私
『ソラ! 死ぬな!!』
ソラ
『ブルーベリー食べてるから大丈夫! ブルベリアイッ!!』
私
『アイッ!!』
という、互いに全く身に覚えのない会話が録れていた。
怖い。
そして、どちらもうるさい」
* * *
【83】
キルア
「アルカが幸せそうに寝ながら『マカロニ美味しい……』って言ってた。
そしたらソラが『違うぞ。それはうどんだ』とか囁きやがった。
おい、アルカが寝ながら『……うどん?』って悩みだしたじゃねーか!!」
* * *
【84】
ゴン
「道端に財布が落ちてたから拾って、持ち主がわかるものないかなーって中を見たら、『中見るなよ!』って書かれた紙が一枚だけ入っていた。
どうしたらいいかわからなかったから、とりあえず『ごめん、見ちゃった!』と書き加えて、元の場所に戻しておいた」
* * *
【85】
ソラ
「昔、『パンツ何色?』とかエロくてキモイことばっか言ってくるイタ電がかかって来て、テンション下げて萎えさせてやれって思って、ホンダラ節を歌ってやったら、『大丈夫?』って訊かれたわ。
こっちのセリフだっつーの!!」
クラピカ
「気持ちはわからんでもないが、相手で合ってる」
* * *
【86】
ビスケ
「バカ弟子の『よく眠れたから遅れます!』以上にポジティブな寝坊遅刻の連絡を見たことがない。
また、一人だとあの子はあんまり眠れないのを知ってるから、怒るに怒れない」
* * *
【87】
ブハラ
「メンチが野良猫に餌をやりながら、『それ美味しい? 味見していい?』って訊いてた。
生タイプだったから、引き止めておいた」
* * *
【88】
ソラ
「クラピカに『これは、毎年数十人くらい死人が出る食べ物』と言ってモチを見せたら、すごく怯えて食べなかったし、私が食べようとしたら全力で止められて、私の良心が今すっごく痛い」
* * *
【89】
レオリオ
「風邪で寝込んだソラに『食欲はあるか?』って訊いたら、『おかずによる』って返してたから大丈夫だと確信した」
* * *
【90】
キルア
「クラピカとソラが何かの弾みで口喧嘩し始めて、先にブチキレたクラピカが『私の事など放っておけばいいだろう! お前は一人で何処でも好きなところに行けばいい!!』って叫んだら、ソラが『言われなくたって好きなところに勝手に行ってやるさ! でも、君がいない所なんてどこも好きじゃない! どこにいたってクラピカもいて欲しいんだよ!!』と泣きながら叫び返してた。
言われたクラピカだけじゃなくて、止めようとしていた俺やゴン、レオリオも固まって、しばらくソラのマジ泣きだけが響いた。
なんていうかさ、あいつら爆発したらいいのに」
* * *
【91】
ソラ
「クラピカが寝ぼけて皿に朝食のシリアルを入れて、牛乳と間違えて麦茶を皿にだばだばと投入。唖然とする私に気付いて目が覚めたのか慌てて、『違っ……これは違うんだ! 新たな食への挑戦だ!』って言い訳してた。
とりあえずその新たな食の挑戦は没収して私が食べた。思ったより、不味くはなかったよ」
* * *
【92】
キルア
「昔、イルミが『たべっ子どうぶつ』の事を『畜生ビスケット』と言っていたのが未だに忘れられない」
* * *
【93】
エルメロイⅡ世
「式織が講義に遅刻して来た言い訳に『電車が混んでました!』と言い出したので説教をしている最中に、遅刻して入ってきたフラットが『すみません! 電車が渋滞してました!』と言い放った。
お前ら、打ち合わせでもしたのか!?
この前も、それぞれ別の講義で『自転車に乗り遅れました!』と全く同じ言い訳をしてたよな!?」
* * *
【94】
ソラ
「クラピカからのメール。
クラピカ
『料理以前の質問で悪いが、真空パックの冷凍ハンバーグはレンジでチンできるのか?』
『解決した。爆発した』
何で、私の返信まで待てなかったの!?
お腹空いてたの!?」
* * *
【95】
キルア
「ソラが料理しながら、『人間は大体人間に想像できるような最期しか迎えないよな。 カニなんか自分が最終的にカニクリームコロッケになるなんて想像も出来ないよ』って言ってた」
* * *
【96】
ミト
「数年前、ゴンの国語テストの長文問題で最後の設問が『文を読んでおもしろかったことを書きましょう』だったんだけど、ゴンの答えは『ない』の一言。
そんな……身も蓋もない……」
* * *
【97】
ソラ
「クラピカー、窓から下をのぞくと、女性が傘を差していました。傘は何色でしょう?」
クラピカ
「ふむ……、上から見て性別が分かると言うことは透明な傘を差していたに違いない。つまり透明なビニール傘だな」
ソラ
「……論理的に答えてくれたところ悪いんだけど、これ『答えた色は恋人に着て欲しい水着の色』っていう心理テストなんだよね」
* * *
【98】
ハンゾー
「ソラが十字路で突っ込んできた車をジャンプで避け、ボンネットを踏み越えて着地も決め、傷一つ無いどころか買ったケーキさえ一切崩さずそのまま何事もなかったかのように歩いて帰ってきたというのを聞いて、自分が忍者である自信を無くしかけた」
* * *
【99】
ソラ
「朝起きたらクラピカからメールが来てたんだけど……。
『私は冷静沈着だ』
内容はこれのみ。
何があったんだろう?」
* * *
【100】
クラピカ
「夜中にふと目が覚めて、時間を確認しようと目覚まし時計を手探りで探していたら、隣で寝ていたソラが『ここだよ』と言いながら手を握ってきて、ついでに『布団をしっかりかぶりなさい』とかけた。
……違うんだが、もう時間とかどうでもいい。
あたたかい」
……あと2つ位なら、すぐにでも投稿できるんだけど、もう溜まってるネタ全部投稿するか、章の区切りに投稿しようか悩んでます。