神たちに送られ異世界に   作:こっとん1999

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54話 うまく書けてるかわからねぇ

前回のあらすじ的な
オークキング逃げてた
リア充とかマジ爆ぜろ
爆ぜた
(((((≪*****ぢゅどーん!!!*****≫)))))


龍介VSオークキング 11

「フンッ!!」

「おっと、危ない危ない」

「劣等な種族ガ!その余裕、いつまでモ続くと思うナ!」

「意外と紙一重だったりしてな」 

「見え透いタ嘘ダナ。シカシ、そのスタミナがそう長く続くワケがない!我と戦ったことを後悔しながらシネ!」

 

 ちょっと、あからさま過ぎたかな?でもこいつ、そればっかしか言わないんだけど…………愚か、劣等、余裕はないぞ、そればっかり。そのくせ奴の剣はかすりもしない……あいつの素早さが俺より低いからなのか、剣術のレベルが俺の方が上だからなのか分からないが、オークキングの攻撃が鈍く見える。

 

「はぁ……ハぁ……ば、バカな……我が……人間なんゾにぃ……」

 

 こいつ絶対キングになってから自身の訓練とかしてない系だな。俺はまだなにもしてないぞ?巨体を制御しきれてないだろ。

つまり太りすぎ。息が上がってるのがその証拠だろう。もしかして……ステータスって、体の鈍りとかで下がったりするのだろうか?

 

そろそろ反撃したいんだが……剣が邪魔でなかなかいい手が出せない。俺はあの剣がほしい。なぜなら、かっこいいからだ!黒薔薇の大剣。なんか、ダークな感じって良いよね。中二病だって?大いに結構。人は誰しもかっこいいものに惹かれるものだろ?特に男はさ………

「ヒャダルコ」

 

てなわけで、また足止め。

 

「っ!!まタか!先ほど効果がナかッタのを忘れたか……!?」

「そりゃあな……さっきと同じわけないだろ?」

 

魔力をさっきの倍にした特性ヒャダルコだ、よく味わえ。

 

「ぐおおオオお!」

 

 6倍の魔力だ。さっきとは比べ物にならない冷気だろう。こっちは全然わかんないけど……その証拠に、オークキングは胸まで凍ってる。足の方は芯まで凍ってるか?あ~微妙だな。オークキングが剣を振り回してるせいでよくわからないが、多分足首まで芯いってるな。

 

「メヒャド」

「ごふっ……卑怯、者め……」

 

 光線が五つ、無慈悲な暴力がオークキングを襲う!オークキングの右肩と右顔面、脇腹、その他もろもろを消し飛ばした!

 

進化獣:オークキング 残機4

 

 しかし卑怯者か……どこをどう見たら卑怯なのだろうか?魔法が卑怯だと?使えるものを使って何が悪い!

 

「……なぜだ!ナゼ!勝てない!クソ!くそ!クソ!くそ!クソ!クソぉぉぉぉぉぉ!」

 

 もともと剣がかすりもしない人物に対して、滅多斬りは悪手だと思う。なにしろ剣筋が適当で、鋭さの欠片もない。異世界生活が数週間目の俺でも剣の動きが予想できる。オークキングの剣を、大鎌で逸らして……すかさず斬りつける!

 

「!? グあッ!」

「ちっ!」

 

 右腕をきり飛ばせた。よし、この調子で残機を減らす!人間舐めるなよ!

 

「ぐぅっ……ナ…ゼだぁ!ナゼ我は……我は人間なんゾに!この力があれば、人間に負けるはずが……」

「お前、あれだろ?自分の訓練とか、そういうのサボっただろ?」

「何だト?支配者なる我が、そノようなことをスる必要があるとデも?」

「怠惰だな、そして浅はかだ」

 

 多分こいつステータスが下がってる原因は、自分の力に酔ったことだ。

それに、ここ以外にも支配の範囲を広げようとしているが、それは力で支配する圧政のようなものだ。例えオークキングが人間の王に代わり支配したら、まずクーデターなり暗殺なりで消されるな。

つまり、オークキングの天下は、このオークの村でしか続かない。

 

「まさに、井の中の蛙だな」

「何を訳の分からぬコとを……」

「要するに、お前は政治を知らなすぎるってことだ!」

「我を愚弄するか!!」

 

怒りで我でも忘れたのか?大剣を地面に突き刺し、何のひねりもない突進をかましてきた。もちろん、当たってやる必要はないので避け、大鎌でオークキングの腹に付いている3分の1の肉を大幅カット。

 

-ボトッボトボトッ!-

 

その傷口から血と臓物がこぼれだし、地面をぬらす。

 

「ぐ、ふっ……ごぁァ、あ……」

 

 やったね!ダイエット成功。ただ、お前はもう死んでいる。とどめの一撃、相手の頭蓋骨は砕ける。

 

進化獣:オークキング 残機3

 

「おぉォォォォォォ!!シねぇ!」

 

 大剣をつかみ、地面ごと振り抜くオークキング。目潰しか。

 

「死ね!死ネ!シネ!しねぇぇェェェ!」

「そんなに声を出してると、目潰しの意味を成さないんじゃないか?」

 

 目潰ししてるのに前から大声が聞こえてきたら、斬ってくれって言ってるようなものだろ。それに

この目潰しで目を瞑ることになっても、俺には気配察知がある。つまり、何をしようと詰みってことだ。

いまだ、同じところに大剣を叩き続けてるオークキングの後ろにステンバーイ……ステンバーイ……

 

「GO」

「ごっ……」

 

 投擲した魔鉄のナイフがオークキングの喉を貫く。せめての足掻きか、オークキングが大剣を投げようとするが、途中で力が抜けたように下がる。 

 

「がっ……ゴフッ、ぐ……ごボッ……」

 

 俺は大鎌を水平に振り抜く。数秒後、ゆっくりとオークキングの頭が地面に落ちる。すぐに頭は溶け、体が再生する。

 

進化獣:オークキング 残機2

 

さて、ラストスパートだ。




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    / づ Φ

追い込みって、効果あるのかな。

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