後々出す魔物よりグリズリーのほうがランクが高いのにステータスが同じぐらいだと気づいてしまいました(汗
なのでグリズリーをいじりました
前回あったことを簡単に
異世界に来た!
剣に感動!
初戦闘勝利!
フオオオオオオオオオオ!!
side:??
どうしてこうなった?あのエフニアの町からヒュ―マ帝国までの道のりで強いモンスターに出会うことなんてないはずなのに、こんなことならヒュ―マ帝国に活動拠点を移そうなんて言い出さなければよかったぜ
「ガアアアアアア!」
「ぐあああ!!運が悪いなくそがあああああああ!!」
「大丈夫か!?まさかこんな初心者用の森からグリズリーが3体とはな!」
ああ、本当に運が悪い、エフニアでやっとDランクに上がれたってのによぉ!!
グリズリーはきついぜ、ホントによ…………
「ゼータさん!?大丈夫ですか!ホイミ!」
「ああ、ありがとうよリック、おらああああ!」
ゼータを薄緑の光が包みHPを回復させるがリックのMPももう少ないはずだ、どうにかして突破口を…………
「でりゃあああああああああ!!」
すると俺の目の前にいたグリズリーの首から剣が生えた
「大丈夫ですか!」
俺はいきなりのことで少し呆然としたが直ぐに立て直し相手が誰なのかを理解した
それは青年だった、まだ初心者丸出しの格好をした青年だ、どうしてグリズリーを倒せたのかなんてどうでもいいまずは敵が減ったことに俺は…
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side龍介
「ん?あれはなんだ?」
遠くに馬車のようなものが見える、あちらが少し騒がしいような……お!?馬車が少し近くなったような?
< 鷹の目を取得しました >
なるほどこれのおかげか
鷹の目================
遠くのものを見れるようになる
遠視補正(微)
===================
< 鑑定眼のレベルが上がりました >
鑑定もレベルアップか
鑑定眼================
物の情報や相手のステータスを見ることが
できる。
レベルが低い内は相手の情報をそこまで多
く見ることはできない。
相手のステータス閲覧(小)
===================
これで相手をもっと知れるようになったな
そして馬車のほうは、と・・・・なんだあれ!?巨大なクマ三匹に襲われてる!?
や、やばい!助けに行かないと!ともかくダッシュだ!
< ダッシュを取得しました >
今日は取得祭りだな!でも確認してる暇はない!急いで助けに行かないと・・・俺ってこんなに足早かったっけ?
多分ダッシュの効果なんだろうな
< ダッシュのレベルが上がりました >
さらに早くなったなこの勢いで行けば剣の威力も上がるかな?
おれは剣を抜き全力で突いた!
「でりゃあああああああああ!!」
何ということでしょう、あのクマの首に根元まで刺さってしまったではないですか!
助けたおっさんもびっくりしてるよ
「大丈夫ですか!」
< レベルが上がりました >
おお、レベルが上がった、やっぱ強そうだからなこのクマ、でも今は確認している暇はない!
向こうのを鑑定してみよう
===================
グリズリー ♂ Lv1
ランク:D
HP:157/198
MP:75/75
攻撃力:142
防御力:62
===================
===================
グリズリー ♂ Lv5
ランク:D
HP:195/210
MP:83/83
攻撃力:163
防御力:87
===================
見れるのはここまでか、ってこいつら強い!さっきはよく殺れたな俺!
「誰だか知らねえが助かった!さすがに三匹はきつかったんだ!」
「礼はあとで!いまはあの二匹を!」
「おう!ゼータ!待たせたな!」
「やっと倒しやがったかサザン!おせえぞ!あとそいつ誰だ!」
このゼータって人すげえな、この二匹を一人で押さえてたのかよ
「こいつはグリズリーを一撃で倒した期待の新人だ!戦力アップだぞ!」
一撃なのは不意打ちだったからですけどね!?まあ異世界歴約3時間の超新人なのは確かだけど・・・・・・
「そいつはいいや!しっかり動いてもらうぞ!」
「善処します!」
「すまねぇがそいつは任せた!俺たちはこっちを先に殺る!」
「任された!」
まさか初心者に一匹任せるとはな、でも任されたからには頑張らなきゃな
俺はダッシュを使いつつ地味に足を狙う。決定打にはならないけどクマはスピードに追いつけない
というか追いついてもらっちゃ困る!今の自分だと確実に一撃で死ぬ!
< 剣術のレベルが上がりました >
< ダッシュのレベルが上がりました >
このまま時間稼ぎをすればいけるな
「ガアアアアアアアアアアアアアアア!」
クマはうっとおしいのか腕を振り回しているが大振りすぎて当たらないね!
そして両足を切り刻みつつヒット&アウェイ!
お、クマが膝をついたここぞとばかりに突き突き突き!
「待たせたな!あっちは片づけてきたぞ!」
わお、袋叩きだと早いね!
< レベルが上がりました >
よっしレベルアップ!確認しなきゃ
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リュウスケ・ササキ 男 Lv18 ↑16
種族:人間 15歳
HP:120/120 ↑90
MP:102/102 ↑65
攻撃力:47 ↑30
防御力:42 ↑20
素早さ:52 ↑40
賢さ:37 ↑19
器用さ:72 ↑30
幸運:****
スキル===============
・鑑定眼 Lv2 ・剣術 Lv3
・ダッシュ Lv3 ・鷹の目 Lv1
特殊スキル=============
・可能性 Lv1
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そしてダッシュの説明と剣技の変化は?
剣技================
剣を使うための技術
これがあるのとないのとは全く違う
剣を使った戦闘に補正(中)
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ダッシュ==============
走るときに補正がかかる
疲れにくい効果もある
走りにスピード補正(中)
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これがなかったら勝てなかっただろうな・・・スキルさまさまだよ
「ありがとうございました、本当に助かりましたよ、ホイミ」
神官風の男が回復の呪文らしきものをかけながら話しかけてきた。
疲労が取れた気がする。
「ありがとうございます、たまたま襲われてるのを見かけたもので、間に合ってよかったですよ」
「ほんとに一時はどうなることかとおもったぜ!ところで見た感じ冒険者になりたてって格好しているがよくグリズリーに突撃できたな」
「あの時は助けなきゃって一心だったからですね・・・ところで冒険者ってなんですか?」
「なんだ、冒険者を知らないのか?この世の中冒険者を知らないやつなんていないと思うんだがな!あと俺たちはもう一緒に戦った戦友だ!敬語なんて堅っ苦しいのはやめてくれや、癖とかならしょうがないけどな」
そういってゼータは俺の背中をたたく……結構痛い。
この人絶対脳筋だわ。
「じゃあそうさせてもらうよ、で、冒険者ってのは何なんだ?」
「冒険者っていうのは、今みたいに魔物を狩ったりして金を稼ぐやつらのことだ、ギルドがあってな住民の依頼を受けたりして金を稼ぐこともできるんだ」
サザンによると冒険者はランクF~Sまであって、AやSってのはほんの一握りしかいないらしい。
そして冒険者ギルドで職業につけるらしい。職業は前に確認した通り人それぞれ適性がある。
神官風のリックはその見た目通り僧侶らしい。
ゼータは武闘家でサザンは戦士とのこと。
それぞれの職でステータスの上昇に違いが出てくるらしい。
「で?これからどうするよリュウスケ」
「どうするって言ったって、特に目的はないからな・・・もし良かったら冒険者登録できるところに連れてってくれないか?目標はゆっくり決めていくことにするよ、あとリュウでいいぞ」
「よし!そうと決まったら早速ヒュ―マ帝国に出発だな!サザン!早く行こうぜ!」
「ちょっと待て!まだグリズリーの剥ぎ取りが終わっれないんだよ!もう少し待ってくれ」
「ちぇー、しかたねえなぁ早くしろよ」
「こいつ・・・」
「まあまあ二人とも落ち着いてください」
あ、リックが止めちゃった、今からが面白いところだったのに
ともかくこれで最初の目的は決まったな!ヒュ―マ帝国で冒険者になって職業に就く!
………自宅警備員やニートだったらさすがに泣くけど大丈夫だよなきっと!
誤字やここ直した方がいいよって点があれば教えてください