俺の名前は
今日俺はドラクエをプレイしてたはずなのに気が付いたら真っ白な部屋にいた・・・
小説とかでよく出てくる先の見えないような真っ白な部屋
そして必死に謝ってくる女性・・・・・
(…………誰か説明プリーズ!!)
「説明しよう!!いまのこ状k」
「メラガイアー!!」
ドグァッシャアアアアアアン!!!
と、突然出てきた男が女性に吹き飛ばされた……………
「すみません龍介さん、見苦しいものを見せてしまって」
「え、あ、だ、大丈夫ですよ?・・・っていうかなぜ俺の名前を?」
「ああ、実は私というか私たち、神なんです」
……………ん?
「私たち神なんです」
「いや、別に聞こえなかったわけじゃありませんよ。ちょっとびっくりしただけです」
「あ、そうですか」
「で、その神様がどうして俺の目の前にいるんです?」
「それは・・・・・非常に言いずらいんですけど・・・・実はあなたは死にました!」
ハ?
「え、死んだってどういうことなんですか!?」
「実は私はさっきの
「まさかそんなことがあったなんて・・・・どうして箱にそんな威力が?」
「それは・・・・・怒りで我を忘れて全力で投げていたので・・・・・・本当にすいませんでした!」
神の全力はティッシュ箱で人を殺められるのか…………まあ、神だからか…………
「もういいですよ。それより自分はどうなるんですか?まさか地獄行きとかないです……よね?」
「い、意外と冷静ですね?こちらとしても助かります。それで龍介さんにはこの二つのうち一つを選んでほしいんです。それは…」
1、このまま天国に行く
2、私たちの管理している世界<アレフガルド>に記憶を持ったまま転生する
「2でおねがいします!!」
2を聴いた瞬間に決まった。これは夢にまで見た異世界転生!しかも聞くところによるとドラクエの呪文や魔物もいるという剣と魔法の世界、スキルやステータスもあるという、なんというファンタジー!!これは胸が躍らずにいられない!そういえば最初のほうに呪文を使ってた!とっさすぎて忘れてたよ!!
「え、即答ですが本当にいいんですか?い、一応魔物もいますし死線も何度かくぐるどころかヘタしたら死にますよ?」
「大丈夫です!自分ネット小説とか読んでて憧れていたんです!」
「そ、そうなんですか。では2の転生で本当によろしいですか?」
「よろしくお願いしまーす!!」
「ではステータスを与えますね、……ステータス付与!!!」
目の前に薄青色で半透明のボードが出てきた、どれどれ?
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リュウスケ・ササキ 男 Lv1
種族:人間 22歳
攻撃力:15
防御力:20
素早さ:10
賢さ:16
器用さ:40
幸運:****
スキル=============
・鑑定眼 Lv1
特殊スキル=============
・可能性 Lv1
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ん?
「え、」
「ほうほう・・・」
って女神の旦那!?いつのまに!?
「いや~さすがにシャルの魔法はやばいね~」
「あなたがふざけたこと言うからです!」
「あ、シャル・・・さん?・・・様?って名前だったんですね」
「そういえば自己紹介をしていませんでしたね。私は魔法の神シャルム、そのままシャルtと呼んでもらって構いませんよ、あと敬語はそろそろやめて貰いませんか?敬語を使われるとどうも落ち着かないんです・・・」
「やあ!初めましてだね!僕はタイステル!闘神をやっているよ。ステルって呼んでくれ!呼び捨てでも構わないよ!あと敬語は禁止ね!!」
神相手に呼び捨てとタメ口ってなかなか恐れ多いけどまあ本人がいいっていうからいいか
「じゃあシャルさんにステル、どうしてびっくりしたんだ?」
「「それは幸運がおかしいからだよ(です)」」
だと思った、だって表示おかしいんだもんね……
「たしかにおかしいけどこれはどういうことだ?」
「まあよくわからないけど悪くはないと思う………よ?」
おいおい神様しっかりしてくれよ~
「俺はそんなことよりスキルのほうが気になるな。鑑定の目と可能性・・・鑑定の目はだいたいわかるけど可能性ってなんだ?」
「あ、ちょうどいいので試してみましょうか、鑑定したいものを見ながら心の中で念じてみてください」
心の中でか……(鑑定!)
鑑定眼===============
物の情報や相手のステータスを見ること
ができる。
レベルが低い内は相手の情報をそこまで
多く見ることはできない。
ステータス閲覧(微)
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可能性===============
特殊スキルで、物や人に可能性を与える。
スキルの取得率大幅増加
獲得経験値大幅増加
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なるほど、鑑定の目はそのまんまだったな、あとは可能性だが・・・・
「これはスキルを覚えやすくなりレベルも上がりやすくなるってことでいいんだよな?」
「ああ、その解釈で構わないよ!せっかく転生したのにすぐ死んでもらうと後味が悪いんで特別につけさせてもらったよ!」
なんて親切設計
「そうなのか、ありがとうな。そしてスキルのレベルはどこまであるんだ?」
「スキルは5が最大だよ。1が初級、2が中級、3が熟練級、4が達人級、5が超越級と言われるんだ。特殊スキルはLv1でも中級か熟練級位の物もあるよ。それだけ強力なのもあるんだ。さらに特殊スキルはその人個人、もしくは職業限定なんだ」
「なるほどね~他にもいろいろ聞きたいが大丈夫か?」
「ああ、転生する世界のことをある程度教えておかなきゃね!」
こうして俺の異世界ライフが始まる!!
読んでくださりありがとうございます!
更新日は不安定になると思いますけどできる限り一定の間隔で投稿したいとは思っています!
よろしくお願いします!