千葉ラブストーリー   作:エコー

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今回のあらすじ(半分ウソ)
風邪から復活した八幡は、早速パートナーの沙希を引き連れて敵のアジトに潜入する。

前回ひいた八幡の風邪が治ってからのお話です。

あと、後書きにお知らせが。


今すぐKISS ME

 日曜日の朝である。

 金曜の夜からの、文字通り献身的な沙希の看病のお陰で、昨夜である土曜の夜には俺の風邪は完全に治っていた。

 懸念していた沙希への感染も無い様で、いつもと変わらずに軽口を叩いている。

 

 さて、そろそろ云わねばなるまい。

 どうしてこうなった。

 

 事の発端は先だっての土曜、マイスウィートエンジェル戸塚を我が居城に招待した晩である。

 沙希は理由を説明すること無く、徐に俺の腕や肩幅、座高、胴回りなど、ありとあらゆる箇所のサイズをメジャーで計測し始めたのだ。

 俺はてっきり、今年のクリスマスは手編みのセーターでぬくぬくだぁ、などとホクホクな妄想を始めていたのだ。

 

 そして今朝。

 

 朝食の片付けを終えた座卓の前に座る沙希の横には、大きな手提げの紙袋が置かれている。

 中々その中身を見せようとしない沙希にそわそわしていると、ようやく沙希はその紙袋を手渡してきた。

 

「き、気に入ってくれたら、嬉しいんだけど」

 

 え。もうセーター編み上がったの?

 早くない? ねえ早くない?

 あれから一週間だよ?

 つーかまだクリスマスまでにはかなりあるよ?

 手編みのセーターって言ったらクリスマスでしょ?

 などと「?」マークをたっぷり塗した自分勝手な疑問を抱きながら、紙袋の中身を覗き込む。

 

 うん、布だ。

 セーターじゃ、ない。

 マフラーでも、ない。

 いや待て、マフラーなら腕の長さとか測る必要はない。

 じゃあ。これは何だ。

 

 恐る恐る手を入れて、紙袋の中の布に触れる。

 生地が厚い。

 ボタンがある。あ、ちっちゃいボタンもあった。

 

「……何を警戒してんのさ。早く見てみてよ」

 

 箱の中身は何でしょう、的な空気を作りながら紙袋の中を手探りしていると、落ち着かない様子の沙希が急かしてくる。

 

「そりゃ警戒するだろ。紙袋の中にサソリがいたらアウトだぞ」

「ここは砂漠じゃないし」

「馬鹿だな。サソリってな、案外世界中にいるんだぞ。日本でも遥か南の島にはいるらしい」

「南の島でもないから。ここ本州だから。東京だから」

「昔は東京砂漠だなんて云われてだな……」

「いいからさっさと中を見なっ」

「は、はいぃっ」

 

 やべ、ちと遊び過ぎたか。

 苛立ち混じりの呆れ顔の沙希に冷たい視線を浴びせられる。うん、その表情もいいなサキサキ。

 一応、サソリやらタランチュラやらの覚悟を決めて、紙袋から布を引っ張り出す。

 

 ん?

 これは、茶色の……ブレザー、いやジャケット?

 

「あ、慌てて作ったから、あんまり上手に出来なかった……かも」

 

 はい?

 ジャケットとかって、普通は買うもんだろ。

 あとは盗賊に身包み剥がされるとか、二億四千万の人が歌ってる最中に脱いだり着たり、そういうもんだろ。

 

「これ、お前、が?」

「う、うん。ジャケット作ったのは初めてだけど……」

 

 そういやこいつ、高校の時の文化祭や体育祭でも衣装作ってたっけ。

 体育祭はデザインがちょっとアレっぽかったけど。

 なら、ジャケットを作れるのも不思議ではない、のか。

 

 俺の前、座る沙希の目に緊張と怯えが見て取れる。俺が気に入るか不安なのだろう。

 だがなサキサキ。

 俺が期待していたのは手編みのセーターだ。

 それよりも遥かに斜め上の手作りのジャケットをもらって、気に入らない訳が無い。

 もしサイズが合わなかったら、服に合わせて肉体改造してやるくらいの勢いだ。

 ジャケットを手に取り、目の前に掲げる様に広げてみる。

 

 すげぇ。

 普通に売り物みたいだ。スーツの上着というか、ブレザーというべきか。

 違うのは既製品にあるべき商標、タグ、洗濯時の注意表示などが何処にも無いことくらいだ。

 

「ね、袖……通してみて」

「あ、ああ……」

 

 促されて、恐る恐る袖に手を入れる。ここで袖とか破けたら沙希が悲しむ。

 それを見たのか、沙希の苦笑が聞こえた。

 

「そんなに慎重にしなくたって大丈夫だよ。結構強い糸を使ってるからね」

「そ、そうなのか」

「うん。それ着て格闘とかしなけりゃ大丈夫だよ」

 

 ……それ、何かのフラグじゃないよね?

 

 あらためて袖に腕を入れていくと、しゅるんと袖の中で音を立てた。

 袖を通しやすい様に、裏地にすべすべ素材を使ってるのか。もう売り物じゃねえかよ。

 そのまま反対の腕も入れ、背負う様にジャケットを着込む。

 すげえ着心地。すげえ安心感。

 

「ね、手とか肩とか動かしてみて。違和感があったら来週までに調整してくるから」

 

 云われた通りに腕を伸ばしたり肩を回してみる。

 背中が突っ張るような感じは無い。腕もぐるんぐるん回る。

 あれ、これ肩パットも入ってるよね。

 何から何まで凄過ぎる。

 

「だ、大丈夫そうだな」

「──よかったぁ」

 

 そこでようやく沙希の顔が緩んだ。

 と同時に、笑顔の花を咲かせた沙希のテンションが上がってきた。

 座卓を回り込んで俺の腕を引っ張ってくる。

 

「ほら、鏡見てごらん」

 

 立ち上がってジャケットのボタンを止め、以前沙希が持ち込んだ大きな鏡と向き合って全身を映してみる。

 

 ん?

 あれ?

 俺ってこんなに締まった身体してたっけ。

 こんなに足長かったっけ?

 今着てるのって、安西先生の名言Tシャツと二千円足らずの部屋着のジーンズだよね?

 なんで?

 

「鏡の中に知らない人がいる……」

「ふふっ、驚いた?」

 

 沙希は顔を朱に染めて語る。

 

「あんたさ、自分では気にしてなかったみたいだけど、足長いよね。そのジャケットの丈なら、ちゃんと足長く見えるよ」

 

 未だ唖然とする俺の周りを人工衛星よろしく周回軌道を描いてくるくると何周も回りながら、しきりに頷く沙希は、最後に大きく頷いた。

 

「うん。やっぱり元が良いと映えるね」

 

 ──は、恥ずかしい。

 ぼっちの習性として、褒められると対応に困る、と云うものがあるが、まさに今その状態だ。

 こういう時、俺は赤面するしか出来ない。

 

「ふふっ、すごくカッコいいよ。惚れ直しちゃう」

 

  くそっ、可愛い笑顔で何て事を言いやがる。何か悔しい。

 こうなったら意趣返ししかあるまい。

 

「馬鹿云うな。俺なんか会う度に惚れ直してるまである」

「へ、ヘェ〜。じゃあやっぱりあたしの勝ちだ。一秒毎に惚れ直してるもん」

 

 おうふ。意趣返し返しとは、腕を上げたのう。

 つーかさっきのやり取りって完全なバカップルだな。

 人目の無い、部屋の中のやり取りではあるけど。

 

「でさ、今日はそれ着て出掛けようよ」

「出掛けるって、どこ」

「……ゲ、ゲームセンター」

 

 は?

 何でまたゲーセンなんだ。ゲーセンなら千葉にいる時にも何度か行っただろうが。

 

「さ、着替えて。あたしが服選んだげる」

「何でゲーセン行くのにおめかしせにゃならんのだ」

「あたしの……我儘?」

 

 何で疑問形なんだよ。

 おい。

 

  * * *

 

 さてさて。

 やって来ましたるは駅近くのゲームセンターでござい。

 沙希のコーディネートで、俺は長袖の白い綿のシャツに細身のストレートジーンズを着せられた。靴は何故か高校時代のローファーだ。

 対する沙希は、これまた白いシャツに薄いインディゴのスキニージーンズ、そこにブラウンの革のベストを合わせている。

 足元を飾る濃い茶色のショートブーツも相俟って、若干大人の雰囲気を漂わせる落ち着いた出で立ちだ。

 

 少々ゲーセンには不釣り合いな格好かと思ったが、クレーンゲームに貼りついていた女子高生たちが「カッコいいー」とか「憧れちゃう」などと言っていたので、少なくとも沙希は様になっているようだ。

 でも横にいるのが俺では、刺身のつまにも劣るだろうな。もうバランだよ、バラン。

 あっ、バランと云ってもギガブレイクとか使う竜の騎士様じゃないよ。

 お弁当に入ってる、草みたいな仕切りのほうね。

 まあ、俺にとっては日常の扱いだ。別段ショックも受けはしないが……隣を歩く沙希はどうだろう。

 せっかく自分で作ってきたジャケットを着せた彼氏がバラン扱いって、沙希は落ち込んだりしないだろうか。

 恐る恐る沙希を見る。と、意外にも満面の笑みを浮かべていた。

 え、自分の彼氏がバラン扱いされたのがそんなにツボにはまったの?

 

「──さっきの女子高校生たち、あんたを見てたね」

「はあ? お前を見てたんだろ。俺から見ても大人っぽくて綺麗なんだ。あの年代の女子高生が憧れるのも分かるわ」

「それは……どうかな?」

 

 沙希は俺から離れると、お手洗いに行くと告げて何処かに消えた。まあ、お手洗いなんだろうけど。

 仕方なく俺は、今の内に小銭を作っておこうと両替機を探す。沙希には風邪の看病をしてもらった恩もあるし、今日は全部俺が出すつもりだ。

 財布を出してきょろきょろしていると、さっきの集団の中の一人、女子高生が声を掛けてきた。

 

「あ、あのっ、お困りでしょうかっ」

 

 な、なんだ。カツアゲか。

 俺をカモだと思って近づいて来やがったな。

 まあいい。逆に利用してやろう。

 こちとら大学生だ。狡猾さの差を見せつけてやる。

 

「あー、いや。両替機の場所……」

 

 全然ダメじゃん、俺。うっかりキョドりそうになっちまったし。

 だがしかし、目の前の女子高生は俺より遥かにキョドっていた。

 

「こっ、こっ、こっちですっ」

 

 ニワトリの霊が乗り移った様に盛大に台詞を噛んだ女子高生は、俺の手を引いて、クレーンゲームの脇にある両替機まで案内してくれた。

 なんだ、いい奴だったのか。焦らせやがって。

 

「あのっ、良かったらLINEの交換を──」

「あー、悪い。連れと来てるんで」

 

 断ると、そそくさと女子高生は仲間たちの群れに帰っていった。

 

「ったく、何だよ今のは」

「逆ナン、てヤツだね」

 

 びくっとして振り向くと、ニヤニヤと口角を上げた沙希が立っていた。

 

「お前かよ、脅かすな。つーか逆ナンなんてあり得ないからな、俺に限って」

「今されたばっかりじゃない。ほら、見てごらん」

 

 沙希が目線を誘導したのは、先ほど案内してくれた女子高生の群れ。

 ちらちらとこちらを気にしながら、きゃいきゃいと盛り上がっている。

 沙希はそれを見てニヤリと笑いながら、俺を覗き込む。

 

「あれ、脇の所が解れてる。あの子たちを見たままで、ちょっと腕をまっすぐ挙げてみて」

 

 何だ。訳が分からんぞ。

 とりあえず云われた通り、女子高生たちに目を向けたまま腕を挙げる。

 

「「「キャー!」」」

 

 女子高生の群れから悲鳴が上がった。

 

「ほらみろ、お前が訳の分からんことをさせるから、怯えた女子高生たちが悲鳴を上げたじゃねえかよ」

「今のは悲鳴じゃないんだけどね……」

 

 まあ、誰に嫌われようが別に構わないけど。沙希がいりゃそれでいい。

 

『読モかな……』

『違うよ、若手の俳優さんだよ』

『クールだよねー、隣はやっぱり彼女なのかな』

 

 ……ふっ、陰口なんて恐くないもんっ。

 てか沙希さん?

 何故に頭を抱えているのん?

 

「まったく、あんたの鈍感力はたいしたもんだね」

「それ全然褒めてないよね?」

「褒めてるさ。ある意味絶賛だよ」

「なんなんだよ……」

 

 頭をがしがしと掻くと、また小さな悲鳴が。

 

「見ろ、あの子たちにトラウマ植え付けちまったじゃねーか」

「……鈍感なのかバカなのか、でもそんなあんたも好き」

「おう、俺もだ……って、公衆の面前で何云わせんだよ」

「あぅ、痛いってば」

 

 普段小町にする様に、つい沙希の脳天に軽くチョップを喰らわせてしまった。

 それを見て、また女子高生の群れが悲鳴を上げる。

 

『ドSだよっ』

『ツンデレだよ、いいなぁ』

 

 DVと誤解されない内に場所を変える方がいいな。

 

「おい、そろそろ行こう。何か目当てのゲームがらあるんだろ」

「じゃあ、腕組もうよ」

「根拠と理由がまるで分からん」

「いいから、ほら」

 

 沙希に腕を組まれた瞬間、女子高生の群れから「あー」とか「やっぱり」とか聞こえてきたが、それも良く分からん。

 世の中って、謎だらけですね。

 

  * * *

 

 クレーンゲームから離れて、ぶらぶらとゲームを眺めて歩く。

 

「で、どのゲームをしに来たんだ。麻雀か?」

「あんたの云う麻雀って、勝つと女の子が服脱ぐヤツでしょ。そんなのしないよ、馬鹿じゃないの?」

「うるせえ。脱衣麻雀は非リアの願望がたっぷり詰まった夢のゲームなんだよ」

 

 呆れ顔を向けた沙希はふいと視線を逸らして、ぽしょりと呟いた。

 

「……もうあたしの下着姿、見てるじゃん」

 

 ──うん。だからね。

 迂闊にそう云うことを口にしちゃうとさ。風邪の看病の時のことを色々思い出しちゃうだろうが。つーか何故看病なのに沙希さんは下着姿になったんでしたっけ。

 うむ、また謎が増えた。

 沙希も気がついたのか、あっと声を発して茹でダコみたいに真っ赤に染まる。何なら湯気まで立ちそうだ。

 そろそろ話を軌道修正してやるか。

 

「で、何のゲームがしたいんだ? 格闘系は苦手だぞ」

「そんなのじゃないよ」

 

 じゃあ何を、と聞き返す前に沙希は俺の腕を引っ張る。

 

「お、おいっ、せっかくの服が──」

「いいからっ、こっちだよ」

 

 沙希に連行されたのは、ゲーセンの中の一角。

 

「──プリクラ、か?」

「う、うん。ダメ……?」

 

 ずるい、サキサキずるいっ。こんな時に上目遣いされたら、もう逆らえないでしょうがっ。

 

「──わかった。一枚だけな」

「う、うんっ、ありがと」

 

 上機嫌で腕を絡ませるのは許容出来るのですがね、沙希のお山がね、二の腕にね、ぽよんぽよん当たるんですけどね。

 はい煩悩退散、煩悩退散。

 ビニールのカーテンを潜ると、そこはピンク色に包まれた異世界だった。

 

「何だこりゃ……」

 

 俺の戦慄を他所に、沙希はメモ用紙を取り出して画面を操作している。てかこいつ、下調べしてきたのか。

 まあ、こういう沙希の勤勉さには正直助けられているけどさ。

 

「こ、こっち、来て」

 

 上ずった声音で呼ばれる。沙希も緊張しているらしい。

 

「が、画面と同じポーズ、で……」

「え? 顔面が同じ坊主?」

「……殴るよ?」

 

 画面?

 プリクラってポーズも強制されるの?

 自由はどこにいった!

 板垣先生、先生が夢見た日本は滅んでしまいました。

 愚考しつつ画面を見ると、そこには抱き合う男女の姿。

 

「は、はぁ!? こんなの出来る訳ねぇだろっ」

「あ、あたしだって恥ずかしいんだよっ、ほら早くっ」

 

 ぐいと引っ張られて沙希の対面に立つ。

 

「ほら、画面を見て」

 

 画面の中。男は女の肩に手を回し、女は男の腰に手を回して身体を密着させている。

 つまり高濃度のハグ、抱擁だ。

 

「これはちょっと……ハードル高くないか?」

「そ、そう……だよね。ごめん」

 

 寂しそうな目をした沙希が下を向く。

 こいつ……そんなにプリクラを楽しみにしてたのか。

 お詫びの意味を込めて、俯く沙希の髪を撫でる。

 

「──悪かった。最初から撮り直そう」

「うん……ありがと」

 

 沙希が涙目で微笑んだ。

 ──今の顔やばい。

 めちゃくちゃキスしたくなった。

 辺りを見る。膝から上はビニールのカーテンで隠れている。

 ならば。

 

「沙希、こっち向け」

「ん?……むぅん!?」

 

 沙希を抱き寄せ顎を持ち上げて、乱暴に口唇を合わせる。舌をねじ込むと、ほんの少しの抵抗の後に開門された。

 

「むっ、んふ、すき……」

 

 沙希の言葉を耳に受けて、なおも激しく舌を絡め続ける。

 こりゃ沙希は後でメイク直さなきゃならない──

 

 激しい閃光。

 同時に鳴る「パシャ」という効果音。

 

 ……え?

 

「ちょ、ちょっと待て、今のは……むぐぅっ」

 

 一旦離した口唇に、今度は沙希が攻撃を開始する。

 

「はちまん、すき……すきぃ」

 

  * * *

 

 長い口づけを終えた俺たちは、プリクラのことなど忘れていた。

 

「──と、撮り直そうか」

「あ、うん」

 

 時間切れになった筐体に再びコインを入れ、今度は画面の指示通りに抱擁しつつ、シャッターを待つ。

 早く、撮るなら早くしてくれ。もう、理性が持たん。

 

 閃光、そしてシャッター音。

 さっきと同じ光と音。

 ということは、やはり。

 

 プリクラの受取り口にあったのは、二枚のプリクラ。

 上側の一枚は、ついさっきの抱き合った写真で、その下にあったのは……。

 

「こ、こ、これ……撮られて、た?」

「……そうみたい、だな」

 

 二人が深く口唇を重ねた写真だった。

 ──こりゃ絶対人に見せられないな。

 

 

 




今回もお読み頂きましてありがとうございました!

沙希は八幡とのプリクラが欲しかっただけなのに。
やはりこの二人は斜め下の結果を出してしまうんですね、
……ま、二人が幸せならいっか。

ところで「京葉ラブストーリー」はあと3話で一旦終了とさせて頂きます。
理由は「リアルの多忙」です。
夏前から自分を取り巻く環境が著しく変化し、執筆の時間を確保するのが難しくなってしまいました。更に年末以降は不休で働くことがほぼ決定的となり、終了の結論に至った次第です。
未回収の伏線も幾つかございますが、それは時間的な余裕が出来てから改めて書きたいと思います。

何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。

では、今回もお付き合い頂き、ありがとうございました☆

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