武装少女リリカル イチカによるIS   作:銭湯妖精 島風

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よぉ生徒会長、水の貯蔵は充分か?

 

 

シャルルが転入してきた翌日の早朝、私は いつもより早起きをして私事の作業を始める

 

内容は、挑戦状の内容と日時や決闘をする場所などを書き起こす事

 

恐らく、これが私に出来る最後の大仕事だ

 

この喧嘩で簪が勝とうが負けようがドッチでも構わない、何もかもを吐き出したら溝は埋まる筈だから

 

 

そう考えながら筆を置き、書状を丁寧に畳み立ち上がり振り返り

 

「おはようございます簪さん、貴女と彼女の喧嘩を始めましょう」

 

「・・・うん」

 

少し寝癖が立っている簪が頷くのを見届け、私は喧嘩の相手がいるであろう場所へ向かう

 

 

数分歩き、私は彼女がいる生徒会室の扉を叩き返事は聞かず中へ入る

 

「おはようございます更識生徒会長」

 

「あら、おはようイチカちゃん。なんの御用かしら?」

 

相変わらず人を食った様な笑みを浮かべニコニコしながら自身のデスクに座り尋ねてくる

 

この人は間違いなく私が簪の代理人だと分かった上で尋ねて来ている、この程度の事を対暗部の暗部たる楯無が知らない筈が無いのだから

 

だが、私のやる事は何1つ変わらないので、さっさと済ませてしまおう、正直 私この人が苦手だし

 

「今日は貴女へコレを渡す為に参りました」

 

私は手に持っていた挑戦状を彼女の前に置き

 

「この挑戦状は私が貴女へではありません、あくまで私は代理人ですので。詳細は中を御覧ください、日時は次の土曜日午後3時、場所は第6アリーナになります」

 

「委細承知したわ、ご苦労様」

 

彼女が了承し、挑戦状を手に取ったのを確認して

 

「それでは更識生徒会長、また土曜日に」

 

「えぇ、土曜日に」

 

相変わらずな彼女に背を向けて私は生徒会室を後にし早歩きで食堂へ向かう

 

早くしないと朝食を食べ損ねてしまうからだ

 

それは私にとって死活問題になってしまう、何故なら私は燃費が凄まじく悪い、兎に角悪い

 

朝食を抜いてしまったら最悪、餓死はしなくても生き倒れてしまう

 

何度か実体験している身には拷問過ぎる

 

なので、可能な限り急いで食堂へ行き、迅速に朝食を食べる

 

だから皆、お米食べよう、お米。ダイエットなんて不要、健全な精神は健全な肉体に宿る

 

つまり、正しい健康管理をしてこそなのだ!!

 

 

「・・・あれ?」

 

ボヤッと歩いていたら窓の遥か向こう側にチラッと見覚えがある銀髪が見えた気がしたので注視して見たが捉える事が出来なかった

 

「・・・見間違い、ですかね?そもそも・・・あの娘が来るなら連絡ぐらい有る筈ですし・・・ね?」

 

そんな独り言を呟きつつ、更に食堂への足を速めるのだった

 

 






忙しいですわー orz

予定していたネタが、飛んで虚空へ旅立っていきましたわ←


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