武装少女リリカル イチカによるIS   作:銭湯妖精 島風

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強襲、凰 鈴音

 

 

鈴が戦線布告をしてから早数時間、毎度の事ながら3時間目辺りから お腹が空いている私は例に漏れず彼と箒、最近加入したセシリアと共に食堂へ向かう

 

「あ、そういえば忘れいました。箒さん、今日の放課後は織斑さんをお願いします。私は所用が有りますので」

 

「うむ、了解した」

 

「今日は箒と剣道か、今日こそ勝つからな?」

 

「わたくし では無いのが残念ですわ」

 

やはり資質があるのかメキメキと成長を続けている彼

 

私が教えた事を直ぐにモノにして行くので教えるのが少し楽しい

 

私に用事が有る時はセシリアと模擬戦か箒と剣道をして貰っている

 

適材適所って奴だが、私的には箒サイドなので箒の割合が疑問を感じさせない程度に多くしてある

 

箒は知らないとは言え、彼女は大切なファースト幼馴染なのだから

 

そんなこんなで食堂に辿り付き、日替りランチとキツネうどん、洋食ランチとデザートに杏仁豆腐を購入する

 

無論、日替りの ご飯大盛りは忘れない

 

「待ってたわよ、一夏」

 

どーん と私達の前に立ち塞がる鈴、相変わらず小さい・・・敢えて何がとは言わない

 

「・・・凰 鈴音さん、そこは通行の邪魔になって食券が出せません」

 

「な、何よ。あんた!私は一夏に話し掛けたのよ?」

 

相変わらず沸点が低い娘だなぁと考えつつ

 

「私もイチカなのですが・・・まぁそれはそれとして、ラーメンが伸びますよ?」

 

「分かってるわよ!!くぅ・・・場所は取って置くから早く来なさいよ一夏!!」

 

猪突猛進な性格は変わらない様で言いたい事を言って律儀に5人掛けのテーブルを確保している

 

根は良い娘なんだけどなぁ

 

良くも悪くも裏表が無いから

 

そんな訳で食券を出して物を受け取り器用に運び鈴が確保してくれた席に座り

 

「席の確保、ありがとうございます凰 鈴音さん」

 

鈴に軽く頭を下げると

 

「このくらい構わないわよ、えーっと・・・」

 

サッパリした性格の鈴らしい言葉だな と感じつつ

 

「では自己紹介から、私はIS委員会より織斑一夏さんの護衛として派遣されましたイチカ・スカリエッティです。イチカでは織斑さんと混ざりますのでウーノとお呼び下さい、私が織斑先生や織斑さんに似ているのは偶然ですので悪しからず」

 

そう言い、手を合わせてから食事を始める

 

「私は篠ノ之 箒、一夏の幼馴染だ」

 

「へぇアンタがファーストか、私は凰 鈴音よ中国代表候補、私も一夏の幼馴染よ まぁ一夏曰くセカンドらしいけど」

 

とりあえず箒が彼にジト目で睨んで抗議しているみたいだが気にしない、気にしない

 

嗚呼ご飯美味しいなぁ

 

生きてるって素晴らしい

 

 






とりあえずこんなんで大丈夫ですかね?

やっぱり燃費が悪いイチカさんw

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