クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 銀河の守護者   作:オービタル

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ライダーGXさんの御許しで奴が復活します......


afterstory13:復活のD

惑星レムリック軌道上で陽弥達は侵攻してくるグリニア帝国艦隊と交戦し、エルダー人とレムリック人を死守していた。レオンのヴェルトサーガの修理及び改造され、『ヴェルトサーガ イグナイテッド』へとなり、高機動ブースターやコックピットが変わり、さらに頭部ヴァリアヴル・バルカンが追加されていた。そして折れたアーティファルソードの変わりに長短2本の刀『高周波プラズマブレード』でドローンを切り裂いた!

 

「やっぱり、アーティファルソードと違って重いなぁ........っ!!」

 

レオンは後方から来ていたドローンの攻撃をビームシールドで防御し、ハイパービームライフルで応戦する。

 

ジュン達のライザーメイルも空間戦闘用に改造されていた。

 

「スゲェぜ!俺のダッシュライザーッ!!ふぉ~~~っ!!!」

 

ジュンの新たなダッシュライザー"ダッシュライザー Xウィンガー"がX状のレーザーブレードウィングを展開させ、頭部ヴァリアヴル・ブラスターを乱射し、逃げているドローンを撃墜していく。

 

「やっほ~~っ!!」

 

ジュンが興奮していると、コモンが言う。

 

「ちょっと、ジュン!興奮していないで手伝ってくれよ~~!」

 

コモンもウィングライザーの改造機『ウィングライザー ジャスティスセイバー』がドローンを回避しながら後方に回り込み、翼に付けられているガトリングキャノンで追い撃ちを仕掛けた。アラドやリアースの方もそれぞれの連携でドローンを撃墜していく。アラドの『アースライザー ジュラシッカー』がビーストモードへ変形し、背部に追加された超兵器『スーパーカルネージ』を乱射する。リアースの『シャークライザー ハンターズ』も駆逐形態へ変形し、腰部のアンカーショットを撃ち込み、ドローンに突き刺さる。

 

「良し!」

 

ドローンがシャークライザーを引っ張り、リアースはブリティアルアローから両前腕部に装着された新兵器『ボルテッカー』の光の弓絃を引き離し、収束拡散ビームアローを放つ。勇人も皆に遅れを取らないよう、ゲイボルグとビームシールドを展開し、突撃形態へとなる。

 

「行け!クーフリン!」

 

クーフリンの脚部が露出展開し、内部のバーニアから火が吹き、とてつもないスピードでドローンに特攻する。ゲイボルグの槍先から高周波ビームスピアを放出し、ドローンや艦隊を突き刺していく。そしてシタデル艦橋では陽弥が指揮していた。

 

「ネザーの艦隊めが.........全軍を出してしまったのが悪かったようだなぁ.......」

 

陽弥は鼻で笑うと、前方にいるネザーの旗艦でネザーが怒鳴る。

 

「負けるなぁ!愚者共に我等グリニア帝国の恐ろしさを思い知らしめるのだ!!」

 

「第7、第8艦隊が援護要請と!」

 

「第3、第5艦隊が救援要請を!」

 

「うあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"~~~っ!!!!」

 

《っ!!?》

 

ネザーの突然の叫びに、クローン兵は驚く。

 

「ハァ.........ハァ.......ハァ..........こうなったら、デストロイアを出せ!それと陽弥・キデオンに通信だ.......良い考えを思い付いた......フフ」

 

ネザーが笑うと、モニター画面に陽弥が映った。

 

「よぉ、皇帝さん..........俺の何のようだ?」

 

「分かっているかもしれないが、確かに総統の力を侮っていた。ここは停戦をしようじゃないか?お互い平和の為に「何勝手にマナと家の弟子の一人であるシンディを連れて帰ろうとしているんだ?」え?」

 

「俺はなぁ、テメェの泣き叫ぶ姿が見たかったのに...........面白くないことを俺の目の前で見せてくれたなぁ♪」

 

「愚者がっ!!調子に乗ってんじゃねぇぞ!!」

 

その直後、モニターに映っている陽弥が揺れ出した。

 

「何だ!?」

 

「総統!シタデル第4ブロックに複数のデストロイアが侵入してきました!」

 

「何っ!!?ネザー、貴様!」

 

「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ♪引っ掛かったなぁ!通信で少し時間を稼いでいたんだよ!それにあんたはやっぱり、"御人好し"なんだよ!」

 

ネザーはそう言うと、通信を切る。そしてネザーが立ち上がり、クローン兵達に言う。

 

「ゼロを出せ!私自らシタデルを潰す!」

 

ネザーはニヤリと笑い、格納庫へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、シタデルの艦橋で陽弥は悔やんでいた。

 

「クソッ、やられた!まさかネザーの奴......デストロイアを管理していたなんて.....」

 

「総統!デストロイアと交戦しているとの報告が来ています!」

 

「........俺も行く、ブラム!」

 

「分かっている、指揮は任せろ!」

 

ブラムが変わり、陽弥はガイアブリンガーとレヴナントを手に侵入してくるデストロイアの排除へ向かった。

 

第4ブロック貯蔵庫ではデストロイアとヴァルキュリアス兵士達が交戦していた。パラメイルやセイクリッドメイルでデストロイアを抑え込むが他のデストロイアに襲われる者もおり、グレネードランチャーで応戦する者もいるが、返り討ちにされた。さらにデストロイアが侵入している破損した大穴から、グリニア帝国輸送艦が突進し、ハッチが開き、クローン兵と相手になる。陽弥がそこへ到着し、デストロイアを睨んだ。そして瓦礫の影に身を潜めているアヌビス人の兵士に状況を把握する。

 

「状況はどうなっている?」

 

「奴等は第4ブロックの外壁に穴を空け、そこから侵入しています!ですが修理班や破壊工作大部隊と護衛を向かわせましたが、敵の輸送艦隊の対空砲台に殺られています!」

 

陽弥は輸送艦の16基の対空砲台を見る。

 

「あれか.........良し!」

 

陽弥が瓦礫から飛び出し、輸送艦へ突撃していく。3基の対空砲台が此方へ向かってくる陽弥に気付き、迎撃してきた。陽弥は砲台の攻撃を回避しながらレヴナントを乱射する。しかしレヴナントのようなヘビーマシンガンの威力では、対空砲台を破壊することはできなかった。陽弥は瓦礫の中に隠れ、舌打ちした。

 

「チッ!輸送艦にも装甲を付けられているのか、厄介だなぁ」

 

陽弥は考えていると、側に破壊工作兵士の死体が転がっており、背にブーメランボムを背負っていた。陽弥は砲台とブーメランボムを見て、閃く。

 

「そうだ!」

 

陽弥はそう言うと、ブーメランボムを持って砲台へ突撃していった。砲台は陽弥が来たことに射ち始めた。華麗なアクロバティックで回避する陽弥はブーメランボムを紐に付け、回し始めた。

 

「オラァッ、行けっ!!」

 

ブーメランボムにつけた紐が真っ先に砲台に絡み付き、爆発した。そして陽弥は光の爪を展開し、爆発で装甲がボロボロになっている砲台を抉じ開け、輸送艦の中へと入り込み、内部のクローン兵を薙ぎ倒していき、砲台を奪い、デストロイアに向ける。

 

「喰らえ!」

 

砲口からビームが発射され、デストロイアに直撃する。デストロイア達も砲台の中にいる陽弥を発見し、攻撃体制へと入った。

 

『目標確認........消去する!』

 

デストロイアのアームからビームが放たれ、砲台が爆散した。すると中から光の腕とさらに至る所が龍化している陽弥が飛び出し、光の爪でデストロイア二機を切り裂いた。

 

「っ!」

 

陽弥を殺そうと、グリニア帝国のクローン兵が銃を構えるが、陽弥はバイオティクスを使い、広範囲にいるクローン兵を宙に浮かせた。そしてレヴナントを取りだし、宙に浮いているクローン兵に向けて発砲した。するとデストロイアの増援が来て、陽弥は囲まれた。

 

「チッ!」

 

デストロイアがビームガンを発砲しようとした直後、デストロイアの後方からエルダーの小型艇である"ソル"がシタデルに入り込み、ホバリングで二問のフェイズキャノンを使い、デストロイアを破壊していく。

 

「あの小型艇..........やっぱり!」

 

陽弥はソルに乗っているフェイズに気付く。

 

「僕だって!......僕だって!今度こそ、守って見せる!!」

 

フェイズは決意し、デストロイアを殲滅した。そして急いで修理班が来て、空いた大穴を塞ぎ始めた。フェイズはソルから降り、陽弥と出くわす。

 

「決心したようだな♪」

 

「はい、僕も陽弥さんと共に行かせて下さい。もう一度、守りたいのです........」

 

「分かった♪」

 

陽弥が笑顔でフェイズにヴァルキュリアスの軍服を渡す。すると軍服が粒子になり、フェイズの服を変えてくれた。

 

「行こう、レオン達の所へ!」

 

陽弥はマスクを被り、エルダー製のチャージ式プラズマキャノンを持ち、ソルに乗り込む。

 

「はい!」

 

フェイズもソルに乗り込み、レオン達がいる宙域へと向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、レオン達は迫り来るデストロイア達に苦戦していた。

 

「コイツら、ハイパービームライフルが効いていない!」

 

レオンがハイパービームライフルで応戦するが、デストロイアの合金がヴェルトサーガのハイパービームライフルを拡散、無効化されていた。レオンは何とか高周波プラズマブレードで受け流しながら回避するが、時間の問題でもあった。

 

「クソッ!アーティファルソードがあれば.......!」

 

するとレオンに通信が入る。

 

「レオンさん!新しいアーティファルソードが完成しました!今から、コンテナにロケットブースターを付けてそちらへ送ります!」

 

シタデルのカタパルトからブースターが付けられた縦長いコンテナが射出された。レオンは高周波プラズマブレードで時間を稼ぐ。そして、

 

バリィィンッ!!

 

とうとう、高周波プラズマブレードが折れてしまい、絶対絶命になった直後、レオンの方にコンテナが向かって来た。

 

「あれか!」

 

そしてコンテナが開き、中から銃剣と化した改装されたアーティファルソード。その名も"アーティファルソードⅡ"へとなっており、レオンはヴェルトサーガに言う。

 

「ヴェルトサーガ!」

 

「応!」

 

ヴェルトサーガの装甲の色が青へ変色し、次元跳躍した。そしてレオンはアーティファルソードⅡを掴み取る。

 

「行くぞ、デストロイア!!」

 

レオンはアーティファルソードⅡをライフルモードに切り替え、ハイパーノバビームを放つ。ハイパーノバビームの高周波荷電粒子がデストロイアの装甲を溶かし、さらに掠れただけで、装甲巡洋艦を撃沈した。

 

「凄い......!」

 

そしてアーティファルソードⅡをソードモードに切り替えた。アーティファルソードⅡの金色の刃から高周波エネルギーブレードを放出し、デストロイアを両断していく。それと同時に他のデストロイア達がビームガンで応戦してきた。レオンはアーティファルソードⅡをライフルモードに切り替え、さらにハイパービームライフルでの二丁で向かってくるデストロイア達に目掛けて、ハイパービームとハイパーノバビームを乱射する。

 

「早速、試して見るか!」

 

レオンはそう言うと、ヴェルトサーガに言う。

 

「ヴェルトサーガ、陽弥と同じ.......龍装光を使う!」

 

レオンは心の中で念じ、唱えた。

 

「俺も.......皆を守れる力を.....天空龍皇よ、俺に力を!」

 

「天・龍装光!!」

 

レオンが叫ぶと同時にスピリットリングが強く輝き、ヴェルトサーガが光だした。

 

「何だ!?」

 

ネザーが強く光る物を見る。そして光が消え、現れたのは美しい純白の装飾、六つの翼であるシャイニングウィングが展開し光輪を描き、背部に連装型大出力エネルギービーム砲『スーパーオメガブラスターキャノン』搭載されたヴェルトサーガがいた。

 

「決めるぞ!ヴェルトサーガ!」

 

「応!」

 

すると背面のスーパーオメガブラスターキャノンが肩部に肩部のセンサー内蔵マウントと連結し、さらに肩部のオメガブラスターが展開され、発射形態へとなる。背部のシャイニングウィングがレムリックを太陽光でチャージする。そしてレオンはデストロイアに向けて叫んだ。

 

「くたばれぇぇぇぇっ!!!!」

 

オメガブラスターとスーパーオメガブラスターキャノンから大出力の竜巻状のビームが発射し、デストロイアを含め、ネザーの艦隊が原子分解されていく。ネザーは間一髪の所で回避し、慌てる。

 

「何だ、あの兵器は!?」

 

その時、ネザーの所にクーフリンがゲイボルグを突き付け、突撃して来た。

 

「ネザーァァァァッ!!」

 

ネザーはオロジャーグとマガダイトウで防御する。するとコックピットが開き、勇人が出てきた。

 

「アイツ.........まさか!?」

 

「変身!」

 

勇人の体が光だし、光の巨人へとなり、ゼロの頬を殴る。

 

「グッ!!」

 

「痛いだろ!僕から受けるダメージは!!」

 

「ほざけぇぇぇぇぇ!!!」

 

ネザーがゼロの四つの目でフラッシュバンを使い、眩い閃光で勇人を目くらませた。

 

「うっ!!」

 

閃光が終わった直後、ネザーは勇人を蹴り付け、小惑星に衝突した。

 

「憎いか!?私が!.......憎いだろうなぁ♪」

 

「クッ!」

 

「貴様には、俺を殺せない..........何故なら、生体ユニットとなっている我妻とスカイネットがあるからなぁ♪」

 

「ネザーァァッ!!」

 

すると勇人のジオが赤く点滅する。

 

「え!?まだ10分も経っていないのに!?」

 

「簡単な事だ.......フラッシュバンを使用したときに、オロジャーグから出るオーラで、お前の活動限界を7分早めたんだ♪」

 

ネザーは笑い、マガダイトウから赤黒い雷撃を放った。

 

「うあああああああっ!!!」

 

勇人は倒れ、起き上がろうとするとネザーが踏みつける。

 

「グッ!!」

 

ジオの点滅がさらに加速し、勇人の姿が段々と変わっていく。頭から角が生え始め、鋭い爪と牙、野獣のような瞳になっていく。

 

「クッ!....グルルルルルルッ!!」

 

「良いね!良いねぇ!その眼差し♪」

 

「ガルルルルッ!!」

 

勇人が段々と獣に変わっていく姿に陽弥達は驚く。

 

「あれは!?」

 

「マズイ!フェイズ、頼む!」

 

「はい!」

 

フェイズが急いでソルの出力を上げ、勇人の所へ向かうと、ネザーがオロジャーグからギガオロチを呼び出し、此方に向かってくるソルに襲い掛かった。フェイズはソルを旋回させ、ギガオロチの攻撃を回避した。

 

「さぁ!荒神よ!......その勇ましき獣の目で、真の姿を現すが良い♪」

 

「グッ!!......ガァッ!.......ガァァァァァァァッ!!!!(嫌だ!......止めてくれ!.......止めてくれぇぇぇぇぇっ!!)」

 

勇人の体から禍々しき闇が溢れ、勇人を包み込んだ。そして勇人の意識が封印され、光の巨人から禍々しきワイバーンレックスへと変わった。漆黒に染まった外殻、赤黒い縞模様、背中には鋭く尖った棘が並んでおり、目は血で赤く染まっており、血の涙が流れていた。

 

「あれは!?一体何なんだ!?」

 

ジュンが問うと、陽弥は答える。

 

「"暴龍".......その名の通り"血肉を求めし喰らう、荒ぶる魔神龍"だ」

 

「ガァァァァァァァッ!!」

 

勇人は大咆哮を上げた直後、オロジャーグとディザスターに異変が起こった。

 

「ん?」

 

ネザーがオロジャーグとディザスターを見た直後、ディザスターから禍々しく血に染まった蛇達が出てきて、ゼロやネザーに取り付く。

 

「止めろ!止めろ!何なんだこれは!?」

 

蛇がネザーを締め付け、蛇の大群の中から角が生えた大蛇が現れ、ネザーの頭ごと飲み込み始めた。

 

「助けてくれぇぇぇぇぇっ!!」

 

ネザーは断末魔の悲鳴を上げながら、大蛇に喰われた。そして胃袋の中で骨が砕かれる音が響く。

 

バキバキィッ!!ビキビキッ!!ベキベキィッ!!

 

《ッ!!!?》

 

陽弥達は骨が砕かれる音を聞き、驚く。

 

「蛇剣が......ネザーを喰った!?」

 

するとマガダイトウが黒い大蛇へと変わり、ゼロの入れ墨になる。すると入れ墨が喋りだした。

 

「我、ここに復活を果たせん!」

 

「その声は!!?」

 

レオンがその声に聞き覚えがあった。さらにジュンやコモン、アラド、リアースも驚く。

 

「「「「「まさか!?」」」」」

 

「久し振りだなぁ、レオン・マクライト........」

 

「「「「「ドレギアスッ!!?」」」」」

 

「ハハハハハハ!!これがギガオロチの力"怨念"か!体中に数多の世界に存在し、敗北したエンブリヲ達や全ての怨念が伝わる........」

 

ドレギアスはゼロを動かす。

 

「このゼロと言う生命体も悪くない♪」

 

ドレギアスはゼロの体を馴染ませていると、暴龍化した勇人がドレギアスに襲い掛かった。

 

「?」

 

ドレギアスはゼロの力でマナの大障壁を展開した。しかし、暴龍化した勇人の力が強く、マナの大障壁が崩れた。

 

「何?」

 

ドレギアスは驚き、勇人がゼロに噛みついてきた。

 

「血肉を求めし龍か.......なら、」

 

ドレギアスはそう言うと、オロジャーグを取り出す。

 

「常しえの蛇龍よ、この荒神を眠らせよ......」

 

するとオロジャーグからギガオロチが現れ、口から強力な催眠ガスを吐く。勇人はギガオロチの催眠ガスを浴びてしまい、睡魔が襲ってきて、倒れた。

 

「この小僧は貰っていくぞ.......」

 

「待てぇっ!!」

 

陽弥がエルダー製のプラズマキャノンを構える。ドレギアスは勇人を抱え、何処かへ連れ去ろうとした。そして陽弥がプラズマキャノンでドレギアスをロックオンする。

 

「墜ちろ!!」

 

陽弥はプラズマキャノンのトリガーを引き、プラズマキャノンで追撃すると、ドレギアスはゼロの口から光の玉を吐く。するとプラズマ弾が光の玉に直撃し爆発した。

 

「フレアか!!?」

 

爆煙が晴れると、ドレギアスが指から黒い球体を出現させた。

 

「お前達に良い狭間がある.......そこへ吹き飛べ!」

 

ドレギアスが黒い球体をシタデルへ投げつけた。するとシタデルを含む陽弥達が黒い球体に呑み込まれ、宙域から消えた。

 

「飛んだ先は.....天国か、地獄か.......それとも......」

 

ドレギアスはそう言うと、勇人を連れて、何処かへ消えた。

 

『クロスアンジュ 銀河の守護者 afterstory"Lost Souls"(囚われし魂)』chapter02『revenge』END


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